江島神社は女神様が鎮座する恋のパワースポット。3つの宮を巡ろう

公開日:2019/4/10 更新日:2019/9/11

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出身地は富山県。在住経験のある北陸・北関東の記事がメインです。読書が趣味なので、好きな作家に縁のある土地や小説の舞台となった場所を旅しています。
辺津宮・中津宮・奥津宮の三つのお宮を回ってご利益にあやかりましょう

神奈川県藤沢市のある、相模湾に突き出たような江ノ島。ここにある江島神社は、宗像三女神を祀る3つの神社の総称です。日本三大弁天に数えられている由緒正しい神社で、恋愛成就や芸道の御利益があるといわれている昔からのパワースポット。そんな夢を叶える女神を祀る江島神社を紹介します。

江ノ島は相模湾に浮かぶ小さな島

神奈川県藤沢市、相模湾に浮かぶ小さな島が江ノ島。周囲4キロと小さい島で、橋を渡ればすぐに着く事から島に行ったという感覚が生まれないほど近い存在です。近隣の小学校などの遠足の地としても利用度が高目の島で、親しみが感じられます。

ただし、古来は仏教の修行の場とした由緒ある島。江ノ島で修業したといわれる僧の中には、空海や日蓮といった高僧の名前も見られます。

弁天橋を渡って江ノ島へ

片瀬海岸と江ノ島を結んでいるのが弁天橋。江戸時代までは、干潮時に片瀬の浜から江ノ島まで歩いて参拝するのが普通だったそうです。江戸から近い江島神社は、武士や町人、歌舞伎役者などの幅広い層の参拝客でにぎわっていたと伝わっています。

明治時代に入り木橋が架けられ、現在の橋は1964年に開催された東京オリンピックに合わせて完成したもの。この弁天橋によってより参拝がしやすくなった江ノ島は、観光地としても人気の場所。そんな江ノ島のシンボルとなっているのが、辺津宮(へつみや)、中津宮(なかつみや)、奥津宮(おくつみや)の三宮の総称江島神社です。

江ノ島の玄関口となる辺津宮

江ノ島の入り口にある青銅の鳥居

弁天橋を渡りきると、目の前に現れるのが青銅の鳥居。1747年に創建されたもので、現在見られるのは1821年に再建されたものです。正面の額には江島大明神と記されています。

ここをくぐってまずは一番低い位置にある事から下之宮とも呼ばれている辺津宮(へつみや)を目指しましょう。参道は狭いですが車道でもあるので注意して歩いてくださいね。

田寸津比賣命を祀る社殿

青銅の鳥居から朱の鳥居を通り抜け約10分、参道を上がって行ったところにあるのが辺津宮の社殿です。天照大御神と須佐之男命の誓約で生まれた、三姉妹の女神が祀られている江島神社。辺津宮の社殿には、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)が祀られています。

創建は1206年鎌倉幕府3代将軍源実朝(みなもとのさねとも)によるもので1675年再建。1976年に大改修された際に新築されたのが、現在目にする事ができる社殿です。

奉安殿に祀られている妙音弁財天

辺津宮の社殿の左手にある奉安殿。ここには八臂弁財天(はっぴべんざいてん)と、日本三大弁財天として名高い妙音弁財天が安置されています。芸能、音楽の神の御利益がある妙音弁財天は、裸身弁財天としても有名。奉安殿見学には小学生以上に拝観料がかかります。拝観時間は8時30分から16時30分までです。

ピンクの絵馬で恋愛成就

江ノ島に住む龍神と弁財天の恋の伝説から、江島神社は縁結びの御利益があるといわれています。ピンク色のかわいい絵馬が、恋の成就や恋愛祈願に訪れる女性たちに人気。さらに御利益を高めるには、絵馬を奉安殿の近くにある結びの木に結ぶと良いといわれています。

再建当時の朱色が蘇った中津宮

辺津宮から徒歩約5分にある、江島神社中津宮(なかつみや)。市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)を御祭神として祀る、もともとは上之宮だった社です。創建は853年と伝わり、現在の権現造の社殿の原型は江戸幕府5代将軍徳川綱吉の再建によるものです。1996年の改修により、綱吉再建当時の朱色が蘇りました。

