おせんころがしはスリルの中に圧巻の景色広がる断崖。絶景鑑賞を

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トラベルパートナー: Fuzuki

千葉県出身。主に国内のお出かけスポットや観光スポットが得意です。メインは千葉県、東京都、神奈川県などの関東地方とよく訪れる宮崎県です。他にも国内であれば多くの観光スポットに訪れます。旅行は家族と訪れることが多く、博物館や歴史に関するスポットを巡るのが好きです。家族や友達と楽しめるスポットを中心にご紹介できればと思っています。

悲劇的な物語が眠るおせんころがし…今では絶景穴場スポットに!

太平洋に向かって続く、高さ数十メートル以上で距離は約4キロメートルもある断崖絶壁なエリアが千葉県のおせんころがしの舞台です。こちらは少し前までは、危険区域だとして立ち入る事ができませんでしたが、絶景スポットとして最近注目されているスポット。

ここでは、そんなインスタ映えもするおせんころがしの見どころや知られざる伝説を詳しくご紹介していきます。

勝浦と鴨川をまたぐ崖おせんころがし

千葉県の勝浦エリアにある断崖絶壁の崖の事を、おせんころがしと言います。西に向かって伸びる崖で、位置的には勝浦と鴨川の間を通ってできているのが特徴。断崖絶壁なので足を滑らせては危険という事で、少し前までは訪れるのが禁止されていたエリアでもあります。

しかし、近年では道が整備された事で絶景の穴場スポットとして一部の人に隠れスポットと人気の場所になりました。

新しい国道が整備され行き来が可能に

千葉県のおせんころがしは実は一昔前までは断崖絶壁の脇を車で通らなければいけなかった事もあり、立ち入り禁止区域にもなっていました。そのため、キレイな景色が見えるのに行く事ができないという残念なスポットだったようです。

しかし近年ようやく国道がキレイに整備された事で、密かに訪れる人が多くなってきている穴場の絶景スポットとなりました。

スリルある断崖、でも景色は美しい

おせんころがしはかなり高い断崖のため高所恐怖症の人にとってはスリリングで怖いスポット。しかし、思わずヒヤッとする場所ではありますが、この場所から眺める事のできる景色は他ではなかなか見る事ができない絶景。

また、訪れる時間帯によってはいろんな風景を見る事ができる楽しみ方あふれる場所なので、朝・昼・夕方と時間をズラして訪れてみたいスポットです。

おせんころがしは様々な穴場スポット

絶景の穴場スポット

あまり知られていませんが、実は今少しずつ千葉県の絶景を見る事ができると話題になってきているスポットの一つ。訪問時間によって見れる景色が違うので、いつ来ても新鮮な気分で楽しめます。国道はキレイに整備されていても道幅は狭いので、訪問する時は注意しながら進んでいきましょう。

初日の出の穴場スポットとしても知られている

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#2019年 #初日の出 #おせんころがし

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時間帯によって変化するおせんころがしの絶景ですが、一番有名なのが元日の初日の出。キレイな初日の出が見れるとして、穴場スポットにもなっています。そのため、混雑する初日の出人気スポットよりも誰の邪魔もなく拝めるとしてツーリングのバイカーにも人気が出ています。

濃い青色の勝浦の海の向こうから光が差す神々しい初日の出は、思わず見とれてしまうほど。

日の出だけではなく夕陽も美しい

おせんころがしは初日の出はもちろん、静かに沈むサンセットを眺めるのにもおすすめなスポット。天気の良い日は特に、海の底に徐々に沈んでいく夕陽を障害物がない崖の上からキレイに眺める事ができます。しかし、夕方になるとおせんころがしまでの道が暗くなってくるので、進むときは十分注意しながら渡りましょう。

夜は満天の星空が眺められる穴場スポットに

静かな夜の時間を過ごしたいという人にピッタリなのが、おせんころがしの夜の絶景の星空。周りには街灯がなく明かりが少ないので、満天の星空を眺める事ができロマンチックです。しかし、夜は夕方よりも暗くなるので道が狭い場所は特に慎重に進んでいくように注意しましょう。

悲しい伝説の残るおせんころがし

おせんころがしの名前は伝説に由来

絶景スポットでありながら、実は悲しい伝説も残っているというのがおせんころがし。おせんころがしという名前の由来は、お仙転がしから来ており、悲劇的な話の伝説が発祥となっています。大昔からの伝説ながら、今でもお仙の供養碑が大切に守られている場所です。

