おびひろ動物園にはインドゾウやアムールトラなど希少な動物たちが待っている

トラベルパートナー: aoihana

東京出身。住んだことのある北海道や栃木の記事を中心に、ライティングしています。写真が好きで、絶景を求めて日本各地を旅しています。

おびひろ動物園にのんびりしに来たらいいっしょー

おびひろ動物園は、北海道帯広市緑ヶ丘にある帯広市営の動物園。北海道では唯一のインドゾウをはじめ、約100種類の動物を飼育しています。帯広駅からのアクセスもよく入園料もリーズナブル。自然に囲まれた環境で、ゆっくりと動物を見て回ることができます。

おびひろ動物園で過ごすのんびり時間

おびひろ動物園は帯広の市街地にあり、JR帯広駅から車で5分ほどの近距離に位置しています。市営の動物園なので入園料もとてもリーズナブル。園は緑ヶ丘公園に隣接し、周囲を木々に囲まれています。動物舎、遊具、施設などがコンパクトに配置され、歩きやすい園内。起伏が少なく混雑していないため、ゆっくり動物を観察することができます。

北海道ではゾウがいる動物園はおびひろ動物園のみ。インドゾウのほか、100種ほどの動物を飼育しています。動物との距離が近く、動物をじっくり見たり近距離から写真を撮りながら回るのがおすすめ。園内にはレトロな遊具の集まったエリアもあります。

リラックスしている動物の姿を見て回ろう

北海道で唯一のゾウ

インドゾウのナナはおびひろ動物園のシンボル。正門を入ってまっすぐ進んだ突き当りにゾウ舎があります。ナナは昭和39年におびひろ動物園に来た国内でも高齢のインドゾウ。なんと園内で50年以上も暮らしています。つぶらで優しい瞳を向けられると、見る側もリラックスしてきますよね。

ゾウは頭がよく、感情も豊かな動物。普段は外で飼育されていますが、獣舎に入りたいときは鼻先で扉をドンドン叩いたりします。鼻を使って器用にえさを食べる姿なども見飽きることがありません。

まるでおじさんのようなアカカンガルー

筋肉たっぷりのアカカンガルーが寝そべっている姿には、思わず微笑んでしまいます。とくに暑い日には冷たい砂が気持ちいいらしく、全員でおじさんのようなポーズでゴロゴロ。オーストラリアに生息するアカカンガルーは有袋類の中で最大。約8ヵ月間も袋の中で子どもを育てます。運がよければ、子どもが顔を出すのを見ることもできますよ。

来園者を出迎えるアカコンゴウインコ

羽毛がカラフルなアカコンゴウインコは、おびひろ動物園のウェルカムバード。夏季は正門近くの鳥類舎で飼育され、大きな鳴き声に驚かされることもあります。アカコンゴウインコは、野生では数十から数百羽の群れで生活。エサは植物が中心で、硬い種子なども割って食べることができます。知能は人間の2歳から4歳くらいといわれ、飼育員に甘えたり、ツンとしたり、感情の起伏も見られます。

極寒の冬こそ元気な動物たち

冬こそ元気なホッキョクグマ

おびひろ動物園は、年末年始を除き厳寒期でも土日祝日に開園。帯広市は、真冬にマイナス20度以下まで気温が下がることもあります。そんな極寒のさなかにも、寒さに強い動物の元気な姿を見ることが可能。十分な防寒対策をして冬の動物園を楽しみましょう。

ホッキョクグマ舎ではメスのアイラ1頭を飼育。もともと北極圏に生息しているので寒さにも雪にも強く、プールに飛び込んで遊ぶ姿がかわいいと評判。ホッキョクグマは、地球温暖化の影響をもっとも受けている動物であり、絶滅危惧種に指定されました。道内の4つの動物園が協力し、ホッキョクグマの種の保存のため繁殖の取り組みを推進。アイラは、ホッキョクグマの種の保存事業推進のため円山動物園から移されました。

氷のプールで泳ぐアザラシ

ゴマフアザラシは、オホーツク海やベーリング海などの寒い地域に生息し、北海道近海にもいます。流氷の上で子育てをし、寒さにも強く、氷の張ったプールで泳ぐ姿を見ることも可能。コロンとした身体つきと真っ黒なつぶらな瞳は、見ているだけで癒されますよ。園内にはメスのモモとオスのカイを飼育し、カイはプールの中に立つアザラシとして人気です。実際は、エサを待ちかねて立ち上がって様子を見ているのです。

希少なアムールトラ

ネコ科最大の動物、アムールトラ。ロシア(極東)、中国北東部、朝鮮半島北部の森に棲み、イノシシ、シカなどの大型の哺乳類を捕食しています。園内のアムールトラも寒さに強く、真冬でも元気な姿を見ることが可能。

身体の縞模様は、狩りをするとき森に身を隠すのに都合がいいからといわれています。獲物を狙う仕草などは猫に近いですが、迫力は格段に上。野生ではわずか400頭程度しかいないと推測されており、絶滅危惧種に指定されました。

