山元いちご農園は味も香りも最高!いちごの絶品グルメも味わおう

公開日:2019/4/11 更新日:2019/12/27

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出身地は岩手なので、岩手や青森などの東北をメインに書かせていただいてます。旅行でも特にドライブが好きで、思い立ったら1人でも行きます。今までは人物メインの写真が多かったのですが、これからは人物以外の写真もたくさん撮ろうと思っていますので、よろしくお願いいたします。
大震災から立ち上がった人々の努力が結んだ真っ赤な実

宮城県の東南端に位置する亘理郡山元町は人口約12,000人、東には太平洋が広がります。この中心部からさらに太平洋に近づいた場所に建つ山元いちご農園。あの大震災の惨禍からよみがえり、真っ赤な実もつややかに多くの人々を迎えています。

山元いちご農園はテレビでも紹介される観光スポット

明るいピンクの看板が目印

宮城県山元町とすぐ北に位置する亘理町は、ともに東北地方を代表するいちごの名産地。町内には複数のいちご農園があります。その中でもここ山元いちご農園はとりわけ規模が大きく、県内外からの観光客やテレビ取材も訪れるほど有名。

生産と販売を行うだけでなく、商品化の規模拡大や、さらには観光地としての発展を目指し日々進化しています。

東日本大震災からの力強い復活と前進

2011年3月11日におきた東日本大震災。太平洋に近い山元町にも大津波が襲来し、多数の死傷者を出すなど町全体が壊滅的被害を受けました。山元いちご農園も破壊されたうえ海水が土壌へ流れ込み、いちご農家の多くが廃業を余儀なくされるという状況に陥ったのです。

絶望し町を去る人も多い中、それでも残った人々は新しい目的と挑戦とともに再び歩み出しています。

山元いちごは全国トップクラスの絶品

山元町のいちごはみずみずしさで全国的にも有名。その声に応えるかのように山元いちご農園も大震災を乗り越え、新たな農園として生まれ変わりました。地元での販売はもちろん首都圏など各地への出荷が行われている他、有名高級デパートでの販売も実施されています。

ネット注文も受け付けており、遠方へ配送する際には特殊なパックを使用して、繊細ないちごを大切に扱っているのです。

いちご狩りで山元いちごを好きなだけ食べよう

まず専用のプレハブ小屋で手続きを

いちご狩りは山元いちご農園の目玉行事。大勢の人々でにぎわう場合は制限がかかる事もあるため、20人未満であっても予約しておくのが望ましいでしょう。こちらのプレハブ小屋が受付場所となっており、最盛期には受付開始時間に行列となる事も多くあります。

農園で扱う品種は、とちおとめに紅ほっぺ・もういっこの3種類ですが、どの品種になるかは割り当てられるハウス次第です。

たくさん建ち並ぶいちごハウス

手続きをすませたら、いちご狩りへ向かいましょう。全部で10棟の専用ハウスが並んでいますが、いつもすべて開放されるわけではなく、その日最もよく実っているハウスに入る事になります。

大震災の影響で地植えはできなくなりました。しかし代わって採用された高設ベンチ式栽培は土に接しておらず、衣服の汚れを気にせずに楽な姿勢でいちご狩りが楽しめます。

みずみずしさいっぱいのいちごは美味

制限時間30分のいちご狩りはもちろん食べ放題。1粒1粒が大きいのですぐにお腹いっぱいになりますが、中には50個以上食べる人もいるとか。味付けの練乳が用意されており、期間限定でチョコレートマウンテンが用意されるイベントも行われます。

水分いっぱいのいちごをたくさん食べたあとはトイレが近くなりやすいので、帰る時までに用を済ませておいた方がいいでしょう。

ベリーベリーラボはぜひ入りたい人気スポット



レジにはいつも多くの人が並ぶ

プレハブ小屋の向かい側には、おみやげショップとカフェが併設されたベリーベリーラボがあります。こじんまりとした店内ですが、箱入り生いちごの他に加工品や多彩ないちごグッズを販売。さらには地元の人々が作った特製グッズもあって、レジにはよく行列ができます。数箱まとめて購入する人も珍しくありません。

いちごのうまみをギュッと濃縮した新商品

農水産業が食品加工や流通販売に展開する第6次産業が、山元いちご農園でも実施されています。その一環として生産から加工までを行う商品が、減圧やマイクロ波製法による低温乾燥などの製法を採用したいちご乾燥チップやまるごといちご。いちご本来の旨みが凝縮された新しいタイプの逸品です。

