大鳥神社はコンパクトながらも目黒区民のパワースポット。酉の市を訪れよう

この記事の情報提供者

トラベルパートナー: naolalala

東京出身。旅行に行くのなら絶対海外派。最近はアメリカやオーストラリアの国立公園の魅力にはまってしまって、旅行先にはなるべく自然の多いところにしています。週末はぶらぶらお散歩が好きなので、近場を歩きながら気になったモチーフなどを写真におさめます。美味しいスポットも絶対おさえます。

目黒区の最古の神社である大鳥神社は地元民の心のオアシス

目黒区民から親しまれている大鳥神社は、地元民にとってオアシスのような存在。毎年11月に行われている酉の市が特に有名で、縁起物をいただこうと多くの方が足を運びます。近くの目黒川沿いには春になるとたくさんの桜が咲き乱れますし、神社に参拝したあとに散策しながら帰るのもおすすめ。ここでは、大鳥神社の見どころや歴史、酉の市の魅力などについてまとめてみました。

目黒の大鳥神社に行こう

大鳥神社とは

東京都目黒区下目黒に鎮座し、人々を見守り続けてきた大鳥神社。荘厳な雰囲気満載の社殿はとても立派ですし、古くから地域の方に畏敬の念を持って親しまれてきました。大鳥神社といえば、毎年11月に開催される酉の市が有名。大鳥神社の一大イベントであり、期間中には多くの方が足を運びます。旧社格は村社で、目黒村の総鎮守。目黒区では最古の神社としても有名です。

大鳥神社のヒストリー

ヤマトタケルノミコトの父、景行天皇の時代のこと、ヤマトタケルノミコトがこの地を訪れて、東夷の平定を祈願したといわれています。その後、ヤマトタケルノミコトの霊が白鳥の姿となり、大和の方角に向かって飛んでいったのだとか。その白鳥を祀った神社が完成したのが806年のことです。室町時代には鳥明神と言われ、江戸時代になると大鳥大明神社と呼ばれるようになりました。

目黒区では最古の神社であり、非常に長い歴史を持つ神社。もちろん、建物は当時のものではありませんが、雰囲気からも歴史の重みが感じられます。2006年には鎮座1200年祭りが大々的に行われました。

剣の舞

大鳥神社に伝わっている神楽が剣の舞で、ヤマトタケルノミコトを称えるための舞です。十握剣を背に八握剣を使って踊る、とても豪快で美しい舞い。剣によって邪気を払うという、神事そのものを剣の舞は表現しています。毎年9月9日に近い日曜に、例大祭で剣の舞が奉納されます。

大鳥神社の見どころ

交通量の多い通りに鳥居が

大鳥神社が建つのは、山手通りと目黒通りという交通量の多い道路の交差点。鳥居は山手通り沿いにあり、そこから先が参道となります。人の往来がとても多く、日常的に多くの方がお参りに訪れているのも特徴。石造りの鳥居はとても立派で、一歩くぐると一気に空気が変わったような雰囲気が感じられます。鳥居を抜けて参道を歩くときは、なるべく端を歩きましょう。真ん中は神様の通り道です。

拝殿には明治神宮宮司による扁額

現在の社殿は再建されたものです。もともとの社殿は、1945年の東京大空襲によって焼失してしまいました。再建されたのは1961年のことです。扁額には、かつての明治神宮宮司による「武州大鳥宮」という文字が確認できるでしょう。

ひっそり佇む本殿

拝殿の左側には本殿がありますが、こちらも1962年に再建されたものとなります。拝殿の脇には境内社である目黒稲荷神社が。境内社はこの一社だけとなりますが、4柱の神が祀られています。倉稲魂尊(うかのみたまのみこと)はいわゆるお稲荷様、他に素戔嗚尊(すさのおのみこと)・火産巣火神(ほむすびのかみ)・水速女命(みつはのめのみこと)が合祀されています。

神楽殿では舞が奉納される

神楽殿は表参道の鳥居の右側に。大鳥神社に伝わる剣の舞が奉納されるのもココ。例大祭で剣の舞が奉納されます。剣の舞の荒々しくも美しい舞を一目見ようと、9月の例大祭には多くの人が足を運び賑わいます。

立派な狛犬

拝殿の前に鎮座するのは一対の狛犬。まるで拝殿を守るかのようにじっと鎮座しています。見るからに年季の入った狛犬ですし、歴史の重みが感じられるでしょう。1916年に奉納されたもので、間近で見ると迫力のある姿をしています。

