敷島公園ばら園では600種7000本のバラが無料で楽しめる

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トラベルパートナー: Yoshino

出身地は富山県。在住経験のある北陸・北関東の記事がメインです。読書が趣味なので、好きな作家に縁のある土地や小説の舞台となった場所を旅しています。

バラの見頃の春と秋にぜひとも訪れて欲しいんよ

群馬県前橋市は県内でもトップクラスの薔薇の生産量を誇り、街灯やマンホール、路線バスにもバラが描かれている薔薇の街です。

そんな前橋市の利根川のそばにある敷島公園ばら園は、無料で世界各地のさまざまな種類のバラを鑑賞できる人気のスポット。バラ園を楽しむための見どころや、周辺の駐車場や交通事情についても詳しくご紹介します。

600種7000本のバラが鑑賞できるばら園

前橋市敷島町の利根川沿いには、野球場・サッカー場・陸上競技場・プールなどのスポーツ施設を備えた敷島公園があります。

この敷島公園の北側の一角にある敷島公園ばら園には、世界各国の600種7000本の薔薇が植えられており、無料でさまざまなバラを鑑賞できる人気のスポットです。

ばら園の入り口は二か所

ばら園の入り口は、ばら園第一駐車場近くの正門と、ばら園第二駐車場近くの北門の二つ。

この二か所のほかにも、ばら園から500mほど離れた利根川の河川敷にばら園第三駐車場がありますが、バラの見頃の時期は大変混み合うので駐車スペースを確保するのも一苦労です。ばら園内にはペットや自転車の入場は禁止されています。

敷地の広さは4.5ヘクタール

敷島公園ばら園の敷地は4.5haで、モダンローズゾーンを中心に、オールドローズゾーン、イングリッシュローズゾーンといった様にバラの種類ごとに分かれています。

園内の一角には養糸記念館もあり、入場は無料。以前は敷地内に前橋市出身の詩人萩原朔太郎の記念館もありましたが、前橋文学館の近くに移転しました。

真ん中に広がるモダンローズゾーン

1971年に開園したバラ園は、2008年の全国都市緑化ぐんまフェアの開催に伴い大幅にリニューアルされて、北関東最大級の規模のばら園となりました。

かつては真ん中に白鳥が泳ぐ池があり、バラ以外の花も咲いていましたが、現在はモダンローズゾーンを中心に、バラ一色となっています。

名前もユニークなバラ

バラ園に植えられている全てのバラの前に、バラの名前を記したボードがあるので分かり易いです。

モダンローズゾーンには、プレイガール、ティファニー、ポールゴーギャン、マリリンモンローなど、人名等を冠したユニークな名前の薔薇もたくさんあって楽しいです。

壁に沿って咲くツルバラ

各エリアごとに美しく整備された園内。アスファルト敷きの通路は広くスロープも設置されているので、車椅子・ベビーカーでの来場も大丈夫です。通路沿いの壁に沿うように植えられたツルバラも綺麗。

オールドローズゾーン

バラ園のオールドローズゾーンに植えられているのは、オールドという名の通り古くからヨーロッパで栽培されてきたオールトローズという品種のバラです。

原種のバラを祖先とし、1867年以前につくられたオールドローズのゾーンでは、シャルルドゥミル、マダムロンパール、ミセスジョンレインといったバラが鑑賞できます。

原種のバラから生まれたオールドローズ

オールドローズに対して、1867年以降につくりだされた品種のバラがばら園の中心を占めるモダンローズ(現代薔薇)になります。

オールドローズゾーンでは、バラとその傍らに咲くシロツメクサが調和していてとてもきれいでした。敷島公園ばら園には、オールドロースの母となる原種のバラを鑑賞できるゾーンもあるので、そちらも是非。

