熱海温泉お土産食レポ付きランキングTOP10。実は見つけるのが難しい熱海産名物

首都圏からのアクセスがよく人気の熱海。日本有数の温泉地である伊豆の入り口であり、名湯が揃う観光地として人気ですね。しかし熱海のお土産ショップにいくと膨大な数のお土産が揃い、なかなか決めきれないもの。今回wondertripでは、熱海エリアをお土産調査のために滞在し、「熱海ならでは」のお土産をまとめてみました。

実は難しい、熱海のお土産

 

実は難しい、熱海のお土産

熱海といいますか伊豆全般に言えることなのですが、「意味のないお土産」が多いのが気になりました。すなわち、

・地元のものではない
・特に伝統があるものではない
・つまり、ここで買う意味がない

というようなものです。

わざわざ写真はあげませんが、例えば熱海駅にありお土産選びでもだいぶ活用できる「ラスカ熱海」には、「鈴廣かまぼこ」の店舗が鎮座しているのですね。鈴廣かまぼこは、神奈川県・小田原のブランドですので、熱海土産として持ち帰るとちょっと外すでしょう。えっ熱海にいったのに干物じゃなくてかまぼこにしたの!?みたいな…。

それだけでなく、そもそも熱海どころか静岡でつくられてないお土産とか多すぎるのですね。名古屋で作られてるそれっぽい煎餅とか饅頭とかです。こういうお土産は、残念ながら意味のないお土産だと思いますし、取り揃えてしまうお土産ショップにも軽くショックを受けます。

では、どうしたらそのような”トラップ”を回避して由緒正しきお土産を入手することができるでしょうか。それにはこの記事を読んでいただければ大丈夫です。

熱海お土産、ランキングの選定基準

 

熱海お土産、ランキングの選定基準

今回、伊豆を3日かけて一周し、そのフィニッシュとして熱海に滞在しました。そのなかで、なにが伊東らしく、さらに熱海らしいお土産なのか考えながら、お土産を実際に購入し試食まで行い、ランク付けをしてみました。

選定基準は、「伊豆らしさ」「熱海らしさ」「伝統」「日持ち」「味」を軸としながら、配りやすさや味などを総合的に評価しました。伊豆の総まとめみたいなところもあるので、伊豆各エリアのブランドも地域を代表して熱海に出店しており、そういうのもランクインしています。その中でも熱海らしさがあるお土産をより高位のランクとし、そうではなくても、伊豆に来た意味があるお土産が見つかるようにセレクトしたので、熱海のお土産がきっと見つかります。

それではさっそくTOP10から見ていきましょう!

10位 カメヤの「生わさび」

 
10位 カメヤの「生わさび」
10位は、熱海駅直結の「ラスカ熱海」に直営店があるわさびのカメヤの「生わさび」です。カメヤは伊豆長岡から修善寺~天城あたりでわさびを栽培している静岡のブランドで、中伊豆にいくともうカメヤのお土産だらけ!という感じなのですが、伊豆の玄関である熱海でもしっかり直営店が出店しててさすがです。

そんなカメヤでですね、店員さんに「このお店で一番売れているものは何ですか?」と聞いたのですが、そしたらこの生わさびだっていうんですよ。えっ本当!!???と思わなくは無かったですが、確かに綺麗な生わさびが大量に、大切そうに陳列されている…。

せめて化粧箱みたいなものに生わさびを入れてくれればなぁと思いましたが、シンプルに袋に入れてのお渡し。ちょっと会社に配るという趣旨のお土産ではないと思いますが、家庭に持って帰るにはいいお土産になりますよね。我が家はローストビーフにつけたり、わさび冷奴にしたり、存分に楽しみました。伊豆全域でも生わさびとして入手できる箇所は確かに(今回の取材では)見当たらなかったので、このお店(ラスカ熱海・カメヤ)ならではのラインナップと言えますね。

パッケージ:個包装ではない(取り分けは困難)
日持ち:冷蔵庫で1ヶ月程度

カメヤ ラスカ熱海店の住所・アクセスや営業時間など

名称 カメヤ ラスカ熱海店
住所 静岡県熱海市田原本町11-1 ラスカ熱海
営業時間・開場時間 9:00〜20:00
利用料金や入場料 商品による
参考サイト http://kameya-foods.co.jp/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