櫛塚

拝殿の右側に建つ櫛塚。ヤマトタケルノミコトと、オトタビバナヒメノミコトの伝説から建てられたもので、1989年に奉納されました。伝説の内容ですが、海神の怒りによって海が荒れたとき、ヤマトタケルノミコトの妃だったオトタビバナヒメノミコトが、海に自らの身を投げて海を鎮めたとか。それによってヤマトタケルノミコトは助かったといわれています。

酉の市は絶対に行くべし

大鳥神社の大イベント酉の市

酉の市は、大鳥神社が執り行うイベントの中でもっともメジャーなイベント。地元の方だけでなく、遠方からもわざわざ足を運ぶ人がいるくらいの盛況ぶりです。大鳥神社といえば酉の市、といってもよいほでしょう。1835年に、近所の農家の人たちが浅草から熊手を取り寄せ、大鳥神社を舞台に売り出したことが始まりだといわれています。11月の酉の日に酉の市が開かれ、境内では熊手が販売されます。

色とりどりの熊手

酉の市には、地元の方はもちろん全国から観光客が足を運んでいます。縁起物の熊手を手に入れようと、全国各地からたくさんの人が訪れて大賑わいに。酉の市のイメージが強いことから、大鳥神社は目黒のお酉さんと呼ばれることも。大島の酉の市が大盛り上がりになる理由の一つが御朱印。大鳥神社では、酉の市の日にしか御朱印を書いていません。そのため、御朱印を集めている人がたくさん集まるので、それも混雑の原因になっています。

帰りは目黒川沿いを散策しながら

目黒川沿いをのんびりお散歩

大鳥神社で参拝が終わったら、目黒川沿いをゆっくり散策しながら歩いてみましょう。新たな発見もできるかもしれませんよ。

目黒駅が最寄り駅となる大鳥神社ですが、帰りには目黒川沿いを歩きつつ中目黒駅を目指すのもアリ。目黒川にはたくさん橋も架かっていますし、それぞれ色が違うので、それを見ながら歩くのも楽しいです。中目黒駅までは距離にして約2キロメートル、歩く時間は20分強です。のんびり散歩しながら向かえば、あっという間に到着しますよ。

桜の時期は絶対に外せない

目黒川といえば忘れてはいけないのが桜まつり。川の両岸にはたくさんの桜が咲き乱れ、あたり一帯がピンク色に色づきます。幻想的な空間となるので、絶対に見ておきたいですね。桜のシーズンになると多くの花見客で混雑してしまいますが、午前中だとそこまで混雑もしません。大鳥神社に参拝するのなら、なるべく朝の早い時間にして、それから川沿いを歩くようにしましょう。

中目黒でちょっとお茶タイム

目黒川沿いをずっと歩いていくと、東急東横線の高架が見えてきます。ここまで来れば中目黒駅は目と鼻の先。中目黒駅の周辺にはカフェもたくさんあるので、疲れたのならちょっと一休みしていきましょう。お花見の時期になると目黒川沿いに屋台も出るので、食べ歩きするのも楽しいです。美しく咲く桜の花を見ながら食べ歩くとより美味しく感じるでしょう。

大鳥神社へのアクセス

電車での行き方

大鳥神社の最寄り駅となるのは目黒駅。東急目黒線やJR山手線、東京メトロ南北線、都営三田線など複数の路線が乗り入れているのが特徴。さまざまな路線が利用できるのは嬉しいですね。目黒駅からは徒歩約10分強でアクセスできるでしょう。

また、目黒駅から東急バスに乗車し、大鳥神社前停留所で下車すれば目と鼻の先です。渋谷駅や中目黒駅、大崎駅からも大鳥神社前を通るバスが運行しています。散策がてら歩くのも楽しいですが、なるべく歩きたくない方は駅からバスがおすすめ。

住所|〒153-0064 東京都目黒区下目黒3丁目1−2
営業時間|24時間営業
定休日|なし
電話|03-3494-0543
公式サイトはこちら

まとめ

歴史ある大鳥神社に参拝し、帰りには付近を散策しながら中目黒駅を目指してみましょう。一大イベントである酉の市にはぜひ訪れたいですし、桜のシーズンに参拝するのもおすすめ。御朱印集めをしている方も、酉の市の日に訪れるようにしましょう。