プラハ城は世界一大きい中世の城。荘厳な外観と繊細な内観をしっかり見ておこう

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トラベルパートナー: Yuki

出身地は青森。得意なエリアはヨーロッパ全般、特にイギリスの津々浦々。 歴史ある古い街が好きで、文学や映画に関わる文化的なスポットの紹介が得意です。徹底的に調べ上げるタイプで、過去に訪れた都市のGoogleマップは数百個のスターでびっしり・・・。「旅行中は美味しいものしか食べない」が信条。一人旅でも楽しめる気軽なカフェから、団体でガッツリいけるローカル食堂まで、世界の穴場グルメを紹介します。

古きよきヨーロッパ濃縮100%!まさにファンタジー世界

中世の世界にタイムスリップしたような気分を味わえる人気のスポット、それがチェコのプラハ城です。観光スポットとしても人気があり、毎年多くの観光客が足を運ぶ名所。迫力ある外観は細部まで緻密に造られており、それを見るだけでも楽しめるでしょう。ここではプラハ城の魅力や見どころ、アクセスなどについてまとめてみました。

世界一美しい街プラハを代表する歴史的シンボル

チェコのプラハ城ユネスコ世界遺産にも登録されている価値の高い城。中世の城としては世界一大きいとしてギネスにも登録されています。現在ではチェコ共和国の大統領府として機能しています。プラハ城に入るのに便利なのはオンラインチケット。城で受け取れるため列に並ぶ必要がありません。すべての入り口でセキュリティチェックが行われるので覚えておきましょう。

プラハ城観光のベストな時間帯は

敷地内は朝一で周り、施設が開場する15~20分前に並びランチタイムまでに見学を終えるという流れがもっともベスト。夕方からはお城がライトアップされ幻想的な雰囲気になるので、外から楽しむのが良いでしょう。ロマンチックなのでカップルで見てほしいですね。週末は観光客であふれるため、平日の午前中がおすすめ。

聖ヴィート大聖堂でゴシック建築に触れる

何となく恐ろしげに見える城ですが、聖遺物が保管されているためプラハ市民にとっては大事なお城です。見どころを探っていきましょう。

荘厳な聖ヴィート大聖堂

聖ヴィート大聖堂はプラハ大司教の司教座聖堂です。10世紀にロマネスク様式の教会が建築されたことに端を発し、14世紀にはゴシック様式へ、1929年に現在の姿になりました。太陽の光がステンドグラスを照らし美しい姿を浮かび上がらせるので、観光は太陽が出ているうちがおすすめです。

外側の大きさと緻密さはとにかく必見

96mの高さに幅60m、奥行きが124mと圧倒的なスケールを誇る大建築物です。迫力ある外観は細部まで緻密に計算されて造られていますし、その素晴らしい見た目は圧巻の一言。重厚な石の壁がいくつも組み合わさる様子は要塞のようにも見えます。大聖堂の外壁には異形の生物、ガーゴイルがとりつき、侵入しようとするものを威嚇します。

光とステンドグラスの調和に魅了される

ゴシック様式の建築物でよく見られる、リブ・ヴォールトが天井に施されていることが特徴。ステンドグラス越しの光が身廟全体を照らすような設計になっています。巨大なステンドグラスは迫力がありつつも神秘的。写真とは異なる光の色合いに圧倒されるでしょう。

ステンドグラスを手掛けたのはチェコの画家でアルフォンス・ミュシャ。観光客で混雑するので譲り合って見学しましょう。キリストのすぐ下にいるのは土着の女神スラヴィア。作者の郷土愛も伝わってきます。赤い服の少年は聖ヴァツラフ、隣にいる女性は祖母の聖リュドミラです。

黄金小路で中世のプラハにタイムスリップ

黄金小路はプラハ城敷地の北側にあります。

黄金小路を散策してみよう

昼は混雑しやすいので、それ以外の時間に見学するのがおすすめ。16世紀に誕生した城壁の中の街で、当時の皇帝がここに錬金術師を住まわせたことが由来なのだとか。もともとはプラハ城に詰めていた兵士たちの家とも言われています。

剣と鉄と魔法の世界

各国で実際に実戦で使われていた鎧や甲冑、武器が数多く並べられています。男性ならきっとワクワクしてしまうでしょう。作家のフランツ・カフカは22番の家で2年を過ごし、長編小説城など複数の作品を執筆しました。超能力者としても知られるマダム・ド・テベは14番の家。12番は映画歴史研究家として名をはせたジョセフ・カズダのコレクションを展示。

