音戸の瀬戸は瀬戸内海を眺める穴場スポット。桜の中に浮かぶ大橋は必見

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31歳1児のママ。秋田県出身。 転勤族のため全国11箇所に住んだ経験があり、特に青森県中心に書いています。東北地方の歴史・文化・民間伝承が好き。実際に住んだからこそわかる情報を盛り込んだ記事作成を心がけています。

桜がきれいに咲いちょるけぇ、いっぺん来てみんさい

美しい瀬戸内の海を一望できる穴場的なスポットが音戸の瀬戸です。の街並みはもちろん周辺の島々を眺められるため、観光スポットとしても人気。春になるとたくさんの桜の花が開花し見事な景色も見せてくれます。ここでは、音戸の瀬戸の魅力や楽しみ方、訪れるときの交通手段などについて情報発信します。

呉市の中でも絶景に定評ある音戸の瀬戸

広島県の呉にはいくつもの観光スポットがありますが、あまり知られていない穴場がココ。絶景を眺めに足を運んでみましょう。

瀬戸内海を一望できる音戸の瀬戸

呉から倉橋島のあいだを南北にのびる海峡を音戸の瀬戸(おんどのせと)と呼びます。山が海峡近くにあることから、瀬戸内海の美しい海が一望でき絶景スポットとしても知られています。周辺の島々や呉の街並みまで眺めることができ、観光スポットとしても人気。

約2300本もの桜が咲き乱れる桜の名所でもあります。4月から5月にかけては約8300本もの紅白ツツジも咲き乱れますし、美しい風景を見せてくれるでしょう。呉から倉橋島、江田島などへ向かう途中に寄れるスポットでもあるので、観光注いでに立ち寄ってみるのもおすすめ。

古代から交通の要所でもあった

古くから海の難所としても知られていた場所ですが、それと同時に交通の要衝でもありました。

奈良時代には遣唐使船も通る場所

1日に何度も潮の流れが変わるため海の難所として古くから有名。遣唐使もこの周辺を通って大陸に向かったと伝わっています。広島から関西へと繋がる重要なルートだったことから、平安時代から交通の要衝でもありました。当時は旅館や市場も建ち並んでいたのだとか。

古代より多くの船が発着しており、船大工もたくさん住んでいました。潮の満ち引きを利用した江戸時代の自然のドッグ跡も見つかっています。明治時代には海軍の総監部が設置されましたが、それは音戸の瀬戸が天然の要塞だったというだけでなく、古くから海や船とともに生活してきた人が多かったことが理由かもしれません。

現在でも広島湾から安芸灘へ抜ける最短コース。そのため、一般の船はもちろん海上自衛隊の艦も通っています。周辺は牡蠣の養殖が盛んで、養殖している風景を海辺で見ることもできます。海と周辺の山、この地に生きる人々の暮らしが溶け込んだ景色も味わい深いですね。

あの平清盛にもゆかりがある

安芸の宮島を造営したのは平清盛です。清盛はこの音戸にも足を運び開削したのだとか。おんど観光文化会館うずしおの目の前には平清盛を供養する供養塔もあります。清盛が睨むと潮の流れが止まったという伝説もありますが、もともとこの海は潮の流れが頻繁に変わるので、偶然だったと言われています。

桜の名所としても人気

春になるとたくさんの桜が花開き、瀬戸内の海と合わさって美しい風景を見せてくれます。

瀬戸内海と桜のコントラストが最高

呉市は瀬戸内海に面しており、桜と海のコラボレーションを満喫できます。そのため、美しい景色を一目見ようとたくさんの観光客が足を運んでいます。赤い音戸大橋と海、桜の色のコントラストは絶妙。海に近い場所でお花見できるのも人気の理由でしょう。

音戸の瀬戸公園には約2300本もの桜が植えられています。桜の種類も5つと多く、さまざまな桜の花が楽しめるでしょう。ベンチもありますが少ないので花見に訪れるときにはレジャーシートが必須。晴れた日なら海と空がより鮮明になりさらに美しい風景を楽しめます。公園内を大きな蜂が飛んでいることもあるので、黒い服はやめたほうが無難でしょう。

