東芝未来科学館ー楽しく遊びながら科学と電気を学ぼう

公開日:2019/2/25 更新日:2019/8/15

トラベルパートナー:トラベルパートナー: mika
兵庫県姫路市出身、神奈川県横浜市在住の2児の母です。兵庫県・神奈川県とその近郊を中心に、地元目線・郷土愛を交えて、各スポットを最大限に楽しめる情報をお伝えします。ワイワイ家族旅行も、一人でまったりする旅も大好きです。
駅徒歩1分!遊び感覚で科学と電気を学べる体験型ミュージアム

みんなでにぎやかに身体を動かしながら盛り上がったり、驚きの最新技術を体感したり、爽快感たっぷりのゲームを楽しんだり、懐かしいアイテムを眺めつつ思い出話に花を咲かせたり。全部一ヶ所で体験できて、しかも入館料は無料というスポットがあるんです。

入口入ってすぐに大きなスクリーンがお出迎え

早速身体を動かしてゲームを楽しもう

入口からすぐのウェルカムゾーンでは大迫力のスクリーンが迎えてくれます。画面の前へと立ち、身体を動かすとセンサーが反応して画面上のゲームが楽しめる仕組みになっています。

館内はウェルカムゾーンを含め4つのエリアに分かれていて、科学や電気関連の知識や最新技術の体験、電気製品の歴史展示が楽しめるようになっています。

電気を自分で作ってみよう

地球に優しい発電方法を学ぶハツデントライ

ウェルカムゾーンの左手すぐ、にぎやかに盛り上がっている場所がフューチャーゾーンのハツデントライです。

発電の基礎原理や電気を継続して供給してゆくために開発されている、地球に優しい発電方法を体験しながら学べるコーナーでは実際に身体を動かして発電量が測定できるようになっています。

ハンドルを回すと連動して大きな電磁石がグルグルと回り、発電量グラフが上がる仕組みになっていて、ハンドルは4つあるので2チームに分かれてどちらが多く発電できるか競争することも。

こちらは化学反応で発電する燃料電池の仕組みが分かるゲーム。元素記号のボタンを2つ押して組み合わせを選んでゆくと一番多く発電できるペアが分かるようになっています。化学にまだなじみのない子どもでも体感的に分かりやすくなっているので、組み合わせによって発電できる量が全然違うことがよく理解できて面白いと好評です。ほかにも太陽電池に当てる光の量を増やして発電量を高めたり、圧力や気温差で発電したりと、意外な発電方法も楽しく学ぶことができます。

東芝未来科学館名物 50万ボルトの静電気体験

家族や仲間とのいい思い出になること間違いなし

東芝未来科学館と言えば?と、行ったことのある人に質問すると、ほとんどの人が静電気と答える定番の名物展示があります。それがサイエンスゾーンにある50万ボルトの静電気体験。

何と50万ボルトもの電気が通っているボールに直接手を触れて、静電気の不思議を体感できるのです。もちろんビリビリとはならず安全ですが、何となくそわそわと落ち着かない気分になります。

まちを支える電気の活躍を見に行こう

ARで立体的にまちを知るマチスキャナー

タブレット端末を持って小さな小さな街へと出かけ、クイズ形式で電気にまつわる施設について学べる展示がフューチャーゾーンにあるマチスキャナー。3枚のお題カードを街の中から探してタブレットでスキャンすると、ARを利用した立体的な映像とクイズが現れ、さらに3枚全てを集めれば素敵な映像が。タブレットを使ったAR体験、大人でも新鮮に感じるクイズなど、楽しめるポイントがいっぱいの展示になっています。

体内の情報をキューブで表現

画面の前に立つと体の情報をスキャンして遊べる

フューチャーゾーン、じょうほうの未来へコーナーにあるキミセンサーは、画面の前に立つと身体をスキャンして集めた様々な情報を使って遊ぶことができます。スキャンされた情報はキューブ化され、その個数で体積や体内の水分量が表示され、服の色彩比率なども分かるようになっています。2回目以降になると前回よりキューブが増えて成長を感じることも。心拍数をベースのリズムとして、手を動かして画面上の楽器に触って演奏したり、身体を形作るキューブを振り落とすように思いっきり動くゲームなども楽しめます。

