元城塞都市ケベックシティを巡る。美しい景色と歴史に触れる旅

トラベルパートナー: Rui

出身地は東京。現在はカナダに留学中。カナダと韓国、台湾がお気に入り。 建物を見るのが好きなので世界遺産を巡る旅も計画中。それと同じくらい食べることも大好きで、いろんな国の料理を紹介するのが得意です。

洋風の建物と歴史的建築が多く残る美しい街

フランスの雰囲気が漂うケベックシティの街並みや風景はとても美しいです。建物から歴史を感じることもできたり、買い物や食事もケベックシティならではの楽しみ方があるでしょう。そんなケベックシティの魅力をたっぷりとご紹介していきます。

ケベックシティはカナダの中でも特殊な街

ケベックシティはフランスの文化が色濃く残る変わった街です。一体なぜカナダの中にフランスの文化があるのでしょうか。

ケベックシティってどこにある

ケベックシティは、カナダの東側にあるケベック州の南に位置する街です。フランスの植民地だった歴史があるので、街中は洋風の建物が多いです。ほかにも、フランス語を公用語としていたり、生活面でもフランス文化の強い都市です。

緯度の高い場所に位置しているので、秋から春にかけて寒い時期が続き、4月〜5月まで雪が降り続くことも珍しくありません。

要塞都市ってどんなところ

ケベックシティは、元々城塞都市で街の中心地が塀で囲まれています。急な坂が多く、冬場は滑って転倒しないように注意してください。1608年に要塞化された街並みが今も残っていて、1985年に世界遺産に登録されました。

城塞内はアッパー・タウン、城壁外はローワー・タウンに分かれています。また、シタデルと呼ばれる要塞が新市街にはあり、軍事基地として使われています。

ケベックシティの天気とベストシーズン

10月中旬〜4月終わり頃まで寒い冬が続き、真冬の時期は営業していないお店も多く、街全体が閑散とした雰囲気になります。6月〜9月頃になると、平均気温が15℃前後と過ごしやすくなるでしょう。

夏頃にはジャズフェスティバルや野外ライブなどのイベントが多く開催され、街全体も賑やかになります。ケベックシティは夏に来たらとても楽しいと多くの市民が口をそろえる程、夏がベストシーズンなので、観光するなら夏のシーズンがおすすめです。

アッパータウンでケベックシティの歴史を感じる

セントローレンス川沿いにあるシタデルはアッパータウンであり、ケベックシティの歴史を感じることができるエリアです。

シタデルでケベックシティの過去を見る

シタデルは岬の上に建つ北アメリカで一番大きな要塞で、軍事基地として現役の軍隊が駐屯している要塞です。空から見ると星の形をしているのがわかります。

シタデルの内部を見学するツアーがありますが、軍の行事がない日に限り所有時間は1時間ほどという内容で、行ったら必ず入れるわけではありません。また、夏の時期には、決まった日になると朝10時から門前で御兵交替式を見ることもできます。

住所| 1 Cote de la Cita delle
営業時間|9:00-17:00 (11〜4月10:00-16:00)
定休日|軍の行事がある日
電話|418-694-2815
公式サイト|なし

ノートルダム聖堂に行こう

1647年に創設されたノートルダム聖堂は、火災などにより修復が繰り返されてきた教会で、1843年頃に現在の形になりました。

1989年には世界遺産としても認定され、建物の中は金や青などのさまざまな色で装飾されていて、外からは想像ができないほどオシャレです。白を基調としていて、教会というより高級ホテルのような雰囲気も感じられます。

住所| 16 Rue De Buade
営業時間|7:00-16:00 (土7:00-18:00, 日8:00-17:00)
定休日|結婚式、葬儀などのある日
電話|418-692-2533
公式サイト|なし

一際目立つフェアモント・シャトー・フロントナック

古城のような外観と存在感が一際目を引くのが、丘の上に建設されているフェアモント・シャトー・フロントナックという高級ホテルです。ケベックシティの象徴とも言えるこの高級ホテルは、外観は古いですが、客室が改装されて快適性は抜群です。

また、クリスマスシーズンになると通路にたくさんの種類のツリーが飾られていたり、宿泊する目的でない人でもロビーに入ることができるので、ケベックシティに訪れた際は足を運んでみましょう。

住所| 1 Rue des Carrieres
営業時間|なし
定休日|なし
電話|1-866-540-4460
公式サイトはこちら

不気味な名前の首折階段

ケベックシティには首折階段という最古の階段があり「首が折れるほど急な階段」だったことからこの名前がつきました。今では、観光スポットとして階段の一番上からプティ・シャンプラン通りを眺めることができ、人気スポットとなっています。

