急勾配のオランダ坂は異国情緒漂う長崎の坂道

公開日:2019/4/3 更新日:2019/6/4

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出身地は長崎。よく行くエリア九州で、友達と予定が合えば海外や日本各地へ出掛けます。 一人旅も好きで、時間があれば神社巡り・自然の絶景巡りなど、気の赴くままに大好きな旅へ!おすすめの観光スポットや、その土地の周辺グルメをご紹介します。最近ミラーレスカメラを購入したので、旅先の素敵な写真を撮る事にはまっています。
こん坂ば登るときつかけんがんばらんね~!

数々の観光スポットを有する長崎県ですが、オランダ坂も長崎を代表する観光名所の一つ。急な勾配が続く坂道の周辺には、ノスタルジックな建物もたくさん並び情緒が感じられます。周辺にもおすすめの観光スポットがたくさんあるので、併せて観光してみませんか。ここでは、オランダ坂の見どころや周辺のおすすめスポット、アクセス方法などについてまとめてみました。

長崎の観光スポットの一つ オランダ坂

長崎県長崎市東山手にあるオランダ坂。長崎市東山手における重要伝統的建造物群保護区の一つであり、当時の姿を今に残す情緒あふれるスポットです。グラバー園や大浦天主堂など、長崎を代表する著名な観光スポットもすぐ近くにあるので、まとめて一緒に観光するのがおすすめ。

江戸時代には鎖国政策をとっていた日本。そんな中、唯一外に開かれていたのが長崎の出島でした。出島にはオランダ人も暮らしており、開国してからも外国人のことをオランダさん、オランダさんの通る坂と呼ぶようになったのです。きつい勾配が続く坂ですが、意外にも車の交通量は多め。かつては石畳を敷いた旧居留地の坂道の総称としてオランダ坂と呼んでいたとか。

現在オランダ坂と呼ばれているのは、活水坂や活水女子大学院下の坂、誠孝院の前の坂などです。また、丸山オランダ坂と呼ばれる坂もあり、こちらは崇福寺から丸山へと登る道のことを指しています。周辺にはノスタルジックさを感じさせる建物もたくさん建ち並び、どこか懐かしい気持ちにさせてくれるでしょう。

オランダ坂の歴史とは

1857年、当時の徳川幕府は外国人居留地を大浦湾の周りに作ることを決断しました。そのために大掛かりな埋め立て工事が行われたのです。1860年からは埋立地と、それを挟んだ丘陵地を外国に貸し出します。見晴らしの良い高台に欧米人が家を建てたため、オランダ坂ができあがったといわれています。

東山手洋風住宅群

歴史情緒を感じられる建物もたくさん建ち並ぶオランダ坂の周辺。洋風の邸宅や活水学院などもあります。それほど広くはない敷地に、似たような構造の建物が7つ建ち並ぶ姿はどこか不思議な光景といえるでしょう。市の指定有形文化財に指定されている、東山手洋風住宅群をじっくり見学してください。

7つの建物のうち6棟は、資料館や居留地時代の保存センターとして利用されています。有料ではあるものの、一般に開かれているので見学が可能です。同じような洋風建築物が建ち並ぶ姿は珍しいですし、異国情緒も豊か。日本でありながら、日本ではないような気持ちになってしまいます。

晴天の日なら洋館巡りもしてみましょう。散策がてら洋館を巡るだけでもよい旅の思い出になりますよ。フォトジェニックなロケーションなので、きっとインスタ映えする写真も撮影できます。オシャレな写真を撮影してみましょう。日本国内ではあまり見ないような、可愛らしいデザインの建物が多いです。

のんびりオランダ坂を散策してみよう

オランダ坂といえば急な坂と石畳

オランダ坂の高低差は16mで、平均斜度は8度となっています。きつい勾配が特徴的で、徒歩で上るのは少々疲れてしまいます。趣のある石畳を敷き詰めているのも特徴的なので、訪れたときには足元にも注目してみましょう。ただ、雨の日は石畳が滑りやすくなっているため、歩きやすく滑りにくい靴を履いていくのがおすすめ。急な坂なので、自転車で下ることが禁止されているエリアでもあります。

