山口大神宮は西のお伊勢様。自然豊かな神秘のパワースポットを参拝

公開日:2019/3/25 更新日:2019/5/23

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出身地は広島。得意なエリアは中国地方です。パワースポットや食べ歩きが好きなので、神社仏閣やグルメが楽しめるスポットの紹介が得意。列車での旅はもちろん、サイクリングやドライブでのお出掛けも好きです。
安産石もあるんちゃ~

山口県庁の前に位置する山口大神宮は、日本でも有数のパワースポットである伊勢神宮と同じ天照大御神(あまてらすおおみかみ)を主祭神とし、西のお伊勢様と呼ばれ、古くから西日本の人々を中心に親しまれてきました。境内のパワースポットや複数の神社を巡り、神聖な空気に包まれながらエネルギーをチャージしてみませんか。山口大神宮の魅力を紹介します。

御鎮座約500年、西のお伊勢様


1518年に大内義興が伊勢神宮の神霊を勧請して創建した山口大神宮。古くから西のお伊勢様とも呼ばれ、伊勢神宮まで遠くてお参りできない西日本の人々の信仰を集めてきた神社です。

伊勢神宮から直接分霊を受けて開かれた神社は明治時代まで山口大神宮が唯一だったと言われており、西日本の人々にとって神様からのご利益を得られる貴重な神社として尊まれています。

山口大神宮をお参りしよう

長い階段を上って参拝


山口大神宮は鳥居から社務所、社務所から社殿、社殿から内宮や外宮の建物までの間にそれぞれ階段があり、社務所の横までは車で入ることができます。駐車場は複数ヶ所ありますが一番高いところまでは入ることができないため、境内の建立物を周りながら参拝するのがおすすめ。

階段は雨などで滑りやすくなることもあるため、ヒールやサンダルでの参拝は避けた方が無難です。

授与品の販売がある社務所


石の鳥居をくぐり、階段を上った先にあるのが社務所です。社務所の目の前には数台分の駐車場があるので、ここまで車で来ることもできます。社務所では祈祷の受付のほか、お守りや干支の置物などの販売もしているので、参拝後にもう一度立寄りましょう。

精巧な木彫の神馬が置かれている馬舎


社務所の横には、山口の工匠 安永貞右衛門が近郷の馬をモデルに3年がかりで制作し、1820年に寄進した木彫の神馬が2頭おかれています。その精巧に作られた大きな神馬は一見の価値があります。

伊勢神宮と同じ建築様式の神楽殿


さらに階段を上っていくと、木で作られた風情ある建物の神楽殿が現れます。伊勢神宮と同じ素木神明造りという建築様式で作られています。賽銭箱の向かって右側には古いお札などを回収する箱も。神楽殿を過ぎると、いよいよ外宮・内宮へと続く階段が見えてきます。ここから一段と空気が神聖なものに変わるのがわかります。

主祭神が祀られる神聖な内宮


山口大神宮の敷地内で最も高い場所にあるのが内宮です。屋根の形が特徴的な建物には、主祭神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)を始め天手力男命(あまのたぢからおのみこと)、萬幡豊秋津姫命(よろずはたとよあきつひめのみこと)が祀られている神聖な場所。手前には別宮、荒祭宮と摂社、恵比寿社が配されています。

豊穣の神様を祀る外宮


内宮の手前には外宮が広がっており、豊穣の神様として知られている豊受大御神などが祀られています。階段の脇には奥社へと続く参道があり、そこから岩戸社に行くことが可能。今までと違い少し険しい参道ですが、神様からのパワーを受けて上りきった先には、たどり着いた人にだけ与えられる特別なエネルギーを感じることができるでしょう。



江戸時代の神事で使われた鷺岩(さぎいわ)


本殿に向かう階段の途中に、石でできた大きな灯籠のようなものがあります。これは江戸時代にあった祇園社の神事で使われていた鷺岩で、神事の際、鷺舞が終わると岩の上に鷺の頭や羽が置かれたことからこの名が付いたとされています。

