絶景ゴルナーグラート展望台を目指して登山鉄道の旅をしよう

公開日:2019/3/27 更新日:2019/11/16

トラベルパートナー:トラベルパートナー: Sato
新潟県出身。一人旅が好きで、過去4年で40か国以上の旅行歴あり。得意なエリアは東南アジアと北・南米。最近は国内も様々なエリアを探索中で、穴場スポットを探し歩いています。雪のない時期の山を歩くのも好きで、今年はキャンピングスキルアップを目指しています!
スイスの名峰マッターホルンを眺めにゴルナーグラート鉄道でコトコト進もう

スイス人気観光地マッターホルンを満喫するためには、麓の美しい街ツェルマットからゴルナーグラート展望台を目指す登山鉄道の旅がおすすめです。ハイキングトレイルや絶景ポイント、現地の気温と標高や半額チケットとホテル、アクセス情報などを詳しくご紹介します。

晴天の澄んだ青い空と白い雪がアルプスに映える

ゴルナーグラートの魅力は360度の絶景アルプス山脈と氷河


ゴルナーグラートマウンテンは、ヨーロッパのペンニネ・アルプス山脈に属する尾根で山頂の標高は3120メートル。スイス最高峰のモン・テローザを有し、周囲には29座に及ぶ4000メートル峰の山々を望めるといった世界有数の絶景ポイントです。

人気のアプト式ラックレールのゴルナーグラート登山鉄道で、麓の街のツェルマットから頂上付近の展望台まで穏やかな風景を眺めながらアクセスする事ができます。

マッターホルンを望む大パノラマが人気


名峰マッターホルンのベストビューポイントとしても世界中で有名ですが、印象的な空に向かう鋭い稜線のシルエットが観光客に人気。ゴルナーグラート展望台から1時間半ほどハイキングをすると、リッフェルゼー湖とマッターホルンを見渡せる絶景スポットがあります。

天候に恵まれたなら、湖面が鏡のように景観を映し逆さマッターホルンを見る事も可能。あまり多く歩けないという方も、展望台からリッフェルベルク駅まで鉄道で降りてリッフェルゼー湖まで行く事ができます。

ゴルナーグラート頂上までは登山鉄道で向かおう

ゴルナーグラート鉄道の歴史を解説


スイス5大登山鉄道の一つに数えられ、常にランクインする人気の高いゴルナーグラート鉄道は、尾根の山頂に近い3089メートル地点に最終駅があります。スイスは国土の多くが高原や山岳地帯に属しているため、100年以上前からユングフラウ鉄道をはじめとし各地に登山鉄道が敷かれています。

ゴルナーグラード鉄道はスイス初の全線電気鉄道


ゴルナーグラート鉄道の歴史は、1896年に当時スイスで初めての電気鉄道として建設が始まりました。2年後の1898年に完成し、夏季のみの運行を開始しています。1929年に区間に限りはありますが、年間を通して利用が可能となりました。1941年からは最終駅までの全区間が開通し、現在は年中無休で運行しています。

マッターホルンに向かってのんびり鉄道で進もう


アルプス登山の拠点の街、ツェルマットからゴルナーグラート鉄道は出発しています。スイス鉄道のツェルマット駅の向かい側に、ゴルナーグラート鉄道のツェルマット駅があり頂上まで6つの駅をつないでいます。

高低差は麓のツェルマット駅から展望台まで約1469メートル、全長約9キロメートルの距離は片道約40分弱かかる道のり。ゴルナーグラート鉄道は他の登山鉄道と違ってトンネルがまったく無く、晴れていれば車窓から絶景を堪能できるところが魅力。

鉄道の利用方法とお得なチケット購入情報


スイスは物価が高く鉄道料金も高額なため、半額になるスイストラベルパスやスイスハーフフェアカードを購入しておくのがおすすめ。鉄道チケットは、公式サイトでオンライン事前予約やスイス鉄道SBBの公式アプリ予約、現地のツェルマット駅で直接購入可能。

公式アプリは最大50パーセントOFFの60日前から早割予約もあるため、早めの時期に両方併用すると最大75パーセントOFFになる場合も。

時刻表は夏や冬の時期によって変わり、毎日朝8時から夕方16時~夜20時頃の間で20分~30分間隔で運行。夏の登山やスポーツ、ハイキングのシーズンには運行本数も増え、満席で混雑する事もありますが次には乗れるといった感じです。

ゴルナーグラート展望台や三ツ星ホテルを楽しもう



スイス人気ナンバーワンの展望台と観測所


ゴルナーグラート展望台には、登山やハイキングのスタート地点、スキーや観光といった目的で多くの人が訪れています。また天文学研究機関の観測施設も最終駅の近くにあり、ドイツのケルン大学とボン大学が管理。この観測施設は展望台として一般開放され、晴れていれば壮大なスイスの山々や氷河を一望できます。

