大村藩の玖島城跡にある大村公園。桜と菖蒲のシーズンに訪れよう

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出身地は長崎。よく行くエリア九州で、友達と予定が合えば海外や日本各地へ出掛けます。 一人旅も好きで、時間があれば神社巡り・自然の絶景巡りなど、気の赴くままに大好きな旅へ!おすすめの観光スポットや、その土地の周辺グルメをご紹介します。最近ミラーレスカメラを購入したので、旅先の素敵な写真を撮る事にはまっています。

オオムラザクラの花見に行きたか~!ばり綺麗かとよ~

長崎県の玖島城跡にある大村公園。桜や花菖蒲の花が美しい公園としても有名で、休日には子供を連れた家族の姿で賑わいます。かつての玖島城の石垣なども残っており、歴史好きには堪らないスポットといえるでしょう。ここでは、大村公園の魅力や見どころ、アクセス方法などをご紹介したいと思います。

玖島城跡に佇む大村公園

大村藩の城だった玖島城(くしまじょう)跡にあるのが大村公園です。日本の歴史公園100選にも選ばれており、かつての石垣をはじめ、歴史的な史跡がいくつも残されているのが特徴。春には桜や花菖蒲の花が美しくあたりを染め上げ、見事な風景美を作り出します。

広々とした憩いの公園

公園内には大きな池があり、休日にはその周りを子供たちが走り回る姿も。総合公園でもあるため、敷地内には野球場やテニスコートもあり、スポーツを楽しむ方もたくさんいます。木々の緑にあふれ、地元の人がのんびり散歩をするような憩いのスポット。

ワンちゃんの散歩にも最適

広大な敷地を誇る公園で、園内はしっかりと整備も行き届いています。愛犬と一緒に訪れる方もたくさんいますし、犬の散歩におすすめの公園。テレビ番組、池の水ぜんぶ抜くで取り上げられたこともあり、大量発生していたボラを別の場所に移しました。

大村神社で歴史散策

公園と一体となった大村神社・玖島稲荷神社

大村神社と玖島稲荷神社の二社が建立されています。大村公園と一体となっており、桜並木道には鳥居が建っています。桜並木道の奥には海があり、自然を目いっぱい感じられる空間。木々の緑に囲まれて鎮座する鳥居は、まるでアニメや漫画に登場しそうな感じ。

今も残る歴史深い石垣

玖島城、かつての大村城の石垣が今も残っています。城郭マニアでなくても、かつての石垣の姿にテンションは嫌でも高まるでしょう。石垣に囲まれた参道を抜けていくと、大村神社に着きます。石垣や配置については、虎退治で有名な加藤清正公の指南を受けたのだとか。加藤清正公によって、これまでに大改修も行われています。

歴代大村藩主を祀る大村神社

大村神社は、歴代の大村藩主を祀った神社です。大村直澄をはじめとした歴代藩主のほか、大村家の祖先にあたる藤原鎌足公、藤原純友公など。もとは常盤神社という神社でした。屋根の上にはしゃちほこが鎮座し、歴史情緒が感じられる社殿が印象的。規模の小さな神社ですが、境内には神聖な空気が漂っています。

境内にあるオオムラザクラが有名なので、訪れたときにはぜひ見ておきましょう。石垣の上に広がる境内は十分なスペースがありますし、ゆったりとした空間が広がります。御朱印もいただけるので、社務所でいただきましょう。大村神社だけでなく、玖島稲荷神社の御朱印もいただけます。神社の近くには大村藩主 大村純熈の像も。

貝吹石は音がでる不思議な石

通称ほら貝と呼ばれる貝吹石。大村神社の境内にあり、息を吹き込むと音がします。開いている穴は自然にできたもので、人工的に作ったものではありません。戦いのときには、この石を吹いて音を出し、敵を威嚇して退けたという言い伝えも。

真っ赤な鳥居が美しい 玖島稲荷神社

大村神社からそう離れていない場所に鎮座するのが玖島稲荷神社。鮮やかな赤の鳥居と本殿が印象的です。商売繫盛の神様で、朱色の鳥居がたくさん奉納されているのも特徴。周囲の木々の緑と、鳥居、本殿の赤が見事なコントラストを生み出しているのも印象的ですね。ぜひ写真にもおさめておきたいです。なお、クシマザクラは長崎県の天然記念物。