スマホの半導体の中を冒険

100万分の1ミリの世界を爽快に走り抜ける

半導体の微細化技術を体験できるゲーム、ナノライダーは、100万分の1ミリの世界に舞い込んだかのような世界観が楽しめる展示です。半導体の中へと入り込んで、情報を記録するための電子をハンドル操作で集めながら進んでゆき、時間が近づいたらゴール地点に向かって到着すればミッションは成功。走り抜けるスピード感と電子を取るときの爽快感が何度もチャレンジしたくなる、館内でも大人気のコーナーです。

印刷した紙のインクを消して再利用する時代に



紙の無駄遣いもシュレッダーもしない時代へ

家庭や会社で使わなくなった印刷物の処理の煩わしさや、紙資源のもったいなさは誰でも感じたことはあるのではないでしょうか。消えるプリントLoops体験展示では、摩擦熱で消えるペンの原理を応用して紙の温度が100度に熱すると消えるトナーを使って印刷物を何度も再利用することができます。ここでは消える機能に加えて、海の動物の塗り絵も体験できます。塗り終わったらさらにお楽しみが。

それは作品をスキャンしてディスプレイの水槽の中を泳がせるというもの。まるで命を吹き込まれたかのように優雅に動き出す姿はとても楽しいと好評です。塗り絵は消さずに記念に持って帰ることもできます。ほかにもサイエンスショーや科学実験教室など、体験しながら楽しく学べる企画がたくさんあるので、興味がある方はホームページで内容や日程を確認してみましょう。会員登録をすれば予約も可能です。

飽くなき好奇心が技術を創る

東芝を産み出した創業者の物語

ここからは展示は大きく2つに分かれ、ミュージアムとしての色合いが強いヒストリーゾーンに。展示は大きく2つに分かれている。まずは創業者の部屋へ。芝浦製作所創業者・田中久重、東京電気創業者・藤岡市助、さらに二社を統合した東京芝浦電気=東芝の創業者山口喜三郎のあゆみ、そして発明・技術を紹介しています。田中久重が造った、矢を的に向けて放つからくり人形・弓曳童子(複製)はまさにロボット工学の原点。茶運び人形とともにその技術は江戸時代に造られたとは思えない驚きを感じさせてくれます。

こちらは同じく田中久重が嘉永3年(1850年)に造った万年時計(万年自鳴鐘)。国の重要文化財であり、機械遺産にも認定されている機械式和時計です。動力は真鍮製のゼンマイ2組で、和式時刻・七曜・十干十二支式の日付・洋式の時刻など6面の情報部分に加え、天球儀部では日本地図上の太陽と月の位置が表示されています。飽くなき好奇心と探求心、そして蓄積されてきた技術がさらに新しい技術を生み出し時代を創り出してゆくことがよく分かる興味深い展示となっています。

時代を切り拓いた家電製品の歴史

家電製品の1号機が集まる場所

もう1つの展示は1号機ものがたり。日本初の白熱電球・冷蔵庫・洗濯機・掃除機・電気釜・カラーテレビ・ワープロといった懐かしい家電が展示されています。現行のものよりもどこか愛らしい印象の家電たちはノスタルジックな気分を感じさせてくれます。ここはぜひ、親子2代や3代で思い出話をしながら見て周ることをおすすめします。

東芝未来科学館へのアクセス

電車でのアクセス

2種類の方法があります。JR川崎駅を利用する場合は西口から徒歩1分です。京急川崎駅を利用する場合は徒歩7分ほどです。

車でのアクセス

東京方面からは、首都高速神奈川一号横羽線、浜川崎ICより約15分です。横浜方面からは、首都高速神奈川一号横羽線で、浅田ICより約15分の距離です。

Address 〒212-8585 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地34 スマートコミュニティセンター(ラゾーナ川崎東芝ビル)2F
Hours 火〜金 AM10:00-PM5:30 土日祝 AM10:00-PM6:00 (※2019年4月より変更 火〜金 AM9:30-PM5:00 土日祝 AM10:00-PM5:00)
Closed 月曜日(祝日を除く)・当館の定める日・(2019年4月より 第4日曜日)
Tel 044-549-2200
Web http://toshiba-mirai-kagakukan.jp/

まとめ

身近にあるのに実は仕組みをよく知らない。そんな機械や電気製品の始まりから未来の姿までを楽しみながら学べる東芝未来科学館。家族や身近な人たちと一緒に身体を動かしたり、知識を深める充実したひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。