金沢城公園では金沢城復元中。石垣の博物館と呼ばれるほど美しく力強い石垣に惚れ惚れ

公開日:2019/2/22 更新日:2019/5/6

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石川県出身。地元でのんびりと散歩するのが好きです。金沢市内のスポットをメインで紹介していきます。また、旅行で行ったことのあるスポットも紹介します。
金沢大学のキャンパスとして使われとったこともあったげんて

石川県金沢市にある金沢城公園を紹介します。かつては金沢大学のキャンパスとしても使われていたこの公園は、歴史的な建造物が整備され、見どころ満載。兼六園と並ぶ金沢の魅力的な観光スポットです。

金沢大学のキャンパスがあった場所

金沢大学誕生の地

石川県金沢市にある金沢城公園。兼六園と並ぶ金沢の名所と知られるこの広大な公園は、1995年まで金沢大学丸の内キャンパス、別名、城内キャンパスとして使われていました。当時は兼六園側にある石川門が大学の正門となっていました。

現在の金沢大学はどこに

現在キャンパスは金沢市東部の医王山ふもとにある角間町に移動し、名前も金沢大学角間キャンパスと変わっています。移転は1989年から1995年の6年間かけて行われ、現在のキャンパスはテレビアニメ「Angel Beats!」のモデルにもなっています。

金沢城公園整備の歴史

金沢のシンボル公園として整備されていた

金沢城公園の歴史を辿ると、1996年に石川県が国から金沢城を取得し、公園整備がスタートしました。その後、2010年にいもり堀と河北門の修復工事が完了。2015年には、橋爪門二の門と玉泉院丸庭園が完成しています。橋爪門二の門は、金沢城の二の丸正門。一の門、枡形、二の門からなり、1881年に焼失する以前の姿に復元されました。

現在は鼠多門・鼠多橋を整備中

そして現在は鼠多(ねずみた)門と鼠多橋の復元工事がされています。この鼠多門と鼠多橋の復元にあたっては、2014年から発掘、絵図、文献などの調査が3年がかりで行われ、2018年6月にやっと工事が開始しました。2020年に完成予定となっていますので、いよいよですね。なお、付近には工事の様子を覗ける見学台も設置されています。

金沢城公園の見どころ

城内で最も格式の高い橋爪門

ここからは金沢城公園の見どころをいくつか紹介します。まずは、城内で最も格式の高い問とされていた橋爪門です。この門は、1681年に起きた大火後に設置された二の丸の正門。1808年の二の丸火災で焼失後すぐに再建されましたが、1881年に再度焼失。橋爪門の歴史を見ると、以下に当時は火事が多かったかがわかりますね。

橋爪門は、石川門と河北門と共に三御門と呼ばれ、戸室石が敷かれるなど格式の高い姿を見せていました。2015年3月に復元工事が完了しています。

高い防御力の河北門

続いては、高い防御力を備えた河北門です。この門は、河北坂を登りきったところにある三の丸の正面で、宝暦の大火で焼失しました。1772年に一度再建されましたが、1882年には旧陸軍によって撤去されました。2007年11月に復元工事が始まり、2010年4月に完成しています。



歴代藩主が楽しんだ玉泉院丸庭園

次に紹介するのは歴代藩主が楽しんだ玉泉院丸庭園(ぎょくせんいんまるていえん)です。この庭園は、1634年に加賀藩三代藩主の前田利常がつくり始めたもので、池泉回遊式と呼ばれるスタイルを用いて、城内に引かれた辰巳用水を水源としていました。2013年5月に工事が始まり、2015年3月に完成しています。なお、現在は夕焼けをテーマにしたライトアップを楽しむことができます。

テニスコートだったいもり堀

続いての見どころは、いもり堀です。この堀は1907年に旧陸軍によって埋め立てられました。その後軍用地として使われ、戦後には、石川県兼六園テニスコートになっていました。2006年に整備計画が策定され、2010年に復元工事が完了しています。

新しいシンボルの菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓

新しいシンボルの菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓も見逃せないスポットです。この復元建物は2001年7月に完成したもので、外観の鉛瓦や海鼠塀が特徴。明治以降の木造城郭建築物としては全国最大で、内部はバリアフリー設備がされているため、見学しやすくなっています。なお、三の丸広場ではライトアップが楽しめます。