手作りジャムや手作りコーディアルなども、今後オリジナル商品として注目されるでしょう。

いちごワインが楽しめるワイナリー

園内にはワイナリーがあり、いちごのワインが種類豊富に並べられ購入もできます。こちらは団体での見学も可能。参加すればスタッフから製造過程や開発秘話を聞く事ができるでしょう。ワイナリーはもちろんベリーベリーラボ内でも試飲ができ、いちごワインという普段お目にかかれない逸品が楽しめます。

甘さ香るいちごのバームクーヘン専用店

ベリーベリーラボのすぐ隣には、夢工房やまもとバームというバームクーヘン販売専用店があります。ログハウス調の店内には販売エリアの他、ガラス張りになった製造エリアがあり、甘さいっぱいの銘菓が作られる様子を見学可能。

またバームクーヘン作り体験も予約すれば可能で、特にクルクルと回しながら行う焼き作業は、楽しく貴重な体験となるに違いありません。

いちご感あふれる限定バームクーヘンをゲット

当店定番となっている円型の他にも、いちご味はもちろんプレーン味やチョコレート味の小分け品が人気。さらには材料に使用されるムースやガナッシュにチョコレートまで、すべていちご味というこだわりの限定品も販売されています。見るだけで甘さと香りが漂ってきそうですね。

カフェではランチにデザートすべていちご尽くし

ベリーベリーラボに来たならば味わっていこう

ベリーベリーラボには食事のできるカフェがあり、レジもおみやげショップと併設になっています。黄色い椅子の座席が約20ヶ所設置されていますが、駐車場側を臨むガラス張りの休憩室でも食事が可能。土日祝日にはテーブル付近におみやげを買い求める行列ができるので、ゆっくり過ごしたいのであれば店内奥側の席がベストでしょう。



いちご感はメニュー豊富な食事にもあふれて

ベリーベリーラボのカフェは、カレーライスやピザにパスタにグラタンなどメニュー豊富。しかもいちご農園ならではの食事メニューがそろっているのです。とりわけカレーライスやピザにいちごが乗っているという、なかなか見られない光景はインスタ映え間違いなし。

パスタやグラタンの具材やサラダのドレッシングにもいちごが使用され、でも意外に味とマッチしていて好評ですよ。

スペシャルでジャンボないちごデザートにワクワク

食後のデザートならば、とてつもなく大きい山元ツリーいちごパフェが目玉でしょう。純白の生クリームいっぱいに盛りつけられたいちごはもちろん、真ん中にある特製アイスクリームや、いちばん下にあるジャムの味も絶品。

1人で食べても、友達や恋人といっしょに食べても最高のスイーツです。パンケーキや特製ケーキなどのメニューも見逃せません。

山元いちご農園へのアクセス

車でのアクセス

常磐自動車道の山元インターチェンジから約5分の距離。道路脇に掲げられた案内看板に従って進み到着します。砂利が敷き詰められた無料駐車場は普通車100台・中型バス10台駐車可能で、土日祝日などにぎわう時はスタッフが誘導を行います。

電車でのアクセス

JR常磐線の山下駅から徒歩ならば約15分、タクシー利用ならば約3分の距離。同駅からの徒歩順路はまず向かって左へ進み、やがてT字路で右折し県道121号線に入ります。そして最初の十字路を左折し常磐線を左に見ながら直進すれば、ピンク色の看板が迎えてくれるでしょう。

Address 〒989-2201 宮城県亘理郡山元町山寺字稲実60
Hours 10:00-16:30(3月から6月、受付は16:00まで)、10:00-15:30(12月から2月、受付は15:00まで)。
Closed 1月1日、カフェは7月から10月まで毎週火曜日(公式サイトで要確認)。
Tel 0223-37-4356
Web http://www.yamamoto-ichigo.com/

まとめ

東日本大震災の惨禍からよみがえった山元いちご農園は、今では宮城県を代表する観光スポットとなりました。全国でも有名な新鮮さを誇る山元いちごを求めて人々は訪れ、その香り高さと甘さはワインやバームクーヘン、食事の味に大きなパフェとしても表現されているのです。

まさにいちごのテーマパークと呼べるこの大農園へ、ぜひ足を運んでみませんか。