見帰りの滝はアジサイや河津桜が美しい。夏は川遊びに出かけよう

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長崎県在住。海外旅行が大好きで、現在までに25か国旅しました。何の計画もなくぶらりと行く一人旅が殆ど。行きたい国はまだまだあります! 訪れた国の文化を肌で感じることができる、路線バスの旅が得意です。 国内では九州北部を中心に、素敵なおすすめスポットを紹介します。 趣味は御朱印集め・インド映画鑑賞・動物とふれあうこと。

しぶき橋でマイナスイオンを浴びて山伏修行に思いを馳せてみよーで!お花の季節は格別さ~

佐賀県唐津市の天山県立国立公園の中にある見帰りの滝は、日本の滝百選に選ばれた名瀑。アジサイの名所としても有名で、満開の時期には夢のようなカラフルなアジサイと名爆のコンビネーションを楽しめる絶景スポットとして知られています。今日は見帰りの滝の見どころ、楽しみ方をご紹介します。

日本の滝百選に選ばれた見帰りの滝

佐賀県唐津市の天山県立国立公園の中には、日本の滝百選のひとつで豪快な名瀑見帰りの滝があります。

特にアジサイの頃が美しい

佐賀県唐津市相知町の天山県立国立公園の中には日本の滝百選のひとつとして有名な見帰りの滝。その落差は100メートルあり、九州一といわれる豪快な滝として知られます。毎年梅雨時期には見帰りの滝アジサイ祭りが開催され、水量が多い滝と花々のコントラストが大変美しく大勢の見物客が訪れます。

1979年に滝の近くにダムが作られ滝幅が狭くなったのではと心配されましたが、その迫力は健在なのでご安心を。

帰りにもう一度見たくなる名瀑

この滝の名は見返りと間違える人が少なくありませんが、正しくは見帰りの滝。滝を見終わって帰るときにもう一度見たくなる、また、この坂道を戻り帰って何度でも見てみたいというところから名付けられたもの。伊岐佐川の上流にあり、一帯は見帰りの滝公園として整備されています

見帰りの滝は霊山から流れる佐賀県最大の滝

見帰りの滝はカラフルなアジサイと勇壮な二つの滝のハーモニーが見事な観光スポットです。

滝まで500メートルの遊歩道を散歩

滝に一番近い駐車場から見帰りの滝まで約500メートルの遊歩道が続きます。滝への立ち入りは通常は無料ですが、アジサイ祭りの時だけは美化協力金が必要。滝の周辺には約40種類、40000本ものアジサイが植えられ、祭りの時期にはブルー、ピンク、紫など大輪の花が滝周辺を彩り見事です。 

近づくにつれ大きくなる轟音

滝までの遊歩道は整備され、大変歩きやすく快適です。緑の森の中に入って行くとやがて滝の音が聞こえ始め、近づくにつれその轟音は高くなります。右手側に木々の間から川の流れが見え始め、15分ほどで滝に到着。そこは、森の香りとマイナスイオンがいっぱいの清々しい空間です。

男滝と女滝のハーモニー

見帰りの滝の見どころは2本の滝が折り重なるように流れ落ちる姿です。水量の多い右側の滝が男滝、水量の少ない左側の滝が女滝と呼ばれ、アジサイの季節は梅雨の影響で滝の水量が増すため、男滝の幅が大きくなります。轟音を立てて流れ落ちる様は大迫力。滝の水しぶきがすごいので冬は寒くて大変ですが、夏には絶好の避暑地となり多くの観光客でにぎわいます。

山伏修行の道場だった滝

この滝の背後にある作礼山は修験道の霊山のため、見帰りの滝はかつて山伏たちの滝修行の場でもあったそうです。遊歩道は滝つぼのすぐ近くまで行けるよう整備されており、コンクリートの橋を渡って岩に上ることも可能。ゆっくりと深呼吸すると、滝のマイナスイオンが体に浸透していくのを感じることができます。

