オルビエートは美しい天空都市。ゴシック建築の宝石大聖堂は必見

公開日:2019/1/21 更新日:2019/6/25

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出身地は大阪。得意なエリアは関西。 歴史的建築物や美術館巡りが好き。観光地に一緒に行くのは主に家族や友達。 美術館には一人で行くことが多いです。 旅行前に頭に入れておくとよりそのスポットが好きになれるような情報を発信していければと思います。
ローマから日帰りで行ける天空の町

天空の城のようなオルビエート。お洒落な街イタリアにある、とても美しい丘上都市です。崖の上にあるこの街は、ただ街を歩いているだけでも幸せな気持ちにさせてくれる素敵な場所。ワインをお目当てに足を運ぶのもおすすめです。

世界一美しい丘上都市を訪ねよう

イタリアのウンブリア州にあるオルビエート。ここは、昼も夜も美しい街です。世界一美しい丘上都市と呼ばれるその場所は、季節によっても違った美しさを感じさせます。エトルリア人が築いたエトルリア都市を、あなたも見てみませんか。

オルビエートは天然の要塞の上に立つ街

世界一美しい丘上都市オルビエート。ここは、古代ローマ以前エトルリア人によってつくられた場所です。断崖絶壁の丘の上に広がるオリビエートは、石灰岩の崖の上につくられたブドウ畑とオリーブ園に囲まれています。

治安が良くアクセスも良好

オルビエートは、治安が良く小さな街なので、一日観光にもおすすめです。ここに残るお墓も、エトルリア文明の最も重要な遺跡。ローマから1時間で行けるのも魅力です。街の中央には14世紀のゴシック建築の宝石と言われている大聖堂があります。

雲の上に浮かぶ天空の城

およそ4万人が暮らすオルビエートは、日本の前橋市と姉妹都市でもあります。歴史あるオルビエートは、新たな住居建築が禁止。そのため古い街並みが今でも残っています。秋から冬は霧が立ち込めるため、まるで雲の上に浮かぶ天空の城のように見えます。

オルビエートの見どころ

美しいオリビエートは、見どころもたくさんあります。外から見る霧の中に浮かぶ様子も素敵ですし、大聖堂も必見。古い建物や可愛い雑貨屋さんもたくさんありますし、綺麗な街並みもとても美しいです。ゆっくり楽しみましょう。

町の中心部へ向かおう

宮殿をはじめ、住居は全部中心部に集中しています。かつて、ここは教皇の隠れ家でもありました。中心部に行く際は、ケーブルカーを利用して駅に向かいそこから徒歩かバスを利用するのがおすすめです。中世の街並みをゆっくり満喫しましょう。

中心部には12~13世紀の建物が多く存在。凝灰岩や玄武岩を用いた特徴的な家が並んでいて、石畳が辺り一帯に敷かれています。曲がりくねった細い道も多数見られ、数多くのアーチが独特のお洒落な雰囲気を生み出しています。

この街は治安が良いので、安心して街歩きを楽しむことができます。素敵な雑貨屋さんや陶器屋さんも多く、見ているだけでもテンションが上がってくるようです。ただし、英語が通じないお店が多いのでそこは注意が必要です。

昼は昼で明るくてお洒落な雰囲気が感じられるのですが、日が落ちるとまた違った印象になります。夕方になると、あたりが柔らかいオレンジ色の光によってライトアップ。暗くなっても開いているお店もあります。

お日様の下で、風を感じながら食べる食事は感動もの。イタリアでは、テーブルが路に出されているお店をよく目にしますが、ここでも同じようなお店が多数あります。ブドウ園が多くワインの産地であるため樽が置かれているところもあり、その様子も素敵です。

街の西のはずれに、S.Giovenale広場があります。ここは、オルビエートの周囲を眺められるとっておきのスポット。ぜひ足を運んでみてください。ウンブリアの田園風景はとても美しく、緑のハートと言われています。

街の中心にはオルビエートのドウオーモ

それほど広くはない街のドウオーモと比較すると、そのサイズの大きさに驚くかもしれません。オルビエートのドウオーモは、ゴシック式の豪華な聖堂。きらびやかな美しいモザイクで飾られている正面ととがった屋根が特徴的です。

建造されたのは、13世紀末~14世紀半ばとされています。当初ロマネスク様式で着工した教会ですが、ゴシック様式で完成しました。ファサードはイタリア屈指のゴシック建築の傑作。繊細な彫刻が素晴らしいバラ窓や、聖母の戴冠がモザイクで描かれている破風も目を引く美しさです。

3世紀にわたり、のべ33人の建築家と152人の彫刻家、90人のモザイク師、68人の画家によって建設されたドウオーモ。シエナ派のリッポ・メンミの絵があり、こちらも必見です。点灯マシンは50セントで使うことができるので、利用するのもおすすめ。良く見えます。

チケットが必要な方は、ドウオーモ前にあるツーリスト・インフォーメーションに行ってください。横にあるお土産ショップで購入できます。現在はドゥオモとサン・ブリツィオ礼拝堂どちらも、入場券4セントとなっています。

