筑波山神社はイザナギとイザナミを祀るパワースポット

公開日:2019/2/18 更新日:2019/5/20

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出身地は富山県。在住経験のある北陸・北関東の記事がメインです。読書が趣味なので、好きな作家に縁のある土地や小説の舞台となった場所を旅しています。
山頂まではケーブルカー・ロープウェイが便利だべ

筑波山神社は筑波山全体を御神体とする神社。昔から信仰の対象とされており、今なおたくさんの参拝客が足を運びます。本殿の鎮座する山頂までは、ケーブルカーやロープウェイが運行しているので非常に便利です。筑波山神社の魅力を徹底的にお伝えします。

筑波山は古来からのパワースポット

筑波山は学園都市で有名な茨城県つくば市にあり、県を象徴する山として親しまれています。昔から山岳信仰の対象にされており、西の富士、東の筑波と言われるほどです。

筑波山に対する畏敬の念は今日にも受け継がれており、今なお御神徳を授かろうと多くの参拝客が足を運びます。

山に宿る神様を祀る筑波山神社

この筑波山を御神体とするのが筑波山神社です。境内といえば、拝殿や本殿のある敷地をイメージすると思いますが筑波山神社は違います。

登山道の始まりから山頂に至るまでのおよそ370haの敷地が境内なのです。なお、山頂に行く手段としてロープウェイやケーブルカーが運行していますので、簡単に頂上を目指せます。

登山口にあるのは山門・拝殿

筑波山神社の境内はとにかく広いです。境内への入口となる登山道の入口にあるスポットについてご紹介します。

便利なのはケーブルカー

ケーブルカーとロープウェイは運行している場所が離れており、お互いの乗り場までは車で10分かかります。筑波山神社に参拝して頂上を目指すならケーブルカーが便利です。

筑波山神社は県道40号線沿いにある、高さ27mを誇る巨大な鳥居を目指せばたどり着けます。

特別な時に渡れる御神橋

境内にある二の鳥居をくぐった先にある赤い橋は御神橋です。御神橋は3代将軍徳川家光が寄進したと伝えられる橋で、県指定文化財にも登録されており、通常は渡ることはできません。年中行事である御座替祭や年越祭が執り行われる期間のみ、特別に渡ることができます。

なお、御座替祭は毎年4月1日と11月1日の年2回、年越祭は毎年2月10日から11日までの2日間実施されます。

徳川家光公寄進の山門

御神橋のあるスポットを通って参道をさらに進んでいくと、立派な山門が現れます。茨城県屈指の大きさを誇るこの山門は随神門といい、こちらも3代将軍家光に寄進されたものです。

随神門の左右に建てられている像は神社の守り神で、右は倭建命、左は豊木入日子命です。

樹齢700年のパワーツリー大杉

随神門に添うようなかたちで大きな杉がそびえ立っています。大杉は樹齢700年を超えるとされており、樹高は37mもあるパワーツリーです。

大杉の付近に立つ2本の木は夫婦杉と呼ばれており、大杉と並んでパワーツリーとされています。

登山の前に拝殿に参拝

筑波山神社の御神体は筑波山全体で、主祭神としてイザナギノミコトとイザナミノミコトを祀っています。随神門からさらに石段を進むと拝殿に到着しますが、主祭神が安置されている本殿は拝殿の近くにはありません。

男体山の山頂にイザナギノミコトを、女体山の山頂にイザナミノミコトを安置する本殿が建てられています。

山頂の主祭神に参拝するためには、山の中腹にある質実剛健な拝殿に参拝する必要があります。拝殿にある鈴は大きさが1.3m、重さが138kgもある巨大サイズです。

その巨大な鈴を見上げてみると、切れ込み部分がハート型になっているのでチェックしてみましょう。

ケーブルカーで男体山山頂を目指す

男体山の山頂を目指すならケーブルカーを利用して、女体山の山頂を目指すならロープウェイを利用します。ケーブルカーの発着駅は拝殿の左手にあります。拝殿のある宮脇駅より本殿のある筑波山頂駅までの所要時間はおよそ8分です。

