チャールストンはアメリカ植民地の歴史を色濃く残した街

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東京出身。旅行に行くのなら絶対海外派。最近はアメリカやオーストラリアの国立公園の魅力にはまってしまって、旅行先にはなるべく自然の多いところにしています。週末はぶらぶらお散歩が好きなので、近場を歩きながら気になったモチーフなどを写真におさめます。美味しいスポットも絶対おさえます。

貿易港としてかつては栄華をほこっていたチャールストンでアメリカの歴史を学ぼう

サウスカロライナ州の港湾都市チャールストンは、中心街にたくさんの歴史的建造物があり、歴史景観都市としてもアメリカではナンバーワンの人気を誇る観光スポットとなっています。今日は一度は行きたいチャールストンの魅力や観光スポット、楽しみ方までをご紹介します。

歴史ある町並みが美しいチャールストン

歴史ある港湾都市

チャールストンはアメリカ南東部サウスカロライナ州にあり、アシュレー川とクーパー川に囲まれた港湾都市。1670年にイングランド王・チャールズ2世にちなんでチャールズタウンとして建設された街で、チャールズ2世時代には植民地領主たちの特権的領土として認められていた歴史があります。1783年になり都市の名前はチャールストンと変更されました。

かつては貿易港として栄えていたチャールストン

チャールストンはアメリカ南部の重要な貿易港として栄え、17世紀の終わりにはフィラデルフィア、ニューヨーク、ボストン、ケベックについで北米で5番目の大都市でした。この時代にイギリスの最南端の植民地として栄え、奴隷たちも多く連れて来られ、人口の半分が奴隷となった時代もありました。

南部植民地の貿易港となった1700年代後半には、アメリカで4番目に大きな港になった歴史も。しかし、独立戦争ではイギリスに占領された苦い経験もあり、南北戦争では一番最初に戦いが起きた場所としても知られています。

今では植民地の歴史を感じさせる観光地

南部の主要港湾都市であったチャールストンの街には、入植者だったイギリスの街並みが色濃く残っていて、それが魅力となり今では人気の観光地です。ここはその温かい気候と可愛らしい街並みで、クリスマスバケーションともなると世界各地から観光客が集まってきます。ちなみに全米で最もマナーのよい都市に選ばれており、そういった意味では観光も安心ですね。

チャールストンのおすすめスポット

教会の多さに驚く

チャールストンは聖なる都市と呼ばれるほど教会が多いことでも有名です。これは植民地時代にカトリック信者でなくとも信仰の自由を認めていたためで、街中に大切に保存された古い教会はこの街の魅力ある景観となっています。

堂々たる神殿様式の税関

星条旗がかかげられ、街のシンボルともなっているのが、1879年に作られた神殿様式の立派なUnited States Custom House(税関)の建物です。船での観光客も多く訪れるチャールストンではとても便利な場所にあります。建物の中は公開されていないため、街歩きの際は外から写真を撮っておきましょう。

アメリカ人の人気No1の港

チャールストン港には5つのターミナルがあり、そのうちの3つは港に、2つはクーパー川に。アメリカにおける顧客満足度が一番高い港として認定されていて、国内からも船で多くの観光客が訪れます。また、大型クルーズ船のターミナルもあり、バハマ、キーウェスト、バミューダへのクルーズラインが通っています。

戦艦ヨークタウン号

チャールストンの対岸には戦艦ヨークタウン号が停泊しています。これは第二次世界大戦や朝鮮戦争のときに活躍した戦艦で、日本の戦艦大和が沈没した際にも戦っていたものです。実際に戦艦内に入って見学することもできます。地下のデッキで7つものツアーがあるので、興味のある方は時間をかけてゆっくり見学するといいでしょう。

アーサー・ラベネル・ジュニア橋

クーパー川にかかるアーサー・ラベネル・ジュニア橋は2005年に開通したばかりの新しい橋で、マウントプレザントとチャールストンの街を4キロに渡って繋いでいます。塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に直接つないだ吊り橋で、アメリカ大陸で最長の斜張橋になっています。橋は歩行者専用道と自転車道も設けられているので、歩いて渡ることもできますよ。