芸事の御利益があるといわれ、江戸歌舞伎の市村座と中村座が奉納した参道の両脇にある石燈籠からもそれが伝わります。

庭園には龍のいる水琴窟

中津宮の社殿の隣には2011年に開園された庭園があります。水琴窟(すいきんくつ)に水を落とすのは龍。その口から流れ出る水をすくい水鉢に入れると聞こえてくるのは、心を癒してくれる音色です。またここでおすすめなのは、開運水みくじ。白い紙を水につけると文字が浮かび上がってきます。水琴窟の水で試してみましょう。

海を守る奥津宮

中津宮から約10分島の奥に進むと、相模湾の龍神伝説発祥の地の岩屋を臨む奥津宮(おくつみや)があります。昔は本宮と呼ばれていた奥津宮には、三姉妹の長女田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)が祀られています。

海に最も近い奥津宮に祀られている田寸津比賣命は海の神様。社殿は1841年に焼失しますが翌年再建。1979年に屋根が修復されています。社殿天井に描かれているのは、八方睨みの亀。名前の通り、どこから見ても睨まれているように感じます。

龍宮大神をご祭神とする龍宮

古来より龍神信仰と弁財天信仰が習合されていた歴史をもつ事から、奥津宮の隣に創建された龍宮(わだつのみや)。1993年、龍神信仰の崇敬者によって建てられた新しい社です。独特の青い龍神が、真上から見下ろす迫力のある社殿。毎年9月9日には例祭が行われています。

カップルで行きたい龍恋の鐘

江ノ島弁財天信仰の発祥の地、岩屋の真上にある恋人の丘。ここにあるのが、龍恋の鐘です。弁財天の美しさに惹かれた龍神が改心しプロポーズを成功させたという伝説が残る江ノ島。そんな恋物語のパワーが集まるこの鐘には、多くの恋人たちが訪れています。

Address 〒251-0036 神奈川県藤沢市江の島2−5
Hours なし
Closed なし
Tel 0466-22-4141
Web https://www.fujisawa-kanko.jp/spot/enoshima/15.html

海に面したテラス席がある魚見亭

創業約140年を誇る魚見亭。江島神社奥津宮の近くにある、おいしい海鮮を堪能できる食事処です。朝に獲れたばかりのしらすをぜいたくに使ったしらす丼やエビの塩焼き、イカの丸焼きなど新鮮な魚介類をリーズナブルに味わう事ができます。テラス席から見える相模湾や伊豆半島の景観も魅力のひとつ。

Address 〒251-0036 神奈川県藤沢市江ノ島2-5-7
Hours AM10:00-日没後30分
Closed なし
Tel 0466-22-4456
Web https://enoshima-uomitei.com/index.html

江の島神社へのアクセス



車でのアクセス

第三京浜保土ヶ谷ICから、横浜新道と国道1号、国道134号を経由して約45分。東名高速厚木IC利用の場合は、国道129号、国道134号を経由して約40分です。神社近隣には有料駐車場がいくつかあります。その中でも江ノ島なぎさ駐車場は神社へのアクセスが良く、327台収容できるスペースもありおすすめ。

電車・バスでのアクセス

小田急江ノ島線、片瀬江ノ島駅から徒歩約15分。江ノ島電鉄江ノ島駅からは徒歩約20分です。藤沢駅南口から江ノ電バスで約20分、鎌倉駅東口から京浜急行バスに乗り約30分、大船駅東口で京浜急行バス、江ノ電バスで約30分、江ノ島停留所下車徒歩約5分です。

Address 〒251-0036 神奈川県藤沢市江の島2丁目3番8号
Hours (祈祷受付時間)AM8:30-PM5:00
Closed なし
Tel 0466-22-4020
Web http://enoshimajinja.or.jp/

まとめ

江ノ島というと小学生の遠足コースと近隣に住んでいる人は思うかもしれません。でも大人も充分楽しめる場所であり、実は歴史も深い島。また恋愛のパワースポットとしても有名な場所なので、恋人同士の小旅行にもおすすめ。表参道のお土産屋や飲食店を見て回るだけでも楽しめます。