日比谷公園でTHE銀座のロイヤルなひとときを体感しよう

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トラベルパートナー: naolalala

東京出身。旅行に行くのなら絶対海外派。最近はアメリカやオーストラリアの国立公園の魅力にはまってしまって、旅行先にはなるべく自然の多いところにしています。週末はぶらぶらお散歩が好きなので、近場を歩きながら気になったモチーフなどを写真におさめます。美味しいスポットも絶対おさえます。

銀座にほど近い日比谷公園でのんびり散策しながら美味しい洋食をいただいてみよう

千代田区の皇居すぐ近くに大きな公園があります。この日比谷公園は辺りがオフィス街として発展する前から人々の憩いの場として癒しを与えてきました。広大な敷地の中には他の公園にはないような見どころスポットも満載です。この記事では、そんな日比谷公園の魅力をご紹介していきます。

皇居の隣にある日比谷公園はサラリーマンのオアシス

日比谷公園とは

日比谷公園は、千代田区にある皇居のすぐ南側にある公園です。その面積は16万平方メートルと都心の一等地にあるにもかかわらず広大。園内には池やガーデンといった公園らしいものに加え、レストランやフラワーショップなどもあります。また、日比谷公会堂や野外音楽堂といった音楽の中心地としての一面も持っています。

企業の密集する東京のど真ん中にある日比谷公園は、古くから人の集まる場所として活用されてきました。

日比谷公園のヒストリー

日比谷公園は江戸時代、江戸城日比谷御門のすぐ外側にありました。当時のこの場所は藩士の上屋敷があり、大名屋敷が廃止された明治以降には更地にされてその跡地に陸軍の日比谷練兵場がつくられることに。その後、練兵場は明治神宮外苑に移され、跡地は1893年に日比谷公園となりました。

日比谷公園の歴史は日本の近代史との関連が深く、日露戦争の祝賀会や国葬などが行われたり、民衆の政治運動も行われる場として使用されてきました。大名屋敷から練兵場、そして公園とその時代時代を反映している公園ですね。

まずは公園を一周散策

日比谷公園といえば立派な大噴水

日比谷公園の中程にあるのが、日比谷公園のアイコンとも言える美しい大噴水。噴水は28分周期で吹き上がり、この噴水をながめながら芝生でのんびりしている人も多くみられます。池の直径は30m、吹き上げの高さは12m。都心の公園のなかでは大きな噴水といえます。

夜のライトアップは幻想的

夜になると大噴水はライトアップされます。赤・青・緑とさまざまな色にかわっていくので、夜のデートコースとしても人気です。この辺りは日比谷公園だけでなく周囲のビル群や東京ミッドタウン日比谷もライトアップされるので、日比谷地区のライトアップ散策をしてみるのもおすすめです。

日比谷見附跡である心字池

日比谷見附跡は江戸時代の遺構です。江戸時代初期の築造物で、野面積みの石垣が特徴。かつて石垣の周囲はお堀になってましたが、今はその一部を心字池(しんじいけ)として残してあり、カモやコサギなどが生息しています。その風景をみていると、江戸時代にタイムスリップしたような気分になりますね。

首かけイチョウ

日比谷公園のほぼ真ん中、松本楼の前にあるのが樹齢400年のイチョウの木です。これは日比谷公園の設計者であった本多静六が、現在の日比谷交差点にあったイチョウを園内に移植させたもの。首かけイチョウは、日比谷通りの道路の拡張の際に伐採されるはずだったイチョウの木を、本多氏が自分の首をかけて伐採から救ったという逸話に由来しそう呼ばれるようになりました。

鶴がかわいい雲形池

公園内にある雲形池は、都市公園の噴水としては3番目に古いものです。ここの噴水は鶴をかたどっているのが特徴。春は桜、秋にはイチョウやモミジの紅葉が噴水との美しいコントラストがなんともいえません。

