品川神社は東海道品川宿の鎮守さま。品川富士に登り街並みを一望

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私は広島県出身ですが、会社の転勤を繰り返し、いろんな地域で暮らしてきました。 赴任先を起点に各地の観光スポットを巡って絶景や思い出になる写真を撮っています。 最近は一人旅が多いですね。 紹介記事は西日本中心になります。 みなさんに一味違った旅の魅力をご紹介出来たら幸いです。

駅の近くだから便利だよ

東京の新幹線の玄関口にもなっている品川駅から徒歩でいける品川神社に行ったことはありますか。実はとても歴史が古く、昔から多くの人に親しまれてきた神社なのです。境内にある品川富士というミニ富士山の塚で、プチ登山体験もできますよ。見どころたっぷりの品川神社をご紹介します。

品川神社は東海道品川宿の鎮守

東京十社の一つである品川神社は、源頼朝が海上交通安全と祈願成就の守護神として安房国の洲崎神社の洲崎明神を祀ったのが始まりといわれています。また、徳川家康が関ケ原の合戦において先勝祈願をした場所でもあります。今では東京の鎮護と万民の平安を祈願する、東京を代表する神社の一つとなりました。

品川神社の見どころをご紹介

歴史ある品川神社には東京三大鳥居の一つや金運アップのパワースポット、浅間神社の横の品川富士など見どころがたくさんあります。

入り口に双龍鳥居

入り口では、左の柱には昇り龍、右の柱には降り龍を構えた立派な石鳥居が出迎えてくれます。この双龍鳥居は東京三鳥居の一つ。そして鳥居の隣には、品川の繁栄のため東海七福神の一社として大黒天が祀られています。米俵に乗り肩に大きな袋を担ぎ、そして満面の笑みをたたえる大黒天。

見ているだけで金運アップしそうですね。石段を登ると、厳かな雰囲気が漂う品川神社の境内に入ります。

いろんな石碑が立ち並ぶ

石段を上り切った場所にはたくさんの石碑が並んでいます。こちらは、東海七福神めぐり発祥の碑。

ちょうど真ん中から左あたりを見ると、庖丁(ほうちょう)塚が立っています。使い古された包丁の供養や調理された生き物たちを慰霊するためのものだそうです。技術向上祈願のご利益があるとも言われているので、拝んでおきましょう。

心地の良い児童遊園

境内には子供達の遊べる小さな公園が。地元の人にとって身近な神社となっていることが伝わってきますね。周りはとても静かで緑が多く、小高い丘の上にあるので眺めも良い場所となっています。

趣のある神楽殿

鳥居をくぐり進むとさっそく右手には神楽殿がみえます。隣の大木の緑と相まって絵になりますね。近くでみると、とても古くて趣のある神楽殿ということがより分かるでしょう。中心には立派な一本松の絵が掲げられています。

永遠の平和を祈る祖霊社

赤鳥居の入口、神楽殿の隣には祖霊社(それいしゃ)があります。その隣には砲弾の形をした忠魂碑が建っています。この鎮魂碑は日清・日露戦争の戦没者慰霊のために建てられたもので、平和の尊さを後世に伝えていくべく多くの小学生や中学生の学習の場にもなっているそうです。

見どころが多い手水舎

拝殿の手前の左手に手水舎があります。手水石にはかっぱ、中心には龍、そして足元には亀がいますが、この3つが一緒になっている神社はとても珍しいです。手水舎の上部にはお祭りの様子が描かれた大きな葵紋の絵馬が。徳川家から祟敬を受けていたことがわかりますね。

社務所側から見た拝殿

参道の正面には拝殿があります。御祭神は3柱で、日本神話である天岩戸(あまいわと)に登場する神、天比理乃咩命(あめのひりめのみこと)、農業・産業・産業繁栄の神、宇賀之売命(うかのみたま)、そして天王様・風水害除け・厄除け・病気除けの神、素盞嗚尊(すさのお)です。

赤い鳥居の阿那稲荷神社

拝殿の右手には赤鳥居が連なっており、上社と下社とで分かれています。上杜へ向かっていくつもの赤い鳥居をくぐると、阿那稲荷神社が。こちらでは天の恵みの霊が祀られています。また下杜には地の恵みの霊と御神水をお祀りしています。

お金が増える万倍一粒萬倍の泉

さらに石段を下るともう1つのお社が。一粒萬倍(いちりゅうまんばい)と書かれた御神水があります。一粒萬倍とは、米は一粒の種より萬倍の稲穂となるという意味。つまり、ここでお金を洗うと万倍にもなるということで、金運アップするパワースポットとしても知られています。

富士山信仰の浅間神社の左横にミニ富士山

浅間神社の狛犬の台座には富士山が描かれており、その脇には、ぶじかえると書かれた親子の蛙がいます。平成に入ってから奉納された石像ですが、富士+かえる=ぶじかえる、という言葉遊びから、旅の安全を願う蛙とされています。

富士塚の裏手に当たる場所ですので、富士登山前にはぜひ訪れたいスポットですね。さて、ぶじかえるの猿田彦神を参拝してから登山開始です。

いざ品川富士へ

石段の中ほどまで下ると富士山の登山道があります。富士山といってもミニサイズで、標高18mほどです。入山口があったり、登っている途中あちこちに1合目、2合目という文字が見えるので思わずほっこりしますね。

ミニサイズではありますが、山頂まで登って品川の街並みが広がる景色に出会うと、予想以上の感動が。都内にはいくつか富士塚がありますが、こちらは都内最大級と言われています。

百円札に描かれた板垣退助のお墓がここに

敷地内には自由民権運動の主導者として知られる板垣退助のお墓があります。右が板垣退助で、左が奥様のお墓。傍らには佐藤栄作の筆による、板垣死すとも自由は死せず、の石碑もあります。

品川神社と直接的な関係はないのですが、境内を通らなければ参拝できないようになっているので、ぜひ見てみてくださいね。

品川神社へのアクセス

電車でのアクセス

最寄りは品川駅ではなく、京浜急行新馬場駅です。北口から徒歩約3分ほどで着きます。もちろん、品川駅からも徒歩約15分ほどで行けますよ。

車でのアクセス

第一京浜国道(国道15号)に面しているので、見つけやすいはずです。北品川3丁目交差点付近に神社は位置しています。敷地内には公式の駐車場はないため、付近のコインパーキングに停めて歩きましょう。

神社の管理人の方によると、あまり混んでいない時は境内まで乗り入れて端っこに駐車して大丈夫だとのことですが、訪れる前は必ず確認するようにしましょう。

住所|〒140-0001 東京都品川区北品川3丁目7−15
営業時間|境内自由
定休日|なし
電話|03-3474-5575
公式サイトはこちら

まとめ

初詣の時でも混みすぎず少なすぎない、ほどよいにぎわいの品川神社。穴場の神社として、とてもおすすめです。あなたも都内で富士山に登ってみてはいかがでしょうか。