9位 石舟庵の「まんじゅう」

 
9位 石舟庵の「まんじゅう」


9位は石舟庵の「まんじゅう」です。石舟庵も伊豆エリアに根付くブランドです。温泉まんじゅうを買うならノンブランドとか出所不明でデザインだけ気を引くようなものではなく、こういう伊豆愛が伝わる由緒正しきブランドを選びたいところ。

味わいとしてはベーシックな感じに薄皮が嬉しいつくりで、THE温泉まんじゅうを探しているならもうこれでいいのでは、と思えるもの。個包装ですし会社で配るにもよいですね。ちなみに熱海というよりかは伊東ブランドなので、順位としてはこちらの位置としました。

パッケージ:個包装
日持ち:3日間

石舟庵 ラスカ熱海店の住所・アクセスや営業時間など

名称 石舟庵 ラスカ熱海店
住所 静岡県熱海市田原本町11-1 ラスカ熱海 1F
営業時間・開場時間 9:00〜20:00
利用料金や入場料 お饅頭詰合せ(5個入) 540円〜
参考サイト http://www.sekishuan.co.jp/ec/
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8位 ほていやの「蒸しパン」

 
8位 ほていやの「蒸しパン」


熱海お土産のなかでちょっと異彩を放っているのが、この「ほていや」。おやつでも嬉しい、栗味やメープル味など様々な味のバリエーションを用意した蒸しパンです。昭和22年創業と歴史と伝統を兼ね揃え、熱海で愛されていたブランドなのですが、一旦廃業の憂き目に。2007年、「ほていや」の跡地に総合スーパーのマックスバリュができる際に、マックスバリュの取り計らいで「ほていや」が復活したのだとか。

日持ちはしないし、小分けもしにくいものなので、お土産というよりかは帰りの新幹線で食べちゃいたくなるようなものですが、でも確かに味はちょっとびっくりするくらい美味しいですよ。変わり種のお土産を探していましたら、こちらもご検討ください。

パッケージ:個包装
日持ち:2日間

ほていやの住所・アクセスや営業時間など

名称 ほていや
住所 静岡県熱海市中央町19−39 マックスバリュ熱海店
営業時間・開場時間 7:00〜23:30
利用料金や入場料 ほていや蒸しパン(10個入) 1,430円〜
参考サイト http://tenpo.mv-tokai.com/cgi-bin/online/index.cgi
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7位 太田屋の「梅もなか 花舞い」

 
7位 太田屋の「梅もなか 花舞い」


創業昭和6年、熱海に根ざしてもうすぐ1世紀という由緒正しきブランドが「太田屋」。そして、熱海土産といえば干物、饅頭ときて、やっぱり「最中」ですよ。伊豆のお茶と抜群に相性がよいあんこの和菓子のなかでも、ひときわシンプルな素材の味わいと職人技が求められるのが「最中」ですが、もうこれは太田屋の「梅もなか 花舞い」を買っておけば最中枠はハズレなし。

写真はちょっと詰め合わせの写真なのですが、様々なバリエーションの詰め合わせがありお土産選びも捗りますよ。

パッケージ:個包装
日持ち:1週間

宇治乃友本舗 太田屋の住所・アクセスや営業時間など

名称 宇治乃友本舗 太田屋
住所 静岡県熱海市中央町9-6
営業時間・開場時間 9:00~18:30 水曜定休
利用料金や入場料 梅もなか 花舞い(6個入) 970円〜
参考サイト https://www.atami-otaya.com/
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6位 御菓子処 一楽の「あたみ桜」

 
6位 御菓子処 一楽の「あたみ桜」


5位にはこちらも最中をご紹介。こちらも伝統あり創業60年超となる御菓子処 一楽、看板商品「あたみ桜」は、職人が丁寧に焚き付けた小豆に、桜の塩漬けを1輪入れたお品。

この桜がちょっと控えめに天才的でして、ともするとちょっと飽きやすい最中に、日本全国の最中職人が、小豆の味を調整したり、皮のパリパリ感や薄さを極めている中、一楽は塩味する桜をいれたと。これでなんか最中が完成されていたのかと思えるクオリティに仕上がっており、甘さと塩味の絶妙なマリアージュを感じざるを得ません。