記念碑にも注目してみよう

園内を散策していると、ところどころに記念碑が建っていることに気がつきます。心字池のほとりにあるのは古代スカンジナビア碑です。これはスカンジナビア航空から寄贈されたもので、スカンジナビア・バイキングの古代文字で書かれている珍しいもの。

この他にも南極観測船ふじから寄贈された南極の石や、イタリア大使館から寄贈されたローマ建国の神話に出てくる兄弟の彫像など、見ているだけで楽しい碑が日比谷公園ではみることができます。

日比谷公園にはこんなものまで

至近距離で楽しめる野外音楽堂

日比谷野外音楽堂は通称、野音(やおん)と呼ばれ多くの人たちに親しまれています。1970年代頃、外国人ミュージシャンは武道館、日本人ミュージシャンは野音で特別なコンサートを行うのが流行しました。キャロルの解散コンサートやキャンディーズの解散宣言、尾崎豊がステージからの飛び降りて骨折した事件など話題になった出来事の多くがここで起きました。

会場は椅子席が2664席、立見席が450席と少なく、そのためミュージシャンとの距離がかなり近いのが特徴です。2002年にはB’zのコンサートも行われ、ファンの間では伝説のコンサートとして語り継がれています。

かつて賑わいをみせた日比谷公会堂

多目的ホールとして建てられた日比谷公会堂は2016年以降休業しています。かつては東京で唯一のコンサートホールとしてオーケストラのコンサートなど開催されていましたが、1980年代ごろから多くのホールが建設され次第に使われなくなっていきました。戦前には政治演説会や国民大会なども行われていた場所です。

幅広く使用される日比谷図書文化館

日比谷図書文化館は1908年に東京市立日比谷図書館として開館しました。当時の建物はアール・ヌーヴォー様式でモダンなビルの象徴とされました。その後、1945年の東京大空襲で全焼。戦後に再建され1957年に現在の形となりました。図書館だけでなく歴史や文化情報の多くが展示されているミュージアムや、さまざまな講座が行われるカレッジが一体化された建物です。

公園内で美味しい洋食ランチをいただこう

老舗店の日比谷松本楼

首かけイチョウの前に位置する人気店、日比谷松本楼(まつもとろう)は日比谷公園オープン時から営業している老舗の洋食レストラン。過去には夏目漱石などの文化人に愛され、文豪たちの数々の文学作品にも登場しているお店です。

素敵な洋館で美味しい洋食ランチをいただこう

松本楼でのランチは選べるビッグプレートがおすすめです。オムレツライスにハンバーグ、クリーミーカニコロッケ、エビフライから1品をチョイスできます。紅葉の時期には外にあるテラス席でイチョウを眺めながら食べると、より雰囲気がでますね。

日比谷花壇で花束を買おう

1950年、日比谷花壇の第一号店が日比谷公園内に誕生しました。店の名前は日比谷の地名をとって名付けられています。日比谷花壇が開店した背景には戦後の東京の復興計画がありました。日比谷花壇は都知事から公園内にフラワーショップをつくることを要請され、開店当時は公園内にあるユニークなフラワーショップとして話題になりました。

日比谷公園へのアクセス

電車での行き方

日比谷公園の最寄り駅は東京メトロ千代田線・日比谷線の日比谷駅です。日比谷駅をでるとすぐ、日比谷公園の入り口に出ます。その他は、東京メトロ霞が関駅からもすぐの位置です。JR線を利用するなら有楽町駅が最寄り駅となっています。

住所|〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1−6
営業時間|24時間営業
定休日|なし
電話|03-3501-6428
公式サイトはこちら

まとめ

日比谷公園は広い敷地内にある噴水や池といった定番施設をはじめ、野外音楽堂や図書館、花店までそろう他の公園とは一味も二味も特色を持っています。かつて多くの文豪や文化人たちに愛され、歴史を重ねてきたこの場所。季節ごとに咲く花たちと共に、魅力あふれる園内をすみずみまで散策してみてはいかがでしょうか。