近江神宮はかるたの聖地。人気漫画の原作にもなったスポット

トラベルパートナー: Takeshi

出身地は京都。得意なエリアは関西近郊です。 日本全国様々な町を野に咲く花のように風に吹かれながら旅をしています。 そんな旅先で出会った人達とのふれあいや素晴らしい風景を写真で皆様にお届けしたいと思っています。 グルメ好きで特におむすびが好きなので、地元グルメも紹介したいと思っています。よろしくお願いします。

めっちゃえぇとこやし来てや~

大化の改新を行った中大兄皇子といえば、ぼんやりでも思い出す方が多いのではないでしょうか。中大兄皇子、つまり第38代天皇である天智天皇が祀られているのが近江神宮です。ここは、かるたや時計などの聖地としても有名です。聖地といわれる由縁や魅力を紹介します。

天智天皇が祀られている近江神宮へ行こう

天智天皇が祀られている近江神宮。さまざまなご事績がある天智天皇ゆえ、近江神宮には数々の見所があります。

ちはやふるの舞台にもなった近江神宮

近年、漫画やアニメ、映画で話題になった「ちはやふる」。ちはやふるの舞台となった神社が実在しているのはご存知でしょうか。それが、近江神社です。近江神宮は、滋賀県大津市の大津京跡に鎮座している神社で、第38代天智天皇が祀られています。ちはやふるの物語のテーマとなっている百人一首かるたをはじめ、時計・流鏑馬の聖地としても知られています。

たくさんの歌碑がある近江神宮

産業・文化の守護神として知られる一方、天智天皇は学芸の神様としても有名で、近江神宮には歌碑や句碑が奉納されています。また、10個ほどの歌碑や句碑が境内に点在しています。写真は「さざなみのしがの山路の春にまよひひとり眺めし花盛りかな」という保田與重郎の歌碑です。蕎麦屋・善庵の前にあるので、見てみてください。

本殿下にある手水舎

お詣りをする際には、手水舎で水を汲み身を清める必要がありますが、近江神宮の手水舎は、本殿より少し離れた場所にあります。本殿から正面階段を下った場所にありますので、お清めを忘れないようにしてください。なお、ここの手水舎はやや大きめの石をくり抜いたものなので、小さなお子さんをお連れの際は注意しましょう。

圧倒的な存在感の外拝殿

近江神宮は、外拝殿、内拝殿、本殿が全て繋がっており、外拝殿の奥に内拝殿、その奥に本殿があります。内拝殿の上横に千本鰹木があるのが本殿です。祭事や御祈祷が行われるのは内拝殿。一般の参拝は外拝殿までなので、外拝殿から本殿に向かって参拝します。重厚な存在感を放つ外拝殿は、見ているだけで背筋がスッと伸びるでしょう。

境内にある日時計

境内には日時計があります。日時計とは太陽の位置によって時を知らせる時計です。天智天皇は時計を広めたことで知られ、そのため時計が奉納されている場所が多く存在。また、境内には時計修理をしてくれる時計工房がある他、時計職人を育成する時計学校、時計について深く知ることができる時計の博物館もあります。

世界最高精度の精密日時計

近江神宮にある、5分刻みで時間がわかる世界最高精度の日時計。時計宝物館の前にある朱色の日時計がそれです。西側には、ロレックス社から奉納された古代火時計もあります。さまざまな種類の時計があって、時計を見るだけでも楽しめます。時計台は鳩の巣になっているので、鳩の糞などには注意してください。

お宝物の時計が展示してある時計館宝物館

時計宝物館には、四角い台の上に置かれた櫓時計やお香で時間を知らせる香時計、水の落ちる量によって時を知らせる漏刻が展示してあります。漏刻は、日本では天智天皇が初めて作ったといわれている時計。2階は重要文化財の楼閣山水図屏風や、さまざまな茶器や絵画が展示してある宝物館となっています。なお、時計宝物館は有料です。

かるたの聖地ならではの授与所と休憩所

お守り、おみくじ、御朱印などを手に入れることができる授与所の隣に、休憩所があります。かるたの聖地らしく、休憩所には百人一首が飾られています。休憩しながら覚えている句を探すのも一つの楽しみ。授与所の受付時間は9時から4時30分、御祈祷は4時までとなっています。

天智天皇の御製碑

社務所前には3つの歌碑がありますが、それらの南側にあるのが天智天皇御製碑です。天智天皇が詠まれた歌であり、百人一首一番目の歌にあたる「秋の田の刈穂の庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつゝ」が刻まれています。

近江神宮には天智天皇にまつわるものが多く存在しますが、お墓(古墳)はありません。天智天皇陵は、近江神宮より西の京都市山科区にあります。

かるたの聖地近江勧学館

ちはやふるでかるた対戦会場の舞台となっていたのが近江勧学館です。アニメや映画だけでなく、ここでは実際にかるたの名人戦やクィーン戦が行われています。

ちはやふるファンなら、必ず訪れたい場所ではないでしょうか。かるた大会以外にも研修、宿泊にも利用できます。天智聖徳文教財団により運営されている教育施設です。

住所|〒520-0015 滋賀県大津市神宮町1番1号
営業時間|9:30~16:30
定休日|なし
電話|077-524-3905
公式サイトはこちら

セルフサービスのおみくじ

授与所でもおみくじを引くことができますが、楼門階段下でもおみくじを引くことができます。生まれた年月によって引くおみくじで、なんとセルフサービス。セルフサービスのため、24時間おみくじを引くことができます。

おみくじを引こうと思っていたのに、授与所が閉まっていた!というときでもこちらに来れば引くことができます。

蕎麦の達人が蕎麦を作る善庵

登録文化財の建物で、蕎麦の道を究めたご主人が提供する美味しいお蕎麦を食べることができる善庵。ここは、元々は参拝者の休憩所でした。近江神宮周辺には飲食店が善庵のみしかありません。お腹が空いたらぜひ立ち寄ってみてください。境内南側駐車場前にあります。

住所|〒520-0015 滋賀県大津市神宮町1番1号
営業時間|11:30~15:00
定休日|不定休
電話|077-521-1207
公式サイトはこちら

近江神宮へのアクセス

車でのアクセス

大津ICから約15分。R161を通り柳ケ瀬交差点を右折し直進すると到着します。京都東ICからは約15分。西大津バイパスを通り南志賀出口を出て、そこから約5分です。無料駐車場があり200台収納可能。お正月のみ有料となり500台駐車可能です。

住所|〒520-0015 滋賀県大津市神宮町1番1号
営業時間|6:00~18:00
定休日|なし
電話|077-522-3725
公式サイトはこちら

電車でのアクセス

JR湖西線大津京駅より京阪電鉄京阪大津京駅で乗り換え。京阪近江神宮前駅下車徒歩約10分。写真のラッピングカーは1時間に1本程度走っています。

住所|〒520-0027 滋賀県大津市錦織2丁目7
営業時間|9:00~19:00
定休日|なし
電話|06-6945-4560
公式サイトはこちら

まとめ

お詣りするだけでなく、日時計を見たり、かるたの聖地を訪れたりと、さまざまな楽しみがある近江神宮。ちはやふるが好きな方はもちろん、昔、百人一首を楽しんでいた方にもおすすめです。訪れれば、久しぶりに百人一首をしたくなってしまうかもしれません。