グエル公園はガウディの残した世界遺産のひとつ。おもちゃ箱のように楽しい公園を満喫しよう

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ガウディのアートが至る所にちりばめられたグエル公園を楽しみつくそう

スペインの代表的な建築家アントニ・ガウディ。彼の作品群はユネスコ世界遺産にも登録されています。その彼の多くの作品があるのがバルセロナです。バルセロナを歩いていると、ガウディの作品に自ずと出会うことになるでしょう。ガウディの建築物はかなり特徴的で、意識をしていなくても目を引きます。グエル公園もそのひとつです。

グエル公園はガウディが作り上げた夢の空間

公園になる前はなんと住宅地

グエル公園はもともとは公園として作られたわけではなく、スポンサーのグエル氏がガウディのデザインした分譲住宅をつくるための住宅地として開発されました。しかし、残念ながら全く売れず、1900年から1914年ごろにかけて整備され公園となりました。今ではバルセロナ市民の憩いの場となっています。

ガウディ自身の家もここに

グエル公園内にはガウディ自身の家だった建物があり、現在はガウディ博物館となっていて見学することができます。グエル公園は世界遺産となっており、今ではバルセロナだけでなくスペインの代表的な観光スポット。当然ながらガウディは全く意図していなかったでしょうが、住居としてではないものの、多くの人々を楽しませる場を提供することになったのです。

グエル公園内には見どころがいっぱい

カラフルで可愛らしい曲線をもつ建物がいっぱいのグエル公園は、その場に身を置いているだけでも楽しい気分になりますが、細かく見ればさらに興味深い建物がたくさんあります。

入り口両サイドにあるのはかつての守衛用小屋

まずはグエル公園入り口の両サイドにある建物に注目してみてください。当時、片方は守衛の住居として使われており、もう片方は待合室や電話室などに使われていました。現在では、一方の内部はバルセロナの歴史のミニ博物館となっています。

邸宅から小学校への専用回廊

グエル公園の中でもひときわ目を引く、曲線が印象的な回廊の柱。この柱はヤシの木がモチーフとなっています。ヤシの木のほか、頭の上に洗濯籠を載せた女性像が柱となっている部分もあり、ランドリールームの回廊とも呼ばれています。

この回廊はかつてのグエル氏本人の邸宅で、現在は1931年からEscola Baldiri Reixacという小学校として使われている学校へのルートとして整備されたものだそう。この回廊を通って学校へ通えるなんて、とても贅沢なことですね。

中央階段の上にあるモザイクドラゴン

グエル公園の魅力の1つは、なんといってもカラフルな装飾。なかでも人気なのが、メインゲートを抜けた先にあるモザイクのドラゴン。中央階段の装飾として存在感を発揮しているドラゴンは、グエル公園内でも人気の撮影スポットです。ドラゴンの口から流れ出る水は、地下貯水槽に溜まった雨水が利用されています。

列柱ホールの天井は必見

列柱ホールは、当初は住宅地として開発されるはずだったグエル公園のなかで市場となるはずだった場所です。天井を飾るスペインらしいカラフルで力強いモザイクは、ガウディの制作アシスタントのジュジョールの作品です。ガウディ作品との違いを探してみるのもおもしろいかもしれません。

列柱ホールの上にあるギリシャ劇場

列柱ホールの上にはギリシャ劇場があります。かつてコンサートや演劇を楽しむ場所として整備されたため、ギリシャ劇場の名が付けられました。ここからはバルセロナの市街地を一望することができ、絶景スポットとしても知られています。世界遺産のグエル公園から、バルセロナに散らばるガウディの作った世界遺産を探してみるのも楽しいのではないでしょうか。

オーストリア庭園はかつての分譲地

グエル公園内には有料エリアと無料エリアがありますが、無料で見学できるエリアにオーストリア庭園があります。グエル公園の奥に位置するこの庭園はかつての分譲地で、オーストリアから寄贈された木にちなんでオーストリア庭園と名付けられました。このエリアの中には現在も私邸があります。