まだまだあるプラハ城内の穴場スポット

場内には穴場と言われるスポットがいくつかあるので、訪れた際にはぜひ巡ってみましょう。

聖ヴァーツラフの王冠

聖ウェンセスラス教会のどこかに聖ヴァーツラフの王冠が保管されていると言われています。展示されているのはレプリカ。7つの保管室のカギは大統領や総理大臣、大司教など国の重鎮が管理しています。正当な継承者でないものが王冠をかぶってしまうと1年を待たずして不幸に見舞われるのだとか。

ダリボルカタワー

かつては牢獄として使われていたところ。貴族や騎士を収容する場所でしたが、やがて一般人にも使われるようになりました。囚人用マスクや手枷足枷、拷問具などを展示しています。装着して写真撮影ができるものもあるので、ぜひ撮影しておきたいですね。名前の由来は最初に収容された囚人の名前から。

オランジェリー

1999年に建設された温室でガラスでできています。冬のプラハでもここだけは暖かいです。ステンレスの骨組みはチェコの建築家であるエヴァ・イジチナーによるもの。なお、オランジェリーとはオレンジ栽培用の温室という意味です。

歴史ある街で優雅に一服。一押しのドリンクスポット

観光に疲れたのなら、コーヒーショップやカフェで一休みしましょう。美味しいドリンクが飲めるお店もたくさんありますよ。

スターバックスコーヒー プラハ城店

プラハ城店は世界一の絶景スタバと名高いです。ベランダからはコーヒーを飲みながら世界遺産を望めます。朝早くから大勢の観光客で賑わいを見せますし、昼前と午後は常にピークタイム。開店する少し前に行くのが無難でしょう。英語メニューもありますし、英語にも対応してくれます。基本的なメニューも日本にあるスタバと同じなので安心。

住所| Hradcanske Namesti, Prague 118 00
営業時間|AM9:00 - PM6:30
定休日|なし
電話|+420-235-013-536
公式サイトはこちら

Schody Home Bar(スホディ・ホーム・バー)

隠れ家のような雰囲気のバーです。チェコ語でスホディは階段という意味があり、フラッチャ二広場へ行く階段下にあるためこのような名前になったのだとか。市内の隠れた名店パーラーのオーナーが、別館として2018年にオープンしました。壁と床に使われている六角形のタイルが印象的。

住所| Zámecké schody, Prague 8
営業時間|AM10:00 - PM11:30(日曜AM10:00 - PM6:00)
定休日|なし
電話|+420-739-579-839
公式サイトはこちら

プラハ城へのアクセス

プラハ城へは地下鉄のほか、トラム(路面電車)でもアクセスできます。ここではアクセス方法をまとめてみました。

地下鉄での行き方

プラハ地下鉄A線のマラー・ストラナ駅が最寄り駅となるので、下車してオールドキャッスルの階段を上っていけば城の東側です。トータルで121セットの階段は17世紀からあり、レッサータウン広場とプラハ城をつないでいます。長い階段ですが道中に目にする市街の眺望は辛さをすべて吹き飛ばしてくれるほどの美しさ。

トラム(路面電車)での行き方

プラハ地下鉄A線のナーロドニー・トゥシーダ駅、もしくはマラー・ストラナ駅から22番のトラムに乗車しましょう。ポホジェレツ駅で下車すれば、城までは下り坂になっているので楽です。行きはトラムを使い、帰りは地下鉄駅まで散策がてら歩くというのがもっとも楽しめるでしょう。

住所| 119 08 Praha 1- Hradčany
営業時間|AM6:00 - PM10:00
定休日|なし
電話|+420-224-372-423
公式サイトはこちら

まとめ

中世ヨーロッパの雰囲気をたっぷり味わえるプラハ城は、見どころがとにかくたくさんあります。特別歴史を知らずとも、荘厳で迫力ある建物を眺めるだけでも楽しめるでしょう。複雑な造りの建物やステンドグラスは大きな見どころなので、ぜひじっくり見学してほしいです。ゆっくりとのんびり見物したいのなら、なるべく朝の早い時間に行くのがおすすめですよ。