大村桜のお花見は最高

大村公園や大村神社は、春になるとたくさんの桜が咲き乱れて、美しい空間を生み出します。自生しているオオムラザクラは、国指定の天然記念物でもありますし、ほかの桜とはまた一味違った色合いが魅力。満開になるとあたり一面がピンクに色づき、とても華やかに。桜の時期には県内はもちろん、県外からもたくさんの花見客が押し寄せるほどの人気のスポットです。

オオムラザクラはボリュームたっぷり

オオムラザクラの特徴は花びら。一般的な桜と違い、とてもボリュームのある花びらです。1941年に外山三郎氏が発見し、オオムラザクラと命名しました。花は二段咲きで、花びらの数は約60枚におよびます。多いものだと200枚ほどになるというので、実にボリューミー。これもオオムラザクラならではの魅力といえるでしょう。

大村神社のオオムラザクラ

写真に写っているのは、大村神社の社殿前に立つオオムラザクラの木です。花の色はつぼみの時だとえび茶ですが、満開になったときには見事なピンク色に。また、オオムラザクラの特徴として満開になる時期が遅いことが挙げられます。ソメイヨシノが咲き終わったあと、4月の上旬から下旬にかけて満開になります。一般的なお花見のシーズンが終わってからも、桜を愛でられるのはオオムラザクラならではの魅力といえるでしょう。

様々な桜で春を感じられる公園

大村公園内には、たくさんの桜が植えられています。寒桜やソメイヨシノ、そしてオオムラザクラ。なんと21種類、2000本にもおよぶ桜の木が植えられています。それぞれの桜は開花時期が異なるため、長く桜を楽しめるのも魅力といえるでしょう。ソメイヨシノが終わっても、オオムラザクラはそれから満開を迎えるので、何度かに分けながらお花見が楽しめます。

夜になると桜のライトアップが行われるのも魅力的。ライトに照らされた桜が闇に浮かび上がる姿は感動的ですらあります。石垣とのコラボレーションも素敵ですし、幻想的な絶景を見せてくれるでしょう。美しい夜桜の様子はインスタ映えすることも間違いなし。ぜひ写真を撮っておきたいですね。

花菖蒲も見逃せない

桜が有名な公園ではありますが、実は花菖蒲の花も有名。桜が終わった5~6月ごろには石垣の下に植えられている花菖蒲が見事に色づき始めます。約10万株、30万本におよぶ花菖蒲の花が咲き乱れるのはここだけ。間違いなく九州最大規模といえるので、一見の価値がありますよ。花菖蒲も桜とはまた違った魅力があるので、ぜひ写真におさめておきたいところ。

毎年開催されている祭りの一つが花菖蒲まつり。このエリアにおける特産品の販売なども行われるため、毎年開催時期には多くの人で賑わいを見せます。地元の方はもちろん、県外から足を運ぶ方も少なくありません。このタイミングで訪れるのもおすすめ。

大村公園へのアクセス

車での行き方

自動車で訪れる場合だと長崎自動車道の大村ICで降りてください。そこから約15分ほどの距離となります。

電車での行き方

JR大村駅が最寄り駅となりますが、徒歩で訪れるのは少々厳しいでしょう。駅からタクシー、またはバスを利用すると約10分ほどでアクセスできます。駅から徒歩で行くとなると40~50分ほどかかるので、あまり現実的ではありません。

住所|〒856-0834 長崎県大村市玖島1丁目45−3
営業時間|なし
定休日|なし
電話|0957-53-4111(大村市観光振興課)
公式サイトはこちら

まとめ

桜や花菖蒲の美しい花を楽しめる大村公園。かつての城址にある公園ということで、敷地内には歴史情緒が感じられる史跡も豊富です。歴史好きな方にはぜひ足を運んでほしいスポットですね。公園内を散策するだけでも楽しめますし、のんびりしたいときにもおすすめ。訪れたときには敷地内の神社にも参拝しておきましょう。桜や花菖蒲が咲き乱れる時期に訪れるのがもっともおすすめです。