花園神社は江戸時代以前から新宿の総鎮守。酉の市はお祭り気分で参加してみよう

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トラベルパートナー: Nana

北海道出身・東京在住で、歴史を感じられる観光名所が大好き。本州をメインに一人旅をする事と、城や寺院など建築物を見る事が好きなので各名所の見どころや魅力を多くの方々にお届けできればと思っています。

花園神社は商売繁盛以外に恋愛のパワースポットとしても有名!

酉の市で有名な花園神社商売繫盛のご利益があることでも知られていますが、実は恋愛のパワースポットとしても人気の神社。参道の近くには芸能浅間神社もあり、芸能関連の奉納が多いです。花園神社にはほかにもたくさんの見どころがありますし、秋に開かれる酉の市は最大の見どころ。ここでは、花園神社の見どころや酉の市の魅力にも迫ってみたいと思います。

関東三大「酉の市」が行われる花園神社

江戸時代よりも目から新宿に鎮座して土地を守っていた花園神社。歴史ある神社であり、たくさんのご利益がいただけるスポットとしても人気があります。

古くから新宿の総鎮守だった花園神社

花園神社はもともと新宿の総鎮守として重要な役割を担ってきました。それは徳川家康が幕府を開く前からなので、非常に長い歴史がある神社ということになります。いつ創建されたかはっきりしたことは分かっていませんが、家康が江戸に入った1590年にはすでに建立されていたようです。また、1624年から1644年までは現在の伊勢丹がある場所に建っていました。

たくさんの花が咲き乱れていた花園に移転

花園神社が建っていた場所に朝倉筑後守が屋敷を拝領したため、朝倉氏の敷地内に神社が囲い込まれるような形になりました。それを幕府に訴えたことで、徳川御三家である尾張藩の下屋敷に移転することになったのです。そこは花が咲き乱れる美しいところだったため、花園神社という社名になりました。

たくさんのご利益を頂けるパワースポット

商売繫盛や仕事運アップなどのご利益があると言われています。これだけでなく、夫婦円満や恋愛成就、縁結び、子授けのパワースポットとして人気の威徳稲荷神社も敷地内に。芸事の成就、才能開花のご利益があると言われている芸能浅間神社も花園神社における見どころの一つと言えるでしょう。

いざ境内へ。新宿のオアシス花園神社の見所をご紹介

都会の中のオアシス、花園神社には見どころがいっぱい。芸能浅間神社や威徳稲荷神社、神楽殿など見どころが目白押しです。

芸能関係の奉納が多い芸能浅間神社

木花之佐久夜毘売を祭神として祀っている芸能浅間神社。花園神社参道の右手にあります。舞踊や芝居の興行と縁が深かったため、現在でも芸能関連の奉納が多いのだとか。宇多田ヒカルさんの母親として有名な藤圭子さんの歌碑がすぐ隣に建っています。宇多田ヒカルさんのファンはもちろん、藤圭子さんのファンの方もぜひ見ておきたいところ。

縁結びのパワースポット威徳稲荷神社

京都の伏見稲荷神社の千本鳥居を彷彿とさせる、幾重にも重なる朱色の鳥居。威徳稲荷神社が創建されたのは昭和3年ころと言われていますが、戦災によって資料が紛失してしまい、詳しいことは分かっていません。旅籠の女衆からの信仰が厚かったため、子授けや夫婦和合、恋愛成就、子授けなどのパワースポットと言われています。片思いを成就させたい方、素敵な出会いを求めている方はぜひお参りしておきましょう。

お神楽やお囃子が披露される神楽殿

威徳稲荷神社からさらに進むと立派な佇まいの神楽殿が見えてきます。大晦日から元旦、節分、例大祭、酉の市などで利用されます。鮮やかな朱色がとても印象的。行事が執り行われるときにはこの神楽殿においてお囃子やお神楽が披露されます。

