山寺は松尾芭蕉ゆかりの地。四季折々の絶景を眺めながら参拝を

公開日:2019/2/27 更新日:2019/6/25

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出身地は山形。得意なエリアは東北・北海道。動物が好きなので全国の動物園や水族館、牧場を巡ることを中心にし、他の観光スポットも発掘する旅行スタイル。
山形といえばの景色を見にこらんしょ~

山形県にある宝珠山立石寺は、山寺と呼ばれている人気のお寺。松尾芭蕉の名句が詠まれた場所として知られ、長い石段の上からは絶景を楽しむことができます。きれいに整備されているので、誰でも山の上まで登ることができるのも魅力。

春夏秋冬それぞれの表情を見せてくれる山寺の景観を堪能するため、山形まで足を運んでみませんか。山寺の魅力を徹底解説します。



歴史ある山形でも有数の古刹

雄大な山とお寺が合わさった名所

山形県山形市にある宝珠山立石寺・通称山寺は、天台宗のお寺。かねてから僧の修行の場として知られ、1000年以上もの歴史を持つ由緒ある寺院です。また、山の上にそびえる山寺の景観は、県内有数の観光スポットとしても有名。

松尾芭蕉が名句を残した歴史ある土地

山寺といえば、なんといっても松尾芭蕉の名句「閑や 岩にしみ入る 蝉の声」が詠まれた地として有名。この句は、この地にあるせみ塚から着想を得たと言われています。境内では、1853年に立てられたこの句の句碑と、松尾芭蕉の石像を見ることができるので必見です。

季節によって変わる自然の表情

華やかな桜が春の訪れを告げる

山形県がある東北の冬は長いですが、段々と暖かくなってくる春は山寺を訪れるベストシーズンのひとつです。山寺付近には桜の木があるので、美しい桜を楽しめますよ。また、春の新芽が真っ赤に色づく春もみじを楽しむことも可能。春になったら、ぜひ山寺の景観を楽しんでみてください。

深緑に包まれる夏

夏になると、山寺は生い茂る木々の緑に包まれ雰囲気を変えます。参道は木々の葉っぱに覆われるので、木陰では涼しさを感じられるほど。山寺に広がるのは、まさに松尾芭蕉が句を詠んだときの情景です。

まさに燃えるような紅葉の秋

山寺は紅葉の名所としても有名なので、秋に訪れるのもおすすめ。山全体が紅葉に包まれた景観は、圧巻の一言です。また、周囲の山々も紅葉に包まれるので、山の上からはダイナミックな紅葉の景色を楽しむことが可能。

純白の雪に覆われる冬

寒い地域にある山寺は、冬には雪に包まれます。一面の白に囲まれた山寺の姿は、まるで水墨画のよう。静かで澄んだ空気が広がる冬の山寺の雰囲気は独特で、ぜひ一度その目で見てもらいたい美しさです。ただし、冬場でも山寺まで登ることはできるものの足元は雪が積もっていて危険なので、服装には十分に注意してください。

ここは見逃せない、絶景参拝スポット



五大堂からの大パノラマは必見

こちらの舞台づくりのお堂は五大堂。1714年に再建されたものです。ここは山寺随一の展望スポットでもあり、山里に囲まれた町並みを眼下に見下ろすことが可能。かなり混み合う人気スポットなので、写真を撮る人は譲り合って撮影するようにしてください。

納経堂と開山堂は下からのアングルがベスト

こちらの赤い祠が印象的な建物は納経堂で、山寺の中で最も古いお堂です。また、納経堂の隣にある開山堂は慈覚大師の霊廟で、慈覚大師の尊像が安置されています。正面から見る姿も美しいですが、下から見上げられるポイントから撮影するのもおすすめ。そそり立つ崖の上にお堂の姿をおさめることができますよ。

終点の奥の院、大仏殿はご利益ポイント

頂上まで歩いて行くと、奥の院・大仏殿に参拝することができます。奥の院は1872年に再建されたもので、本尊は約5メートルもある金色阿弥陀如来像。悪縁切りのご利益があるとして知られています。頂上から眺める景色は格別なので、ぜひ大仏殿まで足を延ばしてみてください。

所要時間とおすすめの服装

ゆっくり見るならぜひ余裕を持って

山寺を登るためには長い石段を上る必要があります。その段数は、なんと1015段。個人差もありますが、約1時間半ほどで往復できます。必要な休憩や参拝にかかる時間を考えて、余裕をもって上るのがおすすめ。途中で御朱印をもらえる場所もあるので、事前にチェックしておくといいでしょう。

もし頂上まで行く時間がない場合でも、五大堂までは行ってみてください。

歩きやすい服装がおすすめ

山寺の歩道や階段は整備されているものの、あくまでも山なので歩きやすい服装で行きましょう。普段はスニーカー、冬場は滑りやすくなるのでスノーブーツや長靴だと安心。また、温かい時期でも木陰では涼しく感じる場合があるので、念のために羽織るものを持参するとよいでしょう。

大きい荷物はコインロッカーを使って

山寺の頂上までは狭い道を通る個所があるので、荷物は最小限でまとめましょう。大きい荷物を持っている方は、山寺駅の改札の内側と外側にそれぞれあるコインロッカーを利用するのがおすすめ。また、山寺前のお店でも荷物を預かってもらえます。

参拝のあとは山形のうまいもんでいっぷく

山寺駅から山寺の上り口の間の道沿いには、たくさんのお土産処や食事処が立ち並んでいます。夏の暖かい時期には、山形ならではのさくらんぼソフトが大人気。テレビで紹介されたこともある人気メニューです。また、冬場には山形名物の芋煮や玉こんにゃくがおすすめ。冷えた身体を温めてください。

山寺へのアクセス



車でのアクセス

JR山形駅から山寺までは車で約30分ほど。参拝者専用の無料駐車場がありますが、10台ほどしか停めることができません。混み合う時期は、近辺に5か所ほどある有料駐車場を利用しましょう。中には商店が管理している駐車場もあり、店舗で商品を購入した金額によって駐車料金が割引または無料になる場合も。

電車でのアクセス

最寄り駅はJR仙山線・山寺駅。JR山形駅から山寺駅までは約20分ほどになります。山寺駅から山寺の上り口までは徒歩7分です。周辺の道路は狭く駐車場のスペースにも限りがあるので、電車の利用がおすすめ。

Address 〒999-3301 山形県山形市山寺4456
Hours AM8:00ーPM5:00
Closed なし
Tel 023-695-2816
Web https://www.yamaderakankou.com/

まとめ

山形県山形市にある山寺は、長い石段の上から絶景を望むことができる人気スポット。春夏秋冬それぞれの季節で違う顔を見せてくれる、景観が美しいお寺です。また松尾芭蕉の有名な句でも知られているので、歴史好きの方にもおすすめ。

のんびりと階段をのぼりながら、それぞれの季節の味わいを楽しみつつ、目の前に広がる山形の景色を堪能してみませんか。