ホアンキエム湖をのんびり眺めながらゆったりとお散歩しよう

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トラベルパートナー: naolalala

東京出身。旅行に行くのなら絶対海外派。最近はアメリカやオーストラリアの国立公園の魅力にはまってしまって、旅行先にはなるべく自然の多いところにしています。週末はぶらぶらお散歩が好きなので、近場を歩きながら気になったモチーフなどを写真におさめます。美味しいスポットも絶対おさえます。

雑多な景色が残るハノイでホアンキエム湖を眺めていると懐かしい気分になる

ベトナムのハノイにあるホアンキエム湖は、街の人々の憩いの場。自然に囲まれた街の中心的な存在です。ショッピングやグルメなど、魅力あふれるハノイの特徴とともに、ホアンキエム湖のあらましなどを解説します。

ハノイでのんびり散策するならホアンキエム湖

ホアンキエム湖とは

ベトナムの首都ハノイの中心街にあるホアンキエム湖は、ハノイに住む人々の憩いの場。散策はもちろん、ランニングや体操をしている人など、ホアンキエム湖は思い思いに過ごす人たちで賑わっています。ホアンキエム湖は大きな亀が住んでいることでも知られていて、亀を撮影する観光客もお馴染みの風景。1968年には体重250キロの大亀が発見され話題になりました。

ホアンキエム湖にまつわる言い伝え

還剣湖とも書くホアンキエム湖には、剣にまつわる言い伝えがあります。神様から授かった剣の力によって、レ・ロイ王は明(当時の中国)の支配下からの独立に成功しました。王はお礼として、神の使いであるホアンキエム湖の亀に剣を返還したのだそう。この有名な物語は、ベトナムの観光名物である水上人形劇でも観ることができますよ。

ホアンキエム湖の様々な顔

昼は悠然とした湖

以前のホアンキエム湖は、細長い入り江でした。17世紀頃に入り江が埋め立てられたことで、現在の湖の形になったのです。湖一周の距離は1.8キロメートル。ハノイ市民や欧米系の方々にとって、絶好のランニングスポットとなっています。ホアンキエム湖は波もおだやかなので、昼間はデートスポットとしても人気があります。

湖沿いにはカフェも

ホアンキエム湖の周辺は緑が豊富で、とても雰囲気が良いのも特徴です。人々の中には、綺麗な空気の中で太極拳を行っているグループも。ホアンキエム湖沿いにはカフェもあるので、散策に疲れたら立ち寄ってみてください。観光地化されすぎていない、いい意味で田舎っぽい雰囲気が妙に心地よかったりします。

湖の真ん中には亀の塔が

ホアンキエム湖の中には、塔が建っています。元は東屋だったこの塔は、亀の塔。伝説のレ・ロイ王が宝剣を神様に帰した場所とされています。19世紀頃、ハノイに住む華僑が遺跡を修復して納骨堂を建てようとしたものの、反対にあって亀の塔だけが残ったのだとか。この話を聞くと、ベトナムと中国の関係をちょっと垣間見たような気がしますね。

夜はロマンティックな夜景を

ホアンキエム湖は、夜になると昼間とはまったく違う表情を見せてくれます。ホアンキエム湖の周りに立ち並ぶ店舗の明かりが湖面に反射し、幻想的にきらめきます。ハノイには高層ビルもないので、夜景も美しく見渡すことができます。ちょっとほっとする光景でしょう。

一番人気の写真スポットは、湖にかかる朱色の橋。夜の闇にぼんやりと浮かび上がる姿は、本当に美しいですよ。橋の前で写真を撮っている人たちは多いので、譲り合いながら撮りましょうね。

ベトナム料理を満喫

ストリートでのフォー

北ベトナムといえば、米麺料理が有名ですよね。ハノイでおすすめの朝ごはんは、なんといってもフォー。道を歩いているといくつもフォーの店があり、牛骨を煮込んだ出汁の良い匂いが食欲をそそります。香港の朝ごはんといえばお粥ですが、ハノイの人々は朝からフォーを食べるのが一般的です。

Thin Phoでパクチーたっぷりのフォーボーを朝ごはんに

Thin Phoというフォーの店は、朝ごはんの時間帯から混んでいます。店内の9割以上は地元の人々で、観光客の姿はあまり見かけません。メニューはフォーボー(牛肉のフォー)のみ。トッピングとして、半熟卵と揚げパンをつけるかどうかを選ぶことができます。ただし、海外なので半熟卵はやめておいたほうが無難。揚げパンはスープに浸しながら食べてみましょう。柔らかく、風味豊かになりますよ。