御朱印は社務所でいただこう


参拝が終わったら、ぜひ御朱印をいただきたいところ。御朱印は社務所でいただけます。山口大神宮の敷地内には伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉再尊(いざなみのみこと)を御祭神とする多賀神社があり、こちらの御朱印もいただくことができます。

どちらもシンプルなデザインで、それぞれのデザインを比べてみるのもおすすめ。

多賀神社で少し変わった長寿祈願

太鼓をたたいてお参りしよう


山口大神宮の敷地内には多賀神社と呼ばれる神社があり、延命長寿の神様が祀られています。この神社のお参りの作法は、一般的な神社のように鈴を鳴らすのではなく、代わりに太鼓をたたくというもの。澄んだ空気のなかに響き渡る太鼓の音は、とても神聖な音色に聞こえます。

健康、病気平癒、安産のご利益がある霊石


多賀神社の隣には安産石と呼ばれる霊石があり、なでると健康、病気平癒、安産などに御利益があるといわれています。こちらは代理での祈祷もできるとのこと。その場合は、御利益を受けたい人の名前を唱えながら石をなでて祈祷しましょう。

境内にあるもう1つの神社、高嶺稲成神社

商売繁盛のご利益がある神社


山口大神宮の敷地内、多賀神社の隣には末社である高嶺稲成神社があり、商売繁盛や農作物の守護、三難(火、盗、病)を取り去る神として古くから信仰されてきました。以前は今の神楽殿のあたりにあったとされており、その後今の場所に移され、1923年に改築され現在の形になったといわれています。

神社周辺には狐の像が点在


高嶺稲成神社の周辺にはたくさんの狐の像が点在しています。それぞれ表情や形が異なっているので1つずつ眺めていくのも楽しいもの。なかでも手水舎の前の御狐様は丸みがあってかわいらしいので、フォトジェニックな写真が撮れるかも。



脇には赤い鳥居がずらり


高嶺稲荷神社の手水舎の横には赤い鳥居が並んでいる場所があり、その奥に稲荷社があります。本殿にもたくさんの御狐様が配されているので探してみてください。鳥居と反対側には石敢當(いしがんとう)と呼ばれる中国発祥の魔除けの石碑があり、本州ではあまり見ることのない貴重なものとなっています。

山口大神宮へのアクセス

車でのアクセス

車の場合、中国自動車道小郡ICを下車し島根方面に約15分進みます。山口県庁の前を走る国道9号、通称パークロードにある民族資料館の角を少し脇道に入ると山口大神宮があります。駐車場は無料。約30台駐車できるので通常の参拝時は駐車できますが、初詣の参拝客が多いお正月は交通規制され山口県庁の駐車場が解放されます。

電車・バスでのアクセス

電車・バスを利用する場合、JR新山口駅で下車しバスに約30分乗車します。県庁前にて下車し徒歩約5分または、市民会館前にて下車し徒歩約10分。JR新山口駅から山口線で約20分のJR山口駅からは、バスで約5分で県庁前のバス停に着きます。初詣など人出の多い時期には公共交通機関での参拝をおすすめします。

Address 〒753-0071 山口県山口市滝町4-4
Hours なし
Closed なし
Tel 083-922-0718
Web http://www.yamaguchi-daijingu.or.jp/index.html

まとめ

伊勢神宮の分霊を勧請して創建した神社であることから、西のお伊勢様として古くから親しまれてきた山口大神宮。境内には複数の神社がありそれぞれのご利益を授かれるので、ゆっくりと時間をとってすみずみまで見て回ることをおすすめします。

太陽を神格化した皇祖神であり、伊勢内宮の主祭神として有名な天照大御神(あまてらすおおみかみ)を主祭神としている山口大神宮もまた、伊勢神宮と同様に内宮・外宮があり、特別な空気が流れる場所。神様からのエネルギーあふれるパワースポット山口大神宮で、良い気をたっぷりチャージしましょう。