太田屋が6位で、一楽が5位なのは、個人的見解として胸を張ってそういうことだと言えるものです。

パッケージ:個包装
日持ち:1週間

御菓子処 一楽の住所・アクセスや営業時間など

名称 御菓子処 一楽
住所 静岡県熱海市田原本町5-5
営業時間・開場時間 9:00~17:30
利用料金や入場料 あたみ桜最中(5個入) 940円〜
参考サイト https://www.1-raku.com/
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5位 和菓子・村上の「天の川饅頭」

 
5位 和菓子・村上の「天の川饅頭」


お次は和菓子・村上の「天の川饅頭」です。こちら、熱海駅を出てすぐの平和通り商店街の中ほどに軒を連ねるお土産屋の一角にあり、昔ながらの風情を漂わせるファザードで観光客を吸い寄せています。

ここ村上の看板商品が、「天の川饅頭」なのですが、これがまた、ただの温泉まんじゅうとは違い、つくね芋を練り込んだ特上の本格派饅頭なのです。こぶりな見た目を裏切るずしりと重い食感に、口いっぱいに甘みが広がります。なんと昭和天皇にも献上されたことがあるということで、歴史よし、伝統よし、小分けあり、日持ちはそこそこ、と、熱海土産はなんだかこれで決まりなんじゃないか、と思える逸品です。

パッケージ:個包装
日持ち:1週間

和菓子・村上 熱海本店の住所・アクセスや営業時間など

名称 和菓子・村上 熱海本店
住所 静岡県熱海市田原本町4-8
営業時間・開場時間 8:45~17:30
利用料金や入場料 天の川饅頭 1個 162円〜
参考サイト http://www.wagashi-murakami.com/
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4位 間瀬の「伊豆乃踊子」

 
4位 間瀬の「伊豆乃踊子」


4位はこれまた熱海に根ざした伝統ある和菓子ブランド「間瀬」の「伊豆乃踊子」をご紹介。「間瀬」は熱海をベースに創業明治5年、もうすぐ150年という歴史ある会社です。そしていまや間瀬の看板商品となっているのが「伊豆乃踊子」。

言うまでもなく作家・川端康成の短編小説「伊豆の踊子」の名前をモチーフにした商品。小説の方の「伊豆の踊子」は舞台が修善寺から天城、湯ヶ野、下田という中伊豆なところではあるのですが、転じて伊豆全域で入手できる、伊豆の顔ともいえるお土産として認識されています。

肝心の味もハイレベルなもので、伊豆の濃いお茶と食べ合わせるともう絶品。温泉まんじゅうとは違ったあんこたっぷりの和菓子で、内閣総理大臣賞受賞の日本名作菓子の一品なのですからもう間違いありません。

パッケージ:個包装
日持ち:1ヶ月

菓子舗 間瀬 熱海ラスカ店の住所・アクセスや営業時間など

名称 菓子舗 間瀬 熱海ラスカ店
住所 静岡県熱海市田原本町11−1 ラスカ熱海 1F
営業時間・開場時間 9:00~20:00
利用料金や入場料 伊豆乃踊子(4個入) 453円〜
参考サイト https://www.mase-jp.com/
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3位 カメヤの「わさび漬け」

 
3位 カメヤの「わさび漬け」


3位はもしかしたら私の好みが色濃く反映されているかもしれませんが、10位で一度紹介した「カメヤ」からもう1品紹介させてください。個包装でもないですし、会社で取り分けるなど不可能な「おかずジャンル」の一品ではありますが、この場所でやはり「わさび漬け」を紹介せずにランキングを終えることはできません。

カメヤは先程申し上げたとおり、伊豆を代表するブランド。中伊豆で栽培されているわさびを使っているので、まさしく伊豆の土産としてふさわしいわけですね。その中、わさび漬けといえば、多々の活用レシピがあり、酒のつまみにもなり、ご飯のお供にもなる優秀な一品。家族がいる方ならこちらを持ち帰ると、しばらくずっと楽しめると思います。

