産泰神社は安産と子育てに御利益がある。帯付安産祈願をすると腹帯がもらえる

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境内にある安産祈願の3つのスポットは外せないのぉ

群馬県前橋市には安産と子育てに御利益がある神社があります。小高い山の上にあるこの神社では県の重要文化財に指定されている建物を見ることも可能です。また、安産に関する御守りが充実しているのもここの魅力。そんな産泰神社の見どころと楽しみ方をご紹介します。

安産と子育てに御利益のある神社

安産や子育てに御利益があり、群馬県前橋市東部の下大屋町に位置しているのが産泰神社(さんたいじんじゃ)。この神社は市街地から外れた田園地帯の中にあるため、車で産泰神社へ近づいていくと、すれ違う車の数が徐々に少なくなっていきます。

坂道の参道を上っていく

傾斜のある急な参道を上っていった先にあるのが産泰神社の本殿。駐車場には交通安全を祈願する自動車のお祓い所もあります。

ひたすら我慢して坂道を登っていこう

写真は、参道を上って振り返った場面です。神社の本殿へ向かうには小高い山の上を目標に参道の入り口を進んでいきます。産泰神社の参道は県道76号に面していて、参道を入ってすぐの入り口のところにあるのは神社の社務所です。

車のお祓い所

参道は車一台がやっと通れるほどの幅で、かなり傾斜のついた急坂です。参道の上の方まで上って行った左手側には広々とした駐車場があります。この駐車場には自動車のお祓い所が用意されていて、これは交通安全を祈願するためのものです。

この神社は子育てや安産に御利益のある神社ということもあり、多数の親子連れや妊婦さんが訪れるという特徴があります。駐車場から産泰神社の本殿を目指して進んでいくと見えてくるのは注意書き。注意書きには「境内でお子さんを走り回らせないでください」とありますので参拝に訪れる際には気を付けましょう。

重要文化財の神門

石段を上った先に見えてくるのが大きくて迫力のある神門。この神門は県の重要文化財にも指定されているものです。石段には小さな子どもや妊婦さんでも上っていきやすいようにという配慮なのか、手すりが備え付けられています。

境内を詳しくご紹介

産泰神社の御祭神は安産の神様である木花佐久夜毘売命です。境内には抜けびしゃくや戌の像など、安産に関するものがいろいろあります。

参道を抜けると立派な拝殿が現れる

神門をくぐった先で目に飛び込んでくるのが立派な拝殿。産泰神社が御祭神として祀っているのが日本神話に登場する木花佐久夜毘売命(このはなさくやひめのみこと)です。この木花佐久夜毘売命は美しい女神で、激しく燃える炎の中で無事に三人の神様を産み落としたという伝説が残っています。

多くの彫刻で飾られた本殿

中国風の彫刻が施されている本殿上部はとても見事な作りです。拝殿とその後方にある幣殿・本殿も、神門と同様に県の重要文化財の指定を受けています。木花佐久夜毘売命が安産の神様として崇敬されているのは容姿端麗なことに加えて、燃え盛る炎の中で母子ともに無事に出産を終えたことからです。初代天皇となる神武天皇は木花佐久夜毘売命が産んだホオリの孫にあたります。

抜けびしゃく

拝殿に向かって左横にあるのが、抜けびしゃくと石の水盤です。この底のないひしゃくで水を汲むと水がそのまま流れることになり、かつては安産祈願としてこうした抜けびしゃくが奉納されました。作法としては右手、左手、右手の順にひしゃくで水を3度汲み、妊娠中の無事・安産・母子安泰を祈願するというものです。

安産 子育て戌

一見するとねずみのようにも見えるこの像は戌(いぬ)の像。これは安産祈願の戌の像でお産が軽い戌にあやかったものです。戌の像の周囲の12個の球体が十二支を表しています。自らの干支の球とこれから生まれて来る子どもの干支の球を撫でることで、御利益があるのでぜひ試してみましょう。