イングリッシュローズゾーン

バラ園のイングリッシュローズゾーンに植えられているのは、イギリス人のデビッドオースチン氏がつくりだした「イングリッシュローズ」と呼ばれるバラです。

先に紹介したオールドローズとモダンローズを掛け合わせて出来た新しめの品種で、丈夫で香りが良いのが特徴。こちらのゾーンでは、ピーチブロッサム、クリストファー・マーロウ、ジュビリー・セレブレーションといったバラが鑑賞できます。

他にも魅力的なバラがたくさん

前橋のオリジナル品種あかぎの輝き

平成20年の全国都市緑化ぐんまフェアを機につくられた、前橋のオリジナルのバラ「あかぎの輝き」。

つぼみがほころぶにつれて、花弁の色が黄色からオレンジそして赤色へと変化していくのが特徴の魅惑的なバラです。

女優の名前を冠したバラ

写真のオードリー・ヘプバーンは、白を基調としつつ縁がピンクに色付いていて可憐なバラです。ほかにも、カトリーヌドゥヌーブ、イングリッドバーグマン、大地真央といった名だたる女優の名前のついたバラが植えられていました。

ロマンチックなバラのアーチ

ばら園の西側にあるバラのアーチ。アーチに絡みついて咲いているのは、スパニッシュビューティというピンク色のツルバラです。

スペインでつくられた品種で、とげが少なくて丸みをおびた愛らしいバラが、ロマンチックな雰囲気を醸し出しています。このアーチの下も絶好の撮影スポットです。

ベンチや東屋も多数

ばら園には西洋風の東屋やベンチも多数。バラの植込みのギリギリのところに設置されているベンチもあり、休憩しながらもバラの香りを感じられそうです。

ばら園南西にある三つの温室

公園の南西には三つの温室が。天候の悪い時などは、ばら園で開催されるイベントが冬でも暖かい温室内で行われることも。温室内にバラはありませんが、バラについての資料が展示してあります。

温室内の背の高い植物

5月の温室では、パパイヤ・サボテン・ベンジャミンなどの植物がみられました。季節によってはハイビスカスやジャスミン、バナナなどが鑑賞できます。

温室の鑑賞時間はAM9:00-PM4:30で、ばら園の閉園時間よりも30分早いのでご注意を。

敷島公園ばら園へのアクセス

自動車を利用する場合

関越自動車道前橋ICから、国道17号を経由して渋川方面へ向かうこと約15分で到着。

正門近くのばら園の第一駐車場(140台分)、北門近くのばら園第二駐車場(161台分)、利根川河川敷沿いのばら園第三駐車場(約600)の三か所に無料駐車場があります。ばら園第三駐車場は、ばら園から500mほど離れた箇所にあり、他の敷島公園利用者と併用の駐車場です。

電車を利用する場合

最寄り駅はJR両毛線前橋駅、上毛電気鉄道中央前橋駅。敷島公園ばら園までは、前橋駅からは約4.6km、中央前橋駅からは約3.9kmなので、歩いて行くのには少し距離があります。

前橋駅からばら園方面へバスが利用できます。前橋駅北口2番乗り場から関東交通バスの総合スポーツセンター行きに乗車し、ばら園北門の付近の停留所老人センター入り口で下車すると目の前。

住所|〒371-0036 群馬県前橋市敷島町262
営業時間|AM9:00-PM5:00
定休日|12/29-1/3
電話|027-225-2116(公園管理事務所)
公式サイトはこちら

まとめ

初めて訪れた時には、こんなに素晴らしい施設が無料開放されているなんてと感動を覚えた敷島公園ばら園。園内はバラのエリアごとに整備されおり、全てのバラに名前が記してあるので、バラに詳しくない人でもお気に入りのバラを見つけられます。

バラの見頃の5月下旬~6月上旬、10月の下旬~11月上旬頃には周辺の国体道路や駐車場も込み合い、車を停めるのもなかなか大変なほど混雑します。しかし、それを差し引いても余りあるほどの素晴らしい施設なので、是非バラの旬の時期に訪れて欲しいです。