夜や雨の日はまた違った表情が現れるオランダ坂

訪れる日や時間帯などによって異なる表情を見せてくれるのも、オランダ坂の大きな魅力といえるでしょう。夜にはオランダ坂がライトアップされ、幻想的な雰囲気に変身します。まるで外国にいるかのような気分にもさせてくれるでしょう。雨の降る日には石畳が濡れて光り、また違った趣を感じられます。ライトアップや雨に煌めくオランダ坂の風景も、ぜひ写真に撮っておきたいですね。

坂の上には日本初の女学校

日本で初となる女学校、活水学園はオランダ坂のすぐ近くにあります。坂の上に学校があるため、学生は毎日のようにオランダ坂を上っていきます。オランダ坂は活水坂という別名があるのも有名。

長崎市の有名観光スポットめぐりはいかが

歴史ある大浦天主堂

周辺にはさまざまな観光スポットがあるので、オランダ坂と併せて観光するのがおすすめ。オランダ坂から徒歩圏内にある観光名所だと、大浦天主堂が挙げられます。もともと日本二十六聖人堂として造られたもので、1865年にプティジャン神父によって建設されました。1933年には国宝に指定された貴重な建物。天主堂の中には美しいステンドグラスがあるので、そちらも見どころの一つです。

Address 〒850-0931 長崎県長崎市南山手町5−3
Hours AM8:00~PM6:00
Closed なし
Tel 095-823-2628
Web https://nagasaki-oura-church.jp/

シャリシャリの触感 長崎のミルクセーキ

大浦天主堂の前の通りには料理店やお土産店などがあります。ここでは、長崎名物のミルクセーキも食べられるので、訪れた記念にぜひ味わってみましょう。長崎で食べられるミルクセーキは、独特の食感が特徴的。シャリシャリと軽い食感で、スプーンを使って食べます。優しい甘さなので、甘すぎないのも特徴でしょう。甘いものが苦手、という方も美味しくいただけるかもしれません。

異国情緒漂うグラバー園

長崎の代表的な観光名所の一つといえばグラバー園。スコットランドの貿易商人であり、幕末には死の商人とも呼ばれたトーマス・ブレーク・グラバーの旧宅です。坂本龍馬率いる海援隊や、長州藩の志士たちとも交流のあったグラバーが暮らしていたところなので、幕末ファンや歴史ファンにとってはワクワクしてしまうスポットでしょう。旧邸宅は国指定重要文化財となっており、2015年には九州・山口の近代化産業遺産群としても登録されました。

Address 〒850-0931 長崎県長崎市南山手町8−1
Hours AM8:00~PM6:00
Closed なし
Tel 095-822-8223
Web http://www.glover-garden.jp/


西洋料理発祥の店で長崎の美食に舌鼓

グラバー園にあるレストランで、美味しい長崎グルメに舌鼓を打ちましょう。園内にある旧自由亭は、昭和49年に移築された日本初の西洋料理レストランです。喫茶では、長崎名物のカステラが食べられるので、ぜひ味わってください。ほどよい甘さとしっとりとした食感が魅力的なカステラは、長崎を訪れたら絶対に食べておきたいグルメの一つ。窓際の席に座れば、長崎港の様子も見ることができます。

Address 〒850-0931 長崎県長崎市南山手町8−1
Hours AM9:00~PM5:00
Closed なし
Tel 095-823-8770
Web http://www.glover-garden.jp/pick-up/tea-room

オランダ坂へのアクセス

電車でのアクセス

最寄りとなる鉄道駅はJR長崎駅となります。長崎駅から徒歩で訪れるのは難しいので、ここから路面電車を利用してください。

路面電車でのアクセス

路面電車は、崇福寺行きに乗車します。そのあと新地中華街で石橋行きに乗り換えてください。そのまま路面電車に揺られ、メディカルセンター電停で下車します。ここが最寄りの電停となり、ここから徒歩約5分ほどでアクセス可能。長崎駅にはタクシー乗り場もあるので、乗り換えなどが面倒という方はタクシーを利用するのもアリでしょう。

Address 〒850-0911 長崎県長崎市東山手町
Hours なし
Closed なし
Tel 095-822-8888(長崎市あじさいコール)
Web https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/105/

まとめ

異国情緒とノスタルジックさも感じられるオランダ坂。のんびり坂を散策するだけでも十分楽しめるスポットです。長崎らしい街並みを眺めつつ歩いてみましょう。夜や雨の日にはまた違った表情が楽しめるので、そうしたタイミングで訪れてみるのもアリでしょう。周辺にあるおすすめの観光スポットも併せて訪れてみてくださいね。