羊ヶ丘展望台は北海道屈指の景勝地。クラーク博士像とグルメも堪能

トラベルパートナー: Kitako

生まれも育ちも北海道で観光案内員の経験あり。デジタルマップよりも紙の地図を持って旅行するのが大好きなアナログトラベラーです。北海道定番の観光スポットから穴場グルメや裏話など、どさんこKitakoが北海道の隅から隅までご紹介します!

羊ヶ丘展望台はなまらのどかで良いとこだよ~!

少年よ、大志を抱け。この言葉が有名なクラーク博士の像があるのが、北海道の羊ヶ丘展望台です。今では北海道観光の定番となった観光スポットですが、中でも札幌ならではの風景や食を味わうことができるおすすめの場所。羊ヶ丘展望台の見どころや魅力を深くご紹介します。

都会の中に牧歌的風景が広がる羊ヶ丘展望台

自然でのどかな石狩平野を一望できる北海道に来たら一度は訪れてほしい観光名所。都会の中でもまるで牧場にいるかのような自然を体感することができるとして、多くの観光客の癒しスポットにもなっています。

札幌を眺める小高い丘

羊ヶ丘展望台は羊の放牧といった和やかな自然風景と、天気の良い日には札幌ドームや街の様子までを同時に見渡すことができる珍しい観光名所。思わず深呼吸したくなる絶景は、都会の中のオアシス的存在となっています。場所は札幌中心部より南東の海抜130mほどの場所にあります。

明治の家畜試験場から始まった一大観光地

今では有名な場所になりましたが、かつては1906年に農商務省の種牛牧場が設置された場所でもありました。のちに豚や綿羊の研究も導入されていきましたが、牧歌的風景は北海道では珍しく見学者も多かったそうです。そのため戦後は次第に研究に支障がでるようになってしまいました。

その後1959年には研究エリアと見学エリア分の2つに分かれました。現在の展望所が設置され多くの観光客向け名所に。現在では風景を眺めるだけではなく地元のグルメやクラフト創作など様々な体験をすることができる北海道を代表する観光スポットとなっています。

展望台広場には雪まつり資料館や足湯も

展望台広場は冬のシーズンになると札幌雪まつりイベントが開催される場所です大きな広場に飾られているのは、2004年に移転した北海道日本ハムファイターズの記念レリーフ。石原裕次郎さんの恋の町札幌の歌碑も見ることができます。

無料開放されている札幌雪まつり資料館は白壁の赤い屋根が特徴の建物。駐車場脇の林の中に温泉を循環ろ過して沸かした羊ヶ丘ほっと足湯があり、足湯を楽しむことができます。

北海道で一番有名なクラーク像がお出迎え

ボーイズビーアンビシャス、少年よ大志を抱けの言葉を残したクラーク像も見どころの一つ。

右手をまっすぐに伸ばすクラーク像

右手をまっすぐに伸ばした凛々しい姿は、1877年に札幌を離れる際に彼が放ったボーイズビーアンビシャスを訴えかける様子をイメージしています。

もともとクラーク像は彼が初代教頭を務めた札幌農学校、現北海道大学の敷地内の胸像が有名でした。しかし、その銅像を見るべく大学へ観光客が押し寄せることもあったので新たに1976年の羊ヶ丘に別のクラーク像を制作したと言われています。

クラーク博士に大志を誓う

クラーク像の台座には、未来の自分に向けたメッセージを残すことができる大志の誓いポストが設置されています。クラーク像を見ながら、自分の大志を誓うことができます。

この誓いのメッセージは羊ヶ丘事務所で大切に保管してくれるという嬉しい特典も。再度ここへ訪れた際に、投函年月日と名前を伝えると以前自分が書いた誓いと出会うことができる仕組みになっています。大志が決まったらぜひ事務所にて大志の誓い用紙を購入し、未来の自分に向けて発信してみましょう。

絶対食べたい羊ヶ丘展望台の絶品グルメ

羊ヶ丘展望台にはジンギスカンやご当地スイーツなど北海道の名物料理を堪能することができる施設、羊ヶ丘レストハウスとオーストリア館があります。

ジンギスカンが美味しい羊ヶ丘レストハウス

https://www.instagram.com/p/BcCsjo7hlf_/

羊ヶ丘展望台散策に疲れた時や休憩したい時におすすめなのが、羊ヶ丘レストハウス。大きな白い建物のレストハウスは、北海道名物であるラム肉がいただけるとして有名なグルメ店です。ラムロールや特選ラム、味付けジンギスカンなど種類別に羊肉を選ぶことができます。

羊肉が苦手な人でも、豚ジンギスカンや知床鶏、エゾシカなどの肉類、魚介類やラーメンなどメニューは豊富にあり安心。小さなお子さんを連れたファミリーにおすすめなのが3階のキッズルームです。子供たちが遊べるようなおもちゃがあるので、天候が悪くなっても安心して食事を楽しむことができますよ。

