出石城跡で歴史探訪。味わい深い城下町も合わせて探索

公開日:2019/1/28 更新日:2019/4/2

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兵庫県出身。 関西を中心に、たまーにアジアの情報を発信します。 気ままな日帰り一人旅とノリノリ親子旅がお気に入り。 悠久の歴史と自然まとえるスポット探して日々さすらっております。 親子で遊べる場所もご紹介~
ハートフルな歴史秘話が残るええ城下町にあるで~

兵庫県の出石と言えば、出石そばが有名です。しかし、出石はそばももちろんご当地グルメですが、出石城は日本の小京都とも言われる情緒あふれる穏やかな観光スポットとなっています。実際に城は無く城址でも見ごたえ十分な出石城址の自然スポットと当時の雰囲気が蘇るような城下町・出石そばのおすすめスポットもたっぷりご紹介します。

出石城址は美しい街並みとニコイチで楽しむ観光地

出石城址は、関ケ原の戦いの後に小出吉英が有子山城郭内の館や郭を改修した城です。明治時代に廃城になってしまい、現存しているのは石垣や堀切、そして城下のシンボルである辰鼓楼です。

現在復元されているのは隅櫓・登城門・登城橋で、お堀周辺は公園としてキレイに整備されています。

城下町周辺は、但馬の小京都として有名になっている観光スポットなので、ここの出石そばもご当地グルメとして有名です。

城はなくても見どころ十分!今後は新たな発見に期待

兵庫県豊岡市出石町にかつてあった、但馬の小京都ともいわれた城が出石城址。今では城はありませんが、江戸時代には出石藩の城として約260年間の歴史を持った城でもあり今でも観光スポットとして親しまれています。

登城橋と登城門からいざ城址へ!

登城橋と登城門は、1994年と平成に入ってから復元された登城橋河川公園内を流れる谷山川にかかる橋のことです。

橋は写真ではわかりにくいのですが、実際に渡ると傾斜があることが特徴で欄干の美しいカーブには驚きます。

城門は小ぶりながらも趣があり、石垣と一体となっている様子をじっくり見ることができます。

登城橋から谷山川を眺めよう

登城橋からは美しい谷山川を眺めることができ、夏の暑い時期は水遊びで涼をとることをおすすめします。

ここに流れている川は、お堀ではないので綺麗な水が流れています。そば処が有名なグルメになったのもわかるような気がしますね。

夏場には、川を渡してかけられる出石焼の風鈴が日本の情緒を表現するとても趣があるもので、なんとその数は400個にも及びます。

石垣に築城時の歴史を感じる

出石城址を見上げた時に気づく、築城当時のままの石垣は小ぶりながらも実物はやはり圧倒される高さを誇っています。ぜひ間近でじっくり見てみてくださいね。

石段を上っている途中には、本丸跡地には続かないエリアもあるので直接本丸方面へ行きたい方は、写真の広い散策路を道なりに頑張って進むことをおすすめします。

進んでいくと、門から石段を交えた緩やかな傾斜が続いており、徒歩5分ほどで本丸跡地にたどり着きます。

城壁の狭間に注目

城壁をよく見てみると、復元された城壁にはちゃんと狭間も開けられているのを見つけることができます。狭間は鉄砲や弓で攻撃する時に使われる穴のことで、外側からはほぼ見えない造りになっているので、ぜひ両側からチェックしてみましょう。
実は狭間の形は3種類あることをご存知でしょうか?それぞれ丸・三角・四角の形があり、部隊によって使用狭間を分けていたとも言われています。

感応殿は旧家臣の建立による元藩主の社殿

こちらの感応殿は、出石藩主の仙石秀久を祀った社殿で明治に秀久公の旧家臣によって建立されたものです。

権兵衛秀久との名称から、地元の方は本丸を「権兵衛さん」とも呼んでいます。

また、仙石秀久にはあの石川五右衛門を捕まえた伝説もあると言われ、現在では社殿周辺に遺跡が見つかっていることもあり発掘調査を続けているそうです。

出石城郭内の神社は参詣に体力必須

赤い鳥居は天まで続く

朱色の鳥居が目立つこちらの写真は、なんと37基もの鳥居が城跡の上にある稲荷神社への参道まで続いています。

石段157段目の場所に拝殿があり、本殿はさらにその3倍ほど石段を登るのでかなりハードな道のりとなります。



有子山稲荷神社で当時をしのぶ

鳥居を抜けた先にあるのが、1604年の築城当時から城郭内にある稲荷神社で別名城山稲荷と呼ばれている神社です。

本丸より高い位置にありますが、当時は身分関係なく参詣が許されていた神社として貴重な存在となっています。ちなみにここからさらに石段を登っていくと有子山城跡まで行くことができます。

