唐津城は別名舞鶴城。松原の広がる大パノラマと名所の数々を堪能

トラベルパートナー: Koji

東京生まれの福岡育ち。九州中心に記事を書いてるトラベルパートナー。 ゆったり出来て、訪れた人が楽しく笑顔になれる場所を一人でこっそり探し、訪れた方に「楽しかった!もう一度行きたい!」って声を趣味としてます。少し変わった楽しみ方が出来る旅行が得意です。

青空高くそびえる天守閣は唐津市民の自慢と誇り

目の前に大きく広がる玄界灘と、青い海にのぞむ唐津市。佐賀県北部の東松浦半島基部に位置するこの街には、高くそびえる唐津城があります。5階建ての天守閣は歴史を学べるまさに市のシンボル。さあ、お城を拠点に街を存分に楽しみましょう。

唐津城は小高い山にそびえ立つ唐津市のシンボル

佐賀県北部の海に面した青空には、唐津城の天守閣があざやかに映えます。満島山という高台に建ち、その様子が遠くから見ると鶴(ツル)が羽を広げた姿を連想させることから、別名は舞鶴城。県内を南北に貫く松浦川の河口に位置し、天守閣からは唐津湾沿いにつづく虹の松原などの絶景が楽しめます。

また、周囲は舞鶴公園として整備され、春はサクラの名所として人々でにぎわいます。

唐津城天守閣を目指して通るさまざまな名所

虹の松原を愛車で走り抜けよう

マイカーで唐津城へ向かうならば、海沿いにつづく虹の松原を通ってゆきましょう。日本三大松原の1つで、実に100万本におよぶクロマツの木々が4.5kmにわたって続きます。あたかもトンネルのようで幻想的、もちろん歩いて行くこともできますよ。

唐津城を撮影する有名スポット

ここは天守閣の南にある城内橋、玄界灘の海風が爽やかです。少し遠くから望めば唐津城全体が見渡せますが、この眺めが舞鶴城を連想させたのでしょう。晴天の日には青い空と青い海、金色に輝く橋が、天守閣とマッチして見事な景観となります。

戦国時代を想わせる天守閣への石段

いよいよ舞鶴公園から石段を上り天守閣へ向かいます。少し距離がありますが、両側に立ち並ぶ戦国時代風の幟(のぼり)や、春ならば満開のサクラが迎えてくれ、お城に来たことが実感できるでしょう。また天守閣へは石段の他に、有料での利用となるエレベーターが設置されています。

見上げれば迫力満点の天守閣と城壁が

石段を上ればやがて目の前に、天守閣と石の城壁が圧倒的な迫力で立ちはだかります。2017年にリニューアルされて立派にお目見えし、見学もしやすくなりました。天守閣内への入館は有料なので、受付にて手続きをすませましょう。

リニューアルされた天守閣と周辺の名所を楽しもう

各フロアごとに唐津を学ぶテーマが

新しくオープンした天守閣は、1階が観光案内や体験行事、2階が郷土の歴史、3階が名産品の唐津焼、4階が交流と休憩所。それぞれにテーマが決められており、ここに住む人も県内外から訪れた人も、唐津市という街について学ぶことができるスポットです。

天守閣最上階からは青い海と唐津市の絶景が

最上5階展望フロアからは唐津市街をはじめ、多くの人々が走ってきたであろう虹の松原が望めます。さらには真っ青に広がる玄界灘や、唐津湾に浮かぶ鳥島(左)に高島などの絶景も楽しめますよ。スマートフォンのARパノラマビューも設置されており、最新システムでこの眺めが堪能できます。

唐津城天守閣を気高く彩るサクラ

天守閣周辺の舞鶴公園はサクラやフジなど季節の花々が彩ります。特に春のサクラは見事の一言。例年3月下旬には約220本のソメイヨシノが満開を迎え、唐津城が誇らし気に見えるでしょう。夜には天守閣がライトアップされるので、さらに美しい光景が広がります。

