オホーツク流氷館で1年中流氷やクリオネを見て絶景を楽しもう

公開日:2019/4/4 更新日:2019/12/26

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横浜市に生まれその後札幌市に引っ越し現在は都内在住。気に行った風景を探し、温泉と旨い肴と酒を求め一人で思いつきで旅しています。国内は北海道、東北を旅することが多いです。旅に出た時ぐらい昼からも飲みたいので、車を使わず回り切れないことも時には……。またMLB観戦が好きなので、できる限り多くのアメリカのボールパークを訪ねてみたいです。
ここにくればしばれの意味がわかるしょ

北海道網走市天都山にあるオホーツク流氷館は、北海道らしさを大切にしつつ珍しい生き物などの展示も行っています。寒い時期の北海道の幻想的な様子が見られるというだけあって、多くの人が立ち寄るスポット。家族でのレジャーで訪れるのもいいですし、カップルで幻想的な風景を楽しむのもよさそうな場所です。

オホーツク流氷館とは


2015年にリニュアルオープンを迎えた網走国定公園内の天都山にある流氷、そしてオホーツク海をテーマとしている網走市立の科学館です。一年中展示されている流氷をはじめ、クリオネ、フウゼンウオといった珍しい海の生物が見どころ。

360度展望可能な展望台からは、四季折々の網走国定公園の湖や、オホーツク海や知床連山、さらに阿寒の雄大な山並みといった眺望を楽しめます。

館内の見どころは

1年中流氷にふれられる流氷体感テラス

流氷館の一番の目玉のエリアがこちら。通年マイナス15度に保たれており、一年中流氷を見てふれる事ができます。夏に薄着で来場しても防寒着を貸してくれるというサービスも。光が演出する、流氷の日々の移ろいを楽しめます。

実際にマイナス15度のしばれを体験

こちらのエリアのもうひとつの楽しみとして、濡れたタオルを使った実験があります。濡れたタオルをグルグルと回していると本当に硬くなるというもの。タオルは用意されていますが、持ち込みもOK。ここに来たのであれば、実験してみましょう。流氷が来るという街のしばれを感じ、夏に思いを馳せる事もできます。

流氷館の一番の人気者はクリオネ


オホーツクの生き物たちのエリアに展示されているのは、オホーツク海に生息する珍しい生き物。その中で一番人気があるのはクリオネです。貝類の一種であり、成長すると貝殻がなくなるという生態。小さな翼足を動かして遊泳するという愛らしい姿が流氷の天使や氷の妖精と呼ばれています。英語ではsea angelと呼ばれる事も。

フウセンウオにも会える

フウセンウオはダンゴウオ科の一種でありカサゴの仲間。北半球の冷たい海に生息するという魚です。赤ちゃんの頭部に見られるのは白い輪のような模様、別名天使の輪と呼ばれる事も。ナメダンゴやオオカミウオというような珍しい海の生き物展示も行われています。

さまざまな映像や演出で流氷の世界を表現

入口を入ると全体が青いライトによるライトアップが、オホーツク海の海底に潜っていくような雰囲気。館内の人気記念撮影スポットです。初音ミクの映像を手掛けたマッピング会社の制作した映像が、プロジェクションマッピングエリアで楽しめます。

また、流氷幻想シアターで楽しめるのは総インチ数が400インチの大迫力5面スクリーンに映される約8分間の迫力ある流氷、オホーツク海の生き物の映像。

屋上展望台からの眺望

展望台からはオホーツク海や知床連山


3階部分に位置する屋上の展望テラスに登るだけであれば入場料はいりません。天の都にいるかのような美しい眺めから名付けられたという、天都山という名前。展望台からは1938年に国の名勝にも指定された絶景が満喫できます。東側には網走の街並みが広がり、オホーツク海を挟み知床連山が望めます。



反対側は網走湖や能取湖


360度見渡せるこの展望テラスの反対側に見えるのは、網走湖や能取湖。網走湖は、天都山の麓に広がっている湖です。さらに温泉も沸くので、網走に泊まる観光客の多くが宿泊し、日帰り入浴可能な施設もあります。

能取湖にはサンゴソウの群生地が。9月頃には湖畔を赤く染めます。その時期に行く機会があれば足を延ばしてみたいものです。

流氷の覆われる白いオホーツク海

展望テラスにはガラス張りのスペースもあり、寒いのが苦手という人でも冬の流氷見学ができます。年にもよりますが、2月の終わりぐらいまでは岸まで流氷が来ているという状態で、特に2月10日前後がおすすめ。冬の北海道の大自然の壮大さを目の当たりにできる一度は見てみたい風景です。

