アムステルダムで教養を身に着ける旅へ

公開日:2019/4/10 更新日:2019/10/4

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外語大を卒業した後に東欧身の外国人と国際結婚し、国内外を問わず知らない国や地域に訪れるのが好きです。一眼写真が趣味の主人と現地で出会う人との会話や食事、地域に根差す文化を自由に楽しむ無計画旅行がメインスタイルです。出身である神奈川県を中心に、関東周辺やヨーロッパに関する記事を執筆しています。
ヨーロッパの芸術と産業の中心地・アムステルダムをご紹介します!

オランダのアムステルダムは芸術の都として大変有名です。今回は、数多くのミュージアムが建ち並び、さまざまな知的好奇心を刺激してくれるアムステルダムの魅力についてご紹介したいと思います。

運河の多い多民族国家 アムステルダム

アムステルダムは、オランダの首都であり、かつては交易の中心として栄えたヨーロッパ屈指の世界都市です。地名の由来である「アムステル川のダム(堤防)」の通り、網の目状に運河が広がっています。

アムステルダムには、オランダ人は人口の約半数しかおらず、他国からの移住者が多い多民族国家です。

アムステルダムは雨が多い

一年を通して過ごしやすい気候がアムステルダムの特徴。雨が降ったり止んだりすることが多く、常に折りたたみ傘を所持しておく方がいいでしょう。また、公用語はオランダ語ですが、ほとんどの施設で英語も併記されているので、話は通じます。

芸術の都・アムステルダム

多数のアートスポットが建ち並ぶアムステルダムについて詳細をみてみましょう。

ファン・ゴッホ美術館

フィンセント・ファン・ゴッホは、1853年に生まれたオランダを代表するポスト印象派の画家。ファン・ゴッホ美術館は、アムステルダム市とゴッホ財団により、1973年に国立美術館として開館した美術館です。

代表作の「ひまわり」や自画像など、約2000点が収蔵されており、観光客からもとても人気があります。日本への関心も高く、浮世絵や版画からインスピレーションを得た作品も。

Address Museumplein 6, 1071 DJ Amsterdam
Hours AM9:00-PM6:00(金曜日はPM9:00まで)
Closed なし
Tel +31-20-570-52-00
Web https://www.vangoghmuseum.nl/

アムステルダム国立美術館

アムステルダム 国立美術館は、1800年にハーグで開館しました。1808年に首都となったアムステルダムに移された経歴があります。ファン・ゴッホミュージアムからは徒歩で行くことができるので併せて見ると良いでしょう。

中世ルネッサンス期からはじまり20世紀までを年代順に4フロアに渡って展示しています。フェルメールの「牛乳を注ぐ女」やレンブラントの「夜警」など約8000点が収蔵。

Address Museumplein/Museumstraat 1, 1071 CJ Amsterdam
Hours AM9:00 - PM5:00
Closed
Tel +31 20 6621 440
Web https://www.rijksmuseum.nl/

少し足を伸ばせば、「真珠の耳飾りの少女」にも会える


「真珠の耳飾りの少女」は、アムステルダムから車で45分のハーグにある、マウリッツハイス王立美術館に収蔵されています。こちらは日本でも人気の画家、フェルメールの作品。美術の教科書でも見たことがある方も多いでしょう。開館は1822年。オランダの絵画をはじめとする名品が数多く収蔵されています。

Address Plein 29, 2511 CS The Hague Netherlands
Hours 月曜日 PM1:00 - PM6:00/火曜日~日曜日 AM10:00 – PM6:00/木曜日 AM10:00 - PM8:00
Closed なし
Tel +31 70 3023456
Web https://www.mauritshuis.nl/

オランダ音楽の中心・コンセルトヘボウ

アムステルダムには、美術以外にも音楽を楽しめる場所もあるんです。

アムステルダムの大型コンサートホール

オランダ音楽の中心であるアムステルダムには、1888年に建設された大型コンサートホールがあります。コンセルトヘボウはオランダ語で「コンサートホール」という意味です。シューボックス型の木造コンサートホールと大ホールの座席数は2037席。ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団の本拠地となっています。

