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- 徳島県出身。徳島県を中心に、四国と住んだことがある大阪府、愛知県の記事を書いています。旅行は夫か母、友人などとの二人旅がメインです。神社仏閣や歴史が好きなので、そのスポットにまつわる豆知識をふまえて見どころをご紹介します。
金のしゃちほこで有名な名古屋のシンボル名古屋城。日本三大名城としても名高い名古屋城は、国内外から人気を集める歴史的観光地。金ピカのしゃちほこをはじめ、豪華絢爛な本丸御殿、重要文化財の清洲櫓など、美しくフォトジェニックな建築物が盛りだくさん。今回はその見どころをご紹介していきます。
名古屋といえば名古屋城

1612年、徳川家康によって築城された名古屋城は名古屋のど真ん中にあります。城のシンボルである金ピカのしゃちほこは地下にて間近で見学が可能。徳川家の葵の御紋が押されたお城の御朱印も記念にぴったりです。
天下統一のターニングポイント

1612年、徳川家康によって築城された名古屋城は、徳川による天下統一への大きな足掛かりとなった歴史のターニングポイントを今に残す名所です。名古屋城の築城は全国の諸大名に命じて工事を行わせた天下普請によって建てられたもので、加藤清正をはじめ名だたる武将たちが工事に関わりました。名古屋城は城郭の規模とその機能美から日本三大名城といわれ、日本100名城や、国の特別史跡にも指定されています。
都会のど真ん中にあるお城
名古屋城は街の中心部にあり、まさに名古屋のシンボル。名古屋の街からは名古屋城を望むことができ、街の高層ビルと名古屋城の新旧交じり合ったなんとも面白いコントラストを楽しむことができます。名古屋駅からの交通アクセスがよく、観光に訪れやすいのも名古屋城の大きな魅力のひとつです。
しゃちほこは名古屋のシンボル
名古屋城といえばなんといっても金のしゃちほこが有名。金ピカに輝くゴージャスなしゃちほこは見た目も華やかで、名古屋城の顔ともいうべき存在。お城の屋根に設置されているしゃちほこは遠く距離があってよく見えませんが、地下にしゃちほこのレプリカが展示されているので、間近でしゃちほこを眺めたい方はそちらへどうぞ。
いざ名古屋城の内部へ

遠くから見ても非常に大きなお城ですが、間近でみると改めてその大きさに圧倒されます。2019年現在、木造での復元工事が進められているため、天守閣の中に入ることはできません。天守閣以外は見学することができるので、お堀や城内の散策などを存分に楽しみましょう。なお、天守閣の竣工予定は2022年とされています。
御城印をもらおう
名古屋城には、登城記念符と呼ばれる「お城の御朱印」を有料にて授かることができます。訪れた日付が入るので、名古屋城観光の記念にもおすすめです。御城印は正門付近の売店で購入することができます。
天守閣以外にも見どころいっぱい
清洲櫓
名古屋城の見どころは天守閣としゃちほこだけではありません。城を取り囲む美しい櫓もそのひとつです。清洲櫓(西北隅櫓)は国の重要文化財にも指定されており、ほかにも城内には重要文化財の櫓が2つ建っています。清州櫓は、尾張の中心部にあった清州城の天守でだったもので、名古屋城築城によって移築されました。
桜の名所としても名高い

春の名古屋城は、名古屋屈指の桜の名所としても有名。毎年桜の見頃を迎えると、たくさんの人たちがお花見に訪れます。城内にはおよそ1000本もの桜の木が植えられており、天守閣内苑ではお城と桜の両方が見られる美しい競演を楽しむことができます。日本の美しい景色を堪能できる春の時期は名古屋城観光におすすめ。
本丸御殿でお殿様の生活を体験
木曽ヒノキで再現された本丸御殿
名古屋城は木曽のヒノキが使用されており、木造で再現された本丸御殿を見学することができます。本丸御殿は1615年、徳川家康の命によって尾張藩主の住まいとして建てられたものです。木造再現された本丸御殿は2018年に完成し、一般公開がはじまって以来、新たな見所として人気を集めています。
尾張徳川家の繁栄を思う
本丸御殿の内部はとにかく煌びやかな装飾がそこかしこに施され、豪華絢爛の一言に尽きます。金ピカのふすま絵や欄間の彫刻が夢のように見事な芸術品で、いつまでも眺めていたくなる空間です。

