ワルシャワは街全体が世界遺産。歴史を感じその美しさを体験しよう

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トラベルパートナー: wakame

31歳1児のママ。秋田県出身。 転勤族のため全国11箇所に住んだ経験があり、特に青森県中心に書いています。東北地方の歴史・文化・民間伝承が好き。実際に住んだからこそわかる情報を盛り込んだ記事作成を心がけています。

どこをどう撮っても写真映え、フォトジェニックな街並みが素敵

ワルシャワはその街全体が世界遺産に登録されているポーランドの首都。世界遺産にふさわしい美しさと歴史がこの街には詰まっています。ここでは、そのワルシャワの魅力を詳細にお伝えしていきます。

街並みの美しさにうっとりするワルシャワ

ポーランドはヨーロッパの大国

中央ヨーロッパに位置するポーランドは、面積も非常に大きく経済的にも発展している大国といっても過言でない国。また、自然も豊かという一面もあります。ポーランドの首都、ワルシャワは16世紀から17世紀にかけてのポーランド全盛時代には北のパリとも呼ばれたほど、繁栄した都市でした。

ワルシャワの中心地は国の面積に反してコンパクトなので、徒歩で散策する場合にもちょうどいいです。

ポーランドの北はバルト海に面していて、北東はリトアニアとロシア、東にはベラルーシとウクライナ、南部にはチェコとスロバキア、西ではドイツと隣接しています。さまざまな国と国境を接している事もあり、ポーランドには昔から多種多様な人種が往来し、いろいろな人種が居住していました。

街を歩いていると日本人から見るととんでもない美男美女が多い事に気づきますが、これは古くからさまざまな人種が混ざりに混ざったためだと言われています。

一度地図上から姿を消したポーランド

ワルシャワの街の起源は13世紀にあり、1596年以降にポーランド王国の首都として繁栄していきました。しかし、1795年に行われた第三次ポーランド分割のせいでプロイセン・オーストリア・ロシアという3つの強国に占領され、ポーランドは領土をすべて奪われてしまいました。

ポーランドが再び王権を回復するのは、第一次世界大戦後の1919年です。

ゼロから再建したワルシャワの街

第二次世界大戦中に、ワルシャワはナチスにより町全体の80パーセントを破壊されてしまったという凄惨な過去があります。しかし、第二次世界大戦終了後ポーランド人が破壊される前の写真をもとにして、ワルシャワにあった建物をひび1本という細かい部分まで街並みを完全再現しました。

その完成度の高さと街並みの美しさが評価され、ワルシャワ歴史地区という名称で街全体が世界遺産として登録されています。

暗い歴史を跳ね除ける力強さがあるポーランド

第二次世界大戦中にナチスドイツが、国の総力を挙げて大規模な人種差別を行い、罪のないユダヤ人を大量に殺害した場所のアウシュビッツ強制収容所もポーランド国内にあります。

街が壊滅的なダメージを受け、その上ユダヤ人たちも殺害されるというような、世界で見ても他に見つける事のできないほど暗く悲しい歴史を持っているのがポーランド。ここから現在の姿まで這い上がったポーランド人の強さと誇りには、敬意を表さずにはいられません。

文化や芸術の分野でもすごいポーランド

ポーランドの英雄であるショパン

幻想即興曲や英雄などの代表曲で知られている作曲家のフレデリック・ショパンはポーランド・ワルシャワ生まれです。ワルシャワにはショパン博物館が設立されており、ピアノ・クラシック好きの人にとっては聖地とも言える場所になっています。

ワルシャワ市内にはショパンがベンチに座っている銅像も建てられているので、ショパンが大好きな方は探してみてください。

ワルシャワ市内にはショパン博物館だけでなく他にも多くの博物館や美術館、歌劇場といった文化的な施設があり、歴史や美術が好きな人には楽しみで仕方ない街。ポーランドの人々は芸術や歴史に理解があり造詣が深い人も多く見受けられ、10代や20代の若者でも歴史や文化の教養がある人が多いのです。

