度重なる火災からも生き延びた強運の六波羅蜜寺。空也上人立像を自分の目に焼きつけよう

この記事の情報提供者

トラベルパートナー: Takeshi

出身地は京都。得意なエリアは関西近郊です。 日本全国様々な町を野に咲く花のように風に吹かれながら旅をしています。 そんな旅先で出会った人達とのふれあいや素晴らしい風景を写真で皆様にお届けしたいと思っています。 グルメ好きで特におむすびが好きなので、地元グルメも紹介したいと思っています。よろしくお願いします。

教科書でお馴染みの空也上人立像があるでぇ

京都と聞くと八坂神社や二条城など有名なお寺や神社はたくさんありますが、六波羅蜜寺というお寺をご存知でしょうか。ここは、教科書にも載っている空也上人立像や金運アップのご利益がある、知る人ぞ知る穴場のお寺です。ここではそんな奥深い悟りの知識も身に付く六波羅蜜寺の魅力をご紹介します。

悟りの世界がわかる六波羅蜜寺

古い神社やお寺が立ち並ぶ京都の町の中でも、特に古い木造建築として有名なのが六波羅蜜寺。応仁の乱を免れることができた歴史的価値の高い建物となっています。今ではその建築を見ようと、日本人だけではなく海外からも多くの観光客が訪れています。

教科書でお馴染みの空也上人像がある

京都の六波羅蜜寺は、地元の方が参拝することが多い京都通が訪れるお寺。あの世とこの世の狭間近くにあるとも言われています。金運アップのご利益だけではなく、国宝の十一面観音像や一願石など、境内には知れば知るほど楽しく学べるご利益や魅力がたくさん詰まっています。

教科書で一度は見たことがある空也上人により創建されました。宗派は真言宗智山派で、西光寺が前身。十一面観音が本尊となる西国三十三所17番札所でもあります。あの世とこの世を結ぶ六道の辻近くに位置しており、お寺の周辺には六道珍皇寺や安井金毘羅宮などもあります。

入口正面にある弁財天

本堂正面の正門は普段は閉門しています。8月の特別な萬燈会で開門されるぐらいです。入る際は南入り口の出入り口から入るようにしましょう。ここは金運アップのパワースポットとして有名な弁財天が鎮座しています。財力や言語・音楽などのご利益がある女神とも言われています。

入口すぐ横にある総受付

総受付では、御守りやキーホルダーなどが置かれていたり、施設内の説明が書かれています。ほかのお寺に比べてカジュアルな雰囲気なので入りやすく、年中行事や特別拝観など季節の催し物が掲載されてます。お手洗いもあるので、休憩所として利用もできますよ。

お寺のシンボル、十一面観音像

六波羅蜜寺の外庭には、シンボル的存在とも言われる十一面観音像が。この像は国宝の十一面観音像に似せて造られたもので、本物は宝物館の中に大切に保管されています。ご本尊の十一面観音像は12年に一度の辰年にだけ開帳されるので、ぜひその年には訪れてみましょう。こちらの十一面観音像の場所は、本堂の南側である一願石の隣にあります。

一つだけ願いが叶う一願石

十一面観音像の隣にあるこちらの一願石とは、一つだけ願いが叶うといわれる石柱。人の混雑が少ない密かなパワースポットで、円盤状の梵字が書かれた石の金文字から願いを込めながら手前に3回石を回すと、その願いが叶うといわれています。撫で牛像の前にあるので、何か叶えたい願い事がある場合はぜひやってみてくださいね。

平清盛公の供養塔

六波羅蜜寺周辺は平安時代後期には平家の屋根が立ち並ぶなど、平家にゆかりのある場所。この辺り一帯は平家の拠点として自軍を駐留させていた歴史があります。平家全盛期には5200ほどの邸宅が立ち並んでいましたが、全盛期が過ぎるとほとんどが焼け落ちてしまい、現在ではこの六波羅蜜寺のみとなりました。

悲しき運命の阿古屋塚

平清盛公の塚の横には平景清の思い人である、阿古屋(あこや)の阿古屋塚があります。阿古屋とは京都五条坂の遊女のこと。歌舞伎の演題にも登場するなど文学作品や日本の芸術にも多く影響を与えています。この石塔は鎌倉時代に建てられ、下の台座には石棺の石蓋が敷かれています。

病気治癒に御利益のある撫で牛

十一観音像の東側にある撫で牛。撫で牛を触る時は、自分の身体の悪い部分と同じ部分を触れて撫でることで、痛みや病気が快方に向かうと言われています。もともと牛は、仏の化身であったり神聖な生き物として、十二支にも現れてきています。たまに撫で牛の周辺に盛塩がありますが、盛塩には触れないよう気をつけてください。

重要文化財である本堂

ちらの本堂は当時からそのまま唯一残った建造物で、火災などから逃れた強運の建造物とも言われています。本堂受付には四柱推命をもとにした開運推命おみくじもあるので、お参りのあとには占ってみましょう。十一観音像が保管されている宝物館は有料で入場できます。空也上人立像も安置されていますが、撮影禁止なので訪れた際にはしっかり目に焼き付けておきましょう。

連日大賑わいの授与所

授与所は、特に土日など休日の際は特に人で混雑しています。時間帯によっては1時間待ちになることもあるので、休日に訪れる際は覚悟してください。金運アップの弁財天の御朱印やお守り袋を求める参拝客で混雑しています。弁財天以外の御朱印は本堂内の納経所でもいただけるので、混んでいる際はそちらも訪問してみてはいかがでしょうか。

金運アップの恩恵が受けられる銭洗い弁財天

銭洗い弁財天とは、置かれているざるにお金を入れて3回洗ってから、それらを持ち帰ると金運アップにもなると言われています。授与所では、洗い終わったお金を保管する金運御守り袋もあるので、ぜひ利用してみましょう。

絵馬は縁起の良い都七福神

都七福神は日本最古の七福神のこと。京都に7ヶ所あり、六波羅蜜寺以外には、恵比寿神社・行願寺・妙円寺・東寺・赤山禅院・萬福寺があります。六波羅蜜寺神社以外ですぐ行くことができる神社は恵比寿神社。徒歩5分で到着できるので、参拝ついでに訪れるとよいでしょう。絵馬は境内にかけるのが普通ですが、ここではお正月の三が日の弁財天吉祥稲穂に付ける方もいるなど、絵馬の扱い方も少し違っています。

六波羅蜜寺へのアクセス

車での行き方

京都の四条通は混雑が予想されるので五条通りを通行するのがおすすめ。京都の車道は一方通行が多いので気づかずに逆走してしないように注意してください。六波羅蜜寺の専用駐車場はないので、一番近いタイムズ駐車場を利用するとよいでしょう。

電車での行き方

京阪電鉄本線の清水五条駅が最寄り駅、そこから徒歩7分で到着します。阪急電車河原町駅から徒歩15分ほどで到着。JR京都駅から向かう場合は、市バス206系清水道を下車して徒歩7分ほどです。

住所|〒605-0801 京都府京都市東山区宮川筋8丁目
営業時間|9:00~19:00
定休日|なし
電話|06-6945-4560
公式サイトはこちら

まとめ

六波羅蜜寺は京都の中でも知る人ぞ知る隠れた金運アップのパワースポット。平清盛公の供養塔や撫で牛、十一観音像など歴史的に重要なものがたくさんあります。京都に出向いた際は、六波羅蜜寺で金運と日本の歴史を感じる空間を感じてみませんか。