石垣の博物館

金沢城は石垣の博物館とも呼ばれ、場所に応じて様々な石垣が見られます。その技術やデザインの工夫は素晴らしく、長時間見ていても飽きがきません。昔の人がこれをどうやって作ったのだろうかと不思議に思ってしまいますね。見学のルートは城内ルートと城外周ルート等があり、石川門・玉泉院丸庭園・橋爪門続櫓の石垣は特におすすめです。

百万石まつりの入城祝祭

金沢城公園ではイベントも多く開催され、特に6月に開催される百万石まつりは人気の催し。中でも三の丸広場で行われる入場祝祭は、百万石行列のフィナーレを飾るもので、金沢城で待つお松の方のもとへ前田利家公が入城して終わります。なお、加賀百万石の盆正月も同時に開催されています。

金沢城公園付近のおすすめグルメ

豆皿茶屋

観光に疲れたら美味しいグルメを堪能しましょう。金沢城公園付近には独自の食文化を持つ金沢の美味しいご当地料理が味わえるお店が沢山ありますよ。

金沢城公園の鶴の丸休憩所にある、豆皿茶屋。このお店は石川県の銘菓や銘品を豆皿にのせてちょっとずつ味わうことができ、いろんなものを食べたいという方におすすめです。看板メニューは姫皿御膳で、日替わりのお寿司や汁物、お菓子など計6品が味わえます。

Address 〒920-0937 石川県金沢市丸の内1-1 金沢城公園 鶴の丸休憩館内
Hours AM 9:00~PM 5:30(夏季)、AM 9:00~PM 4:30(冬季)
Closed 無休(年末年始を除く)
Tel 076-232-1877
Web https://www.e-maplehouse.com/contents/shop/mamezara.html


奇観亭

兼六園のシンボルでもある、ことじ灯篭前にある奇観亭。金沢の郷土料理をリーズナブルな価格で味わうことができます。中でもおすすめは百万石園遊膳で、治部煮や白山堅豆富などご当地ならではの料理を堪能できます。また、併設される売店はあんころ餅や納豆餅などの団子メニューが豊富。金沢銘菓や加賀友禅、漆器などのお土産も購入可能です。

Address 〒920-0936 石川県金沢市兼六町1-21
Hours 8:00~17:00、ランチタイム11:00~14:00
Closed 無休
Tel 076-221-0696
Web http://kikantei.jp/kikantei.html

兼六亭

兼六園内にある日本最古の噴水前に位置する、兼六亭。この食事処では小麦粉をまぶした鶏肉や野菜をだし汁で煮た治部煮をそばに乗せた じぶそばが名物です。そばは好みによってうどんに変えることも可能。なお、喫茶メニューとして、抹茶と三色のあんころ餅を合わせた あんころざんまいもおすすめです。

Address 〒920-0936 石川県金沢市兼六町1-20
Hours 8:30~17:00、8:30~16:00(冬期)
Closed 無休
Tel 076-261-3783
Web http://kenrokutei.com/

金沢城公園へのアクセス

バスでの行き方

JR金沢駅から金沢城公園へ路線バスでアクセスする場合は、東口バス乗り場の6番から乗車します。また、この6番乗り場からは、観光用の兼六園シャトルバスも20分間隔で運行。路線バス・シャトルバスどちらとも、兼六園下・金沢城で下車します。そこからは徒歩ですぐ。

タクシーでの行き方

JR金沢駅よりタクシーで向かう場合は東口と西口に乗り場があり、10分程度で行くことができます。若干ですが駅東口の乗り場の方が近いため、混雑が無い限りは東口からタクシーに乗ると良いです。

車での行き方

車で金沢城公園に行く場合は、北陸自動車道の金沢西インターチェンジからは約30分、金沢森本インターチェンジからは約20分で到着します。車で向かう場合は金沢市内の中心部を通るため混雑する時間帯があり注意が必要。なお、駐車場は近くに、482台収容可能な石川県兼六駐車場と41台収容可能な朱鷺の苑兼六パーキングがあります。

Address 〒920-0937 金沢市丸の内1番1号
Hours 3月1日~10月15日  7:00~18:00、10月16日~2月末日 8:00~17:00
Closed なし
Tel 076-234-3800
Web http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/index.html

まとめ

兼六園と並ぶ金沢のシンボル、金沢城公園を紹介しました。過去には金沢大学のキャンパスだったこの公園は、格式の高い橋爪門や歴代藩主が楽しんだ玉泉院丸庭園など多くの見どころを備えています。また、近くには金沢の郷土料理や美味しい甘味を楽しめるスポットも満載。是非一度、足を運んでみましょう。