備前長船刀剣博物館の楽しみ方を紹介!日本刀の制作現場を見学しよう

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トラベルパートナー: Sayaka

徳島出身、岡山在住。メインの担当エリアは徳島・香川・岡山です。旅行に行くときは、その地域に流れてきた歴史や文化を調べて知識として知ることと、実際に訪れて自分の五感で体感することの両方を大切にしています。

クイズや映像もあるで、親子で行ったらええが!

日本の数々の歴史を作ってきた日本刀。今でも時代劇や歴史物のドラマの中では侍たちが腰に下げていますよね。日本刀に歴史ロマンを感じる方は国内、海外を問わず多いでしょう。

そんな日本刀の魅力を思う存分味わえる一味違った博物館が備前長船刀剣博物館です。その魅力に迫ってみましょう。

数多の名刀が生み出された備前長船

岡山県ののどかな町である長船町。ここはかつてたくさんの刀鍛冶たちと職人たちの住む、日本刀の一大名産地でした。

備前長船とは

現在の岡山県瀬戸内市長船町の周辺は、鎌倉時代中期から室町時代末期の頃まで刀作りで栄えた地域です。たくさんの刀鍛冶たちが住み、侍たちが闊歩する華やかで力のある町だったと言われています。

この地で生まれた数々の名刀は備前長船、長船物などと呼ばれており、国宝や重要文化財に指定されている刀剣のうちの実に8割を占めるほど。そんな長船物を展示し、刀作りのすべてを学べるのが備前長船刀剣博物館です。

備前長船刀剣博物館

シックな作りの博物館内では私達が想像する長刀、懐に入るサイズの短刀などが数多く展示されています。日本刀の保存は温度や湿度が関係しており、美しい姿で現代に残すのは難しいのだとか。

美しい刀剣が見られる他に刀を彩る部品である刀装具はもちろん、どのように刀を制作していたのか、そしてその刀をどのように研磨していったのかなどに関する資料も展示されています。

備前長船刀剣博物館の楽しみ方

刀剣博物館の楽しみ方は人ぞれぞれ。今でも錆一つなく、美しく輝く展示品の刀剣をじっくり楽しむのも、制作方法を知るのも良いでしょう。

展示品をじっくり鑑賞

館内は至る所にパンフレットが置かれており、作品の側にも説明書きがあるので刀剣の奥深さに触れながら鑑賞しましょう。最初はどれも同じに見えてしまいますが、良く見てみると同じ刀匠が作ったものでも時代や刀の目的によって刃先や刃紋などが異なっていることが分かります。

日本刀鑑賞の楽しいところはこの一つ一つの違い。事前にホームページなどで展示されている刀について知っておくのも良いでしょう。一本一本に付けられた名前も素敵です。

博物館の職人さんに話を聞いてみよう

備前長船刀剣博物館内では職人さんに会えることも。実際に刀をうっている方から刀について聞けるとても贅沢な時間になるので、お見かけしたら声をかけてみましょう。

上の写真は、館内で一番価値のあるものだと職人さんが教えてくれました。思い切って話しかけてみたからこそ知れることがあります。刀の魅力を知れるとても良い機会になりますよ。

備前長船刀剣博物館はみどころいっぱい

備前長船刀剣博物館は展示品以外にも見どころがたくさん。実際に刀を制作している様子が見られる、またとない機会に恵まれます。

備前長船刀剣工房

館内には伝統工芸の技を受け継ぐ職人さんが実際に作業している場所があります。職人さんと言うと高い集中力を必要とする作業を行っているので物音1つ立てられない雰囲気かな、と思いますが意外とおしゃべり好きなおじさまも。いろいろ解説してくださるので刀剣への興味がどんどん湧いて来ます。

曜日により作業工程が違い、職人さんも違うので刀作りのこの工程が見たいと決まっている方はホームページで確認してから訪れましょう。

備前長船鍛刀場

備前長船刀剣博物館では月に一度刀身を作成する様子も見学できます。実際に釜に火が入れられ、刀が作られていく様子は圧巻の一言。建物内は換気はしっかりされているにも関わらず熱気がこもっており、遠まきに見ているだけでも汗が流れるほど。刀作りの大変さを実体験できるイベントです。

美術刀剣類の製作承認された刀匠さんたちの技術を目の前で自由に見学できる、とてもレアな経験になりますよ。

今泉俊光刀匠記念館

刀に詳しい方、日本刀に魅了されている方におすすめなのが、明治から平成まで活躍した刀匠・今泉俊光の記念館です。本館とは別に建設された記念館では、備前刀復興の祖と言われる今泉俊光の使用していた機材の展示や、刀作り現場が再現されています。