赤城山を望むことができる境内

山の上にある産泰神社からは赤城山の姿を望むことが可能です。境内の奥にある金比羅宮は立派な彫刻が施されていて一見の価値があります。

小高い山にある境内

神社の境内は小高い山の上にあるため、この場所から雄大な赤城山が望めます。また境内はそれほど広さはありませんが、しっかりと掃き清められていて神聖な印象です。社殿はかつては南向きに建っていましたが、江戸時代中期に前橋城の守護を目的として西向きに変わりました。そのような経緯もあり、現在では西に伸びる参道を歩くとその正面に立派な社殿が見えてきます。

金比羅宮では家内安全をお祈り

境内の奥にあるのは日本神話に登場する大物主(オオモノヌシ)を祭神とし、家内安全や運気の向上を祈願できる金比羅宮です。金比羅宮は1810年(文化7年)に建立され、琴高仙人や林霊素などといった古代中国の有名な人物の彫刻が施されています。

胎内くぐり

胎内くぐり(たいなりくぐり)が産泰神社の3つ目の安産祈願スポットです。抜けびしゃく・戌の像・胎内くぐりの3か所はお参りの際には外せません。以前は別のところにある巨石の割れ目をくぐるものでしたが、危険な箇所があったためにこの場所に移設されました。

胎内くぐりは、しめ縄が張られた2つの岩の間を通り抜けて安産を祈願するものです。岩の間は大人の女性がなんとか通れるほどの幅となっています。そのため、お腹の大きな妊婦さんには難しい場合もありますが、可能であればぜひくぐってみましょう。

安産の御守りも充実

色々な種類の御守りが揃っているのが産泰神社の魅力。帯守りやうぶや祓いといった他の神社ではあまり見かけないものも用意されています。

安産祈願の腹帯まである

産泰神社では安産御守以外にも腹帯に巻いて使用する帯守りや、うぶや祓いという家の中にまいてお清めをする紙吹雪のようなものが販売されています。これらは境内のお守り・御札の授与所で購入可能です。また、帯付きの安産祈願をお願いした場合は、帯守りやうぶや祓いと共に腹帯が貰えます。境内は全体的にきれいに管理されていて、気持ち良くお参りができるのが良いところ。

神社の絵馬は、お母さんのお腹のような丸い形が特徴的です。絵馬の中に描かれているのは戌と眠っている赤ちゃんの絵。産泰神社は群馬県内だけでなく、県外からも数多くの参拝客が訪れる安産のパワースポットとなっています。

産泰神社へのアクセス

産泰神社へは自動車か公共交通機関を利用してのアクセスが可能です。神社には200台の無料駐車場が用意されています。

車でのアクセス

自動車を利用する場合は、北関東自動車道の波志江パーキングエリアが高速道路の最寄りの出口となっています。波志江パーキングエリアを出てから県道114号を北方面へ進み、約10分で産泰神社に到着です。神社には無料駐車場が200台分用意されています。

公共交通機関でのアクセス

公共交通機関を利用する場合の最寄り駅はJR前橋駅です。JR前橋駅から日本中央バスの大室公園行きに乗車して停留所産泰で下車します。前橋駅からの乗車時間はおよそ35分ほどで、バス停から100mほど歩いていくと産泰神社に到着です。

住所|〒379-2102 群馬県前橋市下大屋町569
営業時間|(祈祷受付)AM9:00-PM4:30
定休日|祈祷の休業日は仏滅の日(戌の日・日曜祭日は除く)
電話|027-268-1161
公式サイトはこちら

まとめ

前橋市の郊外にある産泰神社は安産と子育てに関する御利益があり、安産の神様が御祭神となっている由緒ある神社です。きれいに掃き清められた境内は美しく、とても居心地の良い場所となっています。この神社を訪れて出産の無事や子どもの健やかな成長を願ってみてはいかがでしょうか。