戸隠神社奥社は神話ゆかりのパワースポット。大自然の絶景を堪能

公開日:2019/3/25 更新日:2019/5/23

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出身地は石川県。縁あって、奈良・京都・大阪・石川・静岡と住んでいたため、関西と北陸と静岡東部を中心に紹介できます。主に、史跡・城郭・神社仏閣ときどきグルメと温泉と・・・いうバランスで旅行プランを組むのが好き。動物と触れ合えるスポットにも出没します。旅行者目線で、実際に体験したことを伝えていけたら嬉しいです。
遠いところ、よくおいでたね!自然いっぱいの戸隠をみらしー

戸隠神社は、日本神話にある天照大神がにお隠れになった岩窟の天岩戸が奥社となっていることで有名な神社。2キロも続く奥社参道には、現在もその威厳を伝える巨大な杉並木が続いており、強力なパワースポットとして全国的に知られています。今日は戸隠神社奥社の見どころと周辺観光スポットをご紹介します。

天岩戸伝説ゆかりの地、戸隠神社奥社

伝説を刻む戸隠神社の御本社

長野市の霊山・戸隠山の麓に建つ戸隠神社の創建は2000年以上という大変古いもの。2キロほど参道を歩くと奥社があります。この奥社と、中社、宝光社、九頭龍社、火之御子社の五社を総称したのが戸隠神社。

春から夏にかけて、周辺は青葉が清々しく、多くの参拝客が訪れます。また、積雪の時期は膝あたりまで雪に埋もれるため人は少なく、その分大変神秘的な情景が楽しめますが、厳しい道のりですので万全の準備で出かける必要があります。

2キロも続く奥社への参道

最初の木製の鳥居が参道の入り口で、ここから奥社までは徒歩で約30分かかります。行けども行けども先が見えて来ない参道歩きは、この境内の広大さを推し量るに十分な距離。人によってはもっと時間がかかるかもしれません。途中までは平坦な道が続きますが、後半は石段登りが待っています。

山間部で天候も変わりやすいため、歩きやすい靴はもちろん、携帯雨具の用意も忘れないでくださいね。

奥社までのパワフルな見どころ

樹齢400年の杉並木がすごい

戸隠山中は江戸時代に門前町として整備されていたいにしえの里。その威厳をあらわしたとされる樹齢400年以上の杉の巨木が並んだ参道は圧巻です。

ここはパワースポットとしても有名。眺めているだけで不思議な感覚に陥るような、神秘的な景色を拝めます。その強いパワーをいただくなら早朝がおすすめだそうですよ。また、立冬と立春の日に行くと、太陽が参道を真っ直ぐに照らす神秘的な光景が見られます。

緑に映える朱色の随神門

狛犬が守る萱葺きの随神門は、邪悪なものを寄せ付けないように作られた御門です。戸隠神社に現存している建造物の中で最も古いものと言われ、苔生した屋根と佇まいに日本情緒があふれています。ここは参道のほぼ中間地点にあり、随神門の先はいよいよ神様の領域となります。 

参道は絶好の森林浴、パワースポット

かつての屋敷跡も見つかる

奥社への参道沿いには山の清流があり、水芭蕉の群生が見られます。5月下旬から6月にかけて咲く可憐な白い花は必見。よく見ると、この参道は大森林の中を横断するように作られているため、歩けばそれだけで森林浴になります。ところどころに江戸時代にあった屋敷の痕跡などがあり、こんな場所が数百年前は栄えていたと思うと不思議な感じがしてきます。

最後のひとがんばりは奥社へ続く石段登り

奥社への参道は本当に途方もなく遠く思えることもあるでしょう。やっと奥社が見えて来るとホッとしますが、最後はかなりきつい石段が待っています。連休やお盆の時期は観光客と参拝客が多く、この参道も行列ができるほど混み合います。階段は踏み外さないよう、息を整えてからしっかりと登り出すようにしてくださいね。

天手力雄命が祀られる以前からいた地主神の九頭竜さん



奥社よりも歴史が深い九頭竜社

階段を登りきると、奥社よりも手前に建つのが九頭竜社。地元の人々に、九頭竜さんと呼ばれ親しまれる社は、奥社よりも更に古い歴史を持っているそうです。

木造の社殿は古社らしい趣にあふれています。しかし敷地が狭いため、参拝者が多い時期には満員電車のような状態になり、ゆっくり鑑賞する余裕がない場所でもあります。ゆっくり見て歩くには、人混みの少ない早朝参拝がおすすめですよ。

さまざまなご利益のある九頭竜大神

強力な開運のご利益をいただけるという九頭竜大神は、9つの頭を持つ竜であり、水を司る神様です。土地の守り神でもあり、祈雨止雨のご利益が高いことで知られます。

また、縁結びや歯の痛みを止めるご利益もあるそう。こちらの九頭竜大神は果物の梨が好物で、お供えすると虫歯を治してくれると言うのですが、さてご利益のほどはいかがでしょう。