男体山の山頂へと続くケーブルカーは、直線よりもカーブが多く設計されています。全長は1634mで国内第3位の長さを誇っており、20分おきに運行しています。

春はツツジの中、秋は紅葉の中をケーブルカーは上っていくので、山頂に到着するまでの間の眺望は最高です。

男体山の山頂にある御本殿

男体山の山頂にある筑波山神社の本殿では、イザナギノミコトを祀っています。ケーブルカーを利用しても本殿までは山登りをすることになります。

御本殿までは登山が必要

ケーブルカーの筑波山頂駅は標高800mに位置しており、男体山の山頂は標高871mなので山登りが必要になります。高低差は71mしかありませんが、途中には岩場などの難所もありますので、必ず運動しやすい服装で出かけましょう。

ケーブルカーを利用せずに山頂を目指す場合は、宮脇駅より登山道を進めばおよそ90分で筑波山頂駅に到着します。



イザナギノミコトを祀る御本殿

筑波山は男体山と女体山という2つの山頂があり、各山頂に主祭神が祀られています。常陸国風土記には、西の山頂である男体山は禁足地として、東の山頂である女体山は水源地だったとの記述があります。

男体山は立ち入りが許可されず、女体山は立ち入りが許可されており、2つの山頂は同じ山なのに違うものとして扱われていたようです。

男体山の山頂にある本殿に祀られているイザナギノミコトによって、山頂はパワースポットとして注目されています。

男体山山頂と女体山山頂を結ぶ山頂連絡路

ケーブルカーは男体山の山頂、ロープウェイは女体山の山頂にしか行けません。そのため、山頂同士は行き来できるように連絡通路が整備されています。

山頂は行き来できる

男体山の山頂より女体山の山頂へは山頂連絡路が整備されています。男体山の山頂にはお土産屋さんや展望台などの施設もあり、その御幸ヶ原から山頂連絡路は続いています。

登山道と違って特に難所もないので、十分歩いて行ける1kmほどの道のりです。

仕事運にご利益があるガマ石

山頂連絡路を進んでいると、いろいろな奇石が視界に飛び込んできます。その中の1つに雄龍石からガマ石に呼び名が変わった石があります。

その名のとおり昔は形が龍に似ているとされていましたが、現在はカエルにランクダウン。石の亀裂に石を入れることができれば、仕事運が上昇すると伝えられています。

女体山の山頂にある御本殿

女体山の山頂にある本殿に祀られているイザナミノミコトは、縁結びの神様として知られています。山頂まではロープウェイの利用が便利です。

縁結びのパワースポット

女体山は男体山より若干標高が高く、山頂は海抜877mです。山頂にある本殿では縁結びの神様であるイザナミノミコトを祀っているため、縁結びのパワースポットとして多くの参拝客が訪れます。

本殿の近くに架けられている天浮橋は高天原と地上をつなぐとされており、2009年に再建されたものです。

女体山山頂からはロープウェイで下山

女体山からはロープウェイが接続されているので、下山するときは非常に便利です。山頂である女体山駅より山の中腹にあるつつじヶ丘駅までの所要時間はおよそ6分。

点検で利用できない場合もありますが、毎日朝9時20分に最初の便が発車します。

筑波山神社へのアクセス

自動車での行き方

常磐自動車道の浦北ICより一般道へ進んで、国道125号線を通って40分ほどで到着。拝殿には神社運営の駐車場が整備されており、祈祷を受ければ無料で駐車できます。神社の駐車場が満車だった場合は、近くの市営有料駐車場をご利用ください。



電車での行き方

つくばエクスプレスのつくば駅で下車して、シャトルバスに乗り換えます。シャトルバスに揺られることおよそ40分で神社入口に着きます。バスが停車するのは赤い大鳥居の前なので、神社までは歩いてすぐです。

Address 〒300-4352 茨城県つくば市筑波1番地
Hours (祈祷時間)AM9:00-PM4:30(正月等はこの限りではない)
Closed なし
Tel 029-866-0502
Web http://www.tsukubasanjinja.jp/

まとめ

筑波山神社は男体山と女体山の2つの山頂に本殿がある神社。山頂まではケーブルカーやロープウェイが接続されており、簡単に行くことができます。山頂にある本殿はもちろん、筑波山そのものが御神体とされており、山全体がパワースポットです。ぜひ足を運んで御神徳を授かってください。