熊野速玉大社は一番に熊野権現の称号を得た海辺のパワースポット

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出身地は大阪、関西とヨーロッパと南国が得意です。日本では神社仏閣巡りと公園巡り、海外では中世の町並みやお城を訪れたり、南国の島々で絶景を写真に撮るのが好きです。一緒に行くのは主人や子供達と、近場なら一人で訪れます。

朱塗りの社殿はうつくしよ~是非いこらよ~

海辺にあるパワースポットとして人気のある熊野速玉大社。和歌山でも屈指のパワースポットとして知られ、全国に3000以上ある熊野神社の総本宮でもあります。見どころがたくさんでパワーもいただけるので、和歌山観光に出かけるときにはぜひ足を運んでほしいスポットのひとつ。ここでは、熊野速玉大社の魅力や見どころ、お参りあとの食事処などについてまとめました。

熊野速玉大社は熊野神社の総本宮

海辺のパワースポット

熊野速玉大社があるのは和歌山県の新宮市です。国の史跡でもある熊野三山の一部であり、和歌山でも屈指のパワースポット。熊野神社は全国に3000社以上存在しますが、熊野速玉大社は総本宮となります。海のすぐそばに建つ太社で、山奥にある熊野本宮大社とは対照的です。

世界遺産・熊野三山のひとつ

熊野三山は紀伊山地の霊場と参詣道として、2004年にユネスコの世界遺産に登録されています。主祭神は熊野夫須美大神と熊野速玉大神。日本初の夫婦となった2人の神様を主祭神として祀っていることから、縁結びはもちろん家内安全のご利益があるといわれています。新宮十に社大権現は十二柱の神々を祀っており、全国のいたるところから多くの人が参拝に訪れます。

自然崇拝からはじまった熊野速玉大社の歴史

2000年ほど前に熊野速玉大社は建立されたといわれていますが、実際のところはよく分かっていません。もともとは自然崇拝が源流のようで、神倉山山頂の近くにあるコトブキ岩を御神体としていたのだとか。熊野速玉大社は新宮と呼ばれ、神倉神社は旧宮や元宮と呼ばれます。

熊野三山の中でも、もっとも早くに熊野権現の称号を賜ったといわれています。これは、日本第一大霊験所の勅額を奈良時代、孝謙天皇の御世に賜ったため。

熊野速玉大神は薬師如来とされており、病気や苦しみを癒すご利益があるといわれています。熊野夫須美大神は千手観音菩薩で、現世においてさまざまなご利益を与えてくれるのだそう。熊野三社は中世に確立し、自然神話から次第に仏教と習合、現在にいたりました。

熊野速玉大社を散策

神倉山の麓にあり住宅街の中にひっそりと佇む熊野速玉神社は、最寄りとなる新宮駅から徒歩約15分ほどの場所に建っています。木々に覆われたところから鳥居が現れ、敷地内には心地よい空間が広がっています。厳粛さと自然の雰囲気が絶妙にマッチした境内なので、訪れれば心穏やかになることでしょう。

ご神木である梛(なぎ)の木

ご神木の梛の木は、鳥居をくぐり神門へ向かうまでにあります。熊野権現の象徴でもあるご神木で、樹齢は100年超。平重盛の手植えと伝わっており、日本最大の大きさを誇るこのご神木は国の天然記念物に指定されています。海で働く漁師たちの信仰も篤く、海上安全のお守りになっていたようです。

金剛童子が変化したものが梛の木の葉といわれており、お参りした帰り道の安全を守ってくれるという言い伝えがありました。ご神木の葉を袖や笠などに、護符のように貼り付けていたのだとか。梛の葉の形をしたなぎまもりも、授与所で販売しています。切れにくい葉ということもあり、人やお金との良縁が期待できる、すなわち縁結びのご利益が期待できる葉です。

朱塗りの美しい神門と拝殿

境内をゆっくり散策していると、心が洗われるような感じがしてきます。目の前に神門が見えてくるので、手水舎できちんと身を清めてから先に進みましょう。中に進んでいくと美しい朱塗りの拝殿が姿を現します。古くから多くの人が参拝に訪れたという熊野速玉大社のお出ましです。

