カサ・バトリョはガウディの傑作。海をイメージした建築はまるで夢の世界

この記事の情報提供者

トラベルパートナー: Sugar

出身地は大阪。得意なエリアは関西。 歴史的建築物や美術館巡りが好き。観光地に一緒に行くのは主に家族や友達。 美術館には一人で行くことが多いです。 旅行前に頭に入れておくとよりそのスポットが好きになれるような情報を発信していければと思います。

テーマは「海」美しい青の世界

海をイメージして作られた、バルセロナの名所であるカサ・バトリョをご存知ですか。天才建築家ガウディの作品カサ・ミラとして是非セットで見ておきたいカサ・バトリョの魅力を今回はご紹介します。

カサバトリョの概要とガウディ建築の特徴

特徴的な外見が印象的なカサ・カサ・バトリョ。ずっと見ていても飽きがこない変わった魅力があります。これはどういった建築なのか、ガウディ建築の特徴を踏まえながら見ていきましょう。

ガウディが手掛けたバトリョさんの家

カサ・バトリョはバルセロナの目抜き通りであるグラシア通りに面して建っている、1877年に造られたバトリョ家の邸宅です。実業家ジョゼップ・バトリョ・カサノバスの依頼で、天才建築家アントニ・ガウディによって1904~1906年にかけてリフォームが行なわれた建物です。

ユニークな外観がひときわ目を引く

建物のテーマは海で、海面のように波打った外観と海底のイメージの青い色調の内部、多用されたステンドグラスが特徴的。スペインの日差しに映える鮮やかな色調はとても幻想的で圧巻です。別名、骨の家やあくびの家と呼ばれており、骸骨のようなバルコニーや骨のような柱が特徴となっています。そんなカサ・バトリョは、2005年にユネスコの世界遺産に登録されました。

View this post on Instagram

#gaudi #casabatllo

A post shared by Maria Mercè Valls i Colomer (@mariamercevalls) on

ガウディは自然をモチーフにした作品が多く、リサイクル素材にも関心が集まっています。カサ・バトリョにも破砕タイルやガラスど廃材が多く使われているのも特徴的です。内部は大広間から屋根裏部屋、屋上までくまなく見学できます。

カサバトリョの見どころを紹介

概要について理解したところで、続いてはガウディ建築の魅力に溢れたカサ・バトリョの見どころをご紹介します。

階段を上がってすぐの中央サロン

グラシア通りから見上げたところからも見える大きな窓があるのが中央サロン(主広間)です。開口部が広く、ステンドグラスも使用されており、天井や壁も含めて曲線を多用したデザインになっています。丸い形のステンドグラスは大きさも色も1つずつ異なり、温かみがあります。

天井は端から中央に向けて渦巻いた独特の形になっており、海の飛沫をイメージしたといわれる照明器具は、太陽や花にもみえます。寄木の床も暖かみがあり、魅力的です。

扉やドアノブもガウディがデザインしたもので、曲線で構成されたユニークな仕上がりながら、握りやすさに拘ったドアノブです。窓の留め金にまでこだわりのデザインが施されれているので細かいところまでチェックしてみると面白いですよ。廊下には、カサ・バトリョの模型も展示されており、この模型にビジュアルガイドをかざすと、建物がガラガラっと一瞬で崩れていく映像が映し出されます。

ダイニングルームのミルククラウン

テラスに面してダイニングルーム(食堂)があり、ダイニングルームの天井もウェーブが施されています。天井にはミルククラウンと呼ばれる装飾があり、ミルクを一滴ポトンと、落としたような突起には思わず目がいってしまいます。

海の中にいるような気分にさせる吹き抜け

この吹き抜けは、下から見た時に全体が同じ色に見えるようグラデーションになっています。タイルの色は下階の方が白く、上階にいくにつれて濃い青色へと変化しています。天窓からの光を取り込むため、窓は上階が小さく、下階へいくほど大きくなっており、細かいところまで計算されたデザインには思わず驚きます。

屋根裏はガウディお得意のアーチ

屋根裏スペースはガウディが増築した部分で、回廊の天井はガウディが得意とするカテナリーアーチに。カテナリーアーチには温度調節機能があり、アーチ状に積み上げたレンガに、漆喰が塗られて造られています。

屋上のユニークな煙突

屋上には、陶器タイルのモザイクが施されたユニークな形の煙突があり、キノコや帽子のような可愛らしい形になっています。煙突でさえも実用だけなく装飾にしてしまうのがガウディらしいですよね。

昼と夜で違う表情を見せる

カサ・バトリョは日中に観光するだけでなく、夜も見ごたえがあり観光客で賑わっているんです。昼と夜とで違う表情を見せてくれるカサ・バトリョの魅力に迫りましょう。

昼の光と夜のライトアップで違う顔になるカサ・バトリョ

昼の光の下では、外壁にくまなく貼られたタイルの色使いひとつひとつが楽しめ、上から下まで同じ彩度に見えるように工夫して貼られたタイルに、ガウディの美へのこだわりが見てとれます。

夕暮れから日没まではウォームカラー

ほとんど毎日、夕暮れから日没後まではウォームカラーでのライトアップされます。室内からの灯りも美しく、夕景とのコントラストも素晴らしいので、心を癒やしてくれる景色であることは間違いありません。

夜間のライトアップではまったく違う建物

カサ・バトリョは夜になると、建物全体がライトアップされるので、日中とは違った雰囲気なので出来れば夜も鑑賞したいところです。特に、カサ・バトリョの美しい写真を撮りたいなら早朝がおすすめです。建物の正面が北東を向いているため、朝日があたる時間がきれいに撮れます。

チケットの種類

ファストパスを持っているなら建物の左端の入口へ向かいましょう。一般チケットは「WITH TICKET」と書かれた左側のレーン、当日券の場合は「WITHOUT TICKET」と書かれた右側のレーンに並びます。チケットは公式サイトから予約でき、チケットは全部で6種類あります。

理解を深めるためにもスマートガイド(スマホ型ビジュアルガイド)付きのプランがおすすめ。スマートガイドは、施設内の様々な場所でプロジェクトマッピングのようなビジュアルを楽しめます。別に日本語のオーディオガイドもありますよ。

カサバトリョへのアクセス

電車での行き方

マドリードからバルセロナまではスペイン高速鉄道 AVEで所要約2時間半で行けます。バルセロナ内の移動はバスと地下鉄の2種類あります。

地下鉄2号線、3号線、4号線でパセッチ・ダ・グラシア(Passeig de Gracia)駅で下車してください。また、市バスを利用する場合は、7、22、24、H10、V15番の場合もパセッチ・ダ・グラシア(Passeig de Gracia)を下車すると、すぐにカサ・バトリョへたどり着けます。

住所|〒なし Passeig de Gracia, 43, 08007 Barcelona, Spain
営業時間|9:00-21:00
定休日|なし
電話|+34 932 16 03 06
公式サイトはこちら

まとめ

カサ・バトリョは1877年に造られたバトリョ家の邸宅であり、バルセロナの目抜き通りであるグラシア通りに面して建っています。実業家ジョゼップ・バトリョ・カサノバスの依頼で、天才建築家アントニ・ガウディが1904~1906年にかけてリフォームを行なった建物です。テーマは海で、ガウディらしいモザイクタイルが可愛らしい印象を与えてくれます。