チャールストンを散策しよう

可愛らしい街並み

チャールストンは温暖な気候もあって人気の観光地。市街にはかわいらしい色をした建物がぎっしりと並んでいて、散策するだけでも楽しくなりますよ。歴史地区にある建物では特徴的なpiazzas(ピアッツァ)と呼ばれる長いベランダがかわいらしく、写真映えもばっちりです。

夜のライトアップが美しい

夜になると教会や観光名所の建物がライトアップされとても雰囲気があります。特にクリスマスシーズンになると、ライトアップがぐんと多くなり夜の散歩を楽しむ人で賑わいます。チャールストンはエリアによっては治安はあまり良くはありませんが、メインストリートのキング・ストリートなら夜でもさほど危なくはありません。

キング・ストリートでおしゃれなショッピング

チャールストンでのショッピングといえば目抜き通りのキング・ストリートが一番人気です。有名ブランド店やおしゃれなレストランなどが全てここに集まっています。また、ギャラリーなどもとても多いので見どころは満載。1日いてもまず飽きることがありません。

シティマーケット

チャールストンシティマーケットは1841年にオープンした可愛さ満点のマーケットエリアです。特に雑貨、小物や食器といったお土産にぴったりの雑貨から、寝具、家具などまでさまざまなものが揃っています。チャールストン市街にあり、ミーティング・ストリートとイースト・ベイ・ストリートの間にあるので、ぜひチェックしてみてください。

馬車で貴族気分に

チャールストンシティマーケットからは馬車に乗ることができます。ガイドさん付きの街めぐりツアーもあるので、歩くのに疲れたらぜひ利用してみてはいかがでしょう。歴史ある街並みを馬車で眺めるのはとても素敵な気分になりますよ。ネットで事前予約もできます。

チャールストンの街に泊まってみよう

高級ホテルに泊まるべし

チャールストンは人気観光地だけあり、ハイアット、ヒルトンといったメジャーな高級ホテルも多くあります。ホリデイ・イン、ベストウェスタンといったリーズナブルなホテルもあるので、予算に応じて決めると良いでしょう。ただし、ノースチャールストンは治安が悪いため、宿泊はなるべくチャールストン中心街の高級ホテルに泊まることをおすすめします。

Hyman’s Seafoodでたっぷりシーフード

チャールストンのグルメといえば、大西洋の美味しいシーフードが名物です。Hyman’s Seafoodは大変有名なシーフードレストランで、行列が絶えない人気店として知られています。1階はバーカウンター、2階がレストランとなっていて、一皿のボリュームがあるので仲間とシェアしながらいろいろなシーフードを満喫するのが得策です。

住所| 215 Meeting St, Charleston, SC 29401-3107, USA
営業時間|AM11:00-PM9:00(金土はPM10:00まで)
定休日|なし
電話|1-843-723-6000
公式サイトはこちら

チャールストンへのアクセス

飛行機での行き方

チャールストン国際空港がありますが、残念ながら日本からの直行便はありません。そのため、ワシントン・ダレス空港やハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ空港まで行ってから、チャールストン国際空港へとトランジットが必要です。チャールストン国際空港はノースチャールストン市の中心街に位置するため、チャールストン市街までのアクセスはとてもしやすいです。

車での行き方

車でチャールストンまで行くのであれば、アメリカ南部をめぐる旅として風と共に去りぬの舞台になったジョージア州・アトランタを経由するドライブがおすすめです。アトランタで滞在してから、チャールストンまでレンタカーでドライブするのも楽しいですよ。

アトランタからは約5時間のドライブですが、途中に広大な綿花畑などの風景を眺めることができます。大規模なプランテーションで開拓された場所であることを実感できることでしょう。

住所| 360 Meeting St, Charleston, SC 29403, USA(チャールストン博物館)
営業時間|AM9:00-PM5:00(日曜のみAM12:00-PM5:00)
定休日|なし
電話| 1-843-722-2996 ext. 264
公式サイトはこちら

まとめ

アメリカの歴史が残るチャールストンの街並み、そして、歴史に彩られた建造物や戦艦など、なぜか映画で観たことのある古い時代にタイムスリップしたような不思議な気分を味わえます。アトランタからドライブで向かうのも楽しいチャールストン。次の旅行ではぜひ立ち寄ってみてくださいね。