北海道博物館で北海道の自然や歴史文化をまとめて楽しく学ぼう

公開日:2019/4/12 更新日:2019/12/26

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私は広島県出身ですが、会社の転勤を繰り返し、いろんな地域で暮らしてきました。 赴任先を起点に各地の観光スポットを巡って絶景や思い出になる写真を撮っています。 最近は一人旅が多いですね。 紹介記事は西日本中心になります。 みなさんに一味違った旅の魅力をご紹介出来たら幸いです。
ここに来たら北海道のことよく分かるっしょ!

1971年開館の北海道開拓記念館と1994年開所の道立アイヌ民族文化研究センターを統合して作られたのが、北海道博物館です。一般公募で決まった愛称は、赤のちゃれんが。新しい博物館は展示の方法が分かりやすく、空間が上手に使われている印象です。また、記念撮影ができるコーナーがある点も見逃せません。

北海道を愛するすべての人に知ってもらいたい歴史の詰まった博物館を訪ねてみました。

道民と共に歩み愛される博物館

森のちゃれんがの愛称で2015年開館

新しい北海道博物館は北海道開拓記念館とアイヌ文化の調査研究をしている道立アイヌ民族文化研究センターを統合したもの。北海道の自然をはじめ、アイヌ民族の文化や本州の移住者のくらしなどが展示されています。道民参画型博物館としてイベント事業を行っています。

北海道の歴史をたどる5つのテーマ

北海道の自然と歴史、加えて文化を5つのテーマで紹介。北海道の過去や現在、そして未来について共に考え、語り合える場となっています。現代を生きる私たちが大切な宝物を未来へとつなぐ役目を担っているかのようです。

北海道はロンドンやパリよりも南に位置する

北海道という場所は遠い昔から北東アジアの交差点とも呼べる場所。北からマンモスゾウ、南からはナウマンゾウがやって来ました。床に広がっている衛星写真と映像によって、北海道という場所を捉える事ができます。北海道は北国ですが、地図を見るとロンドンやパリよりも南に位置しているので不思議な感じがします。

北海道120万年の物語

人間を模して作られた土偶

土偶と言えば縄文時代でしょう。直径30メートル超のストーンサークルや集団墓地が北海道をはじめ東北などで見つかっています。土偶や石棒などさまざまな装飾品が作られたとの事。縄文文化の人々の祈りであったり、まつりなどに使われたとされています。

さまざまな移住者が北海道に

江戸時代になると、ラッコの毛皮などが先住民族アイヌと交易されました。また、明治になると北海道の開拓を進めるために屯田兵を置く事になります。農業開拓を進めるためと、北海道を守る兵隊としての役割がありました。

アイヌ文化の世界

胆振(いぶり)地方の住まいを復元した家屋

日本の先住民族であるアイヌは、アイヌ語で人間という意味です。北海道からサハリンや、千島列島などで生活していたとの事。開拓のあとも、人々の歩みがそのまま今につながっています。



アイヌの楽器トンコリを弾いてみよう

サハリンのアイヌが伝えてきたとされるトンコリ(五弦琴)は、手に取って弾く事ができるというもの。きちんとした持ち方や弾き方などがイラストにて紹介されています。

北海道らしさの秘密

大正時代の倶知安(くっちゃん)から小樽へ向かう車内の風景

車内の風景は、ニシン漁場へ出稼ぎの人、農家、職人、商人、学生がおり、あらゆる人々が乗り合わせています。車内に置かれているのは、石炭ストーブ。大正時代なので、背広や学生服、マントやオーバーなどの洋服や革靴が次第に普及している様子が見受けられます。

江戸時代終わりごろの北海道を描いたスゴロク

北海道ならではのすごろくは、サイコロをふりながら北海道を一周するというもの。作成したのは、北海道の名称決定に深く関わったとされる松浦武四郎。駒には地名はもちろん海産物、そしてアイヌの暮らしが描かれています。

わたしたちの時代へ

くらしの絶滅危惧種

写真から分かるのは1950年代の足踏みミシンや電気洗濯機や、1960年代のポータブルテレビや8ミリ撮影機などです。これらは、なんとお年玉付き年賀はがきの賞品。現在の賞品との違いにビックリします。

夢の大衆車だったトヨタパブリカ

トヨタ自動車が製造し、発売したのは1961年という自動車。名前は一般公募で決まったとされ、トヨタパブリカと命名されました。車両重量は600キログラム、総排気量は697シーシーであり、最高速度は110キロメートルです。現在見るとこのような車はレトロな車としておしゃれな印象を受けます。

生き物たちの北海道

からくりのどんぐりころころが面白い

入口近くでハンドルを回すとボールが飛び出すというもの。フロアに作られている森の中で、レールの上をどんぐりがコロコロと転がっていくという仕掛けが組まれています。からくりはまさにピタゴラ装置のようなものです。



危ない飛び出すエゾシカ

近年、エゾジカの爆発的な増加により交通事故が多発しています。列車と衝突もありますし、線路にシカが入り込む事でダイヤを乱す事も。シカの増加はヒトの活動にも要因があるので、色々と考えさせられます。

北海道博物館のアクセス

電車でのアクセス

地下鉄新さっぽろ駅もしくは、JR新札幌駅で下車します。バスターミナル・のりば10(北レーン)のジェイ・アール北海道バス新22開拓の村行きに乗車しましょう。下車するのは北海道博物館であり、バスの乗車時間は約15分です。

車でのアクセス

国道12号線を走り野幌森林公園の入口(厚別東小学校前)から曲がります。百年記念塔に向かって坂を上がって行きましょう。高速道路は以下のインターでおります。

苫小牧・千歳空港方面からだと札幌南IC。小樽・札幌方面からだと大谷地IC。旭川方面からだと江別西ICです。注意しましょう。

Address 〒004-0006 北海道札幌市厚別区厚別町小野幌53−2
Hours 5月〜9月(9:30〜17:00) 10月〜4月(9:30〜16:30)
Closed 毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は直後の平日)、

年末年始、他臨時休館あり

Tel 011-898-0466
Web http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/

まとめ

北海道は歴史深い土地なので、このような博物館があり分かりやすく展示や説明があるのは大変重要な事です。子供から大人まで理解しやすいように、見る側に立った展示を心がけられている北海道博物館は多くの人に訪れて欲しい施設。

文章による説明よりも実際に残されている品々の展示が充実しているため、興味を持って見学しやすい印象を受けました。