独学で刀作りを学び始め、数々の賞を受賞し生涯、刀を作り続けた名匠の人生に触れることができる場所です。

刀剣の世界で楽しく刀剣を学ぼう

実際に美しい刀剣を目の前にすると、数々の疑問が湧いてくることでしょう。手で触れることはできませんが、館内には疑問を解消するためのしかけがたくさん施されています。

実際に日本刀の重さを体感しよう

立派で美しい刀剣。展示されている日本刀は、見ているだけでもとても重厚感を感じられます。そこでぜひ試したいのが刀の重さを体験できるこちらの仕掛けです。

刀身はガラスケースに収められているので持ち上げることはできませんが、ケースの中に手を入れて10cm程度動かすことができます。予想以上にずっしりとした重みに驚くでしょう。刀作りの工程を知った後だと、こんなに重いものを刀匠さんたちは軽々と持ち上げていたのかと驚きが倍増します。

刀剣クイズに鎧試着体験も

日本刀について一通り学んだ後はクイズに挑戦してみるのも良いでしょう。小さな子供はクイズで日本刀への興味を高めてから館内を見学するのも良いですね。

入館してすぐのところには鎧兜が飾られており、なんと試着可能。ずっしりと重い鎧兜を身に着け、日本刀を携えていた昔の人々の力強さを感じられます。

刀の手入れに使う砥石も様々な種類が展示されています。使う砥石で刃にどんな影響が出るのかなど普段なかなか知る機会のない知識を得る場にもなりますよ。

ふれあい物産館

お土産物を集めたふれあい物産館ではお菓子やキーホルダーなど定番のお土産物はもちろん、なんと本物の刀まで販売されています。中には驚くような価格が付けられた本物の日本刀も。

一般的なお土産物を取り扱っているのが広い売り場で、その売り場を出た先にある小さな部屋に刀が集められています。

体験講座も充実している

博物館では貴重な体験ができる講座も催されています。世界にたった一つ、自分だけの刀を制作できますよ。

小刀製作講座

完成までに数回通う必要があり、気軽に体験できる講座ではありませんが、本格的な小刀を作れる講座が人気。自分の名前の入った刀を作れるなんて、日本刀ファンにとってはたまらないイベントですよね。

実際にやすりで刃を整えたり、再現したい刃文の形を考えたりと刀匠になった気分を存分に味わえる特別な講座です。

ペーパーナイフ製作講座

一日で何か思い出になるものを作りたいという方におすすめなのが、ペーパーナイフを作る講座です。五寸釘をやすりで削り形を整えていく作業は、女性にとっては割と大変な部類に入ります。

それでも自分の好みの形に削って、出来上がったものを職人さんが整えてくれ、その日に持ち帰れると言う体験をしてみるととてもやりがいが合って嬉しいものですよ。おすすめの講座です。

日本刀手入れ講習会

日本刀の美しい輝きに魅了されている方は手入れの方法を学んでみるのはいかがでしょうか。毎月開催されている日本刀手入れ講習会は、誰でも気軽に参加できます。

博物館が所有している日本刀を預かり、研師の説明に合わせて手入れをして行きます。本物の日本刀を手にしてみたい方におすすめの講座ですよ。

迫力満点のイベントも

古式鍛錬

日本文化の奥深さを見て、感じることができる古式鍛錬。真っ赤になった玉鋼の不純物を取り除くべく、叩いて打ち伸ばしていく作業が目の前で繰り広げられます。

刀匠の方同士の抜群のリズムと間合いは必見。叩く度に飛び散る火花も迫力満点です。叩く作業に見学者が参加できることもあり、なかなかできない体験ができるイベントになっていますよ。

備前長船刀剣博物館へのアクセス

車でのアクセス

車で向かう場合は山陽自動車道に乗り、備前ICで下車。そこから約20分ほどの道のりです。建物の前に広い駐車場がありますし、あちこちに看板が立っているので迷う心配はありません。

電車でのアクセス

電車で向かう場合は岡山駅からJR播州赤穂線に乗り換え、長船駅まで約30分の旅路。長船駅からは徒歩でも行けますが、タクシーに乗ると10分足らずで到着します。

関東方面から向かう場合はJR姫路駅で播州赤穂線に乗れば乗り換え無しで長船駅に到着します。電車の本数は多くないので下調べをしてから向かいましょう。

バスでのアクセス

岡山駅からバスで向かうのも良いでしょう。駅から宇野バス日生寒亜行きに乗車し、天王又は船山バス停で下車すると徒歩10分で到着します。こちらもバスの本数が2時間に1本程度と少ないので注意が必要です。

住所|〒701-4271 岡山県瀬戸内市長船町長船966番地
営業時間|AM9:00~PM5:00 (入場:PM4:30まで)
定休日|毎週月曜日(※休日の場合は翌日に振り替え) 、祝日の翌日、年末年始(12月28日~1月4日)
電話|0869-66-7767
公式サイトはこちら

まとめ

日本刀についての全てが学べる備前長船刀剣博物館。たくさんの人の手を通して作られる日本刀は一本の芸術品です。美しい刀剣と、日本の文化を体験しにぜひ出かけましょう。

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