竹田城跡は雲海に浮かぶ天空の城

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私の出身地は大阪です。在職中は国内各地を仕事でまわりましたが、今は気のむくままに向かう小さな旅先で出会う風景写真を撮り楽しんでいます。新緑映える山尾根歩きや古人訪ねる歴史探訪の旅が気に入り面白いです。

秋深まり幻のごどぐ朝靄さ包まれる山頂ぎの竹田城跡はまさに息ばのむ絶景天空の城ラピュタ

竹田城跡は400年を超える歴史ある石垣遺構。秋の終わりに発生する雲海に包まれたその姿はまるで天空の城ラピュタです。この絶景を一目見ようとたくさんの観光客が足を運びます。竹田城跡の魅力を徹底的にお伝えします。

竹田城跡について

竹田城跡は当時の面影を色濃く残す歴史的遺構。雲海と相まった幻想的な風景を求めて多くの観光客が訪れます。

竹田駅裏の竹田城跡登山口

竹田城跡は城としての機能を失って400年もの月日が経過したにもかかわらず、今なお石垣が当時とあまり遜色なく残存しています。

石垣は縦に400m、横に100m続いており日本有数の石垣遺構であると同時に日本100名城の1つです。法樹寺と忠魂碑が道中にある登山道が整備されており、竹田駅の裏手より800m伸びています。

天守台からの景観

竹田城跡は繁栄していた当時、城の縄張りが臥せた虎に似ていたことから虎伏城とも呼ばれています。

秋の終わりの晴れた日の朝方は霧が発生することがあり、雲海へと発展します。雲海に包まれた竹田城跡の姿はまるで天空の城ラピュタです。この幻想的な景色を求めて足を運ぶ恋人たちが多いため、恋人の聖地にも登録されています。

竹田城跡と雲海が織りなす絶景

竹田城跡は、雲海に包まれた光景がSNS上で拡散されて注目が集まるようになりました。竹田城跡と雲海の作る絶景を堪能する方法をご紹介します。

雲海に浮かぶ城跡

竹田城跡の楽しみ方は2通りあります。1つは、竹田駅の裏から伸びる登山道を進んで、城跡を直接見てふれて楽しむ方法です。もう1つは、竹田城跡のある山の対面にそびえる朝来山にある立雲峡から竹田城跡を見て楽しむ方法です。雲海に包まれたその姿はまさしくマチュピチュのように見えます。

おすすめの楽しみ方は、登山道を利用して竹田城跡の石垣に直にふれて歴史を感じた後に、天守台から全体を見渡す方法です。

朝靄の中に漂う城跡

竹田城跡が今のように注目されるようになった理由の1つは、インスタ映えする写真がSNS上で広まったことです。竹田城跡と雲海の生み出す絶景が一番きれいに見える時間帯は、城下を流れる円山川から発生した霧が雲海となる夜明けから朝8時頃まで。

雲海が発生しやすい季節は秋の終わり頃で、前日の夜の気温が低く晴れた朝方が朝もやが発生する可能性が高いです。

雲海に浮かぶ竹田城跡の撮影スポット

竹田城跡といえばやはり雲海です。竹田城跡と雲海が織りなす絶景をフレームに収めるベストスポットをご紹介します。

雲海湧く立雲峡展望台

竹田城跡と雲海の絶景を見るなら朝来山の中間に広がる立雲挟です。展望台が3つ設置されているので、絶海を見たいなら朝霧が立ち込める朝8時までにはどれかに上りましょう。

立雲挟の駐車場まではJR竹田駅から2.3kmほどで割と近いです。しかし、駐車場から第1展望台までは歩いて約40分もかかるので、余裕を持って出かけましょう。

雲海が見えない立雲峡展望台

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竹田城跡に雲海見えず。。

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竹田城跡と雲海の絶景はいつでも見れるわけではなく、タイミングと天候条件が重なることが必要です。雲海が見れなくても、竹田城跡の姿を視界に入れながらの登山は気持ちよく、足取りも軽い登山ができます。

立雲挟は竹田城跡の絶景スポットだけではなく山桜の名所としても知られており、見頃になると竹田城跡をバックに花見客で賑わいます。

桜咲く竹田城跡本丸辺り

竹田城跡は雲海にスポットライトが当てられがちですが、城跡を散策すると情緒や歴史を感じられます。おすすめのルートをご紹介します。

北千畳から石垣沿い散策

竹田城跡の城郭は、中心にある天守台から北西方向には花屋敷、北側には二の丸と三の丸、北千畳と続き、南側には南二の丸と南千畳があります。

石垣の構造は部位によって違う工法が取り入れられており、城全体は有名な安土城や姫路城などと同じ穴積み工法です。これに対して天守台と本丸、北千畳の出隅は草木積み工法で造られています。

天守台から南千畳散策

北千畳からスタートすると、天守台からそのまま南側へは行けない仕組みになっており、一旦二の丸へ戻って南千畳へ向かいます。

これは本丸を守るために戦略的に造られた回り道のような構造で、西側の平殿を抜けて南千畳のある南側に行けます。竹田城が滅ぼされたときは南千畳から攻撃を受けていることもあり、当時に思いを馳せると切なさを感じるほどです。