歩きやすく汚れても良い靴がおすすめ

音戸の瀬戸公園は山なので、急斜面の階段もあります。なるべく歩きやすい靴で行きましょう。3~4月でもかなり暑くなる日があるため、温度調整しやすい服がベスト。コンクリート舗装されている部分もあるものの、土がむき出しのところもあるためベビーカーや車いすだと行けないところもあります。

車で行くのがおすすめ

呉市の花見スポットの中でもトップスリーに入るほどの人気。そのため、駐車場は大混雑しそうですが、複数の駐車場があるため意外とすんなり停められます。平日ならお昼の時間帯でも花見スポットに近い場所にとめられます。

日帰り温泉も地元の人に人気

音戸の瀬戸公園で花見や散策、眺望を楽しんだら温泉で疲れを癒しましょう。日帰りでも楽しめます。

汐音は気軽に行ける日帰り温泉

公園内の山の高いところにある瀬戸内オーシャンスパ 汐音(しおん)。日帰り温泉施設で、温泉だけでなくマッサージスパやレストラン、土産売場などがあります。呉駅近くの大和温泉が人気ですが、こちらも地元の人から愛されている日帰り温泉。

露天風呂からの景色は最高。瀬戸内の美しい海を眺めつつ入浴できます。瀬戸内海が夕焼けに染まる景色や、太陽が沈む様子も眺められるため風情もありますね。暑い時期でも露天風呂なら潮風を浴びながら心地よく温泉を楽しめるでしょう。

駐車スペースも広々として停めやすい

地元の人から愛されている日帰り温泉ですが、駐車スペースはかなり広いので安心。そこまで混雑することも少ないですし、運転の初心者でも安心して停められるでしょう。駐車場から眺める景色も素晴らしいので、温泉を出たあとは景色にも注目。呉市方面の海岸や倉橋島方面の海岸も望めます。温泉の駐車場のすぐ下には散歩コースもあるので、温泉から出たあとに散策も可能。

住所|〒737-0012 広島県呉市警固屋8丁目16−12
営業時間|10:00 ~ 22:00
定休日|水曜日
電話|0823-20-2212
公式サイトはこちら

音戸の瀬戸へのアクセス

車で行く場合

広島市方面から向かう場合だと、広島呉道路(クレアライン)で呉ICから呉市の中心部を抜けていきます。南方向へ走行してだいたい25分ほどでしょうか。東広島方面から向かうケースだと、東広島呉道路を出てから約30分ほどで到着します。東広島方面からのアクセスだと、休山トンネルを抜けるルートと通らずに音戸の瀬戸の南をう回するルートがあります。

早く着きたいのならトンネルを抜けたほうがよいでしょう。距離的にはトンネルを使わずに音戸の瀬戸の南側を通ったほうが近いのですが、こちらは道幅が狭いので運転しにくいというデメリットも。しかも、交通量が多く曲がりくねった道を進まなくてはならないため、余計に時間がかかってしまいます。運転の初心者だとなおさら時間がかかるでしょう。

バスで行く場合

バスで向かう場合だと、JR呉駅から広島バスに乗車し昭和町経由、音戸の瀬戸方面に向かいます。最寄りの停留所は音戸渡船口なのでそこで下車してください。そこから坂を上がって徒歩約10分ほどで到着します。また、音戸大橋上バス停留所なら下車して目と鼻の先が音戸の瀬戸。こちらならほとんど歩くこともありません。呉駅から音戸の瀬戸までのバスでの所要時間はだいたい30分ほど。ただ、1時間に1本程度しか運航していないので注意が必要です。

住所|〒737-1203 広島県呉市警固屋8丁目-音戸町間
営業時間|なし
定休日|なし
電話|呉市観光振興課 Tel:0823-25-3309
公式サイトはこちら

まとめ

瀬戸内海の素晴らしい景色を一望できるだけでなく、桜やツツジとのコラボレーションも楽しめる音戸の瀬戸。広島観光はほぼやりつくした、という方にもおすすめのスポットです。特に春先なら美しい景色を眺められますよ。近くには日帰り温泉や散歩道もあるので、観光の骨休めに訪れるのもいいかもしれませんね。