子育て中のアメリカビーバー

アメリカビーバーは北アメリカに生息。夜行性のため昼間寝ていることが多いですが、冬は午前中から元気に動き回っています。オスとメス、2018年に生まれた2頭の子どもを飼育。おびひろ動物園でビーバーの赤ちゃんが生まれたのは31年ぶりです。プールで泳いだり柳の枝をかじったりする姿がかわいいと人気の的。平たい尻尾をオールのように使って泳ぐ様子や、足の水かきなども観察することができます。

ユニークな名前の動物もいっぱい

ラマの姉弟、梅ノ輔と小梅

おびひろ動物園を巡るとき、動物の名前にも注目してみましょう。ほかの動物園などから移された動物にはすでに名前がありますが、園内で新しく生まれた動物には、飼育員が名付けたり公募で名前を選んだりしています。

2頭のラマの名前は、姉が小梅、弟が梅ノ輔。とても仲のいい姉と弟ですが、とくに小梅は二重まぶたとふさふさのまつ毛がキュートです。ラマは、南アメリカのアンデス地方で飼われているラクダ科の動物。ラクダと同様に、山岳地方で荷物の運搬に使われています。全身のふわふわした毛も魅力的ですね。

赤ちゃんの名前はしずたろう

コモンリスザルはリスのような小さな身体を持ち、手足にはおしゃれな黄色の毛が生えています。ちょこまか動き回る動作が愛らしく、ずっと見ていたくなるほど。中米・南アメリカのアマゾン川流域の森林に生息し、食事や睡眠もすべて樹上で行います。

コモンリスザル一家の名前はお母さんから継承。お母さんがシズ、お兄ちゃんがシズクとヨシズ、赤ちゃんはしずたろうです。展示室には柳の木が吊るされ、リスザルが動き回る様子を観察できますよ。木の配置は、リスザルの居心地がいいように、来園者が見やすいように飼育員が工夫しています。

キャラメルにブラウニー

キャラメル、ブラウニー、パフェ、ミルフィーユ、ラテなど、メニューを見ているような名前の主はモルモット。毛の色からイメージして食べ物の名前が多くなりました。モルモットは南アメリカ原産の家畜。園内ではちびっこふぁーむで飼育し触れることもできます。

もぐもぐと草を食べている姿は見ているだけも気分が和みます。モルモットは本来はとても臆病。飼育員が、触ってもだいじょうぶなように、膝の上で抱いて慣れさせるなどの訓練しています。ちびっこふぁーむでは、ウサギ、ヒツジ、ヤギなどとも触れ合うことができます。

昭和が薫るレトロな遊具エリア

園内には遊具がそろったエリアがあります。空中観覧車は昭和59年に設置。豆汽車は昭和50年、コスモジェットは昭和57年、メリーゴーランドは昭和49年に造られ昭和の雰囲気が漂っています。子どもだけでなく大人も童心に帰って楽しむことができ、レトロな写真が撮れるスポット。遊具に乗るための遊具券はリーズナブルな値段に設定され、さらにオトクな1日乗り放題券もあります。

猛禽類を自然に還すプロジェクト

動物園の役割は、動物を飼育し公開することだけではなく、種の保存や研究なども行っています。おびひろ動物園では、傷ついたタカやハヤブサなどの野生の猛禽類を保護。リハビリテーションを施して自然に還しています。せっかく保護した猛禽が回復しても、狩りの技術が未熟のままでは野生に還すことはできません。園では、タカ狩りの技術を使い、飛行や狩りの訓練をしてから野生に戻しています。

タカ科のモモアカノスリのフリーフライトは、この取り組みのひとつ。屋外で音や声によりモモアカノスリを呼び寄せる人気のイベントです。間近で見ると迫力満点。開催日時は公式ホームページの予定表で確認できます。来園者がフリーフライトを体験するチャンスもあるので、ぜひチェックしましょう。

おびひろ動物園へのアクセス

車での行き方

JR帯広駅から車でおよそ6分。正門駐車場に80台、南門前駐車場に150台駐車可能です。

バスでの行き方

JR帯広駅前から十勝バスまたは拓殖バスを利用し、およそ20分です。

住所|〒997-1206 帯広市字緑ヶ丘2
営業時間|AM9:00-PM4:30 (冬期はAM11:00-PM2:00)
定休日|なし
電話|0155-24-2437
公式サイトはこちら

まとめ

おびひろ動物園は自然に恵まれた環境にあり、ゆっくり動物を見て回ることができます。JR帯広駅から近く、厳冬期でも土日祝日に開園しているので、帯広を訪れる機会があったらぜひ立ち寄りたいスポット。動物舎のほかに遊具に乗れるエリアもあり、子どもも大人も十分に楽しむことができます。

格安航空券を今すぐ検索!/

出発地:

到着地:

行き:

帰り:

大人 子供 幼児

TRAVELIST by CROOZ