標高1102メートルの山の上にある三峯神社。色鮮やかな随身門や拝殿に目を奪われる

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出身の東北中心に北海道や北関東などあちこちに出没します。花の写真が好きで、寺社仏閣も御朱印も集めながら旅をします。

山の上に荘厳な気持ち良い神域があった!

埼玉県秩父市には山の上に建てられた歴史ある神社があります。パワースポットとして有名なこの場所では、いくつかの御利益がある氣守があったり御朱印を頂くことも可能です。そんな三峯神社の見どころと楽しみ方をご紹介します。

力をもらえるパワースポット

秩父三社の1つである三峯神社はパワースポットとして知られていて、愛犬と一緒に参拝することが可能な神社となっています。

標高1102メートルに現れる清々しい神域

三峯神社(みつみねじんじゃ)は秩父三社の内の1つで、伊弉諾尊と伊弉册尊の二つの神を主祭神とする神社。標高1102メートルの山の上にあり、この神社のご眷属様(けんぞくさま)は山岳信仰を元にしたお犬様信仰となっています。犬を連れて入ることができる神社として有名で、これは神の使いがオオカミであるためです。

大きな随身門は圧巻で風が通り抜ける

大きくて立派な随身門は1691年(元禄4年)に建立されました。かつてこの門は仁王門でしたが明治時代の初めに仁王像は移設され、その行先は鴻巣の勝願寺。1792年(寛政4年)の再建と1965年(昭和40年)春の改修を経て、随身門は現在の姿となりました。

階段を登ると見えるきらびやかな拝殿

色鮮やかな彩色が施された三峯神社の拝殿は、訪れる人の目を引きます。古くからある御神木には触れることも可能です。

山林の奥に現れる鮮やかな拝殿と御神木

三峯神社は本武尊(やまとたけるのみこと)が創始したと伝えられていて、拝殿は1800年(寛政12年)に建立され、1962年(昭和37年)に改修を受けました。内部の格天井に描かれているのは奥秩父の花木などで、その数はなんと百数十種。彫刻が華やかな色で彩色されるのは、秩父三社に共通する特徴です。2007年以前は麓からロープウェイが運行していましたが、現在は営業していないため交通手段はバスや車のみとなっています。

御神木に触れて力強いパワーにあやかろう

御神木の重忠杉(しげただすぎ)は本殿の手前両脇にあり、その樹齢は800年超。重忠杉は触れて氣をもらうと生気がみなぎるスポットとなっています。そのため、訪れる参拝者が触れる部分は木の色が変化しているのが特徴です。

拝殿の敷石の龍神様を忘れずに拝もう

縁起が良いとされる敷石の龍神は2012年の辰年に突然現れたものです。手桶の水が拝殿前の石畳に用意され、その水をかけると龍神が浮き出て見えます。浮き出てきた龍神は赤い目をしていて、色の濃い部分が口元と髭を表していてなかなか迫力ある姿です。

パワーが込められた氣守と御朱印

三峯神社の特徴的な氣守は是非とも手に入れたい御利益グッズ。氣守は4種類、御朱印は3種類が用意されています。

御神木入りのお守りはぜひ手に入れよう

氣守(きまもり)は三峯神社の御神木を内符に納めて御守りにしたもので、表側には氣の文字、裏側にはオオカミがそれぞれ描かれているのが特徴。勇気・元気・やる気がみなぎるという御利益があり、通常は4色の氣守がありますが色による御利益の違いはありません。

頂ける御朱印は3種類

御朱印は全部で3種類が用意されていて、オオカミの絵が描かれているものと菖蒲が描かれているものは書置きのみです。多くの人が訪れる人気のスポットなので御朱印帳に記入して頂くまでに平日は10分程度、土曜日・日曜日はそれ以上の待ち時間が掛かる場合があります。

想い人との恋愛成就を願おう

拝殿からさらに奥に進んでいくとあるのが、縁結びの木と呼ばれる恋愛成就を願える素敵なスポット。もみの木とヒノキが共に寄り添っている木で、ここに用意された用紙に自分の名前と好意を寄せる人の名前をそれぞれ記入し納めて恋愛成就を祈るというものです。また、祈り終えたら運が占える恋みくじもあるので試してみるのも良いでしょう。

