八甲田山で登山にチャレンジしてみよう。冬にはスノーモンスターが待っている

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トラベルパートナー: YUKI

青森県出身のYUKIです。世界遺産が大好きで、以前はよく一人で旅に出ていました。今まで訪れた国は約30ヵ国。現在は海外に住んでいて、時間がある時は夫と一緒に旅に出ています。メインで書いている記事は出身地の青森県、アメリカ、それと世界遺産を有する国々です。

青森が誇る八甲田山にだっきゃ魅力がいっぱいあるすけ~

登山に訪れる人も多い八甲田山は青森にある活火山です。日本有数の豪雪地帯として知られ、ウィンタースポーツや冬景色が楽しめるスポットとしても有名です。紅葉の名所としても知られる八甲田山の魅力や楽しみかたをまとめました。

青森県の中央に位置する雄大な山

青森が誇る観光スポットの1つに八甲田山があります。八甲田山ではいろいろなところで湿原や沼が見られるのも特徴です。

日本百名山に選ばれている八甲田山

八甲田山は標高1584メートルの活火山で、青森県内では岩木山に次いで高い山です。八甲田山という名前が浸透していますが、実は八甲田連峰というのが正しい呼び名です。青森県の中央に位置する日本百名山の1つであり、活火山なので常時観測火山の対象になっています。

至るところで見られる湿原や沼


八甲田山に訪れると至るところに湿地や湿原を見つけることができます。中でも有名な田代平湿原は、青森市の天然記念物に選ばれています。展望デッキのある睡蓮沼は比較的アクセスしやすいため観光で訪れた人にも人気です。硫黄の臭いがたちこめる地獄沼ですが、その名のイメージとは反対に紅葉の季節には美しい風景を見せてくれます。

八甲田山で登山にチャレンジ

八甲田山の魅力は美しい風景を眺めながら登山ができるという点にもあります。初級者でも挑戦しやすい登山道があるので、自分のレベルにあわせたコースを選び無理なく登るのがおすすめです。

初級者でも挑戦しやすい登山道

八甲田山にはいくつかの登山道があるため、自分のレベルにあったコースを選んで挑戦しましょう。初級者は毛無(けなし)パラダイスライン、上級者は大岳登山コースがおすすめです。天気がよければ津軽海峡や下北半島まで見渡せるので、素晴らしい絶景を眺めることができます。

 紅葉シーズンが登山におすすめ

八甲田山に登るなら紅葉シーズンとなる10月頃がおすすめです。山一帯がオレンジや赤、黄色などの美しい色合いの幻想的な風景に染まります。山の天気は変わりやすいうえに、10月初旬から雪が降ることもあるため防寒対策が必要です。八甲田山は人気の紅葉スポットでもあるため秋頃になると多くの人が訪れます。混雑を覚悟していくか比較的空いている平日を狙っていくのがおすすめです。

ロープウェイを利用してみよう

登山初級者におすすめの毛無パラダイスラインへは、ロープウェイを利用していこくこともできます。ロープウェイは1度に100人ほど運ぶことができ、片道10分ほどの道のりになります。中から見下ろす山々の景色は素晴らしく、美しい紅葉に酔いしれるひとときとなるでしょう。

住所|〒030-0188 青森県青森市荒川字寒水沢1番地12
営業時間|AM9:00-PM4:20 (冬期PM3:40)
定休日|なし
電話|017-738-0343
公式サイトはこちら

日本有数の豪雪地帯で雪が生み出すアート

人気の紅葉シーズンとはまた違う顔を見せてくれるのが冬の季節です。冬はウィンタースポーツを楽しんだり樹氷を見たりすることができます。

スノーモンスターに会いに行こう

冬の八甲田山では樹氷という、日本でも限られたところでしか目にできないものを見ることができます。樹氷はスノーモンスターともいわれ、樹木全体が氷と雪に包まれて幻想的な風景です。徒歩で行くときには準備を整え登山用のしっかりとしたブーツまたはスノーシューを履いて行きます。スキーやスノーボードを楽しみながら樹氷も見られますが、すぐ近くを滑らないなど安全には充分気をつけてください。

5月まで楽しめるウィンタースポーツ

ウィンタースポーツをする人に人気の八甲田山は、5月ごろまでスノーボードやスキーを楽しむことができます。プロスキーヤーやスノーボーダーからも評判の上質なパウダースノーが魅力です。多くの人で賑わう山では毎年遭難者が絶えないこともあり、周囲の様子と天候の見極めに気をつける必要があります。

春先にしか見ることのできない巨大な壁

冬の時期を過ぎて春を迎えるころには、除雪によって蹴飛ばされた雪でできた大きな雪の壁が出現します。毎年一般開通に先駆けて歩行者限定で開放される巨大な雪の壁は、八甲田山ならではのものなので一見の価値ありです。

