青池は謎に包まれた神秘的な池。コバルトブルーに輝く池を見に行こう

公開日:2019/3/27 更新日:2019/9/20

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青森県出身のYUKIです。世界遺産が大好きで、以前はよく一人で旅に出ていました。今まで訪れた国は約30ヵ国。現在は海外に住んでいて、時間がある時は夫と一緒に旅に出ています。メインで書いている記事は出身地の青森県、アメリカ、それと世界遺産を有する国々です。
季節や時間帯によって色に変化があるから行く度に新しい青池が見れるすけ

青森県西津軽郡深浦町、世界遺産白神山地の一角にある十二湖。そのもっとも奥に位置する青池は、十二湖最大の見どころとなっています。流れ込む透明の水が、なぜか池に入ると美しい青に染まります。なぜそうなるのかは、まだはっきりとわかっていない謎の多い青池。そんな美しさとミステリアスな魅力をもつ、青池を紹介します。

十二湖の最深部にあるミステリアスな青池

コバルトブルーが美しい青池

青森県の日本海側、西津軽郡深浦町の景勝地津軽国定公園にある十二湖と総称される中にある青池。青池自体は、975平方メートルと大きな池ではありませんが、ほかの湖沼とまったく異なるコバルトブルーの美しさをもっています。近隣の世界遺産白神山地の中でも最大の人気を誇る十二湖ですが、青池はとくに目玉となっている池です。

世界遺産白神山地観光の目玉津軽国定公園十二湖

白神山地の一角にある、津軽国定公園内に位置する十二湖。十二湖という名称にはなっていますが、実際の湖沼の数は33。近くの大崩山展望台から見た際に、12の湖に見える事からその名が総称として用いられたそうです。

青池だけでなくそれぞれの湖沼を見るコースや、白神山地のブナ林にふれるコースなど散策の楽しみの多い場所となっています。

青池や十二湖の情報はビジターセンターで

青池を含めた十二湖全体の散策コースは、自然の見どころの多い場所。見逃さないように、事前に情報収集をしてからでかけましょう。

青池の近くに森の物産館キョロロと呼ばれる施設はありますが、十二湖へ入ってすぐのビジターセンターの方がおすすめです。無料駐車場も完備されている事から、こちらで見どころなどの情報を収集しておきましょう。

謎多き神秘の青池の魅力に迫る

いまだに解明されていない青の秘密

さまざまな分野の研究者が挑んではいるものの、いまだに流れ込んだ透明な水が池に流れ込んだ途端に青くなる理由は解明されていません。すぐ隣にある他の湖沼は、緑色に濁っているにもかかわらず青池だけがコバルトブルーの色を保っています。

まるで青いインクを流し込んだような色、と表現されていますが手に取ると透明な普通の水に戻ってしまいます。美しい色はもちろんの事、そのミステリアスな面も青池の人気の秘密となっているのでしょう。

時間帯や季節によって色が変わる

ただ美しい青というだけでは、ここまで青池が人気になる事はなかったかもしれません。さらに謎を深め魅力を高めているのは、青池の水の色が時間帯や季節によって変化するからです。春から夏にかけては、鮮やかな青となり朝方には透明感のある色を見せてくれます。

もし青池にいったならば、午前中と午後の2度は観賞してみましょう。とくに夕方にかけては、朝との色の違いがはっきりとわかるはずです。

おすすめの写真スポットやその時期

毎年12月1日から3月31日までは、車の運行は禁止され十二湖のゲートが閉鎖されます。そのため一般の観光では、冬の青池を見る事はできません。

観光ができる4月から11月までの間で、陽の光を浴びてコバルトブルーの鮮やかさが一段と増すのが5月下旬から8月上旬にかけてです。青池の前にある展望スペースが、もっとも青池を美しく見せてくれる場所。おすすめの撮影スポットは、展望台の上の散策路。ここからであれば人物と青池を合わせて撮る事ができます。