九州花火大会が唐津の夜空と天守閣を彩る

毎年7月中旬には佐賀新聞社・唐津市・唐津観光協会主催の九州花火大会が開催されます。県内外から約20万人の人々が訪れてにぎわう、夏の風物詩と呼べるイベント。街の夜空は無数の花火と光に彩られ、天守閣が華やかに浮かび上がる光景は実に幻想的です。

唐津城周辺のぜひ行ってみたい有名観光スポット

虹の松原は日本の有名景勝地

唐津城東側の海沿いに、全幅約500m・長さ約4.5kmに渡ってつづく虹の松原。国の特別名勝や日本三大松原、日本の白砂青松100選などに数えられる景勝地で、約100万本におよぶクロマツが群生しています。もちろん唐津城からも望むことができますよ。

住所|〒847-0022 佐賀県唐津市鏡
営業時間|なし
定休日|なし
電話|なし
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唐津神社は世界遺産登録の有名祭開催地

唐津城の南西側、やや市街地に入った所にある神社。純白の大きな鳥居が特徴的で、毎年11月に行われる秋季例大祭の唐津くんちは2015年にユネスコ無形文化遺産への登録を果たしました。お城から徒歩約15分の距離なので、ぜひ参拝しましょう。

住所|〒847-0013 佐賀県唐津市南城内3-13
営業時間|参拝自由
定休日|年中無休
電話|0955-72-2264
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宝当神社に参拝すれば億万長者になれるかも

唐津城から北へ約2kmの唐津湾に浮かぶ高島には、宝当神社(ほうとうじんじゃ)という大変縁起のよい名称の神社があります。1990年代にここに祈願すれば宝くじが当たるという評判が立ち、今も一攫千金を夢みる人々が絶えないとのこと。お城直下の桟橋から、定期船ニューたかしまに乗船し約10分の距離です。

住所|〒847-0027 佐賀県唐津市高島523
営業時間|参拝自由
定休日|年中無休
電話|0955-74-3715
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呼子の朝市でグルメツアーを楽しもう

写真は唐津市呼子町で開かれる呼子の朝市。千葉県の勝浦朝市や石川県の輪島朝市と並び、海辺の街での日本三大朝市とされています。新鮮さいっぱいのイカなど魚介類が堪能できます。野菜類も豊富。お城からはマイカーで約30分の距離、グルメ通の方は行かないと損ですよ。

住所|〒847-0303 佐賀県唐津市呼子町呼子
営業時間|7:30-12:00
定休日|元日
電話|0955-82-0678
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唐津城へのアクセス

電車でのアクセス

福岡方面からアクセスの場合、博多駅からJR筑肥線に乗車し約80分~90分。佐賀方面からアクセスの場合、佐賀駅からJR唐津線に乗車し約80分、ともに唐津駅で下車します。同駅北口からは北東方向へ徒歩約20分の距離、海岸沿いを歩けばエレベーター乗り場前に着きます。

車でのアクセス

福岡方面からは、福岡都市高速環状線の福重ジャンクションで福岡前原道路に入り、前原料金所から約40分の距離。ここから国道202号線を経由して虹の松原を目指します。

長崎方面からは長崎自動車道の多久インターチェンジより約40分の距離。国道203号線(厳木多久有料道路)から国道202号線を経由して、同じく虹の松原方面へ。有料で100台以上可能な市営東城内駐車場があります。

住所|〒847-0016 佐賀県唐津市東城内8-1
営業時間|9:00-17:00
定休日|12月29日から31日まで
電話|0955-72-5697
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まとめ

日本各地で歴史ブームがおきる中、ここ唐津城も新しい姿で登場しました。遠くから見ると鶴が羽を広げたように海の上にぽっかりと浮かんでいるように見える城は、全国でも稀です。日本列島の南西にそびえ立つ天守閣と、その城下町には名所がいっぱい。歴史と景色さらには富と味を求めつつ、足を運んでみませんか。