贅を尽くした部屋の数々に、尾張徳川家の当時の繁栄に想いを馳せながら見学を楽しんでみるのもおすすめ。内部は写真撮影することも可能なので、ぜひ夢のようにゴージャスで美しい部屋の数々を写真に収めてみてください。なお、フラッシュは不可ですのでくれぐれもご注意ください。
ミュージアムショップでお土産を買おう
本丸御殿には、お土産にぴったりなミュージアムショップも併設されています。本丸御殿に描かれた日本画をモチーフにしたポストカードやクリアファイルなど、普段使いしやすい文房具などが豊富に取り揃えてあり、旅の思い出やお土産にも喜ばれること間違いなしです。
ほかにも、しゃちほことエビフライの柄がユニークで可愛らしい手ぬぐいなどもあります。ここにしかない名古屋城土産ばかりが集まっているので、国内外の観光客たちに大人気です。
名古屋城の新名所、金シャチ横丁
名古屋城の新たな名所として2018年にオープンした金シャチ横丁は、正門側の義直ゾーンと東門側の宗春ゾーンの二ヶ所に分かれたグルメエリアです。ここでは、きしめんやひつまぶしなど名古屋のご当地グルメを楽しむことができ、名所観光とグルメが同時に楽しめると、いつも多くの人たちで賑わっています。
かわいいソフトクリームも
二つに分かれたゾーンはそれぞれコンセプトが異なっており、義直ゾーンは日本の伝統的なもの、宗春ゾーンは革新的なもので、それぞれコンセプトに合ったお店が並んでいます。どちらのゾーンでも、名古屋城を間近に望みながら食べ歩きを楽しむことができ、しゃちほこをイメージして大胆に金箔が貼り付けられたソフトクリームや、忍者をモチーフにしたかわいいソフトクリームがとってもフォトジェニックで大人気です。
徳川家康を祀った神社
名古屋城の近くには、徳川家康をご祭神として祀った名古屋東照宮があります。名古屋城からは徒歩10分ほどの距離なので、名古屋城観光とあわせて訪れてみてはいかがでしょうか。名古屋東照宮では、徳川家の家紋である葵の御紋入りの御朱印が授かれます。
Address | 〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内2-3-37 |
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Hours | なし |
Closed | なし |
Tel | 052-231-4010 |
Web | http://nagoyatoshogu.com/ |
名古屋城へのアクセス
車での行き方
名古屋高速1号楠線を利用する場合、黒川で下りて8分ほどで到着します。名古屋高速都心環状線を利用する場合、丸の内で下りて5分ほどで到着です。駐車場は名古屋城正門前の駐車場を利用することができます。駐車場の利用時間は変更される場合があるので、公式ホームページでご確認ください。
電車・バスでの行き方
地下鉄を利用する場合、地下鉄名城線の市役所駅で下車し、7番出口から徒歩5分で到着します。バスを利用する場合、市営バス栄13号系統に乗って、名古屋城正門前のバス停で下車します。
Address | 〒460-0031 愛知県名古屋市中区本丸1番1号 |
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Hours | 9:00-16:30 |
Closed | なし |
Tel | 052-231-1700 |
Web | https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/index.html |
まとめ
名古屋のシンボルで日本三大名城として知られる名古屋城は、徳川による天下統一への大きな足掛かりとなった歴史的名所でした。名古屋グルメが味わえる金シャチ横町やお土産にぴったりなミュージアムショップなど見どころ満載。ぜひ一度、名古屋城へ足を運んでみてください。