稲荷郭から出石の街並みを展望

有子山稲荷神社周辺は、出石の街並みを大パノラマで一望できる展望スポットとしておすすめです。

長い石階段を登った後に見る景色は達成感の感動や爽快感を味わえますよ。

また、紅葉の季節には城下町と山脈の色合いがキレイなコントラストとなって映るベストシーズンとなります。

出石城下町を散策!もちろん出石そばで腹ごしらえ

辰鼓楼は町のシンボル

こちらは、1881年に旧藩医の池田忠恕が自身の病気回復を祈願してくれた町人に、感謝を込めて寄贈したオランダ製の機械式大時計となっています。

鼓楼の名称は、辰の刻(午前8時頃)に藩士登城の合図として太鼓を鳴らしていた櫓に由来しているのだとか。

現在は午前8時と午後1時に太鼓が音を響かせており、時計部分は現在3代目でこの城下町のシンボル的存在にもなっています。

城下町をブラリ街歩き

出石城下町はかなりコンパクトにまとまっているので、城址を昇り降りした後でも時間を気にせず散策できることが嬉しいですね。

城下町の人力車での観光は手軽でおすすめですが、地元のおじさんが一人で営んでいるので捕まらない時もあります。

出石資料館や家老屋敷など出石の歴史を学べる施設もあるのでぜひ立ち寄ってみましょう。

出石そばに舌鼓!

こちらの出石そばは、出石城址エリアにほど近い場所にあるお蕎麦屋さんで、男前なご主人と愛想のいい女将さん若夫婦が切り盛りしているお店となっています。

また、ミシュランガイドにも掲載されている契約農家が栽培する蕎麦の実で打つお蕎麦は絶品の味わいです。

皿そばの証の加盟店で、お店を巡ってチケットを5枚集めるとそば通の証がもらえ、なんと一年間出石そばが無料になるという嬉しい特典も付いています。おそば好きの方におすすめできる特典ですね。

Address 〒668-0214 兵庫県豊岡市出石町字内町57-1
Hours AM10:00-PM5:00 (土・日 AM10:00-PM6:00)
Closed 毎週火曜日
Tel 0796-52-6273
Web http://www.sakyo-izushi.jp/

出石城跡へのアクセス

車での行き方

出石城址へ車で向かう場合は、播但連絡有料道路和田I.C.を下車した後、約40分で到着することができます。

または、北近畿豊岡自動車道山東I.C.を下車した後、約40分で到着します。大阪・神戸・京都からはおおよそ約3時間で到着します。

駐車場は西の丸駐車場が便利なのでぜひ利用してみてくださいね。



電車・バスでの行き方

JR豊岡駅、江原駅、八鹿駅から全但バスを利用して出石停留所にて下車します。乗車時間は30分ほどで到着します。

京都方面からはJR山陰本線を利用・大阪方面からはJR福知山線を利用し、ともに約2時間30分で到着することができます。

但馬空港から向かう場合は、全但バスで豊岡駅にて出石行きに乗り換えて向かうと便利です。

Address 〒668-0214 兵庫県豊岡市出石町内町
Hours なし
Closed なし
Tel 0796-52-3111
Web https://www.izushi.co.jp/

まとめ

出石城址は、当時の城壁や神社が色濃く残る歴史をじっくり堪能することができる雰囲気があり、静かながら雄大な自然や開放感ある絶好の景色を見ることができる観光スポットです。静かな城跡から下がってくると、明るく情緒漂う城下町では絶品の出石そばを堪能できたり普段なかなか見ることができない日本の原風景を味わうことができます。
ぜひ但馬の小京都とも言われる出石城址でゆったりした自然時間を堪能してみませんか?