天岩戸を開放した力持ちの神様にあやかろう

日本神話の岩窟を祀る社

内部は日本神話にある天照大神が天岩戸にお隠れになった岩窟になっており、夏でも冷涼な空気を感じる奥社。ご祭神は無双の神力で天岩戸を開いたとされる天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)です。雪深い場所柄、社殿は頑丈なコンクリートで作られていて、ご利益は開運のほか、神様の逸話からスポーツ必勝のご利益があるとされています。

戸隠神社の御朱印と授与品

戸隠神社の御朱印は、九頭竜社の横にある奥社の社務所でいただけます。ここでは奥社と九頭竜社の御朱印のほか、お守りなどの授与品もありますよ。また冬季の社務所は閉鎖されますが、中社で同じ御朱印とお守りをいただけます。お札やお守りは、これから1年持つ人を守ってくれるもの。1年過ぎたら感謝と共に近くの神社に納めてくださいね。

奥社の奥に流れる小さな滝

奥社周辺には、雪解け水が小さな滝になって爽やかな音を響かせています。水の神様が祀られていることが多く、奥社から見える位置にも由来は不明ですが小さな滝があります。これらの滝が小川となって、人々が行き交ったいにしえの参道一帯を潤していたのだなと思うと、自然に感謝の気持ちで手を合わせたくなります。

奥社周辺のおすすめ観光スポット

幻想的な景観が魅力の鏡池



数々の写真愛好家が愛してやまない鏡池は、風のない日には戸隠の山々が鏡のように水面に映り込む絶景スポット。特に紅葉シーズンは色とりどりの山々が圧巻で、その美しい光景を一目見ようと多くの観光客が訪れます。冬は真っ白に雪化粧した山々と凍りつくような湖面がまた一層美しく、積雪で道が閉ざされそうになるにも関わらず、訪れる人が多い名所です。

Address 〒381-4101 長野県長野市戸隠
Hours 散策自由
Closed なし
Tel 026-254-2326
Web http://www.togakushi-21.jp/active/

奥社の茶屋で戸隠名物のお蕎麦を食べ休憩

奥社の参道入口にある奥社の茶屋は、駐車場と鳥居の間にあるちょうどいい休憩場所です。喉越しが良いお蕎麦は、蕎麦つゆだけではなく大根おろしやお味噌、くるみなどを混ぜていただくと新発見の美味しさに出会えますよ。また、ここだけでしか食べられない蕎麦ソフトクリームも絶品。デッキ席は戸隠の清流に面していて清々しい眺めが楽しめます。

Address 〒381-4101 長野県長野市戸隠3506
Hours 10:00~17:00
Closed 11月下旬~4月中旬
Tel 026-254-2222
Web http://togakushi-21.jp/active/2011/09/post-25.php

戸隠神社奥社へのアクセス

電車・バスでのアクセス

JR長野駅で下車し、アルピコ交通のループ橋経由戸隠高原行バスに乗車し約1時間、奥社参道入り口バス停で降りれば到着です。

同じアルピコ交通のバスでも、県道経由戸隠中社行に乗ると、戸隠神社中社までしか行かないので注意が必要です。また運行日は限定的ですが、紅葉シーズンなどになると、戸隠巡回シャトルバス運行されますのでチェックしてみてくださいね。

なお、冬期は戸隠スキー場行きになるため、アルピコ交通は奥社参道入り口バス停には停車しなくなります。その場合は中社から徒歩またはタクシーを利用してください。

車でのアクセス

上信越自動車道の長野インター、信濃町インターから行けますが、特に混雑がなくシンプルな信濃町インター経由の道がおすすめ。信濃町インターを降りたら、国道18号線を長野市街地方向に進んで、一茶記念館入口の交差点を右折します。そのまま黒姫山山麓を通り奥社入り口に到着します。

奥社の鳥居前に無料駐車場と有料駐車場が複数ありますが、冬期は封鎖される駐車場もあるため注意してください。また、連休や秋の観光シーズンはあっという間に駐車場が埋まってしまうので午前中早い時間からが参拝に行くことをおすすめします。

Address 〒381-4101 長野県長野市戸隠3506
Hours 散策自由
Closed なし
Tel 026-254-2014
Web https://www.togakushi-jinja.jp/

まとめ

雄大な自然と悠久の歴史に触れる戸隠神社奥社の旅は、日常を離れてリフレッシュするのに最高の時間を与えてくれます。強力なパワースポット、森林浴の聖地としても絶大な人気。美味しい空気とお蕎麦もあり、身も心も解き放つ気持ち良さが味わえます。鏡池の美しさも折り紙つきですよ。ぜひ長野を訪れたら戸隠神社にも足を運んで見てくださいね。