住所| 13 Lò Đúc, Ngô Thì Nhậm, Hai Bà Trưng, Hà Nội, Vietnam
営業時間|AM5:30-PM9:30
定休日|なし
電話|84-0438212709
公式サイトはこちら

おしゃれなカフェも増えている

ベトナムはかつてフランス領だったため、街にはフランスの雰囲気が色濃く残っています。小さな路地にはクオリティの高いビストロがあるほか、ベーカリーやカフェも豊富。最近では、特にお洒落なお店も目立ちます。

ベトナムコーヒーは挽いた豆を濾過していれるのですが、濾紙を使わないためコーヒー豆の味がガツンときます。そのかわり、甘いコンデンスミルクをたっぷり入れるのでかなり濃い目の味。たっぷりの氷をいれるのですが、それでもかなり濃いためエスプレッソ好きの人にはちょうどいいですよ。

本場で食べよう あさりのレモングラス蒸し

ベトナム料理の代表的なもののひとつに、あさりのレモングラス蒸しがあります。地元のレストランでは、とりあえずビールとあさりのレモングラス蒸しを注文するのがハノイ流。レモングラスとダシがきいているのに加えて、ベトナム醤油をたらしながら食べるのがおすすめです。海や川が多いハワイでは、貝料理が人気。日本では珍しい貝の種類も豊富です。

ホアンキエム湖からハノイの街を散策してみよう

懐かしい街並み

ホーチミンがベトナムの商業の中心地ならば、ハノイは政治の中心地。急速に開発が進められたホーチミンとは違い、ハノイには懐かしい風景が残っています。荷台を引きながら歩く人や、ホアンキエム湖で太極拳をする人など、生活感を感じられるのも大きな魅力。更に田舎の方に行くと水牛をひいている農家の人も。なんだかのんびりしていて、忙しすぎる日本での生活に戻りたくなくなりますね。

ハノイの街をあるいていると、ところどころに古き良きベトナムの暮らしを垣間見ることができます。ホアンキエム湖の北側にある旧市街はまるで迷路のように路地が入り組んでいて、路地裏にはどこか懐かしい雰囲気が漂っています。

鉄道の跡を歩いてみる

ハノイ市内には、今は使われていない線路が残っています。住宅街の真ん中に線路があるのは珍しい光景ですが、なぜか生活に溶け込んでいるように見えるのが不思議。このように、どこか混沌としたパワーを持つハノイを散策するのは、他では味わえない楽しさがあります。

歩く時の注意

ハノイでは、圧倒的に車よりもバイクの数の方が多く、中には6人乗りなど無謀な運転をしているバイクもあり、とても危険です。道路には信号がほとんどないため、道を渡るときは左右をよく確認して慎重に歩きましょう。歩行者をよけながら運転する車やバイクの不意をつくと危ないので、走るのは避けてください。できれば、地元の人々の後について渡くこと。

ホアンキエム湖へのアクセス

飛行機での行き方

日本からハノイのノイバイ空港へは直行便で向かうのがおすすめ。全日空、日本航空、ベトナム航空などが、成田空港、羽田空港、関西国際空港、中部セントレア空港、福岡空港から直行便を運航させています。飛行時間は5~6時間ほどかかりますが、時差が2時間しかないため、時差ボケの心配はありません。

空港から市内への行き方

ハノイのノイバイ空港からハノイ市内までは、50kmほどの距離があります。電車はないので、タクシーかバスを利用しましょう。おすすめはタクシーで、所要時間はおよそ45分程度。タクシーの運転手は英語が通じないことが多いので、あらかじめベトナム語で行先を書いたメモやスマホの画面を見せるとよいでしょう。

86番バスに乗って市内へ向かう場合は、60分ほどかかります。タクシーに比べて金額は4分の1程度で済むので、かなりリーズナブル。また、バスの運転手はある程度英語を話すことができるので、コミュニケーションを取りやすいのもポイントです。ただし、国内線の停留所から回ってくるので座れないことも多く、60分間立っていなければいけないかもしれません。

住所| pho Dinh Tien Hoang, Hoan Kiem
営業時間|24時間営業
定休日|なし
電話|なし
公式サイトはこちら

まとめ

フランスの雰囲気や、昔ながらの情緒を残したハノイは、散策にピッタリの魅力的な街。中心部にあるホアンキエム湖は、地元の人々にとっても、観光客にとっても魅力的な憩いの場となっています。ハノイの景色や食を楽しんだ後に、ホアンキエム湖でのんびりしたひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。