腹の立つ事も納められる 納め大明神

古くなったお札や神符を納めることができる納め大明神。ただ、ほかの神社のものを納めることはできないので注意が必要です。また、熊手のような縁起物に関してもここではなく、社務所に持ち込むようにしましょう。目の前の木札には、腹の立つことなども当神社にお納めください、とあるので、心あたりがある方は納めてみてはいかがでしょうか。スッキリとした気分になれるかもしれません。

幾度も再建を繰り返した拝殿

鮮やかな朱色が印象的な拝殿ですが、それもそのはずでこれまで幾度に渡り再建を繰り返しています。火災や第二次世界大戦における戦災、老朽化などによって何度も再建を繰り返してきた歴史があります。昭和40年に社殿と社務所は鉄筋コンクリート造で再建されました。とても美しい姿の拝殿ですし、ここが都会のど真ん中であることを想わず忘れそうになってしまいます。

新宿区有形文化財に登録されている唐獅子

拝殿に向かって左側にある鳥居をくぐると、左右に唐獅子像が鎮座しています。江戸末期に名をはせた鋳工、初代村田整珉の作品なのだとか。像高は75cm、幅119cm、高さ137cmと立派な姿をしており、昭和59年には新宿区の指定有形文化財として登録されました。立派なお姿をぜひ拝んでおきましょう。

秋に開かれる花園神社「酉の市」の魅力をご紹介

花園神社における最大のイベントといえば酉の市。国内外から60万人以上の人が訪れるイベントで、ここでしか見られない見世物小屋も大人気。

11月に行われる関東三大「酉の市」

関東三大酉の市とも呼ばれており、鷲神社、大國魂神社とも肩を並べるほどの規模の酉の市が開催されています。花園神社における伝統的な祭りであり、明治時代から毎年行われてきました。日本武尊が東夷征伐の際に戦勝祈願をしたことが起源なのだとか。そのため、日本武尊の命日である11月を中心に酉の市が開催されています。

国内外から60万人以上が集まる大祭

一の酉から三の酉の本祭が三日間繰り広げられます。また、前夜祭も三日間行われるので、合計六日間ということです。毎年60万人を超える人が足を運んでいますし、国内だけでなく海外からも訪れる人がいます。新宿を代表するお祭りでもあり、開催期間中は大勢の人で賑わいを見せるのも特徴。食べ物の屋台も出るので、縁日のように楽しく過ごすことができるでしょう。

多種多様な熊手を見てみよう。

大小さまざまな熊手の出店が建ち並びます。商売繫盛はもちろん、家内安全も願うことができるのだとか。それぞれのお店によって熊手のモチーフや形が異なるので、お気に入りの熊手を探し求めてみるのもおもしろいかもしれません。

花園神社名物。ここでしか見られない見世物小屋

花園神社の酉の市では、もう日本にほとんど存在しないと言われる見世物小屋も見られます。受付で料金を支払えば、どこか昔懐かしさを感じるパフォーマンスを舞台で楽しめるでしょう。ここでしか見られないので、貴重な体験ができますよ。心臓の悪い方はご注意ください、というスリリングなパフォーマンスも中にはあるので見ごたえ抜群。

花園神社へのアクセス

電車での行き方

電車で訪れるのなら、東京メトロ丸ノ内線、都営新宿線、副都心線の新宿三丁目駅で下車します。E2出口が最寄りとなり、出て目と鼻の先が花園神社です。また、新宿駅からも徒歩約7分ほどでアクセスできるので、利用しやすい路線を使ってください。

バスでの行き方

バスを利用する場合だと都営バス品97系統新宿西口行に乗車、新宿三丁目停留所で下車します。そこから徒歩約3分でアクセスできるでしょう。

住所|〒160-0022 東京都新宿区新宿5-17-3
営業時間|【御祈祷】9時半~16時半 【社務所】8時~20時
定休日|なし
電話|03-3209-5265
公式サイトはこちら

まとめ

酉の市が魅力的なのはもちろんですが、花園神社は都会の真ん中にあるとは思えないほど静かな神社なので、ふらりと立ち寄るにもおすすめの神社。商売繫盛はもちろん、恋愛成就祈願もできるので、気になった方はぜひ足を運んでみましょう。