桂浜は坂本龍馬の日本国への想いが感じられる場所。龍馬の目線で太平洋を望もう

トラベルパートナー: Mina

出身は東京都。幼少からの歴史好きから、歴史スポットやお寺・神社を巡るのが趣味に。関東地方を中心に、主にひとり旅でのんびり回っています。有名無名問わずに、気になった寺社を回っています。風景写真を綺麗に撮れるよう、写真は勉強中。

桂浜は月の名所や

桂浜は言わずと知れた高知県の名所。龍馬像がとくに有名ですが、それだけではもったいない、特徴にあふれた土地でもあります。歴史、景観、レジャーと多くの魅力が融合した、新しい桂浜の魅力を徹底解説していきます。

桂浜は高知を代表する名所

桂浜は高知県の有名な景勝地。降り注ぐ日光に松の緑と海の青さ、そして浜辺に敷かれた五色の小砂利が際立ち、見事にあつらえられた箱庭のような景色が広がります。古来より月が映える場所としても名高く、土佐民謡よさこい節にもある名所なのです。

現在、桂浜周辺もふくめ桂浜公園として整備されており、一日中遊べる観光地となっています。流れが速いため遊泳は禁止されていますが、桂浜水族館、坂本龍馬記念館、坂本龍馬像、海津見(わたつみ)神社など、見るべきポイントも多い場所です。

龍馬像は桂浜の代名詞

まずおさえるべきは龍馬像

太平洋をまっすぐ眺める坂本龍馬像。土佐藩(高知県)出身の坂本龍馬は幕末の英雄として根強い人気を誇っています。日本中にある多くの龍馬像の中でも、地元高知県の龍馬像が知名度も人気度もNo.1。桂浜には龍馬像を求めて多くのファンが集まります。

海辺に近く日差しも強い桂浜の龍馬像は傷みやすく、平成11年には大修繕が行われました。このときも全国の龍馬ファンからの募金により、像が本来の力強さを取り戻すことができたのです。

龍馬に大接近

普段は高い位置にあり、そこから見下ろす景色を望むことはできない龍馬像ですが、「龍馬に大接近」というイベントが開催されることも。11月15日は龍馬の誕生日であり命日でもありますが、この日の前後は龍馬月間に定められており特別なイベントが行われるのです。

特設の展望台が龍馬像の横に設置され、龍馬の目線で彼が焦がれた太平洋を見渡せるほか、横顔を大迫力でみることができます。その高さはなんと13m。龍馬ファンには欠かせない、大人気のイベントになっています。

海津見神社は海上安全と恋愛成就の神様

海津見神社

竜王岬の先端には、海津見(わたつみ)神社という神社が建てられています。龍宮橋を渡ってから急な階段を上った先にみえてくる神社には、大海津見神という神様が祀られており、海の安全を守るほか恋愛成就の神様として人気です。龍王宮、桂浜の龍王様と呼ばれており、桂浜の人々にとってはなじみの深い神様がいます。

太平洋を見渡せる絶景

急な階段を上っていくと、あたり一面に広がる太平洋が見渡せます。高い場所にあり、遮るものがなく見晴らしの良い絶景ポイント。足の悪い人は少し厳しい道のりですが、海神神社から眺める絶景は見る人を感動させてくれるでしょう。御朱印は置いてあることもありますが、無くなってしまうことも。若宮八幡宮がこのエリアの総鎮守なので、そちらに行くと御朱印をいただくことができます。

住所|〒781-0262 高知県高知市浦戸 城山831
営業時間|なし
定休日|無休
電話|なし
公式サイト|なし

坂本龍馬記念館は龍馬の殿堂

龍馬像の次は記念館へ

坂本龍馬のファンでなくとも楽しめる記念館。幕末の志士である坂本龍馬をテーマとしており、激動の時代を学ぶにもピッタリです。1991年に開館し、2018年4月にリニューアルオープンしました。全面改装され、本館・新館の二館体制となって内容も更に充実しています。画像にでているのは本館で、大海原に乗り出す船を重ね合わせて建てられているのだとか。

直筆の手紙や龍馬に縁のある品々の数々、そして海援隊規約といった龍馬が深く関わった貴重な資料が目白押しです。江戸から明治へと移り変わり行く幕末の歴史を、龍馬の生涯と共に映像や体験型の展示を交えながら追っていくことができます。

龍馬といえばやはり太平洋。本館二階の展望フロアの海の見える ぎゃらりぃはガラス張りとなっています。坂本龍馬記念館の特徴的な場所の1つとなっており、オーシャンビューで太平洋を一望できる空間。天候が良ければ、遥か彼方の水平線も見られます。200年近い時を経て、龍馬も眺めたであろう雄大な土佐の海を堪能できるとして人気のですよ。