パッケージ:個包装ではない(取り分けは困難)
日持ち:2週間

カメヤ ラスカ熱海店の住所・アクセスや営業時間など

名称 カメヤ ラスカ熱海店
住所 静岡県熱海市田原本町11-1 ラスカ熱海 1F
営業時間・開場時間 9:00〜20:00
利用料金や入場料 金印 わさび漬(180g) 1,080円
参考サイト http://kameya-foods.co.jp/
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2位 釜鶴ひもの店の「アジのひもの」

 
2位 釜鶴ひもの店の「アジのひもの」


2位は、熱海お土産といえばやっぱり外せない「干物」ジャンルから、やっぱり定番のあじのひものをご紹介。釜鶴ひもの店は「ラスカ熱海」にもあるのですが、雰囲気抜群の本店が熱海駅徒歩12分程度の箇所にもあるので、時間に余裕があれば熱海駅周辺散策を兼ねて本店に寄ってみてはいかが。

とはいえ干物は冷凍モノで、4時間~6時間以内に冷凍庫に保存しなければいけないので、新幹線に乗り込む直前に買えるとベスト。

こちらアジのひらきはひとつひとつ取り出せるとはいえ、会社で配るものではないので、やはりご自宅で楽しんでいただくのがよいかと。とはいえ冷凍庫から出して魚焼きグリルで焼けばすぐ食べられるので、「冷凍の干物ってめちゃくちゃ便利じゃん!」という嬉しい発見もあり、キッチンに立つ人にはとても喜ばれるお土産になると思います。

パッケージ:個包装ではない(取り分けは困難)
日持ち:冷凍庫で1ヶ月程度

釜鶴ひもの店の住所・アクセスや営業時間など

名称 釜鶴ひもの店
住所 静岡県熱海市銀座町10-18
営業時間・開場時間 8:00~18:30
利用料金や入場料 あじの干物 1枚 324円〜
参考サイト https://www.kamaturu.co.jp/
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1位 延命堂本店の「延命饅頭」

 
1位 延命堂本店の「延命饅頭」
1位は延命堂本店の「延命饅頭」を推します。やはり、熱海のお土産といえば温泉まんじゅうなのですよ。温泉まんじゅうそのものは、個包装でお土産としての基本レベルが高く、日持ちも基本的に長い。あとは、味、格式、ブランド、伝統、そういったもので見ていくと、まず創業90年超の延命堂本店の歴史と、そもそも元祖温泉まんじゅうと呼ばれる延命饅頭のパイオニア感は、熱海を見回してもこれ以上納得感のあるものはそう出会えません。

肝心の味としては、なんだか優しい素朴な感じ。めちゃくちゃ美味い!びっくりするほど美味い!というものではないのですが、保存料は使わずにシンプルに炊き上げて作られた質素な味わいというのが、なんともやっぱり「ここでしか買えない」「ここで今買うべき」という理由を後押しするような気がするんですよね。

伊豆は、それぞれの地域でお土産にも色がありました。例えば伊豆高原ではやまももを使ったスイーツが人気であり、伊東では「バターどらやき」といった変わり種スイーツが支持を得ていたり。ただ伊豆の玄関である熱海は、もうチートなんじゃないかっていうくらい歴史のある会社が、ずっと饅頭とか最中とかをつくっているのですね。それがきちんと美味しいのだから、そしたらそれが定番になるじゃないですか。これほどお土産選びが「楽」な町もなかなかないのではないか、と思うほど。

延命饅頭、熱海駅至近の本店でも変えますし、「ラスカ熱海」でも購入できますので、都合のつく方で入手してください。

パッケージ:個包装
日持ち:2週間

延命堂 本店の住所・アクセスや営業時間など

名称 延命堂 本店
住所 静岡県熱海市上宿町3-28
営業時間・開場時間 9:00〜20:00 水曜不定休
利用料金や入場料 延命温泉饅頭(4個入) 370円〜
参考サイト https://tabelog.com/shizuoka/A2205/A220502/22003998/
最新情報は必ずリンク先をご確認ください。

熱海らしいお土産を入手しよう!

 

この記事では、実際に買い集めて食べた記録をもとに、熱海駅周辺のお土産を特集しました。ぜひ伊東らしいお土産を購入し、旅行の思い出を家族・友人・知人にシェアしてくださいね。
photo by PIXTA