無料エリアにあるとはいえ、その周辺はもちろん立ち入り禁止です。なお、グエル公園は有料エリアから一度出てしまうと、有料エリアには再入場ができないので注意してください。

グエル公園内のガウディ博物館にも立ち寄りたい

ガウディについて知ることで、さらにガウディ作品を楽しめるに違いありません。博物館に寄ってみるのもおすすめです。

グエル公園の一角にあるガウディ博物館

現在ガウディ博物館となっている建物は、もともとはガウディ自身が購入し、一時期ここで暮らしていたこともある家でした。博物館の中は、ガウディの寝室などが再現されています。室内にある家具などはガウディデザインのものだそう。カラフルで動きのある作品をつくったガウディの部屋とは思えないほどスッキリした感じの部屋から、当時のガウデイの暮らしぶりをうかがい知ることができます。

もちろんガウディグッズも販売

博物館内にはミュージアムショップがあり、ガウディ関係のお土産物やグッズを購入することができます。ガウディにそれほど詳しくなかったとしても、ガウディの作品に触れているうちにガウディファンになってしまった方は、こちらでグッズをそろえてください。博物館の窓からもグエル公園を見ることができ、そこからの眺めもまた一興です。

住所| Carretera del Carmel, 23A 08024 Barcelona
営業時間|AM9:00-PM20:00 季節によつて変動あり
定休日|年中無休
電話|+34 932 193 811
公式サイトはこちら

グエル公園向かいにあるAmanita shopはおススメの土産物店

スペインの誇るリヤドロ社の陶器人形も

スペイン全般のお土産を買いたいなら、グエル公園のメインゲート近くにあるAmanitaがおすすめです。グエル公園関連グッズも数多く売られており、スペインが誇るなめらかな輝きをもつリヤドロ社の磁器人形も購入することができます。

クリスマスにぴったりのスノードーム

スペインらしい色鮮やかなタイル製品やステーショナリー、食器、ポストカードなどお土産の定番商品も充実しています。クリスマス前後にはスノードームなどが売られていることも。バルセロナといえば、FCバルセロナですが、その関連グッズも置いてあるのでサッカーファンの友達のお土産を買うのにも困りません。

住所| Carrer d'Olot, 12, 08024 Barcelona, スペイン
営業時間|AM9:00-PM21:00
定休日|なし
電話|+34 932 84 41 80
公式サイトはこちら

グエル公園へのアクセス

地下鉄での行き方

L3号線で、Lesseps 駅か Vallcarca駅下車。どちらの駅からも、徒歩20分ほどでエスカレーターのあるグエル公園入り口に到着します。

バスでの行き方

路線バスでアクセスする方法と観光客向けのツーリストバス、または、シティバスでアクセスする方法があります。ツーリストバス、または、シティバスの場合、グエル公園バス停があるので、バルセロナ初心者にはおすすめ。

路線バスの場合は、24番線または、V19ラインに乗りCarretera del Carmelで降ります。そこから歩いて約2分ととても近い距離で到着します。もう一つは、H6とD40でTravessera de Dalt下車。そこからは徒歩約10分です。

ツーリストバスまたは、シティバスを利用する場合は、ParkGüellで下車。そこから徒歩約10分です。

住所| Carrer d'Olot, s/n, 08024 Barcelona
営業時間|AM08:00-PM20:30 季節によって変動あり
定休日|年中無休
電話|+34 934 091 831
公式サイトはこちら

まとめ

バルセロナにはグエル公園のほか、グエル邸、カサ・ミラ、カサ・ビセンス、サグラダ・ファミリアのご生誕のファサードと地下聖堂、カサ・バトリョがガウディの残した世界遺産として町に存在しています。それらはどれも奇抜なデザインであるにも関わらず、町に溶け込んで不思議な空間をつくりだしています。

そのなかでもグエル公園は、奇抜ながらも公園ならではの親しみやすさを感じることができる世界遺産です。ここでしか感じられない魅力に触れにグエル公園に訪れてみてください。