また、階段を利用する以外にもフニキュレールと呼ばれる急勾配のケーブルカーを利用すると、景色を眺めながら登り降りすることもできるのでおすすめです。

ローワータウンの美しい街を巡る

セントローレンス川とアッパータウンとに挟まれたローワータウンは、小さな街ながらも非常に美しいエリアです。

勝利のノートルダム教会に行こう

ローワータウンにある勝利のノートルダム教会は、北アメリカで最も古い石造の教会で、英仏戦争でのフランスの勝利を記念してこの名がつきました。

教会はこじんまりとしていて内装もシンプルな造りです。教会の中には、お城の形をしている珍しい祭壇があったり、フランス人兵士が航海に使った船の模型が天井に吊るされているのをみることができるでしょう。

住所| 32 Rue Sous-le-Fort
営業時間|9:30-16:30 (6月24日〜8月31日は9:30-20:30)
定休日|なし
電話|418-692-1650
公式サイト|なし

プチ・シャンプラン通りを散歩しよう

プチ・シャンプラン通りは、北アメリカでは最も古い石畳の通りで、ローワータウンでは最も栄えている場所です。通りにはレストランや雑貨屋、ハンドクラフト店などのお店が軒を連ねていて、賑わいがあります。

ケベックシティは質のいいガラス製品や革製品が有名で、プチ・シャンプラン通りでもよく見かけるでしょう。モカシムシューズやバッグ、ガラス製の飾りやプレートを見つけたらぜひチェックしてみてください。

巨大壁画を楽しもう

ローワータウンには巨大壁画がいくつもあり、その壁画は建物の中を描いたものやだまし絵のようになっているものなど、さまざまで面白いでしょう。

壁画の前に立って、絵にまぎれて写真を撮ると見返した時に探すのが面白かったり、自分が壁画の一部になったような写真を撮ることができます。

また、ローワータウンは壁画はありますが落書きなどはほとんどありません。街の美しさや綺麗さが評価されて世界遺産に登録された、ということを身をもって感じることができるでしょう。

食文化の違いを経験しよう

カナダとフランスの文化が残るケベックシティでは、どちらの食文化も味わうことができます。カナダを代表するプーティーンとフランスの文化が混じった料理やスイーツをぜひ堪能してください。

カロリー爆弾プーティーン

プーティーンとは、フライドポテトにチーズとグレイビーソースがかかった料理のことで、カナダを代表する有名な料理です。

ケベックシティにはプーティーン発祥のお店、Ashton (アシュトン) というファーストフード店があります。見た目の迫力から想像できる通り、大きいサイズのカロリーは1日分に相当するほどなので、大勢の人数で食べるのにおすすめの料理でしょう。

ケベック料理 ウサギとアヒルの足

ローワータウンには、うさぎの看板が目印の「ラパン・ソテ」というケベック料理が食べられるお店があります。

ケベックではうさぎ料理が有名で、ラパン・ソテでは、うさぎとアヒルの足のグリルを食べることができます。どちらも味や食感は鶏肉に近いので食べやすいですが、うさぎの肉の方が足を使って動き回るせいか少しパサパサとした食感でしした。

住所| 52 Rue du Champlain
営業時間|11:00-22:00 (金11:00-22:30, 土9:30-22:30, 日9:00-22:00)
定休日|なし
電話|418-692-5325
公式サイトはこちら

カフェで本格スイーツを味わう

ケベックシティにはフランス文化が強く残っているので、街中にあるカフェではパティスリー並みの本格的なケーキや焼きたてのパンなどを販売しているお店を多くみられます。

どのお店も本格的に作り込んでいるので、どれを食べてもハズレが少ない印象でした。商品名は、フランス語や英語で書かれているので、見た目やフィーリングで選んでも美味しいものと出会えるでしょう。中でも、今まで経験したことがないようなサクサク感を味わうことのできるクロワッサンが人気でおすすめです。

ケベックシティへのアクセス

日本からの行き方

日本からケベックシティへの直行便はないので、トロントまたはバンクーバーで乗り継ぎが必要です。トロント経由で約14時間、バンクーバー経由で約16時間で到着します。空港から市内までは車やタクシーで約35分程です。

まとめ

ケベックシティには、目で見て楽しめるところが多いので、素敵な写真が多く撮ることができるでしょう。料理やお土産選びだけでなく、オシャレな街並みを歩くだけでも楽しい時間になること間違いありません。