ヨーロッパで一番高い伝統的な三ツ星ホテル


3100クルムホテルは、観測所に併設されヨーロッパで一番標高の高い三ツ星ホテルとして有名。すべての部屋はマウンテンビューで、客室の窓やバルコニーから星空のツェルマットが楽しめるところも。

ドームはスイートルームになっていて、ホテルには2つのレストランとテラス、こじんまりとしたショッピングモールがあります。記念日の方は、レストランを予約すると窓側にしてもらえるなどサービスがあるので、ホテルのスタッフに事前に伝えるのがおすすめ。

Address 〒3920 Gornergrat 3100, Zermatt
Hours なし
Closed なし
Tel 027 966 64 00
Web https://gornergrat-kulm.ch/en/home-en/

絶景ハイキングトレイルを満喫しよう


ゴルナーグラートの頂上からは、観光客に人気のハイキングトレイルがありマッターホルンを眺める絶景スポットが豊富。爽快なトレイルはリッフェルゼー湖を目指し、約2時間弱かかります。またリッフェルゼー湖からリッフェルベルク駅へ降りると夏は初心者でも歩く事ができます。

ツェルマットの美しい街を紹介

名峰マッターホルン麓の街


スイス南部のイタリアとの国境を有する街ツェルマットは標高1620メートル地点の街で、登山家やウィンタースポーツをする人達にとっては聖地。ゴルナーグラートへの拠点で、人口約6000人ほどの小さな街はハイシーズンになると多くの人々で活気があふれるところです。

美しい景観を保つためのエコ活動


ツェルマットの街は、美しい景観のために環境保全に力をいれている事でも有名。いたるところに花が植えられ、ごみ一つ落ちていないきれいに整備されたところです。街中を走る車はすべて電気自動車で、大気汚染を防止する事が大きな目的の一つで徹底されています。

ツェルマットの可愛いホテルに泊まるのがおすすめ


観光客向けにログハウスのような可愛らしいデザインのホテルが多く、料金はスイスの中でもやや高めの設定となっています。日本人橋やホテルの窓から朝日をあびて赤く染まる、ロウソクと呼ばれるマッターホルンを見る事も可能。

ゴルナーグラートへ行く旅行者のほとんどが高山の標高に慣れ、天候が良くなるとすぐに出発できる麓の街ツェルマットに宿泊しています。滞在中に必要なものは、ツェルマット駅前のメインストリートのバーンホフ通りにレストランや商店、ショップやスーパーなどが充実していてこちらでそろいます。

ゴルナーグラートに行く旅の準備をしよう



ツェルマットとゴルナーグラートの気候


ツェルマットの夏の平均最高気温は20度、最低気温は9度でゴルナーグラートは10度ほど低くなっています。冬の時期には最高気温が-6度、最低気温が-12度で、同じようにゴルナーグラートは10度ほど気温が低くなります。

天気は基本的に変わりやすく気温差もあるので、当日駅でチケットを購入してすぐに出発する場合は、展望台のウェブカメラでマッターホルンが見えるかチェックしてから決めるのもおすすめ。季節を問わず防水性のある薄手の上着や防寒と防風対策、サングラスや帽子、日焼け止めといった対策を必ずしましょう。

必要な持ち物・登山の服装


トレイルコースは、難しいエリアではないためスニーカーでも十分に歩けますが、岩場が続くので履き慣れた靴やトレッキングシューズで行きましょう。晴天の日には歩くとすぐに汗をかくので薄手で速乾作用のあるものを一番下に着て、風を遮るものや暖かいフリースなどを重ねるなど頻繁に脱ぎ着しやすい服装がおすすめ。

頂上ではホテルのレストランで飲食ができますが、価格がとても高いため予めツェルマットで十分な量の水や軽食を購入して行くと良いでしょう。

ゴルナーグラートへのアクセス

電車でのアクセス


日本からは毎日直行便が出ていて、フライト時間は約13時間になります。チューリッヒ国際空港からツェルマットまで鉄道で約3時間半。ベルンで乗り換えが必要な場合もありますが、基本的には直通です。ツェルマットの街中にある駅からゴルナーグラートまでは、登山鉄道で片道約40分弱で到着します。

Address 〒3920 Gornergrat,Zermatt,Switzerland
Hours なし
Closed なし
Tel なし
Web なし

まとめ

スイス人気ナンバーワンのマッターホルンやゴルナーグラート登山鉄道。地上85メートル、全長494メートルのツェルマットとグレッヘン間の登山ルートにあるマッターホルンを眺める絶景ポイントの、世界最長のチャールス・クオーネン吊り橋も無料でおすすめ。ぜひスイス観光をする際には、参考にしてみてください。