京の情緒を味わえる石塀小路。はんなりとした着物姿で散策しよう

トラベルパートナー: Erica

生粋の京都人。京都愛が強く、得意エリアももちろん京都。 1人か女同士で出かけることが多く、移動は電車と徒歩がほとんど。趣味のカメラは必需品。コーヒーやスイーツが好きなので、出かけた先でカフェを見つけては、まったりしてます。

八坂神社の近くの、観光地が集まってるエリアにあるで!

どうして、多くの人たちが京都に憧れるのでしょうか。そこには、古き良き日本の記憶が詰まっているからなのかもしれません。そんな京都に、とっておきの小路が。石畳みを一歩一歩進むとき、忘れていた何かを思い出させてくれます。静かに、いつまでもそっと守って行きたくなるような素敵な場所が、そこにあります。

京都を感じられる小路

有名な京都の八坂神社。その南桜門から続く下河原通りと、ねねの道をつなぐ小路は、京都の魅力がひしひしと感じられる、素敵なスポットです。どこまでも穏やかで、日本の良さが漂うこの場所は、まさに京都らしいスポットです。

車は通ることができません。細く長いこの道は、石塀小路(いしべこうじ)と呼ばれています。木や石の塀が続いているのが、名前の由来。静かな通りには、石畳が敷き詰められていて、雰囲気の良い料亭や旅館がずらりと並んでいます。

石塀小路の歴史

この素敵な小路は、明治の末期から大正初期にかけて、つくられたものだと言われています。木や石の塀が目立ちますが、中にはモダンな雰囲気を醸し出すレンガの塀も見られます。そのコントラストもまた、石塀小路の魅力。石畳の一部には、昭和53年に廃止された京都市電の敷石も含まれています。

夜の石塀小路も良い感じ

より静寂な空間に

この道は、歩く時間によっても雰囲気が変わります。夜に歩けば、旅館や料亭の灯りが優しく道を照らします。八坂神社は、昼夜関係なく賑やかですが、石塀小路は静かで穏やか。そのため、一人歩きする場合は、少々心細く感じるかもしれません。

東山花灯路ではより幻想的に

機会があれば、ぜひ3月に足を運んでみてください。毎年この月は、東山花灯路と呼ばれるイベントが行われます。LED電球を使用した行灯がからりと並ぶその様子は、何とも言えない幻想的な世界をつくり出します。数日間にわたって行われるイベントですから、日にちを確認して行ってみてください。

雨の日も趣きがあっておすすめ

雨と石畳の組み合わせは、特別な風情があります。雨の日に歩く石塀小路も、素敵です。濡れた石畳は、キラキラと反射し、あたりがいつも違う雰囲気になります。どうしても滑りやすくなりますので、歩く時は足元に注意しながら進むようにしましょう。

気を付けておきたいこと

石塀小路は、京都に行ったらぜひ立ち寄りたいスポット。朝夕いつ行っても素敵ですし、雨の日に歩くのも趣があって気持ちが良いです。足を運ぶ時は、静かに歩くようにしましょう。ここには、民家もありますので迷惑にならないように注意することも必要です。

入口を見逃さないようにしよう

とても細い道ですので、入口を見逃してしまう人も少なくありません。あまり観光客も多い方ではないので、注意しながら進んでみてください。目印は、石塀小路と書かれている街灯です。ゆっくり歩くようにすれば、見つけやすいです。

マナーを守って散策しよう

石塀小路は、とても綺麗な道なので、つい写真を撮りたくなってしまうのですが、撮影は許可されていませんので、注意が必要です。しっかりと眺めて、記憶にとどめるようにしてください。また、騒ぐのも避けたいところ。中には、民家もありますので、迷惑にならないようにしましょう。よく見ると、「静」と書かれている札があります。

近くにはこんなスポットが

高台寺公園

近くにも、良いスポットが多数あります。時間がある方は、ちょっと足を延ばして観光してみてはいかがでしょうか。歴史好きの方はもちろん、そうではない方も、少しだけ戦国時代に思いをはせてみましょう。豊臣秀吉の正室として、秀吉を支えたねねが、余生をおくったとされる場所も近くにあります。

石塀小路を進んでいくと、つき当りに高台寺公園があります。この公園から見える夕日は、とても綺麗です。眺めが良い公園ですから、ゆっくりとしたい方にももオススメ。散策に疲れたときは、ベンチがありますので、ここで休憩するのも良いでしょう。

ねねの道

豊臣秀吉の正室だったねね。周囲の反対を押し切り、母親からも認められぬまま恋愛結婚を成し遂げたねねは、その後波乱万丈の人生を送ることになります。そんなねねが余生をおくったとされるのがこの場所です。近年、この場所が整備され、ねねの道と呼ばれるようになりました。

多数の人力車が行き来するこの道もまた、石畳が敷き詰められ、風情ある場所となっています。京都らしい場所ですから、ぜひ足を運んでみましょう。

周辺で着物をレンタルするならここ

和香菜 ‐wakana‐

普段、あまり着物を着る機会がない方が多いのではないでしょうか。京都は、やっぱり和服が良く似合います。せっかくですから、着物をレンタルしてみてはいかがでしょうか。可愛いデザインも多数ありますので、変身してみましょう。

和香菜は、大人女子の方のオススメしたいお店。メイドインジャパンにこだわったこちらのお店では、京友禅の着物や西陣織の帯などが多数用意されています。市田ひろみや、モリハナエなどの着物をレンタルすることも可能です。

住所|〒605-0825 京都市東山区下河原通八坂鳥居前下る下河原町476-2
営業時間|AM9:00-PM7:00
定休日|なし
電話|075-551-0064
公式サイトはこちら

夢京都 高台寺店

手ぶらで行っても、必要なアイテム全てがレンタルできる便利なお店。茶道体験や人力車での観光ができるセットプランもありますので、こちらも検討してみてはいかがでしょうか。さらに、プラス料金で、宿泊ホテルで着物の返却ができるサービスもあります。

住所|〒605-0826 京都市東山区高台寺南門通下河原東入桝屋町362番地5 ますや2F
営業時間|AM9:00-PM6:00
定休日|なし
電話|075-541-4630
公式サイトはこちら

石塀小路へのアクセス

公共交通機関での行き方

電車や地下鉄、バスを利用して、アクセスすることもできます。京阪本線祇園四条駅で下車したら、そこから歩いて13分で行くことも可能。清水五条駅で下車した場合は、徒歩で17分です。地下鉄の場合は、東西線東山駅で降りて、歩いて17分。バスを利用する場合は、京都市バスの東山安井か、清水道で下車してください。どちらも、バス停から歩いて5分程度で行くことができます。

車での行き方

車でのアクセスも便利です。名神高速道路京都東IC、或いは京都南ICのどちらからでも、およそ8kmとなっています。歩いて5分内にコインパーキングがありますので、車でも安心です。ただし、道路が混み合うこともありますので、可能であれば公共の交通機関を利用した方が楽です。

住所|〒605-0825 京都府京都市東山区下河原町
営業時間|終日
定休日|なし
電話|なし
公式サイト|なし

まとめ

京都の穏やかで綺麗な雰囲気を、肌で感じることができる石塀小路。雨に濡れた石畳みをゆっくり歩くとき、何か特別な気持ちになる方も多いのではないでしょうか。穏やかで美しいこの道は、京都の良さ、日本の美しさを思い出させてくれる場所です。