ドウオーモ内にあるサン・ブリツィオ礼拝堂

ドゥオモの右奥にサン・ブリツィオ礼拝堂があります。素晴らしいフレスコ画もあり、見どころは少なくありません。ルカ・シニョレッリの最後の審判や、善人と悪人の識別。フラ=アンジェリコの作品もあります。

サン・ブリツィオ礼拝堂は入場制限があり、一度に入れる人数は25人となっています。そのため、観光ハイシーズンは待つこともあります。



不思議な井戸サン・パトリツィオ

ケーブルカーの上り口そばにカヘン広場があります。その近くにあるサン・パトリツィオは、16世紀にローマから避難してきた法王クレメンス7世によって造られたものです。深さ62メートル。70の窓が階段を明るくしています。

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248段の階段があり、二重の螺旋階段になっています。これは、水汲み用と汲んだ水を持って登るためにつくられた設計。滑りやすいので、歩きやすい靴を履いていくことをおすすめします。途中でリタイヤできませんので、歩く自信がない方は避けた方が安心です。

断崖絶壁のそばに井戸があります。その裏手にある展望広場から見えるウンブリア。オリビエートの観光パスで入場できるのですが、インフォメーションセーターまで行きカードを見せて入場チケットに交換する必要があります。

Address Piazza Edouard Cahen, 05018, Orvieto, Italy
Hours 11月-2月:10:00-17:00(切符売り場は16:45まで) 3月-4月、9月-10月:9:00-19:00(切符売り場は18:45まで) 5月-8月:9:00-20:00(切符売り場は19:45まで)
Closed 不定休
Tel +39 0763 343768
Web https://www.orvietoviva.com/pozzo-di-san-patrizio/

オリビエートの名産品を紹介

ワインも有名なオリビエートは、ワインの流れる街と呼ばれたこともあるほど。ぜひこちらも味わってみたいところです。また、陶器や木の置物なども有名なので、気に入ったものを購入するのもおすすめです。良い旅の記念になってくれることでしょう。

オリビエートはワインの産地

オルビエート・クラッシコの白ワインはとても有名で、ウンブリア地方で最も古いワイン。特徴は、甘く感じられるところです。DOCに、アッボッカート(薄甘口)、アマビレ(中辛口)、ドルチェ(甘口)、Rosso Orvietano(ロッソ・オリヴィエターノ)が認められています。

オルビエートの陶器は大人の雰囲気

陶器産業が盛んであることも有名なオルビエート。オルビエートの陶器は黒と緑がベースになっており、チェラミカと呼ばれています。街を歩いていると陶器屋さんがたくさんありますので、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。

ミケランジェリの木の置物

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Incanto ?#Orvieto#michelangeli

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オルビエートの名産品である、ミケランジェリ。手彫りの動物などが有名です。いろいろなものがあって、目移りしてしまう方も多いのではないでしょうか。また、このほかにもベッドや食器棚、テーブルなど大きな作品などもあります。手作りなのでそれなりに高価ですが、洗練されたデザインの品物ばかりですよ。

ずっと見ていたい素敵な作品

街を歩いているといくつかの工房やお店がありますが、ミケランジェリという工房が発祥と言われています。なんと2世紀以上も続く老舗。街のいたるところに、ミケランジェリ作のベンチがあります。

Address Via Michelangeli, 3 - 05018 - Orvieto (TR) ITALY
Hours 9:00-13:00、16:00-20:00
Closed 水曜日午後、日曜日
Tel +39 0763 342660
Web http://www.michelangeli.it/

オリビエートの散策にお得なパスCarta Unica Orvieto

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#orvieto#beautifulplace#??italy#?

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観光パスCarta Unica Orvietoは、ケーブルカーやバスも利用することができる便利なパス。有効期限がないのもうれしいところです。値段は20セント。いろいろなところで利用できますし、使い方も簡単ですから購入を検討してみてはいかがでしょうか。お金を有効に使って、楽しい旅をたくさんお楽しみください。

オリビエートへのアクセス

電車でのアクセス

ミラノセントラル駅から乗る場合は、オルビエートまで5時間かかります。フィレンツェからオルビエートまでなら、約1時間40分~2時間。ローマからからオルビエートまでなら、およそ1時間です。



ケーブルカーでのアクセス

中心地に行く場合は、ケーブルカーFunicolare(フニコラーレ)を利用するのがおすすめ。オルビエート駅前のFUNICOLAREと記載がある建物から、およそ5分で到着します。月曜~土曜日の営業時間は、7:20~20:30。10分ごとに運行。

日曜日と祝日は、8:00~20:30まで利用可能で、15分ごとに出ています。バスも利用できますが、こちらは1日3本のみです。

Address Orvieto,ITALY
Hours なし
Closed なし
Tel なし
Web なし

まとめ

オルビエートは世界一美しい丘上都市として、広く知られています。ドウオーモや、特徴的な井戸であるサン・パトリツィオなど、見どころもたくさんあります。おいしいワインを飲んだり、素敵な陶器を買ったりしてぜひオルビエートで楽しい時間をお過ごしください。