街灯や看板といった細かい部分にもこだわりを見出す事ができ、街中をくまなく見て回りたくなるデザイン性の高さと美しさを誇っています。

教会のある風景が絵になる

街を歩いていると、いたるところに教会を見つける事ができ、市民の生活になじんでいるのが見て取れます。旧市街を歩く際には、文化と宗教のつながりを感じることが可能。休日に散策していると、教会で行われる結婚式を見る事もあります。教会から鳴り響く鐘の音が街の景観と素晴らしい調和を生み出しています。

自然豊かなポーランド

水源も豊かで自然豊かなワルシャワ

ポーランドには豊かな自然があります。日本のように山々が連なっているのではなく草原がずっと続いており、その広大さが魅力。ワルシャワにも大きな河川が通っており、街に落ち着いていて広々とした印象を与えています。

ヴロツワフにあるSlodowa島には豊かな自然が広がっており、ポーランド人にとっても憩いの場的役割を果たしており、人気があります。

ポーランドは国土面積の40パーセント以上が農地として利用されている農業国でもあります。食肉の生産を目指した畜産や小麦の栽培が盛んで、海外への輸出もかなりのもの。ブドウも栽培されており、ポーランド産のワインも美味しい事で知られています。

ポーランドは観光しやすい親日国

親日国のポーランド

第二次世界大戦中にユダヤ人に日本行きのビザを発行した杉原千畝はポーランドで有名な日本人の一人です。彼の功績も影響してかポーランドは親日国で、日本に興味を抱いている人も多く見受けられます。英語が通じない人もそれなりにいるため、観光している時は苦労するかもしれません。

気候も過ごしやすい

ポーランドでは夏でも気温がそこまで上がらず、日差しは強いですが蒸し暑くなくカラッとしているので過ごしやすいです。8月の平均気温は20度前後。日本との時差は7時間で、サマータイム期間中は8時間になります。時差ぼけには注意してください。

冬はかなり寒く、10月に入ると雪が降る可能性があります。12月から2月の平均気温はマイナス3度くらいなので、冬に行く際は防寒対策を怠らないようにしましょう。

ヨーロッパの中で治安は比較的良い方

北欧と比較してみると治安は悪いとされていますが、ヨーロッパ全体で見るとかなり治安の良い国。夜中に女性が一人で出歩いても問題ないとも言われています。しかし、何が起こるかわからないため、十分気を付けて行動するようにしてください。

日本のように24時間営業しているお店はほとんどなく、夜は町全体が暗くなるため、早めにホテルに戻るようにしましょう。

ワルシャワへのアクセス

飛行機でのアクセス

かつては乗り継ぎしないといけなかったワルシャワですが、2015年に成田空港とワルシャワ空港を結ぶ直行便が就航開始しました。この直行便が設けられてからポーランドを訪問する日本人は増え続けており、今後もその人気は伸びると言われています。成田空港からワルシャワ空港までは、およそ11時間で到着します。

以前は、成田空港からオランダのアムステルダム空港経由でワルシャワ空港に行くルートが一般的なものでした。アムステルダム空港はヨーロッパにおけるハブ空港で、その面積はかなり巨大。空港の中に博物館が併設されているなど、空港内で観光ができてしまうほどです。

ワルシャワ空港に到着したら中心街までおよそ10キロメートルなので、アクセスは便利になっています。

住所| Zwirki i Wigury 1, Warsaw, Poland (ワルシャワフレデリックショパン空港)
営業時間|なし
定休日|なし
電話|+48 22 650 42 20
公式サイトはこちら

まとめ

ナチスドイツによる凄惨な過去を持つワルシャワは、ポーランド人の力強さによりその姿を取り戻した美しい街です。歴史を知ったうえで街を散策してみると、そのすごさをひしひしと感じる事ができます。ぜひ一度訪れて、世界遺産の魅力を存分に感じてください。