日本武尊の銅像を仰ぎ空を見る

三峯神社の創始者とされる日本武尊の銅像はとても大きく、本体は5.2mで、地上約15mの場所に手を挙げて堂々と立っています。銅像の付近はベンチなどもあり公園のような作りで広場になっていますが、その他に施設があるわけではありません。

高台から望む秩父の山々は圧巻

本丸である奥宮は山の頂上にあります。遥拝殿はその奥宮とともに秩父の山々の大パノラマを望むことができる場所です。

遥拝殿で秩父の山々の自然の力を感じよう

遥拝殿(見晴台)は随身門のちょうど反対側に位置していて、山から少し飛び出したような格好をしているのが特徴。この場所からは山の向こうに見える標高1329mの妙法ヶ岳の頂上の奥宮を拝することができます。眼前に広がる秩父の山々は圧巻で、絶景を堪能できるスポットです。

奥宮まで軽い登山をしよう

奥宮へは一旦三ツ鳥居まで戻って、お土産屋さんやご飯処の奥の方にある林道を進んで行きます。奥宮の手前には鎖場(くさりば)と呼ばれる難所があり、急斜面の岩場に備え付けられた鎖を伝いながら進むスタイルです。鎖を掴むので手袋などがあると良いでしょう。鎖場を越えて急な階段を登った先にあるのが素朴な外観の奥宮です。

周辺のおすすめスポット

冬季にしか見られない絶景の氷柱があります。また、和同開珎ゆかりの神社では金運上昇を願うことも可能です。

冬だけ見れる絶景の三十槌の氷柱

三十槌の氷柱(みそつちのつらら)は奥秩父の冬の名勝で岩清水が凍ることで生み出された氷の芸術です。夜間には一定期間ライトアップもされるので、夜の闇に美しく光り輝く幻想的な様子も見られます。

この氷柱が見られるのは1月下旬~2月中旬で、その期間は天候や気候によって若干変わってくるので詳細は事前に観光協会に確認しておくと良いでしょう。また、現地では防寒対策が必須なことと、足元が滑りやすいので歩行に適した靴で行くのが望ましいです。

住所|〒369-1901 埼玉県秩父市大滝
営業時間|1月下旬~2月中旬(要確認)
定休日|要確認
電話|0494-55-0707
公式サイトはこちら

 

和同開珎ゆかりの金運アップを願う聖神社

銭神様とも呼ばれる聖神社(ひじりじんじゃ)は江戸時代中期の建築で、秩父市の有形文化財に指定されています。この近くには和銅遺跡という和銅が採掘された露天掘り跡があったり、金運上昇のグッズ類を購入することも可能です。この神社の神の使いはムカデであり、御朱印帳の裏面に描かれているのはムカデの絵。また、社務所はないので書置きの御朱印が拝殿に用意されています。

住所|〒368-0001 埼玉県 秩父市 黒谷 2191
営業時間|無休
定休日|無休
電話|0494-22-2481
公式サイトはこちら

三峯神社へのアクセス

三峯神社へは公共交通機関か車でのアクセスが可能となっています。電車を利用する場合は西武鉄道か秩父鉄道を利用して行くことが可能です。

電車での行き方


電車を利用してのアクセスの方法は、池袋駅から西武鉄道・特急レッドアローに乗車して西武秩父駅までおよそ1時間20分の距離です。西武秩父駅から三峯神社行き急行バスに乗車しておよそ1時間30分で三峯神社に到着となります。

車での行き方

東京方面から車を利用する場合は、関越自動車道・花園インターチェンジより国道140号線と皆野寄居バイパスを経由しておよそ2時間の距離です。山梨方面から車を利用する場合は、中央自動車道・甲府昭和インターチェンジより国道140号線、雁坂トンネルを経由しておよそ2時間半となっています。

バスでの行き方

西武秩父駅より三峯神社行き急行バスに乗車して約1時間30分です。西武秩父駅から徒歩で御花畑駅に向かい秩父鉄道に乗り換えて終点の三峰口駅へ行き、そこから西武バスで三峯神社に行く方法もあります。また、三峯神社行きのバスツアーを利用するのも良いでしょう。

まとめ

三峯神社は秩父の山々に囲まれた大自然の中の荘厳な景色が魅力のスポット。色鮮やかな随身門や拝殿の様子は、目を奪われるほどの美しさです。樹齢800年を超える御神木からは生命のパワーを感じることができます。この地を訪れて大自然と霊気の凄みを感じてみてはいかがでしょうか。