グルメも楽しめるオホーツク流氷館

地元食材と展望を楽しめるCafé&restaurant 360

2階にあるレストランのCafé&restaurant 360では、展望を楽しみながら食事ができます。厳選した網走産食材や道産食材にこだわった料理を提供。和食の天都御前をはじめ、ズワイガニの足が入っているカレー、一風変わったところでエゾ鹿肉のメンチカツバーガーなどがあり、メニューが豊富です。

流氷ソフトクリーム

流氷館1階にあるカフェ・ド・クリオネでは限定販売のソフトクリームがあります。オホーツク海の塩を使用している塩キャラメル味のソフトクリームで、青い塩の着色には海藻由来の天然色素を使用しています。1階ではそのほかにミュージアムショップをはじめ、網走の景勝地のパネルをバックして写真が撮れるという撮影スポットも人気。

周辺の見どころ

網走の代名詞、博物館網走監獄


網走屈指の観光スポットである天都山は、ほかにも見どころがあります。博物館網走監獄もそのひとつで、流氷館から車やバスで5分程の場所です。映画の影響により、網走の代名詞となっている網走刑務所。改装される時にこれまでの古い建物を移築し、北海道開拓と監獄受刑者をテーマに公開中です。

中には、重要文化財に指定されている建造物も。写真にある舎房及び中央見張所(牢屋)は一番の見どころでしょう。

Address 〒099-2421 北海道網走市字呼人1-1
Hours 5月 - 9月 8:30 - 18:00 10月 - 4月 9:00 - 17:00 入館は閉館時間1時間前まで
Closed 年中無休
Tel 0152-45-2411
Web https://www.kangoku.jp/index.html

北海道立北方民族博物館でオホーツク文化を知る


こちらの博物館も流氷館からは車やバスで5分程度の場所にあります。日本で唯一と言える北方民族の文化を専門にして紹介している博物館。オホーツク文化の資料も充実しています。音声ガイドの無料貸し出しがあるので、新しい発見に出会え、一風変わった北海道の旅を体験できるでしょう。

Address 〒099-4355 北海道網走市字潮見309-1
Hours 午前9時30分~午後4時30分まで 7.8.9月は午前9時00分から午後5時00分まで
Closed 7.8.9月と2月は休館日はありません。他は、月曜日(祝日の場合は開館。翌平日休館) 年末年始 他臨時休館
Tel 0152-45-3888
Web http://hoppohm.org/index2.htm

冬に行ったら砕氷船にも乗ろう

流氷館からは出港場所までは車やバスを使って20分程度です。砕氷船運行間中は砕氷船出港場所まで直通バスも運行。沖に出ると大きな流氷は厚さ1メートル近いものもあり、それらを砕きながら進む姿は迫力があります。オオワシやアザラシの時には出会えますが、温暖化により流氷が薄くなっているので早めに見ておきたいものです。

Address 〒093-0003 北海道網走市南3条東4丁目5の1道の駅(流氷街道)
Hours 9:00-17:00(受付問合せ時間)運行時間は時期により変動
Closed 1月20日頃から3月末まで季節運航
Tel (0152)43-6000
Web https://www.ms-aurora.com/abashiri/

オホーツク流氷館へのアクセス



バスでのアクセス

JR網走駅から北方民族博物館や監獄博物館、冬季は砕氷船乗り場を回るという網走観光施設めぐりバスで12分です。観光施設での割引クーポンも付いている女満別空港のアクセスバスも含めた乗り放題パスもあります。詳しくは網走交通ホームページをご覧ください。

車でのアクセス

女満別空港からは車で20分程かかり、全約19キロです。 駐車場は乗用車150台 バス50台収容。

Address 〒093-0044 北海道網走市天都山244番地の3
Hours 5月~10月 8:30~18:00 11月~4月 9:00~16:30 12月29日~1月5日 10:00~15:00(入場は30分前まで)
Closed 年中無休
Tel 0152-43-5951 
Web https://www.ryuhyokan.com/

まとめ

オホーツク流氷館では一年中あの流氷が見られます。マイナス15度としばれる体験もおすすめ。クリオネやフウセンウオははじめとし、珍しい生き物がたくさんです。また、屋上展望台から壮大な景色が堪能できるため、時間的余裕があればぜひ訪れてみましょう。