京都随一のパワースポット鞍馬寺で神秘的な雰囲気を満喫

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トラベルパートナー: HARUKI

私は広島県出身ですが、会社の転勤を繰り返し、いろんな地域で暮らしてきました。 赴任先を起点に各地の観光スポットを巡って絶景や思い出になる写真を撮っています。 最近は一人旅が多いですね。 紹介記事は西日本中心になります。 みなさんに一味違った旅の魅力をご紹介出来たら幸いです。

鞍馬の天狗が待ってるで~

京都市左京区にある鞍馬寺は、650万年前に金星から護法魔王尊が降り立った地という伝説があるスピリチャルなパワースポット。その護法魔王尊使える大天狗に、武芸を習ったのが後の源義経となる牛若丸で、これが鞍馬天狗の話の由来なったと言われています。さまざまな伝説に彩られた鞍馬寺を紹介します。

尊天の宇宙エネルギーを感じよう

毘沙門天、千手観世音、護法魔王尊の三身一体を尊天として本尊に祀る鞍馬寺。尊天とは宇宙を支配する活動体のことです。

鞍馬寺とは

能の演目「鞍馬天狗」でも知られる、牛若丸が修行した地として有名な鞍馬寺。京都盆地の北、豊かな自然を残す鞍馬山の南斜面にある寺です。

770年に奈良唐招提寺の鑑真和上の高弟・鑑禎によって開山されたと伝わっています。正式名は鞍馬弘教総本山鞍馬寺です。

威厳のある仁王門

鞍馬寺と書かれた石柱の横の階段を登り、まず現れるのが山門です。1911年に再建されたものですが。左側の扉は1182年から1184年のものとされています。

仁王像は鎌倉時代を代表する仏師湛慶作と伝わるもの。山門は結界を表し、ここから先は浄域となります。

牛若丸のケーブルカー

山中にある鞍馬寺を参拝するには体力が必要です。少し自信がないという人は、ケーブルカーを利用しましょう。日本一短いケーブルカーは、山門から徒歩約2分、普明殿にあるケーブル山門駅から、約2分でケーブル多宝塔駅に到着します。

運営は鞍馬寺なので乗務員は作務衣姿。ケーブルカーを降りると、多宝塔駅から約300mの緩い坂道と155段の石段があります。

東光坊跡に源義経公供養塔

牛若丸が7歳から17歳までを過ごした東光坊。遮那王と呼ばれていた牛若丸は、敗軍の将の息子ということで出家をすることで命を救われました。

覚日阿闍梨のもと鞍馬寺で仏法修行をするはずでしたが、夜になると抜け出し父源義朝の敵を討つために、奥の院で兵法修行をしていたといいます。現在その東光坊の跡地には、義経の供養塔が建っています。

本殿金堂の前には幾何学模様の金剛床

鞍馬寺本殿金堂には、三位一体の本尊、尊天が祀られています。中央の毘沙門天は光を象徴し太陽の精霊、向かって右の千手観世音は愛を象徴し月輪の精霊、左の魔王尊を力の象徴にして大地(地球)の霊王中央。

これらが合わさり「すべての生命を生かし存在させる宇宙エネルギー」として、尊天は本尊として存在しているのです。

本殿前の阿吽の虎

虎は毘沙門天の使いとされていることから、鞍馬寺の門を守護するのは狛犬ではなく阿吽の虎。門を守る聖獣阿吽とは、インドの古い言葉の最初と最後の文字を表すものです。

仏教ではこの世に生まれ悟りを求め、煩悩や執着を捨て永遠の平和と安楽の世界を示す言葉です。

与謝野晶子の書斎冬柏亭

本殿金堂からしばらく山道を登ったところに、1976年に東京の屋敷から移築された与謝野晶子の書斎冬柏亭があります。

鞍馬をたびたび訪れていた与謝野晶子は多くの歌を残しました。向かいの霊宝殿前には歌碑も建てられています。

牛若丸の修行場と伝わる木の根道

牛若丸が鞍馬天狗に修行をつけてもらっていたと伝わる魔王殿に至る参道は、地面に木の根が這っているように見える不思議な雰囲気の場所。

木の根が硬い岩盤に阻まれ、地中に伸ばすことができないためこのような状態になったといわれています。

宇宙から舞い降りた聖地 奥の院の魔王殿

護法魔王尊を祀る鞍馬寺の奥の院魔王殿。太古の昔、宇宙から護法魔王尊が降り立った場所といわれています。

護法魔王尊はいわゆる魔界の王でなく、大地の霊王であり地球を象徴する存在。静けさもあり、ただならぬ雰囲気を醸し出す聖域です。

鞍馬山から貴船に渡る

魔王殿を参拝した後、そのまま道なりに進み西門を出ると貴船神社の鳥居の前に出ます。水の神であると同時に縁切りの神としても有名な神社です。

貴船神社の鳥居

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木々に囲まれた中に朱色の鳥居。貴船川上流の貴船神社の入り口です。御祭神は高龗神で水や雨を司る神。貴船山と鞍馬山に挟まれた細長い渓谷に料理店が建ち並び、夏には貴船川沿いに川床が供されます。

京都駅から車で40分ほどの距離にあり、近隣の鞍馬と合わせて京都の奥座敷、避暑地として人気の高い場所です。

貴船神社の拝殿

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全国450社ある貴船神社の総本社。土地の名前は「きぶね」ですが、水神であることから濁るのを嫌い、神社名は「きふね」となっています。

古くから祈雨の神として、現在では全国の調理業や水を取り扱う商売の神として、信仰を集めています。

水占みくじや個性的な絵馬に縁切りの神と多彩な顔

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境内の御神水に浮かべると文字が浮かぶ水占みくじは全国的にも有名ですが、意外と知られていないのは貴船神社が絵馬の元祖だということ。歴代の天皇が干ばつのときには黒馬を、長雨には白馬を奉納して祈願したことがはじまりで、それを馬形の板に着色するようになったのが現在の絵馬の原型です。

また、縁結びの神としての信仰もあり、小説や漫画の陰陽師の影響からカップルでにぎわう神社です。しかしその一方で、呪詛神としても有名。悪運を断つためにお参りする人もいます。丑の刻参りの舞台となっているのも貴船神社です。

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京都の避暑地貴船ふじやは川床の元祖

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貴船神社の鳥居前、山々の大自然に囲まれた絶好のロケーションの中にある貴船ふじや。創業天保年間以来、川魚生簀料理を一貫して提供している料理旅館です。

京都の夏の風物詩である川床料理を、最初に始めた京都の奥座敷を代表するお店です。冬は温かいぼたん鍋が提供されています。

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鞍馬寺へのアクセス

電車でのアクセス

京阪電車出町柳駅から叡山電鉄に乗り換え、鞍馬寺駅下車。徒歩約30分です。

車でのアクセス

府道38号線京都広河原美山線(鞍馬街道)を進み、京都駅からだと約40分、叡山電鉄鞍馬駅前の天狗が目印です。

鞍馬寺専用の駐車場はなく、山門前に有料駐車場があります。

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まとめ

本殿金堂前にある、金剛床はパワースポットとして有名な場所。六芒星の中心に立つと、宇宙のエネルギーを受けられるといわれています。お参りすれば他にも随所に神秘的なところがあります。数々の伝説を頭に入れて巡ってみてはいかがでしょう。