昔この地を統治していた領主の娘の悲劇

おせんころがしの名前のお仙とは、昔この地を統治していた男性の娘の事。そのお仙の父親である男性は強欲で領民から多く年貢を取っていました。心の優しいお仙は、そんな父親に年貢を多く取るのは辞めるように説得を試みました。結果、一度はお仙の願いが叶って領民も苦しい生活から解放されていったようです。

しかし、豊作になった年が来ると領主である父親は、領民からまた高い年貢を取ろうとします。それを知った領民たちは抵抗し、領主を崖から突き落とす暗殺を行ったのです。

しかし、なんと実際に突き落としてしまったのは領主の父親ではなく、父親の変装をしたお仙だったという悲しい伝説。その時の領民たちの後悔は、想像しただけで込み上げてくるものがあります。

今でも残るお仙供養の碑、孝女お仙の碑

心優しいお仙を領主と間違えて崖から突き落としてしまった事に、領民は絶望し悲しみ泣き続けたそうです。そんなお仙を思いやり、今でもお仙を供養するために孝女お仙の碑が崖の上に建てられ残されています。

おせんころがし周辺にも多くの観光スポット

勝浦周辺には観光スポットが豊富

絶景はおせんころがしですが、ここ勝浦周辺には他にもいくつも観光スポットがあります。おせんころがしで雄大な海の絶景を見た後は、海以外の自然もたっぷり楽しむのはいかがでしょうか。勝浦にはまだまだ隠された穴場スポットがたくさんありますよ。ぜひおせんころがしと一緒に1日楽しんでみてくださいね。

圧倒されるほど豪華なひな壇が見れる遠見岬神社

まず1つ目のスポットが、勝浦に多くの技術をもたらした天冨命を祀る遠見岬(とみさき)神社。特徴として、勝浦の名前にちなんだ男性用の勝男(かつお)みくじや女性用の金女(きんめ)みくじがあります。

他にも、3月に開催の豪華なひな壇が飾られる、かつうらBIGひな祭りは見どころの一つ。このお祭りでは参道の階段一式が赤やピンクといった華やかなひな壇となります。

住所|〒299-5233 千葉県勝浦市浜勝浦1番地
営業時間|なし(授与所は9:00~17:00)
定休日|なし
電話|0470-73-0034
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海の中をのぞく事ができる勝浦公園海中展望塔

海中の様子を間近で観察する事ができるとして人気のスポットが、勝浦公園海中展望塔。ここは勝浦の沖合60メートル付近に設置された展望室で、中に入ると海で優雅に泳ぐ魚たちや海中の眺めを見る事ができます。子供たちにも人気のスポットで、季節によっては違った魚が近づいてくるのも魅力の一つ。

住所|〒299-5242 千葉県勝浦市吉尾174
営業時間|9:00~17:00
定休日|年中無休(荒天の場合、閉館あり)
電話|0470-76-2955
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春には桜と野鳥観察が楽しめる官軍塚

3つ目のおすすめスポットは、桜や野鳥観察ができる自然エリアの官軍塚。こちらは戊辰戦争の際に熊本藩の船が転覆した際の130名以上の死者を供養する塚が建てられています。

春の暖かい季節には、桜が美しく咲き誇りメジロなど可愛らしい野鳥もやってくる絶景スポットとなります。写真映えもするのでゆったり散歩を楽しみたい人にはおすすめ。

住所|〒299-5232 千葉県勝浦市川津1394
営業時間|なし
定休日|なし
電話|0470-73-6665
公式サイトはこちら

おせんころがしへのアクセス

電車でのアクセス

おせんころがしまで公共交通機関で向かう際は、JR行川アイランド駅の最寄り駅で下車します。そこからは徒歩で10分ほど歩くと到着します。

車でのアクセス

おせんころがしまで車で向かう場合、専用駐車場が近くにあるのでそちらの利用がおすすめ。その後は徒歩で崖に注意しながら歩いてきましょう。

住所|〒なし 千葉県勝浦市大沢
営業時間|なし
定休日|なし
電話|0470-73-6665
公式サイトはこちら

まとめ

千葉県のおせんころがしは、最近少しずつ知名度が上がってきている絶景スポットです。初日の出はもちろん、夕方のサンセットや夜の満天の星空など時間帯によって見られる風景が違ってくる事も魅力の一つ。千葉県観光の際は、ぜひ勝浦の周辺散策も楽しみながら絶景スポットまで足を延ばしてみませんか。