城下寺町通りの散策スポット

竹田城跡は山城なので城下町は山のふもとに位置しています。城下町周辺のおすすめスポットについてご紹介します。

相撲桟敷のある珍しい神社

竹田城跡の城下町には寺町通りと呼ばれる歴史的エリアがあり、立ち並ぶのは表米神社や法樹寺をはじめ、常光寺や勝賢寺の4つの寺院です。

表米神社の境内は一ノ鳥居と二ノ鳥居がある参道を抜けて、神門を通ると見えてくる拝殿と本殿から構成されています。相撲桟敷は石段で作られた相撲土俵の見物席で、県の文化財に指定されています。

竹田城最後の城主の供養塔がある神社

法樹寺は竹田城が落城したときの城主だった、赤松広秀夫婦の御膳と位牌がある神社。境内の中心となる本殿には薬師如来像だけが鎮座しており、その裏手には国指定史跡にも指定されている赤松広秀の居館跡と供養塔があります。JR竹田駅の裏手から伸びる登山道の道中にあります。

城下寺町通りに流れる竹田川

竹田川は4つの寺院が立ち並ぶ城下寺町通りから、表米神社に合わせて作られた虎伏城公園までのおよそ600mの道沿いに流れる川。

ゆっくり流れる川にはたくさんの鯉が放流されており、季節によっては菖蒲が川沿いを彩ります。竹田川に架けられた5つの石橋と寺院の白壁の情緒あふれる雰囲気に包まれながら散策できます。

竹田城跡お薦め食事処

丹波牛が食べられるあったかプラザ

あったかプラザは病院だった建物を再利用して作られた飲食店で、門構えなどの一部は病院だった当時のままです。おすすめは丹波牛をふんだんに使ったお財布に優しいランチメニュー。竹田駅の改札から200m先にある天空バス停の前に店を構えているので、観光の前後どちらでも利用しやすいでしょう。

住所|〒669-5252 兵庫県朝来市和田山町竹田208-2
営業時間|AM09:30〜PM16:45
定休日|毎週月曜日・木曜日
電話|0796-74-2606
公式サイトはこちら

レトロな町家屋カフェ

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お昼ご飯は古民家をリノベした #竹田町屋カフェ寺子屋 にて 丹波牛すき焼き小鍋膳を頂きました♡ * 竹田駅周辺は城下町の風情が色濃く残り 明治20年に建てられた町屋を改装した コタツのある雰囲気の良いお店。 宿もあるみたいやし次は泊まりたいなぁ * 丹波牛特選肉50g 1900円 むちゃくちゃ贅沢ー!美味すぎー! 大満足!ごちそうさまでした❤︎ ⏩⏩⏩ #竹田駅 #城下町 #和田山 #旧木村酒造場 #竹田町寺子屋はな亭 #丹波牛 #丹波牛すき焼き #前菜6種 #日本一卵 #美味しい #古民家カフェ #町屋改装 #竹田城 #竹田城跡 #takeda_castle #天空の城 #兵庫県朝来市 #朝来市 #🗻 #山歩き #ハイキング #自然の風景 #大自然 #旅 #旅好きな人と繋がりたい #誕生日デート #おさやの旅日記

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竹田町屋寺子屋は明治時代の町家屋を思わせる古民家カフェ。おすすめは予約限定の日替わりランチです。竹田駅の改札から歩いて3分で行ける距離にあるので、竹田城跡の散策に疲れた体を休めるのに最適です。お座敷の客席なので足を伸ばしてゆっくりくつろげます。

住所|〒669-5252 兵庫県朝来市和田山町竹田286番地
営業時間|AM10:00~PM18:00
定休日|なし
電話|079-674-1255
公式サイトはこちら

竹田城跡へのアクセス

電車での行き方

竹田城跡に一番近い駅は寺前駅と和田山駅に挟まれたJR竹田駅。駅裏から続く登山道を利用すればおよそ40分で竹田城跡に着きます。JR西日本の播但線は、平日は上りと下りどちらも1時間に1本しか運行していないので、乗り遅れないように行動しましょう。

バスでの行き方

JR竹田駅の改札口前に天空バスの停留所がありますが、バスは北西側の車道を通るので時間がかかります。竹田城跡の停留所からは料金所まで坂道を歩いて上る必要があり、およそ15分かかります。バスは観光シーズンになると長蛇の列ができるほど待たないといけなくなるので、登山道を歩いて駅を目指すのがおすすめ。

住所|〒667-0021 兵庫県養父市八鹿町八鹿115-37
営業時間|AM7:00-PM18:30
定休日|なし
電話|079-662-6151
公式サイトはこちら

まとめ

竹田城跡は日本版マチュピチュとも言われる、幻想的な風景を堪能できるスポット。歴史的価値のある石垣遺構と秋の終わりに発生する雲海が織りなす絶景は見逃せません。城下寺町の散策も情緒があって楽しめるので、ぜひ足を運んでみてください。