拝殿の奥には社殿が。熊野夫須美大神を第一殿に祀って、第二殿には熊野速玉大神を祀っています。第三殿には家津美御子大神を祀り、第四殿には天照大神を祀っています。このほかにも、たくさんの神々が祀られているのが特徴といえるでしょう。

熊野牛王護符とご朱印をいただこう

八咫烏(やたがらす)を絵文字化した護符が熊野牛王(くまのごおう)で、戦国時代から変わることなく受け継がれてきました。四十八もの八咫烏で描かれており、災難除けや病気平癒などのご利益があります。熊野速玉大社や神倉神社の御朱印も、こちらの授与所でいただけます。御朱印集めをしているのなら、ぜひいただいておきましょう。

元宮の神倉神社もあわせて参拝しよう

熊野速玉大社に足を運んだのなら、本宮である神倉神社にも参拝しておきましょう。神倉神社は熊野信仰の発祥でもあるため、ぜひ足を運んでおきたいところ。ただ、神倉神社は神倉山のてっぺんにあり、お参りするには538段にもおよぶ階段を上らなくてはなりません。ちなみにこの石段は、あの源頼朝が寄進したのだとか。

普通の石段ではなく急勾配となっているため、歩きやすい靴で訪れましょう。頂上にはパワースポットとして知られるコトブキ岩もあります。山頂からの眺望はすばらしいので、がんばって登ってみてくださいね。

住所|〒647-0044 和歌山県新宮市神倉1-13-8
営業時間|なし
定休日|なし
電話|0735-22-2533
公式サイトはこちら

お参りの後は、はやたま欧食堂ポルトでランチを

パスタの専門店で、速玉大社の鳥居から1ブロックほど進んだところで営業しています。古民家をリノベーションして作ったお店はとてもおしゃれで、居心地のよい空間。昔は那智勝浦で営業していたらしく、当時からかなりの人気だったそう。現在でもいつもたくさんの人でにぎわっている人気店です。

日替わりのパスタランチが人気なので、訪れた時にはぜひ味わってみましょう。前菜の生ハムサラダにパスタ、コーヒーまでついているのでお腹もきっと満足することでしょう。どのパスタも自慢の味なので、迷ってしまうかもしれません。カウンター席がメインなので、1人でも気軽に来店できます。速玉大社からの帰り道にでも気軽に立ち寄ってください。

住所|〒647-0003 和歌山県 新宮市上本町2-1-2
営業時間|AM11:30~PM2:00 PM6:00~PM10:00
定休日|月曜日・火曜日
電話|0735-23-2333
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熊野速玉大社へのアクセス

電車・バスでのアクセス

新大阪駅からの場合、特急くろしおに乗車すれば約4時間20分ほどで到着できます。JR紀勢本線の新宮駅で下車し、そこからバスに乗ります。熊野交通バスに乗れば約5分ほどで権現前バス停留所に到着。そこで降りてください。新宮駅から徒歩でもアクセスは可能ですが、だいたい20分くらいかかります。

車でのアクセス

大阪市内からの場合、阪和自動車道を走って湯浅御坊道を経由し田辺西バイパスを通ります。国道42号線から高速南紀田辺IC、国道311号線と国道166号線を通り目的地を目指してください。所要時間はだいたい3時間40分ほど。20台ほど収容可能な駐車場を完備しています。

住所|〒647-0081 和歌山県新宮市新宮1番地
営業時間|日の出~日没 授与所AM8:00~PM5:00
定休日|なし
電話|0735-22-2533
公式サイトはこちら

まとめ

落ち着きある雰囲気の熊野速玉大社は全国に3000以上ある熊野神社の総本宮。和歌山屈指のパワースポットでもあります。ご神木の薙の木や神倉神社など、境内や周辺にはご利益もいただける見どころが盛りだくさん。身が引き締まるような気持ちになれる熊野早玉神社に、是非お参りしてみてはいかがでしょうか。