通天閣は歴史あるなにわのシンボル。魅力や見どころを徹底解説

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出身地は大阪。得意なエリアは関西。 歴史的建築物や美術館巡りが好き。観光地に一緒に行くのは主に家族や友達。 美術館には一人で行くことが多いです。 旅行前に頭に入れておくとよりそのスポットが好きになれるような情報を発信していければと思います。

通天閣は「ベタ」に大阪をたのしむとこや

通天閣は、1912年にパリのエッフェル塔と凱旋門をモデルにつくられた大阪ミナミ、新世界のシンボルです。カラフルなネオンでかがやき、中にはおなじみのビリケンさんなど、見どころが盛りたくさん。毎年多くの観光客が訪れる大阪屈指の人気の観光スポット。周辺の新世界はコテコテの大阪ワールドが広がり、歩くだけでも楽しいエリアです。

なにわのシンボル通天閣の歴史

実は通天閣は二代目

大阪なにわのシンボルといえば展望塔、通天閣です。初代通天閣は明治45年(1912年)に大阪新世界のシンボルとして、パリのエッフェル塔をモデルに建てられました。通天閣という独特の名前とは天に通じる高い建物という意味だそうで、明治初期に活躍した儒教学者の藤沢南岳によって命名されたと言われています。


しかし、初代通天閣は昭和18年(1943年)に火災により焼失、解体。そのあと昭和31年(1956年)、市民からの要望の声を受けて再建され、現在に至っています。2代目の通天閣は103メートルの高さを誇り、5階には大阪を一望できる展望台があります。2007年には国の登録有形文化財に指定されました。

いまでは年間およそ70万人が訪れる大阪屈指の観光スポットとして知られています。

通天閣の見どころは

変化する通天閣のイルミネーション

通天閣の頂上に設置されている丸いネオン、実は毎日色が変わります。というのも、翌日の天気予報を色によって伝えているのです。白は晴れ、橙は曇り、青は雨だそうです。通天閣本体のネオン色も月ごとに変わる12色展開。さらにイベントやキャンペーン時は多色展開もされます。

大時計もおよそ60年アナログだったものが最近LEDビジョンにリニューアルされ、日々変化し続けています。


6種類の歴代盤面デザインを再現。雪に桜、クローバーやひまわり、紅葉、星の季節に合わせた動画を映し出せるようになっています。通天閣に浮かび上がる日立のイルミネーションは広告です。通天閣の建設費用の借金を返すために考案、設置されました。

ちなみに初代通天閣でネオンサインが掲げられていたのはライオン歯磨き(現ライオン株式会社)だったそうです。

いざ通天閣展望台へ

写真は、展望台への入口です。天井を見上げるとレトロな孔雀の絵が描かれています。展望台に上がるにはいったん地階へ向かわなければいけません。地階はちょっとしたお土産コーナーが出店。地元大阪の食品メーカー、日清食品のチキンラーメンでおなじみ、ひよこちゃんグッズが買えるお店などがあります。

地階には劇場もある

地階にはお土産コーナーだけではなく通天閣劇場があります。毎日、日替わりでショーを開催。通天閣猿まわし劇場や落語・漫才をはじめ演目は多彩です。毎週月曜日には決まって演歌のコンサートも行われ、多くの見物客でにぎわいます。


展望台へは地下1階から一度地上2階まで上がり、そこから別のエレベーターに乗り換えます。エレベーターの天井には星座のように浮かび上がるビリケンさんのすがたが。エレベーターは混雑時には乗るまでに待つこともあります。ですが、待ち時間に飽きないようにガチャガチャが数10台並んでいるので、そこで時間を過ごしましょう。

展望台からは大阪の町が見渡せます。平成26年(2014年)、通天閣のある新世界からほど近い天王寺に日本一の高層ビルあべのハルカスが建てられました。しかし通天閣からの眺めは意外にも見晴らしは損なわれていません。北方向にきらびやかな大阪市街が、南側には下町のにぎやかな街並みと、遠く奈良や和歌山の山々が望めます。

展望台の名物はビリケン


通天閣の名物といえば、ビリケンさん。足の裏を撫でると幸せになれるといわれています。じつは新世界のあちこちにビリケン像がありますが、通天閣最上階にあるビリケン神社に設置されるものが本物なんだとか。この展望台のさらに上に展望台パラダイスというフロアがあり、有料で入ることができます。

2階フロアにはジオラマが

2階フロアには、およそ100年前の新世界の様子を再現したジオラマが展示されています。初代通天閣のあったルナパーク(写真)は明治45年(1912年)に開園。広さ132,000平方メートルという広大な敷地を誇った遊園地でした。

初代通天閣は昭和18年(1943年)に火事で焼失。焼け跡は太平洋戦争にともなう金属類回収令によりおよそ300トンの金属として供出されたと言われています。

通天閣のおひざもとで楽しむグルメ

昭和レトロを楽しむ喫茶ドレミ

昔懐かしいレトロな雰囲気がただよう純喫茶、喫茶ドレミ。くだものを贅沢につかったフルーツパフェをはじめ、大阪名物として有名なミックスジュースが味わえます。ほかにも、喫茶店の定番のナポリタンやサンドイッチといった懐かしいメニューも提供されています。

住所|〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東1-18-8
営業時間|8:00~23:00
定休日|なし
電話|06-6643-6076
公式サイト|なし

二度づけ禁止がお約束、大阪名物串カツ

新世界元祖串かつだるまは、創業昭和4年(1929年)の老舗串カツ店。串かつ店でいまやおなじみになったソースの二度づけ禁止ルールの元祖と言われる名店です。串カツはソースの2度づけ禁止は有名ですが、たりない時にはキャベツでソースをすくってちょい足しするのが通の食べ方なんだとか。

大阪らしい紅ショウガの串は色鮮やかでさっぱりとした味わいがおいしい、ぜひ味わいたい一品です。

住所|〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東2-3-9
営業時間|11:00~22:30(ラストオーダー30分前) 12月31日は20:00に閉店
定休日|なし
電話|06-6645-7056
公式サイトはこちら

カツサンドで有名なグリル梵

新世界の老舗洋食店、グリル梵。名物はなんといってもヘレカツサンド。ヘレカツサンド(ヒレカツサンドのこと)は少し値がはりますが、かなり分厚いヘレと特製ソースをぬって軽くトーストしたパンでサンドした贅沢な一品。訪れたらぜひ味わいたいですね。店内は時が止まったような渋い雰囲気でたまりません。

住所|〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東1-17-17
営業時間|ランチ12:00〜14:00 ディナー17:00〜20:00
定休日|毎月6日・16日・26日、土・日曜の場合は翌月曜(年末年始休)
電話|06-6632-3765
公式サイトはこちら

通天閣へのアクセス

電車でのアクセス

地下鉄堺筋線恵美須町駅より徒歩3分、または地下鉄御堂筋線動物園前駅より徒歩10分ほどでいけます。異空間のような商店街を抜けたらそこが新世界です。

住所|〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東1-18-6
営業時間|9:00~21:00 最終入場は20:30まで
定休日|無休
電話|06-6641-9555
公式サイトはこちら

まとめ

なにわのシンボルの展望塔、通天閣。エッフェル塔と凱旋門がモデルでありながら天気予報がわかるというイルミネーションは実用的で、いかにも大阪らしさを感じさせるスポットです。ぜひ大阪観光の際にはじっくり観察してみてはいかがでしょう。