旧下関英国領事館は古き美しさを感じるたたずまい

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出身地は神奈川県。得意なエリアは山口県で山口県をメインで書いていきますが、神奈川県、今後留学予定のオーストラリアもメインにしていけたらいいなと考えています。 海や山など自然が大好きで自然を満喫する旅、趣味のダイビングができる旅を好んでいます。また、食べることも大好きなので、美味しいものを見つけることも好きです。

旧下関英国領事館で建物の上品さを体感するほ!

1999年、国の重要文化財に指定された旧下関英国領事館。1941年まで使用された、領事館として建てられた現存する最古の建築物です。夜にはライトアップされ、異国情緒漂う雰囲気を漂わせています。そんな明治期の外交関連施設の典型として、歴史的価値をもつ旧下関英国領事館を紹介します。

旧下関英国領事館は現存最古の領事館建築

下関市の中心地だった、唐戸にある旧下関英国領事館。保存修理のため2008年から休館をしていましたが、2014年にリニューアルオープン。外観の雰囲気をそのままに、記念館や市民ギャラリーとして活用されています。

下関が西日本の外交都市だったことを示す領事館

古くから港町、宿場町として栄えた唐戸。そこに建つ旧英国領事館の存在は、下関が西日本の外交拠点であったことを表し、その中心が唐戸だった証です。現代へ入り、新幹線の開通によって唐戸は、往事の勢いを一時的になくしましたが、国内最古の現役郵便局である下関南部趙郵便局や山口銀行別館など、歴史的な建物が点在し、栄えていた頃の名残をみせています。

それは、長州と呼ばれたころから明治、大正、昭和の初期まで、唐戸が下関の重要な土地だったことを示すものなのでしょう。近年、再開発事業が行われ、旧下関英国領事館を代表とした、歴史ある街の魅力を残したまま、唐戸は新しく生まれ変わろうとしています。

旧下関英国領事館の美しい外観

明治期の駐日英国大使アーネスト・サトウの具申により、明治34年に英国領事館が下関に設置されました。その後明治39年に新たに建てられたのが、現在の旧下関英国領事館です。

1941年まで使用された領事館は、赤レンガと白い石材のコントラストが美しく、煙突をもつ階段状のステップ・ケーブル、長方形の窓などの美しい外観は、西洋建築の良さを取り入れたものです。ベランダへの入り口はアーチ状にかたどられ、庭を望むテラスからは、関門海峡が一望できるようになっているなど、仕事をするだけでなく、優雅さも取り入れられた英国人らしい建物となっています。

旧下関英国領事館の楽しみ方

バラや季節の花に迎えられる入り口

歴史のある建物だけでなく、旧下関英国領事館は花の名所でもあります。英国王室チューダー朝のバラの紋章にちなみ、敷地内には4つの花壇には、女王の名のついた品のよいピンクのクィーン・エリザベス、鮮やかな赤が目をひくキャリスなど、10種類のバラを見ることができる名所にもなっています。

入り口にもタンブラーに植えられたバラが飾られますが、季節によっては他の花が並びます。写真を撮ったときに並んでいたのは、チューリップの花でした。

領事や海事監督官の執務空間だった

当時の領事館の雰囲気を十分に感じられる1階フロア。旧領事室は、暖炉の前に当時の椅子やテーブルが置かれ、当時の部屋の様子が再現されています。この部屋は写真撮影も可能です。

旧海事監督官室は、領事館の歴史や保存修理の過程を32インチのモニターで見ることができます。他にも旧文書室を使った唐戸の街の変動が見られるヒストリールーム、赤レンガの建物を違った角度から見られる中庭、旧書記官室は施設を案内してくれる受付と、ショップが併設されています。ショップには、英国グッズやピーターラビットの姿が見られます。10種類以上の紅茶のティーパックは、お土産としておすすめです。

旧下関英国領事館の隠れた見どころ

現役の2階の暖炉

上品で格の高さが伝わる旧英国領事館。見どころも格式を感じさせる場所と意外な失敗が見られるところと多彩です。

2階にあるのは、インテリアとしての飾りではなく本格的な暖炉。毎年冬になると、この暖炉に薪をくべ火を起こします。部屋を温かく包む現役です。暖炉の中で揺れる炎、パチパチと音を立てる薪。これだけを見るために、訪れる人も多くいます。

ミスもときが経てば見どころに

アーチ状の表玄関に彫られている「BRITISH CONSULATE」の文字。よく見ると、CONSULATEのLとAの文字間が狭く、重なっているようです。これは彫った職人が、スペルミスをしてAを忘れ、慌てて付け加えたためと伝わっています。また館内のクローゼットは、明らかに奥行きが短いのが特徴。その理由は、当時服を横向きではなく、正面へ向けて掛けていたからと考えられています。

旧下関英国領事館の2階tearoom Liz

領事館の2階にあるtearoom Liz。女王エリザベスの略称「リズ」が店名の由来です。以前はレストランでしたが、現在はティールームとして、運営されています。

本場英国の厳選した茶葉のみを使用した紅茶が看板メニュー 。2名から利用できる、アフタヌーンティーと豊富なアルコールを味わえますよ。お菓子を楽しむもよし、ミックスナッツをつまみながら、バーボンで決めるのもいいでしょう。女性には、口当たりのいいカクテルも用意されています。

醍醐味のアフタヌーンティー

オリジナルのアフタヌーンティー3段セット。1段目はローストビーフのベーグル、2段目にスコーン、3段目がタルトと焼き菓子とボリューム満点。スイーツですが、お腹がいっぱいになってしまうでしょう。本場の紅茶と味わうと、おいしさ倍増。2人から注文可能です。

住所|〒750-0005 山口県下関市唐戸町4-11
営業時間|10:00〜22:00
定休日|火曜日
電話|083-242-2017
公式サイトはこちら

旧下関英国領事館へのアクセス

バスでのアクセス

下関方面からは、JR下関駅から長府方面行のバスに乗車、唐戸バス停下車すぐです。豊浦方面からの場合は、唐戸経由下関駅方面のバスに乗車。唐戸バス停下車目の前です。

車でのアクセス

下関駅から県道323号線で東へ向かい、竹崎交差点で右折し国道9号を直進、約10分です。専用駐車場はありません。最も近い駐車場は、下関市営赤間駐車場(有料)。旧下関英国領事館を通り過ぎ、スカイプラザを右へ入り直進。東京第一ホテル下関の通りを挟んで向かい側。駐車場からは徒歩約5分です。

住所|〒750-0005 山口県下関市唐戸町4-11
営業時間|9:00〜17:00
定休日|火曜日
電話|083-235-1906
公式サイトはこちら

まとめ

歴史と異国情緒を今に伝える、旧下関英国領事館。リニューアル工事はされたものの、明治期の領事館の雰囲気を知ることができる、貴重な建築物です。またこの旧下関英国領事館によって、唐津が下関だけでなく、当時の日本にとっていかに大切な土地だったかを教えてくれる存在でもあります。

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