八甲田山に架かる城ヶ倉大橋

八甲田山に架かる城ヶ倉大橋からは360度のパノラマ絶景を楽しめます。素晴らしい景色に何度でもシャッターを切ってしまうほどです。

南部地方と津軽地方を結ぶ橋

城ヶ倉大橋(じょうがくらおおはし)は平成7年に開通した橋で、南部地方と津軽地方の交通の利便性を高めた橋でもあります。谷底からの高さは122メートルで上路式アーチ橋としては日本一の高さです。城ヶ倉大橋は国立公園の一部である城ヶ倉渓流の上に橋があり、360度の大パノラマを楽しむことができます。ここから見る紅葉がもっともきれいだとも言われているので紅葉シーズンに訪れた際は必見です。

橋を歩いて渡ってみよう

橋はきれいに整備された歩道があるので歩いて渡ることも可能です。橋の真ん中あたりまで行くと城ヶ倉渓流を眺められますが、身を乗り出しすぎないように注意してください。駐車場や公衆トイレが完備されているため、ドライブの休憩を兼ねて立ち寄るのもおすすめです。

住所|〒030-0198 青森県青森市荒川字南荒川山
営業時間|なし
定休日|なし
電話|017-728-0200
公式サイト|なし

登山のあとは温泉でゆっくり疲れを癒して

八甲田山周辺は全国的にも有名な温泉があります。登山やアクティビティで疲れたあとは温泉宿でのんびり。温泉に浸かったりお土産を探したり、ゆっくり過ごして疲れを癒やしましょう。

酸ヶ湯温泉は巨大な混浴風呂

酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん)はメディアでもよく取り上げられる有名な温泉で、レトロな造りに懐かしさを感じる人も多いでしょう。ヒバ千人風呂と呼ばれる酸ヶ湯温泉は160畳もの広さを誇る大浴場で、女性専用の時間帯も設けられていますが基本的には混浴です。大人数の混浴温泉というのは珍しく、国内でもほとんど見られません。八甲田山観光の基点になる温泉でお土産物も充実しています。

住所|〒030-0197 青森県青森市荒川字南荒川山国有林小字酸湯沢50
営業時間|AM8:00-PM9:00(受付時間)
定休日|なし
電話|017-738-6400
公式サイトはこちら

日本三大秘湯の谷地温泉

谷地温泉(やちおんせん)は日本三大秘湯に数えられる温泉で400年以上の歴史があります。2つの源泉を堪能でき、それぞれに異なる効能があるのも人気の理由です。谷地温泉の近くには十和田湖や谷地湿原、奥入瀬渓流といった観光スポットもあります。

住所|〒030-0303 青森県十和田市法量谷地1
営業時間|なし
定休日|なし
電話|0176-74-1181
公式サイトはこちら

千年の秘湯の蔦温泉

源泉湧き流しという蔦温泉(つたおんせん)は、日本でも30ヶ所ほどしかない珍しい温泉です。平安時代から1000年以上続く温泉で、風情ある建物にも情緒を感じます。落ち着いた空間でのんびり過ごせますが、周辺は豪雪地帯のため天候や道路状況をよく確認してから行かなければなりません。

住所|〒034-0301 青森県十和田市奥瀬字蔦野湯1
営業時間|なし
定休日|なし
電話|0176-74-2311
公式サイトはこちら

八甲田山へのアクセス

車での行き方

車で行く場合は青森市内から約20キロメートルの道のりとなります。弘前市からは城ヶ倉大橋を経由して約40キロメートル、八戸市からだと約80キロメートルの距離です。酸ヶ湯温泉の近くには広い駐車場があり、登山に出かける人がよく利用しています。八甲田山はかなり広く路上駐車できる場所がいくつもありますが、道幅が狭いところもあるので、ほかの人や車の迷惑にならないよう注意してください。

バスでの行き方

バスを利用する場合は、青森駅からJRバスに乗車します。冬の間は一部の道路が閉鎖になるため、十和田湖まで行かず青森駅と酸ヶ湯温泉間のみの運行になります。バス利用の場合は時刻表を確認し、1日に数便しか走らないバスに乗り遅れないよう気をつけましょう。

住所|〒030-0111 青森市寒水沢1-12(八甲田ロープウェー)
営業時間|なし
定休日|なし
電話|017-764-5507(八甲田総合インフォメーション)
公式サイトはこちら

まとめ

素晴らしい景色はもちろん、登山やウィンタースポーツなどのアクティビティも楽しめる八甲田山。周辺の温泉宿はどこも素敵で、有名な温泉で疲れた心と体をリフレッシュさせるには最適です。家族旅行をはじめカップルや夫婦での旅行先としても人気の場所なので、青森観光の際はぜひ八甲田山に訪れてみてください。