コンセルトへボウのコンサート

クラッシック音楽に限らず、ジャズや民族音楽も楽しむことができます。学校などに向けたコンサートではチケット代もリーズナブル。毎週水曜日はランチコンサートが無料で開催されています。

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

アムステルダム・コンセルトへボウ管弦楽団は、コンセルトへボウの専属オーケストラとして誕生しました。創設100周年となった1988年に、ベアトリクス女王から「ロイヤル」の称号を賜り改称しています。

現在は主に東欧からの優秀な演奏者が多数在籍し、ヨーロッパの代表的なオーケストラです。

Address Concertgebouwplein 10, 1071 LN Amsterdam
Hours コンサート開催時による
Closed なし
Tel +31 (0)20 573 04 00
Web https://www.concertgebouw.nl/

街を堪能するなら運河クルーズへ行こう

アムステルダムの綺麗な街並みを楽しむことのできる運河クルーズもおすすめです。

運河で発展した街

アムステルダムには100km以上の運河があり、橋の数も1500に及びます。2010年にはユネスコの世界遺産に登録。運河群は半円状で、それぞれが繋がり、物資の運搬にも利用されていた歴史があります。

19世紀後半に起きた住宅不足の際には、古い貨物船などをボートハウスとして活用したことがあり、それも人気になりました。ボートハウスは税金がかからず住所登録もできます。

運河クルーズに出発

運河クルーズは、アムステルダム中央駅から歩いて5分の所にある乗り場から乗船できます。クルーズの時間は約1時間。20~30分毎に定期運航していますので、観光スケジュールに合わせやすいですね。壁には音声ガイドが取り付けられており、そこにイヤホンを挿し、言語(日本語有り)を設定して聞きながら巡る形となっています。

レンガ造りの綺麗な家々や17世紀の豪商の邸宅、さらにアンネ・フランクの家などを見ることができますよ。

Address Damrak 26, Amsterdam
Hours 夏季 AM9:00-PM10:00/冬季 AM9:30-PM9:30
Closed なし
Tel +31 (0) 20-530 10 90
Web https://www.lovers.nl/

風車村ザーンセ・スカンス

アムステルダムを少し離れると、とある村に行くことができ自然を楽しむこともできます。

風車村ザーンセ・スカンスの歴史

アムステルダムから北へ15kmほど、電車で約20分の郊外には、農村地帯があります。80年戦争の間、スペイン軍から攻め入られないように要塞が築かれたことから、オランダ語で「ザーンセ(ザーン川の)」「スカンス(要塞)」と言われるようになりました。現在風車は12基だけですが、全盛期は1000基強の風車が動いていたとされています。

風車の内部に行ってみよう

1574年以降に作られた風車の活用は、マスタード作りや油絞りなどでした。染色用の風車は今でも活用されていて、回っている所を見ることができます。風車は博物館や美術館として、入場料がかかるものが多いです。

風車以外にも見どころが盛りだくさん

木靴工房では、製造過程を見ることができます。チーズ工房では試食をしながら買い物も可能。風車や木靴を象ったオーナメントはオランダ土産にぴったりですね。

Address Schansend 1, 1509 AW Zaandam, The Netherlands
Hours なし
Closed なし
Tel +31 (0)75-204 75 10
Web https://www.dezaanseschans.nl/

アムステルダムへのアクセス

飛行機でのアクセス

スキポール空港へは、成田空港から直行便を利用して約12時間となっています。

電車でのアクセス

スキポール空港からアムステルダム中央駅へは、電車で20分程度となっており、乗り換えもないので安心して向かえるでしょう。

まとめ

世界的にも著名なアーティストを多数輩出し、質の高い芸術作品に触れることのできるアムステルダム。郊外には、産業を支える農地や風車村があり、さまざまな楽しみ方ができます。英語はほぼ当たり前のように通じるので、日本人でも観光しやすい街です。