滝の右岸には石仏たち

滝の右岸には地蔵菩薩や不動尊、十一面観音が祀られています。不動尊は大日如来の化身といわれ、また十一面観音は観音菩薩が変化身したもの。周辺は静かな山里ならではの自然が広がり、珍しい小鳥のさえずりも聞こえてきます。春は桜、初夏はアジサイ、秋は紅葉と四季折々の自然と滝のコントラストも見事です。

しぶき橋から滝つぼを眺めよう

滝つぼに一番近い橋はしぶき橋と呼ばれており、その名の通りこの橋の上に立つと滝のしぶきが全身にかかる大迫力の場所。夏場は天然のミストシャワーで涼しく最高に気持ちのいいスポットとなります。しかし、ここにいると轟音で隣の人との会話は難しく、髪もびっしょり濡れてしまいますので、濡れたくない方は注意が必要です。

自然豊かな天山県立自然公園

滝から下流を見渡すと、周辺は深い森に囲まれています。見帰りの滝は天山県立自然公園の中心的な場所のひとつ。ここからは佐賀県中部に位置する肥前アルプスと呼ばれる天山の眺めが楽しめます。そして天山の西側にある作礼山から、見帰りの滝が流れ出しています。

撮影スポットが多いのも魅力

滝の周辺の遊歩道には滝に近づいて撮影できる場所や、遠くから滝と一緒に撮影でる場所など、至る所に撮影に適したスポットが用意されているのが嬉しいところ。季節によって滝の周辺を彩る植物が違い、水量も違うので何度訪れても違う表情を楽しめます。

ほたる橋で昆虫と河津桜を楽しもう

見帰りの滝の下流にかかるほたる橋には、地元で見られるさまざまな昆虫の金属オブジェがあります。また春には鮮やかな河津桜が見事です。

見帰りの滝の下流にかかる橋

滝から1キロメートルほど下流に架かるほたる橋。春には周辺は河津桜の鮮やかなピンク色に染まり絶好のお花見スポットとなり大変なにぎわいとなります。この河津桜は平成14年に相知町の人々が河津桜発祥の地である静岡県の河津町まで行き、苗を買い付けて植えたものだそうです。

ほたる橋の欄干には昆虫のオブジェ

ほたる橋の欄干には金属製のかわいい昆虫オブジェが飾られています。昆虫たちは全部で20個以上。これらがインスタ映えすると大変人気。ステンレスでできた美しいホタルやキリギリス、てんとう虫、カタツムリ、トンボ、カミキリムシ、フンコロガシ、アメンボなど、いくつ見つけられるでしょうか。

川遊びの場として家族連れにも人気

見帰りの滝の600メートルほど下流にあるほたる橋周辺は浅瀬が作られていて、安全に川遊びができるよう整備されているため、夏は家族連れを中心に数多くの人々が訪れます。もちろん、橋の名前の由来となったホタルも見られますよ。桜祭りの時期には地元農産物や特産品の販売やイベントが開催されます。

見返りの滝へのアクセス

車でのアクセス

長崎自動車道の多久ICから約30分、JR唐津線相知駅より車で約5分で到着します。ただし、見帰りの滝周辺では途中すれ違いができないほど道が狭い場所があり注意が必要。滝には10台程度停められる駐車場があります。

サクラ祭り、アジサイ祭りなどのイベント期間中は交通規制があり、指定の駐車場から滝の入口まではシャトルバスが運行されますので出かける前に確認をお忘れなく。

住所|〒849-3223 佐賀県唐津市相知町伊岐佐
営業時間|24時間
定休日|無休
電話|0955-53-7125(唐津市相知市民センター)
公式サイトはこちら

まとめ

 佐賀の名爆の名に相応しい勇壮な見帰りの滝。アジサイ祭りの時期には各地から観光バスツアーも出て大変なにぎわいを見せる名所。お祭りの時期以外にも夏場は涼しく快適で川遊びも楽しめるため、特におすすめです。佐賀県を訪れるならぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。