シェイクハンド龍馬像

https://www.instagram.com/p/BiEMW37AQMT/

シェイクハンド(握手する)という意味の龍馬の銅像です。龍馬記念館の前に立ち、右手を差し出しています。この龍馬像とは実際に握手できるという絶好の撮影ポイント。

大政奉還を前にして、敵対関係であった坂本龍馬と後藤象二郎がそれまでの関係を水に流し、これからの時代を作る人々の幸せのために握手したといわれています。この逸話をもとにして作られた像は、その意味を含めて私たちに幕末志士たちの思いを伝えることでしょう。

住所|〒781-0262 高知県高知市浦戸城山830番地
営業時間|9:00~17:00(最終入場16:30)
定休日|なし
電話|088-841-0001
公式サイトはこちら

桂浜水族館は小さいけれど魅力いっぱい

桂浜水族館

桂浜水族館は約100年前から開園している歴史ある水族館です。1931年に開館し、高知県の傍を流れる黒潮で生きる魚を主に、多くの生き物を展示しています。約250種類、計7000点の動物が飼育されており、規模は小さいですが海に臨む立地はベストスポット。

水族館の趣向が随所に込められたローカルな水族館で、屋外のテーブルで生き物のさざめきと桂浜の景色を満喫しましょう。嬉しいことに、リードやキャリーをつけていればペットも同伴して入場できます。

生き物との距離が近い

大きな水族館でも大人気のふれあいコーナーですが、桂浜水族館でも直接触れたり餌をあげたりできる生き物も多くいます。なんと、カワウソ、ペンギン、ウミガメに餌やりができるほか、カクレクマノミにも触れるのだとか。アシカショーも人気を集めており、生き物との距離が近い魅力あふれる水族館です。

住所|〒781-0262 高知県高知市浦戸778 桂浜公園内
営業時間|9:00~17:00
定休日|無休
電話|088-841-2437
公式サイトはこちら

長宗我部の浦戸城跡

桂浜の背後にそびえる山々にも注目しましょう。ここには以前、長宗我部氏が最後に住んだお城である浦戸城がありました。西側以外を海に囲まれ、地形を武器に要塞としての機能を果たしました。浦戸港によって連絡や交通、水軍の保持も可能となる優れた場所でもあったようです。

その後山内一豊は高知城を築きましたが、そのときに浦戸城の石垣などを取り崩して使用しました。残念ながらお城全体が残ることはありませんでしたが、石垣の一部と堀切が現在も残っており、跡地には石碑が建てられています。本城のあったところが今では民宿舎桂浜荘と坂本龍馬記念館となっています。

桂浜で五色石を探そう

桂浜ではその砂も見どころの1つ。海岸の石は色が豊富で、緑色の凝灰岩、赤色に変色した玄武岩、白色に濁った石英脈またはチャート、黒色の黒色頁岩、灰色の砂岩の5色が見られます。この石はもともと仁淀川を流されて海に出てきた石で、潮の流れで再度浜辺に打ち上げられることで人目に触れるという稀少な石。

この5つの色の石は五色石と呼ばれていて、土産物屋でも売られていますが、自分で拾い集めることもできます。5色すべて集められると幸運が訪れるというジンクスもあるくらい。人為的な環境の変化によって昔に比べると石を見つけることも難しくなってきているようですが、自分好みの石が見つかると嬉しいですね。

高知名物アイスクリンを食べよう

高知の有名スイーツはアイスクリン。砂糖、卵、脱脂粉乳、香料等を混ぜ合わせてできる乳脂肪分3%以下の氷菓子を指します。見た目はアイスですがシャリシャリ感のあるあっさりとしたお菓子。観光地やイベント会場にはアイスクリンの屋台が必ずといっていいほどでており、老若男女問わず幅広い年代に愛されています。桂浜でのお散歩のお供にもピッタリです。

桂浜へのアクセス

バスでの行き方

とさでん交通バスを利用できます。高知駅バスターミナルを出発して約30分で終点の桂浜に到着します。バス停から海岸までは徒歩で約5分しかかかりません。ただ、バスの本数が少なく1時間に1本程度しか来ないため、行き帰りの時刻は調べておきましょう。

車での行き方

高知自動車道を通って高知ICから約30分で到着します。駐車場は有料ですが、500台収容できる桂浜公園駐車場があるためこちらが便利です。GW、お盆、年末年始の連休は観光シーズンで混雑するので余裕をもっていきましょう。混雑時には臨時の駐車場が設けられることもあります。

住所|〒781-0262 高知県高知市浦戸桂浜
営業時間|なし
定休日|なし
電話|なし
公式サイトはこちら

まとめ

桂浜は景色、歴史、レジャーと様々な魅力がたくさん詰まった土地です。坂本龍馬の生まれ育った土地の空気を感じながら、桂浜から太平洋を一望してみてはいかがでしょうか。日々変わりゆく桂浜の景色を、ぜひ一度堪能してください。