青池周辺の十二湖も散策してみよう



青池とともに人気となっている鶏頭場の池

鶏の頭のような形に見える事から、鶏頭場(けとば)の池と名付けられた池。青池から徒歩約5分と近くにある、4倍以上の大きさがある池です。紅葉シーズンには色鮮やかな木々とのコントラストが堪能できる場所という事で、十二湖の中では青池に次ぐ人気を誇っています。池の色は、一般的な緑色。

ブナ林を散策してマイナスイオンを浴びる

十二湖とともに白神観光の目玉となっているのが、ブナ自然林の散策です。白神山地一帯はブナ林が有名な場所ですが、奥地へいかなくても青池のそばにブナに囲まれた約200メートルの散策路があります。しっかりと整備された散策路は、手軽に森林浴が楽しめるとして人気の高い観光スポット。

12キロにも及ぶ千畳敷海岸も見逃せない景勝地

殿様の避暑地となっていた景勝地

青池から車で約1時間、40キロ離れた場所にある千畳敷(せんじょうじき)海岸。津軽藩の殿様が1000枚の畳を敷かせて宴を開いた事が名前の由来で、避暑地として利用されていた場所だけに見事な景観を誇っています。

1792年の地震により海面に隆起した岩肌が、約12キロにもわたってみることができます。日本の水浴場55選にも選ばれている海岸。

奇岩奇石の宝庫

珍しい形をした岩や石が、たくさん見られる千畳敷海岸一帯。その中には特徴的な形から、名前が付けられているものもあります。

見る場所によって変化が楽しめる千畳敷海岸ですが、メジャースポットとなっているのは千畳敷駅付近。この辺りでは大仏が座っているように見える大仏岩や、侍が首を切り落としたという伝説の残る兜岩を見る事ができます。

観光列車も徐行する場所

奇岩奇石の宝庫であるだけでなく、日本の夕日100選にも選ばれている千畳敷海岸。青森県屈指の夕日スポットであり、景勝地となっています。

秋田県から青森県の日本海側沿いを運行する観光列車リゾートしらかみは、千畳敷海岸に近づくと徐行運転となり景色を堪能させる時間を取ってくれます。また千畳敷駅では少し長めの停車時間が確保され、下車して観光する事も可能。

Address 〒038-2504 青森県西津軽郡深浦町大字北金ヶ沢字榊原
Hours なし
Closed なし
Tel 0173-74-4412
Web http://fukadoko.jp/spot-4-5/

青池へのアクセス

車でのアクセス

青森市内からは東北自動車と津軽自動車道、国道101号線を経由して約2時間30分。弘前市からは国道30号線と101号線を経由して約2時間です。十二湖ビジターセンターには無料駐車場、青池のそばにある物産館キョロロの駐車場は有料となっています。



電車でのアクセス

観光列車リゾートしらかみを利用し、青森駅または新青森駅から約3時間、弘前駅乗車の場合は約2時間40分で十二湖駅下車。青池まではタクシーで約10分。リゾートしらかみは観光に特化した日本海側を進む列車で、大きな車窓とカフェが設けられた電車です。

バスでのアクセス

十二湖駅から弘南バス、不老ふ死温泉、ウェスパ椿山、アオーネ白神十二湖を経由するバスを利用。リゾートしらかみの到着時間にバスの時間が設定されているため、乗り継ぎの便も良好です。青池をはじめとした十二湖への道が閉鎖される冬の間は、バスの運行はないので注意しましょう。

Address 〒038-2206 青森県西津軽郡深浦町大字松神
Hours なし
Closed 12月1日から3月31日
Tel 0173-74-2111
Web http://fukadoko.jp/spot-4-13/index.html

まとめ

季節や天候により色を変える青池。なぜ33の湖沼のうち、青池だけがコバルトブルーの美しさをもつのかは謎のまま。ただそれが、この池の魅力になっているといってもいいでしょう。多くの学者たちが謎ときを続けていますが、一観光客としてはミステリアスな池のままで散策をしながら自然の神秘にふれていたいと思ってしまいます。