軽食やスイーツがたくさん並ぶオーストリア館

ご当地のスイーツや軽食がいただけるとして人気のスポットがこちらのオーストリア館。ここは1972年の冬季オリンピック札幌大会で使用された後、羊ヶ丘に移築された建物です。レストハウスに隣接し、1階はカフェやテイクアウト、2階にはお土産品が並んでいます。

白い恋人味のソフトクリーム

オーストリア館で一番人気のスイーツと言えば、白い恋人味のソフトクリーム。白い恋人にサンドされているチョコレートを練りこんだ濃厚な味わいでホワイト・チョコ・ミックスの3種類から選ぶことができます。

もっと北海道らしいフレーバーが味わいたい、という人には夕張メロン味やハスカップ味などがおすすめ。ここならではのソフトクリームも味わいましょう。

食べられないほど可愛い札幌ひつじ焼き

SNS映えもするかわいいスイーツといえば、札幌ひつじ堂の羊の顔おやき。見た目もかわいく、原材料にもこだわりがあるとして観光客に人気の大判焼きとなっています。

気になる原材料は北海道産小麦と十勝産小豆をぜいたくに使用しており、かつてクラーク博士がいた北海道大学で生産された牛乳も使用するといったこだわりぶり。おやきの種類は、白・黒・茶色の3種類でカスタード・餡子・チョコレートのクリームが入っているのが特徴です。

羊ヶ丘展望台で開催されるイベント

羊ヶ丘展望台には春夏秋冬それぞれの季節で楽しめるイベントが盛りだくさん。それぞれの季節におすすめのイベントをご紹介します。

夏はイベントが盛りだくさん

夏の季節になると、ラベンダーの刈り取り体験や北海道の海の幸グルメイベント、子供向けの宝探しゲームなどイベントが盛りだくさん。そのため、シーズン中は多くの観光客でにぎわいます。特に1200㎡のまるでお花の絨毯のようなラベンダー畑での刈り取り体験は、キレイな写真を撮影できるチャンス。

しかしその時の生育状況にもよるので、訪れる際は事前にチェックして向かいましょう。夏以外の季節もおすすめ。春には年に一度の羊の毛刈りを間近で見学することができるイベントや、秋はハロウィンイベントなどもあります。季節に合わせて行われる珍しいイベントに是非参加しましょう。

雪と寒さを楽しむ羊ヶ丘スノーパーク

毎年冬になると、羊ヶ丘展望台では巨大滑り台やかまくらの登場、ミニ雪だるま作りなどの雪上イベントを開催。雪上イベントに参加する際、歩くスキーや雪上パークゴルフのエリアは無料で必要なものをレンタルすることができます。手ぶらで気軽に遊びに行けるうれしいポイントですね。

羊ヶ丘展望台でウェディング

チャペルでは絶景の中で結婚式を挙げることができます。イベントがない日にはチャペルの屋上テラスに上がることもできるので、立ち寄ってみましょう。

美しいステンドグラスが自慢のブランバーチチャペル

なんと、羊ヶ丘展望台内にある大きな白いチャペルでは実際に結婚式を挙げることができます。北海道の春の桜や夏の花畑、白樺などの自然風景をバックに撮る一枚は美しく、フォトウェディングのスポットとしても人気。

結婚式やイベントの予定がない日には、3階の屋上テラスに自由に上がることが可能。普段なかなか見ることができない、開放的なチャペルの屋上を見学することができるのでおすすめ。

旅立ちの鐘で決意新たに

クラーク旅立ちの鐘、と書かれたこちらの鐘は願いを込めて打ち鳴らす人が多い観光名所の一つです。大志の誓いを投函する前に立ち寄る人や結婚式を挙げたカップルが鳴らす様子を見かけることがあります。特徴は高さ5mほどの赤い屋根に取り付けられた鐘。意外と大きい音が鳴るので、鳴らしすぎにはご注意を。

羊ヶ丘展望台へのアクセス

バスでのアクセス

福住駅バスターミナルから北海道中央バスで羊ヶ丘展望台行きに乗車して、約10分で到着します。そのほか夏季限定ではありますが、東急札幌の南側にあるバス停からは羊ヶ丘展望台経由も運行しているのでそちらの利用もおすすめ。

どちらのバスも、羊ヶ丘展望台に到着した降車場で展望台の入場料金を支払うことになっています。

車でのアクセス

羊ヶ丘展望台まで車で向かう場合、札幌市中心部からは12kmで約30分で到着。新千歳空港からは45kmで約50分で到着することができます。入場料金は羊ヶ丘展望台入り口のゲートで支払うので、現金は事前に用意しておきましょう。

住所|〒062-0045 北海道札幌市豊平区羊ヶ丘1番地
営業時間|(5・6・9月)8:30~17:00(7・8月)8:30~19:00(10月から4月)9:00~17:00
定休日|なし
電話|011-851-3080
公式サイトはこちら

まとめ

北海道の札幌にある羊ヶ丘展望台は牧歌的な自然とにぎやかな都会の街並みの両方を同時に眺めることができる珍しい観光スポットです。札幌を旅行の際は少し足を伸ばして絶景の自然に溶け込める羊ヶ丘展望台へ訪れてみてはいかがでしょうか。